呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

お母さんへの手紙 その14~「年が明けました」

2008-01-13 | 家族のこと
久しぶりですね。
いつの間にか年が明けて新しい年になりました。子年です。
もうお母さんが逝ってから7ヶ月が経ったんですね。
「四十九日が過ぎたら、一周忌までは早いよ」と誰かが言っていましたが、まさにその通りです。
Wの受験だなんだとやっているうちにもうすぐ春が来て、そうなるとお母さんの一周忌のことを考えなくてはならなくなります。
本当にあっという間、こうやってこれからも月日が過ぎていくんでしょうか。

去年の年末は、Yが友達と年越しということで帰ってきませんでした。
だからWと二人で「すき焼き」にしました。
二人で紅白歌合戦を観ながら鍋をつつきました。
なんかあんまり盛り上がらなかったけれど、仕方がないね。
ここにお母さんがいない不思議さ・・・いつまでも慣れません。

レコード大賞はコブクロの「蕾」でした。
この歌、やっぱり小渕君が12年前の18歳の時に亡くした母親のことを思って作った歌なんですね。
YやWと同じ頃ですね。
TVの「東京タワー」が始まってこの曲が流行り始めた時、お母さんはどんな気持ちで聴いていたのでしょう。
あのころから、もうお母さんの体調は良くなかったはずだから・・・。
今回の紅白は最後まで観ました。
いつもだったら大抵酔っ払って寝てしまっていましたが、なんか食事の後始末なんかしていたら、眠くならなかったですよ。
いつの間にか年が変わっていました。

元旦には仙台の両親と弟のS家族が来てくれました。
久しぶりに賑やかなお正月を過ごしました。
僕とSは相変わらず呑みすぎでヘロヘロでした。
仙台のおじいちゃんは11月に腰を打って、背骨にひびが入ったそうです。
3週間は入院と言われたことで、正直このまま寝たきりになったり、ボケたりするんじゃないかと随分心配しました。
でも奇跡的に?回復し、杖をつきながら上京してきました。
なんとしても息子や孫と正月を過ごしたかったんだろうね。
本当にありがたく嬉しい限りです。

7ヶ月が経っても、お母さんのいない生活にはなかなか慣れません。
家で息子たちと飯を食べたりTVを見たりしている時や、仲間と呑んでいる時は結構忘れています。
でもちょっとした時にお母さんを思い出し、なんでここにお母さんがいないのかということに納得できないことがしょっちゅうです。
なかなか慣れませんね、もう数年は無理かもしれません。
Wの受験はもうすぐです。
今年はみんなで合格祈願には行けませんでした。
Wは友達と湯島天神に行ったようです。
友達のYがWにお守りを贈ってくれたよ。ありがたいねぇ。
こういう友達関係は本当に大事にして行きたいと思います。
お母さんもWに力を貸してください。
力はそれなりにあるんだけれど、なにせスタートが随分遅かった。
去年の春・夏から本気になっていれば、それなりのところを狙えたんだろうけど
ちょっと遅すぎたなぁ。
なにとぞよろしくお願いいたしますね!

今年の正月は五月晴れのように天気が良かったです。
お母さんが入院した頃を思い出します。
あの時もずーっと五月晴れが続いていました。
一度あの五月晴れの空の下を散歩したかった。
車椅子でもいいから連れ出したかったね。
残念です。
Wのことは、また報告します。
ぜひ見守ってやってくださいね。
それでは、また!

ippoより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする