実家の母親が上京して来た。
正月に両親揃って来て以来、約2ヶ月ぶりだ。毎度のことだが本当にありがたいことだ。
「2月の最後あたりに行こうと思って」と電話が来た時、僕は「無理しなくていいよ」とは言わなかった。
このところ毎週のように土曜は出掛け、場合によっては日曜まで家を空けているため、家の中はぐちゃぐちゃだ。
食べることと洗濯はどうしようもないのでやるが、掃除までは手が廻らない。
だから母が来てくれると正直助かる。
しかし母も今月で78歳になった。
いくら仕事柄、仙台と東京の行き来には慣れているとはいえ、そろそろしんどそうだ。
先日もホームドクター(僕の従兄弟)に「伯母さんもあんまり無理すると、逆にIちゃん(僕の愛称)に面倒見てもらうようになりますよ」と言われたそうだ。
杖は手放せないし、背中もだんだん丸くなってきた。
この前まで左腕も上がらなかったらしい。
それでもまだ息子や孫が不憫で仕方がないらしく、2ヶ月ごとには上京してくれる。
そろそろ手伝いも断る時期かなぁ。
ハァ~、それもまた寂しい限りだなぁ。