ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.3.18 春一番!の嬉しい知らせ

2014-03-18 21:01:52 | 日記
 今日は、昨年より17日遅れで関東地方に春一番が吹いた。4月下旬並みのポカポカ陽気だったという。昼休みに外に出たが、文字通り冬のハーフコートはただのお荷物になった。
 ようやく待ちに待った春がすぐそこまで来ているのだな、となんとなく笑顔になる。

 もちろん今は、天気予報で東京都の地図が真っ赤に染まるほどスギ花粉飛散のピークであるから、花粉症歴10数年の息子にとっては辛い季節なのだが、幸い今年は薬が奏功して例年より鼻の通りが良いという。目の方が真っ赤になって辛そうだったが、先日新調した花粉対策眼鏡のおかげで、大分楽に過ごせているようだ。

 さて、以前このブログにも書いたけれど、息子がかれこれ7,8年お世話になっていた美容師のMさんから「病気で入院中しますので、次回○○君から予約を頂いているけれど担当出来ません。申し訳ありませんが・・・」とお電話があった。そのため、先月カットに伺った時にはお目にかかれなかった。
 3月には元気で復帰します、ということだったが、先月、私の担当であるSさんに様子を尋ねたところ、ちょっと難しい顔をされて「実は今、ICUに入っているのです。」ということだった。とても心配で、夫にだけは話をした。もちろん受験中の息子にはそんなことは告げることは出来なかった。

 今週末の三連休、家族揃ってカットの予約を入れていた。が、何度も書いている通り、息子が東京を離れて古都の大学に進学することになり、引越し先の下見等に出かけるため、美容院に行くことが出来なくなった。
 前回、写真撮影の前だから、といつもより長めにカットしてもらった息子。もうかなり延びてしまい、鬱陶しくて、早く切りたい、と五月蠅いのだけれど、なにぶんなかなか日程が合わない。土日が全て埋まっているので、やむなくドタバタ大忙しの今月最終週(引っ越し2日前!)に予約を変更したいとの電話を入れた。おそるおそる「Mさんは・・・?」と訊くと、受付の方が「復帰していますよ。その日も出勤です。○○君の担当出来ますよ。」とのお答え。思わず「良かった~、ずっと心配していたんです。」と言ってしまった。本当にほっとした。
 まだ若く、一昨年お嬢さんが生まれたばかりのパパだったので、とにかく良かった良かった、と胸をなでおろした。

 その日は3人でさっぱりカットしてもらった後、滑り込みでいつもの写真館に移動し、大学入学祝いの家族写真を撮る予定だ。
 「何もこの忙しいときにそんな無理して撮らなくても・・・」と夫は言うけれど、我が家の大事な家族行事だ(そういうてんこ盛りな予定を立てるから、オーバーフローして“忘れ物女王”になるのでは、と夫は言いたそう。)。
 「来年以降、息子とは離れてしまうから、これ迄のように誕生日直近の休みの日には撮影出来ないかもしれないし・・・」と説得した。

 春はそこまで。あと、もうひと踏ん張り、である。

 
コメント
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