ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.3.26 爪囲炎その後、皮膚科クリニック再診 ひたすら荷造り・・・

2014-03-26 22:37:14 | 治療日記
 朝起きるとなんとなく喉が痛い。寝不足だし疲れているから、風邪をひいても少しも不思議ではないけれど、今、風邪をひくわけにはいかない。これはまずい!と思って葛根湯を取り出し、食前に小建中湯、葛根湯の漢方2種、食後にラックビー、ロキソニン、フロモックスと3種類を飲む。なんとも薬三昧である。

 息子には、かかりつけのクリニックで各種常備薬を出して頂き、月末に引っ越すことをご挨拶してくるように、と言い置いた。息子が通った小学校の校医でもある先生は、職業インタビューに協力してくださった方。何より生後2か月にもならないうちから、以来、現在まで18年間、ホームドクターとしてお世話になっている先生なのだ。
 「部活は何をするのか。(自分は)いつ遊びに行ったらいいのか。」などと声をかけて頂いたという。息子が下宿する場所を説明すると、その近くには美味しいすき焼き屋さんがあるから、ご両親に連れて行ってもらうと良い、というお話しもしてくださったそうだ。

 今日も出勤すれば午前・午後と、年度末・年度初めの事務作業に忙殺される。昼休みは息子が持参するものを物色するため駅前まで、と忙しない。
 夕方は1時間早退して、先週初めて診て頂いた皮膚科クリニックへ向かった。今日の昼食後で抗生剤を飲みきった。前回、1週間様子を見てください、と言われていたので、すっかり良くなっていればもう行かない手もあったのだけれど、相変わらず痛みも腫れも残っている。
 もちろん先週の今頃、ちょっと触れるだけで飛び上がるほど痛んだのに比べれば、嘘のように軽減されている。が、靴に当たったりすると相変わらず痛みで顔をしかめるほどなので、いまだ足を庇いながら歩いている。気付けば、腰痛と明け方に足が攣るのが悩みの種だ。
 20分ほど待って診て頂くと、「ほお、大分良くなっていますね。良かった。」とのこと。もう1週間抗生剤を飲んで、それで多分もう大丈夫でしょう、と同じ抗生剤フロモックスを処方して頂いた。
 処置室に移動して、消毒とバラマイシン軟膏を塗って頂き、終了。気になるのはすっかり大きく育ってしまった肉芽腫だ。爪の脇に沿ってぷっくり赤くなって(若干膿んで黄色っぽいところもある。)盛り上がっている。周りの皮膚が大きく赤剥けたけれど、新しい皮膚が再生された感じ。「腫れも痛みも引いて治ったら、この部分も元通りになるのでしょうか?」と訊いてみると、「うーん、難しいですね。治ってしまう場合もあるし、そのままの場合もあります。が、その場合は液体窒素で焼き切る治療が出来ますから。気になるようなら・・・」とのこと。このままこの肉芽腫が残ったままでは見た目もちょっと切ないが、治療が出来ると伺ってほっとした。
 会計を済ませ、1階下の薬局で待つこと30分。薬を受け取って帰宅した。

 夕食の後は、息子の引っ越しの荷造りをただひたすら黙々と。当初、大物家具は全て備え付けだし、身の回りの品を最低限持ち込むだけだから、まあ段ボール数個程度だろう、などと甘く考えていたのだけれど、いざパッキングを始めてみると、洋服も靴も大きいから、かなりガサばる。
 いやはや、息子のこれっぽっちの荷造りで早くも顎が出ているのだから、もう引っ越しなんぞは一生ご免である、と独りごちる。
 宅配業者に電話確認をしたところ、普段なら東京から京都は翌日着だが、年度末で混んでいるので中一日みて欲しい。しかも1個や2個でないとすると、午前中の集荷は難しい。午後も2時間ではなく4時間前後の余裕をみてほしい、と言われる。引越しシーズンだから致し方ないのだろう。
 金曜日の午後に予約を入れ、息子にスタンバラせることにした。

 あと2日仕事をすれば週末だ。息子がこの家のベッドで眠るのも今日を入れて4日。カウントダウンになってきた。
 

コメント
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