久々にマエストロ現田+神奈フィルのコンサートを聴きに行った。
ブロ友のユリカモメさん(勝手に神奈フィルを応援する会・幹事長)のお誘いで。
う~ん、やっぱり現田さんと神奈フィルのコンビはいいなぁ。
以下、僕なりの感想をまとめる。
(が、オケに造詣が深いわけでもなく、感想も的外れかもしれません)
☆神奈川フィルハーモニー管弦楽団名曲コンサート「クラシック名曲紀行」
日時:9月12日(金)午後7時開演
場所:神奈川県民ホール
指揮:現田茂夫
ソロ:千住真理子
曲目:以下の通り
○歌劇「ホヴァンシチナ」より「前奏曲」/ムソルグスキー
小曲ではあるけれど、きれいにアンサンブルがまとまっており、楽しく聴くことが出来た。
まだ1曲目、僕には多少弦が硬かったように感じたが・・・。
○ヴァイオリン協奏曲ニ長調/チャイコフスキー
誰でも知っている?名曲中の名曲。
真っ赤なドレスに包まれた千住さんが聴衆に向ってニッコリ微笑んで挨拶し、演奏開始!
千住さんのソロは、ドレスに負けないぐらい情熱的だ。
時折膝を折り、腰を落としてリズミカルに演奏する。駒の部分からビビリ音が発するぐらい力強いフォルテッシモ!
現田+神奈フィルも、千住さんの熱演に応えてコラボしてゆく。
とても良い演奏でした!
ただあまりの熱演に、第1楽章から盛大なる拍手・・・?まぁご愛嬌でしょうか。
○交響曲第2番/ラフマニノフ
実は僕はこの曲をあまり聴いたことがなかった。
メロディーが思い浮かばないぐらいだから、あんまり聴いていないんだろう。
(その程度のクラシックファンです)
でもダイナミック&メロディアスで、とてもよい曲だった。
弦は相変わらず素晴らしい音質。柔らかさの中にも芯がしっかりした名演奏だ。
木管も、これまた相変わらずの名手揃い。金管も神々しく輝いていた。
打楽器群も頑張っていましたよ!
1~2楽章の壮大さ、3楽章の甘美なメロディー、4楽章の気高いフィナーレ、どれをとっても情熱的な素晴らしい演奏だった。
隣のヨコチャンさんは、思わず「Bravo!」
あまり曲を知らない僕でも、とても満足出来る演奏でした。
しかしこの曲も1楽章の劇的な終わり方に、結構盛大な拍手。
甘美な第3楽章の最後の音が消えたところで、パラパラと拍手・・・。
現田さんも苦笑いだ。
○アンコール:アンダンテ・カンタービレ
これは予想外。白鳥の湖でも来るのかなと思っていたけれど・・・。
でもこの演奏が、またとてもよかった。
本当にこのオケの弦楽器群は素晴らしい。思わずうっとりしてしまった。
石田コンマスがいなかったのは残念だったけれど、よくまとまっていましたよ。
今日の聴衆は??
拍手もバラバラ、千住さんには中途半端な拍手で終わってしまった。
演奏が素晴らしかっただけに、会場の雰囲気がちょっと壊れてしまったのは残念。
コンサート後は恒例の「神奈フィル応援懇親会」
本日はユリカモメさん行きつけの関内「やじろべえ」にて。
このお店は魚類が豊富でとても美味しい。
今日も刺身盛り合わせ、あん肝等でコンサート後の陶酔感を、更に深めたのでありました。