呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

観る・聴く・丸呑み!~TV映画「手紙」

2008-01-09 | 映画(DVD)の話
手紙 スタンダード版

日活

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♪映画「手紙」~TV版

昨年末にテレビでやった「手紙」を録画しておいて、正月休みに観た。
原作は東野圭吾。原作はなかなか感動的だった。
さて映画は??

映画が公開されたとき、原作も良かったし、なにせ当時お気に入りだったエリカちゃんが出演するということもあり、是非観たかった。
(今やエリカ様だもんね、ちょっと興醒め・・・)
相変わらずTV映画の宿命で、CMで話がボツボツ切れるのは気に入らないけれど
内容的には原作の良さをスポイルせずに、上手く表現していたと思う。
なんと言っても主演の山田孝之が上手いし、沢尻エリカはやっぱり可愛いだけでなく大物だ。
ほぼ主役と同格。地味な工場勤めの女の子から、色気漂う女子大生(専門学校?)、そして清楚な人妻と健気な母親役・・・、見事に演じている。
山田孝之も食われ気味だったかも。

映画は強盗殺人罪で服役中の兄から、毎月手紙を貰う弟の葛藤と家族愛がメインだが、「殺人犯の家族が味わう苦しみも含めて、罪の償い」という、重く辛いテーマも含んでいる。
物語としては、弟が最後は兄と共に、自分の家族も含めて罪を償うことを受け止めて生きて行こうとするところで終わるが、実社会ではこれからももっともっと辛い大変な生活が待っているんだろう。
いくら家族は別の人格で、罪は関係ないといっても、そうは行かないのが世の中。
そういう意味ではハッピーエンドというよりは、重苦しい課題を投げかけて物語を終えたのだと思う。
犯罪の加害者情報をもっと開示すべきという論議もある。難しい問題だ。
でもやっぱりエリカちゃんは、可愛い・・・。あの舞台挨拶はなんだったのだろう・・・。
コメント
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