呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

がん保険、入ってますか?

2009-11-28 | 徒然なるままに

某生命保険会社から新しいがん保険が発売された。その名も「がん治療支援保険」
正確には、この保険は2年ほど前に発売されている。基本は既存のがん保険と一緒で、「がん診断給付金」「入院給付金」「通院給付金」などがセットになっている。
通院給付金は、入院を1日以上した場合に、その前後の通院が支払われる。
以前(または他社)のがん保険は、入院を20日以上しないと通院給付金は支払われなかった。それだけでも格段の進歩!
今回、この「がん治療支援保険」に「がん先進医療特約」と「抗がん剤治療特約」が新たに付帯可能となった。
僕はこの話を聞いたときに、正直感無量で、ちょっと大袈裟だけど涙が出るほど嬉しかった。

我が妻は、2002年に乳がんが見つかり、即刻治療を始めた。
その時は、すでに第ⅢステージのB段階ということで、相当進行した状態。
だからすぐには手術が出来ず、抗がん剤治療でがん細胞を小さくして、それから手術をおこなうことになった。
抗がん剤投与は約1年続いた。それほど高い薬ではなかったが、それでも毎月4~5万円はかかったと思う。
がん保険に加入していたので「がん診断給付金(=がんと診断されたら支払われる)」はすぐに支払われた。
でも抗がん剤投与は通院しながら行うので、治療費は保障の対象外。
がん診断給付金のおかげで、毎月の治療代に事欠くことはなかったが、それでも家計を圧迫することは確かだし、将来への経済的不安は残る。
妻は抗がん剤が効いて、がん細胞も順調に小さくなり、1年後に漸く手術を行った。
この「がん治療支援保険」だったら、通院による抗がん剤治療費も保障されるし、手術入院後の、その前後の通院も保障される。
まさに画期的ながん保険だ。

左乳房全摘出手術・・・、女性にとってこれほど辛いことはないだろう。その辛さは、なにものを以っても癒されるものではない。
当然、保険に入っていたからその辛さが軽減されるものでもない。
しかし、がんを治療するのに経済的不安が少しでも軽くなれば、それだけでも安心して治療に専念できる。
日本人の2~3人に一人ががんに罹る時代だ。でも今や、がんは治る病気。
お金の余計な心配をせず、治療に専念するためにも「がん保険」は絶対に必要だ。
早期発見、早期治療。これががんに勝つ必須条件。

がん保険に加入していないあなた、絶対に入ったほうがいいですよ!
もう入っている? では、内容をきっちり見直しすることをお勧めします。
月々の支払いが多少増えたって、万一のときに使えない保険じゃ意味がありません。
妻のがんに気づいてやれなかった情けないオヤジが、心から皆さんにお伝えするメッセージです。



なんだ、宣伝か!って?
違いますよ、本気で心からそう思っているんです・・・。



コメント (3)
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