西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

市民雑学的な本の買い方

2012-01-25 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日、病院に定期チェックに行った帰りに、気分が良かったので本屋に寄って「インパクト・ショッピング(衝動買い)」してしまった。と言ってもささやかな5千円ほど、中公新書5冊である。

まあ、大手の「学術的新書」類は、老舗の岩波新書、講談社学術文庫そしてこの中公新書の三つであろうか。

順不同に
・越後島研一著『ル・コルビュジェを見るー20世紀最高の建築家、創造の軌跡ー』(1909)番
・内井惣七著『空間の謎・時間の謎ー宇宙の始まりに迫る物理学と哲学ー』(1829番)
・渡辺 裕著『歌う国民ー唱歌、校歌、うたごえー』(2075番、最新)
・田中 修著『雑草のはなしー見つけ方、たのしみ方ー』(1890番)
・竹内 洋著『教養主義の没落ー変わりゆくエリート学生文化ー』(1704番、今日買った中で一番古い)


これらを見て気づく一つは、全て副題が付いている、これらの本では本題と副題で「一本」なのだな、と改めて認識した。

これって、「繋がり、関係性」を無理に言えって言われれば言えない訳ではない。
しかし、まあ「雑学的な本の買い方」だ、と言っておきたい。

ぼちぼち楽しみつつ読んでいきたい。

ところで、買った後の帰り道、「本を買う」とはどこまでを言うのかな、という疑問が浮かんだ。確かに5千円ほど支払って今日5冊の本を「買った」と言えるのだが、その時点で「買った」ものを全て「消費」つまり読了していない。

さらに、「消費」の質まで問題にしようと思えば出来る。本の「消費」は、やややっかいな問題かな、と思った。