観る・聴く・丸呑み！～コブクロ「5296」

5296 コブクロ,黒田俊介,小渕健太郎 WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M) このアイテムの詳細を見る

実はコブクロのCDを買うのは、このアルバムが初めて！
「コブクロはいい～!!」なんて散々ほざいているくせに、今までレンタルばっかりだった。
でもこの二人の曲が大好きで応援しようと思っているのに、レンタルじゃなぁ～。
ということで、今回は買いました。

というか、何度も同じようなことを書いているけれど、「蕾」はやっぱり聴くのが辛いんだな。
いや、辛いというのは正しくなく、あまりにも胸に響きすぎて押しつぶされそうになる。
要は「感情移入過多」になってしまうんだね。
巨漢？のボクが押しつぶされそうになるのだから、相当な重さなんですよ。
そんなこともあって「5296」もどうしようかな・・・と思っていたんだけど、結局買ってしまった。
案の定、「蕾」はやっぱり重いなぁ。涙なくしては聴けません。
小淵君は、お母さんが亡くなったときどんな気持ちだったんだろう。
どうやって克服して来たんだろう。
そして、どんな気持ちでこの歌を作ったんだろう。
どんな気持ちで歌っているんだろう・・・。

でも、勿論他にも良い曲がいっぱいで聴き応えのあるアルバムだ。
ライナーノーツの歌詞1曲ごとに、その曲を作った背景が記されている。
これって、いいね。
昔のアルバムって、必ずライナーノーツにはアーティストや曲についての解説が載っていたものだ。
勿論音楽評論家の解説だったり、アーティスト本人の自己解説だったりいろいろだけど
これを読むのが結構楽しかった。
最近のアーティストはライナーノーツに歌詞だけ載せて、曲の解説とかはほとんど書いていない。
これってつまらないんだよね。
「5296」は、その曲を書いた時の小渕君や黒田君の心情が語られていて、とても興味深い。

最近は確かに涙もろくなってきた。
妻のこともあるし、年のせいもあるんだろう。
でも、音楽や芝居（含む映画やTVドラマ）や小説などで、涙を流すということは
感受性が豊かになったということで、善しとすべしと思うようになってきた。
人目も憚らず、感動したものにわんわん泣けたら、これは素晴らしいことだ。

徒然なるままに

最近の雑感・・・

♪なんでこんな贅沢なモノ作ったの!?



僕が北海道にいる間に、いつの間にか出来た東京国際フォーラム。
JRに乗っていて有楽町を通過するたびに「なんなんだぁ、この建物は？」と思ったものだけど
実際に中に入ってみると、あまりに立派で無駄ばかり！
だって建物のほとんどが空洞で、上の方は何の使い道もない。
「余裕」が美徳だったバブル時代の設計なのかね。
それにしては出来上がったのは、バブルがはじけて随分経ってから。
もったいない！勿体無さ過ぎる!!

♪楽器を持っている人に弱い・・・



終電に近い南武線武蔵小杉駅でのスナップ。
盗撮だね！
僕は楽器コンプレックスだ。
楽器を持ち歩き、いかにも「私はこれを吹いています（弾いています）」みたいなのに、弱くて、かつ嫉妬する。
件の彼女はアルトサックスを何気なく脇に置いて電車を待っていた。
ううう～、嫉妬心が・・・。
この感覚って分からないだろうねぇ。
音楽が飯より（飯と同じくらいに）好きなのに、いろいろ手を出しすぎて
結局50も過ぎてなんにもモノにしていないショボクレたオヤジの心のうち・・・。
ボクの音楽人生、いったいどこで間違えたんだろう。

♪東銀座・三原橋「千里浜」



この店、好きなんだよね。
年末には旧友達と、年が明けてからは北海道つながりの諸先輩方と呑みに行った。
店内および肴の画像は上手く撮れておらず（酔っていて手元が震えていた？）
店構えだけでもお知らせいたしたく・・・。
昭和のよき時代の『居酒屋』の雰囲気を、未だに残して営業している。
銀座近辺の人生の先達方が、5時前から呑んでいて6時には満席。
魚が、刺身も焼きも煮も、美味しいんだもの！
昭和に乾杯!!