呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

「コール・ウィステリア」第16回定期演奏会

2008-09-24 | コンサート・LIVE・演劇などの話

暫く前に、ソプラノ佐藤郁代さんのコンサートで約30年ぶりに会った中学時代の友人Mさん(旧姓はYさん)の所属する町田の女声合唱団「コール・ウィステリア」の定演を聴きに行った。

☆コール・ウィステリア 第16回定期演奏会~ノスタルジアはるかに

日時:2008年9月23日(火・祝) 14:00開演
場所:町田市民ホール
指揮:村上寛樹
ピアノ:宮崎香織
ゲスト:ヒロ竹内(ウクレレ)

・第1部「唱歌の四季」~「朧月夜」「茶摘」「紅葉」他
・第2部「70年代ポップスソング集」~「SING」「THE SOUDO OF SILENCE」他
・第3部「寺山修司の詩による5つのうた~「思い出すために」(信長貴富作曲)
・第4部「ハワイアンコーラス」~「真珠貝の歌」「ブルーハワイ」他


第1部を聴いていて、実は良くも悪くもいわゆる「ママさんコーラス」のお決まりコースかと思った。
ところが2部3部と聴き進むにつれて、あに図らんや!なかなか素晴らしいコンサートだった。
まず選曲が良い。そしてステージの構成が凝っていてビジュアル的にも楽しめた。
アマチュア合唱団の演奏会の、目指すべき一つの姿がここにあるような気がする。
(すみません、合唱初心者のくせに生意気言って。実はよく分かっていないんですが・・・)

第2部のカーペンターズやS&Gは、聴いていて思わず目頭が熱くなった。
プログラムの目論見どおり、30年以上前の十代の青春時代が蘇った。あの頃は良い曲がいっぱいあったなぁ。
編曲も大変良く、どこの楽譜だろう。ウチの団でもS&Gやりたいなぁ。
第3部の信長氏の曲も良かったですよ。
そして第4部、プログラムを見て「日本初の男性ソロハワイアンダンサー」いうことは分かったが、ヒロ竹山氏のダイナミックなパーカッションに乗せて、本格的なハワイアンダンサーが繰り広げるダンスは、圧倒的な迫力があった。
いわゆるフラダンスではなく、ハワイ地域の土俗的かつ民族的なダイナミックな踊りだ。
う~ん、凄いなぁ!!
もちろん合唱団の歌に合わせた、普通のフラダンスも色っぽくて良かったけど・・・。
それに指揮者の村上氏のオープニングのハワイアンのソロ。
これまたやっぱりプロのバリトン(バス?)歌手、素晴らしかった!



各ステージの衣装も、さすが女声合唱団、華々しかったね。
1部は普通の白黒だったが、2部は全身黒のシックなドレス。3部は一転純白。
そして4部は、その白いドレスにレイと花の髪飾りだ。
決して派手ではなく、女性らしい華やかさでした。

合唱のコンサートって、ハーモニーや音程、声質ももちろん大切だが、ステージ構成とか演出、演奏者のアグレッシブさがとても大切であることが分かった。
そうだよね、合唱コンクールじゃないんだから。少なくても入場料を頂いて「演奏会」を催すんだから。
多少の音程や音質の不揃い、ハモらないところ、ウクレレのコードを覚えていないところ(重ね重ね失礼!)などは、ほとんど気にならないぐらい良く出来たコンサートでした。
そりゃぁそうですよね、なにせもうすぐ創立40周年の合唱団ですものね。
感動しました。勉強になりました! Bravo~~!!です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする