お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 自転車生活の転機となったライドがある。
 
 4月の「甲府からの自走帰還」だ。
 
 予定を立てた時点の距離が150km以上。当時では自己最長の距離だ。おまけに本栖道という坂もある。
 
 本当に帰って来れるのか? 何度も自問自答を繰り返し、不安と戦いながらも、「行こう」と決心した。
 
 それまで辛い坂は押して上がっていた。湘南平、ヤビツ峠とだんだんと登れてはいたが、それはMTBの軽いギアをもってしてのもの。今回はBD-1のノーマルだ。買ったままの状態で、何もチューンナップしていない。BD-1で上った経験があるのは土山峠だけ。当然ながら自信はない。
 
 でも、行きに輪行するなら、選択肢はBD-1しかなかったのだ。私が持っている折りたたみのMTBは、輪行するには重すぎた。


 本栖道は何度も休憩した。歩いていては自宅にたどり着けない。何度足を着いてもいいから、とにかく歩くのだけはやめよう。それが、この日の私自身が決めた唯一のルールだった。

 苦しみ抜いて本栖道を抜けたときに、目に飛び込んできた富士山。圧巻だった。
 
 そして富士山を常に見ながら、富士五湖を回る。きつい上りはなく快適だった。
 
 ところが、河口湖から山中湖へ向かう緩い上りに音を上げた。足のビンディングが当たっている部分も痺れてきた。倒れ込むように道の駅富士吉田へ。
 
 さらに山伏峠への短いがきつい坂。下るだけだと思っていた道志みちも、意外とアップダウンがあり、ほとんど力尽きる寸前までになった。足の痺れは取れず、ペダルの反対のフラット部分で漕いだ。
 
 そしてたどり着いた青山の交差点。まだ自宅までは20キロ以上ある。でも帰ってこれたよ、ここまで・・・と、やっと気持ちが落ち着いてきた。
 
 午前6時前に甲府を旅立ち、約12時間後の午後6時に帰宅できた。走行距離174.88km。平均時速は19km/h。
 
 休憩は何度もしたが、自転車を押すことなくこのライドを終えることが出来た。「BD-1で甲府から帰ってきたよ」ーーこのことは、自分にとってすごい自信となった。そしてこの日を境に、坂がそれほど辛くなくなった。きつい坂を押して上がることもなくなった。不思議なものである。
 
 今年の6月に念願のロードを手に入れた。それで200km以上を走ることもあったが、やはりBD-1でのこのライドがすべての原点だ。辛いし、足が痺れて涙が出そうになったが、終わってみると楽しかったし、充実感にあふれていた。これがツーリングの面白さなんだね。自転車っていいよ。こんなに素敵なものだったのか。そう感じたライドだった。
 
 今年1年は私にとって自転車元年。夜明けの年でした。
 
 そして、自転車の仲間がいっぱいできた年でもありました。
 
 自転車は最高! です。

 今年の大晦日も除夜の鐘を聞きながらの仕事です。皆様、よいお年を!

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 BD-1でチャリンコ通勤<12月30日=127>
 

築地場外市場前にて。年末とあってすごい人出でしたね

 昨日よりは寒くなかったが、相変わらず風が強い。調子もなんだか悪くて、足も回らない。
 
 この日はR246~目黒通りコース。恩田川の登り坂でローディーにパスされた。仕方ないッスね。追える足がありません。
 
 目黒通りでは、外国人(欧米系)のクロスバイク乗りに出会った。赤いジャージの前をはだけて走っている。背が高く、足も長い。サドルの位置もびっくりするほど高い。
 
 ところがこの野郎、ちゃんとした格好をしているわりにはやたら信号無視をする。上野毛通りから目黒通りに入ったあたりで最初に出会ったのだが、あっという間にはるか彼方に消え去った。まったく、何てヤツだ。
 
 しばらく走っていると、赤いジャージが再び視界に入ってきた。あれ、追いついたよ。風のせいで、それほどスピードが出ているわけじゃないのに。
 
 で、信号ダッシュで前へ出た。するとすぐ追い抜いてくる。あれ? この野郎、勝負するのかい?
 
 また抜き返す。信号無視野郎なんかに負けられるか。
 
 陽気な性格だったら話しかけてくるのだろうが、ヤツはそうではないらしい。知らん顔してしつこく抜いてくる。
 
 信号で差が広がり、それを詰めて大きい交差点の信号(さすがにここはヤツも無視できないようだ)で追いつき、また追い抜いてまた抜かれて・・・。そんなバトルを繰り返し、ヤツが信号無視をするたびに、思い切り睨みつけてやる。
 
 その教育の成果か、白金台駅の先の横断歩道だけの信号で、ようやくクリートを外して私の後ろできっちり止まった。よしよし。それでいいんだ。
 
 ところが、信号が青に変わるとまた抜いてくる。おいおい、おとなしく後ろについてくる気はないのか。スピードはお互い同じようなものじゃないか。

 その先の清正公前の信号は赤。ヤツは歩道に逃げてそのまま左折。逃げられたか? いや、左折の信号が青に変わった。よし!
 
 左折からは下り。ヤツも歩道から車道へ出てきて思い切り回している。抜かれまいと、相当こちらを意識してる。よっしゃぁ! ここで日本人の意地をみせてやる。こちらも思い切り回した。
 
 そして・・・。

 日本人が乗る小径車に下りで抜かれたという思い出を胸に、ヤツは母国へ帰ることになった。
 
 古川橋で振り帰ると、ヤツの姿はなかった。
 
 
 さて、今日で走り納めです。自転車通勤は127回目となりました。半端な数字ですが、仕方ありません。通勤だけで約5200km走ったことになります。
 
  ◆サイコンによる記録
       距離 39.51km
       平均時速 22.2km/h
       走行時間 1時間47分24秒
       最高速度 50.9km/h
       ※06年の通算 10403.23km
       
 月間は1000kmには足りませんでしたが、年間1万キロを達成できたので、よしとしましょう。
 
    通算      月間
01月 00479.54   0479.54
02月 01034.17   0554.63
03月 01897.85   0863.68
04月 02861.35   0963.50
05月 03591.41   0730.06
06月 04481.37   0889.96
07月 05273.99   0792.62
08月 06276.75   1002.76
09月 07278.15   1001.40
10月 08413.50   1135.35
11月 09534.78   1121.28
12月 10403.23   0868.45

※各サイコンの状況(自分の備忘録です)
◆BD-1  通算 1666.3km(06年9月21日に電池交換でリセット)
    ※6月27日より白のBD-1(自転車通勤回数は70) 通算約2870km
    ※赤のBD-1(06年5月の事故で再起不能に)の走行距離は約3900km
◆FELT  通算 3023.2km(06年6月以降)
◆MTB   通算(ワイヤレス) 2014.1km(06年3月以降)
     通算(ワイヤード=現在使用せず) 3589.6km(04年8月~06年3月)

※自転車に乗り始めてからの通算(04年7月以降)
  1万5396.9km

  06年 10403.23km
  05年 03674.47km
  04年 01319.2km

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 BD-1でチャリンコ通勤<12月29日=126>
 

近づいてきましたよ。・・・さて、今年は誰が逃げるんでしょうか?

 12月の中旬までは順調にきていた自転車通勤も、後半はほとんど乗れてない。まあ、年末ですから仕方ないッスね。それなりにいろいろありましたから。
 
 ということで、12日ぶりとなったこの日の自転車通勤は、まだ今月の8回目。BD-1に乗ったのも久しぶりだった。
 
 澄み切った青空なんですが、風が冷たかったですね。特に、多摩川を越えたあたりから向かい風が強くなった。いつもはスピードが乗る都内の中原街道も、思うように前に進まない。お昼抜きで出てきたので腹も減ってきた。ちょっとハンガーノック気味になったようだ。
 
 ちょっぴり疲れた、久々の自転車通勤でした。31日は乗れない予定なので、明日の自転車通勤が今年の走り納めです。

 
  ◆サイコンによる記録
       距離 42.40km
       平均時速 23.0km/h
       走行時間 1時間50分23秒
       最高速度 51.8km/h
       ※06年の通算 10363.72km
       
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 前夜のどしゃぶりから一夜明けた27日、春を思わせる陽気に誘われてロードにまたがった。
 
 この日の夜に自転車海苔の忘年会が相武台で行われる。出席するために休みを取ったが、昼間は特にすることがない。じゃ、ヤビツに行こうかと思ったが、路面が濡れてそうだし、風で落ち葉だらけかもしれない。う~む、じゃ海か。
 
 境川から江の島へ。そしてR134。おぉ~、40km/h超巡航! 車にも負けないぞ。レースにも出たし、実力がついたか? って、猛烈な風が吹いてますね。追い風です。ということは・・・。
 
 
逗子海岸にて。江の島の向こうに富士山! 雲がかかっていましたが、この場所からこんなに綺麗に見えたのは初めて


太陽の季節 ここに始まる

 渚橋からの帰りは地獄。向かい風というより強烈な横風。車道に吹き飛ばされそう。ときどき、波しぶきも飛んでくる。巡航は25km/hからどんどん落ちる。きついッス。
 
 途中、下の娘がバスケットの試合をしている鵠沼中学に寄ろうとしたが、地図も持ってなくカンで走ったせいか発見できず。まあ、「絶対、来ないで! その格好で!!!」と言われていたので、見つからなくて良かったかも。
 
 これでロードは走り納め。6月に購入して約半年で、走った距離は3023.2km。
 
 その中で印象に残っているのは、
 
 富士スバルラインから富士山一周(213.68km)
 霞ヶ浦63.69km)を走り、一泊して鹿島神宮からの自走帰宅(245.31km)
 伊豆山伏峠から箱根峠越え(193.58km)
 
 の3つのロングライド。今、自分のブログを読み直しても、我ながら良く走ったもんだと思います。ロードバイクの力ってすごいッス。
 
 
 さて、シャワーを浴びて、忘年会へと向かいましょう。


自転車海苔が集った双龍@相武台


ヤビツ峠に捧げる歌を熱唱

 参加されたのは、TETさんmasa兄さんふぉあぁさん&た♂くん・つ♂くんtake4さんDEEさん、tanakaさん、sudobanさんyuzitoさんtetsuさんikedaさんCarmenさん、黒シャチさん、nice1さん510さんとらさん、Tёki-yaさん、あきらさん@双龍の大将、キムライダーさん、 tokidokiさん赤オペラさん、haruちゃん、hiroさんしいちょさんこんさん(ソースはTETさんからお借りしています。ありがとうございます)と、境川のmasaで総勢27人!
 
 こういう会は初めての参加で少し緊張していましたが、みなさんの楽しい話に笑わされてばかりだったような気がします。素敵な自転車海苔のみなさんに囲まれて、楽しい楽しい夜を過ごさせていただきました。みなさま、ありがとうございました。双龍の大将、ごちそうさまでした。今後ともよろしくお願い致します。
 
 途中、「なおえつ集合」なんて声が挙がったような気がしますが、きっと空耳ですね。だいたい、私の持っている地図には「なおえつ」なんてのっていないので、道が分かりません。
 
 終電ぎりぎりに会を失礼させてもらったわりには、翌日は自転車通勤の時間に起きられず、いい天気にもかかわらず無念の電車通勤となりました。今月の休みはもうないし、月間1000km達成は不可能となりました。でも、電車で「シャカリキ」が読めたからいいか。現在、4巻の途中です。

  ◆サイコンによる記録
       距離 72.83km
       平均時速 25.3km/h
       走行時間 2時間52分33秒
       最高速度 52.5km/h
       ※06年の通算 10321.32km

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 いよいよ「日産スタジアムサイクルパークフェスティバル X'mas Special」のレース当日を迎えた。午前5時起床。いつもは寝る時間だ。そして6時出発。まだ暗い。
 
 自走で日産スタジアムへ向かう。私にとってはホームスタジアムへ向かういつもの道だが、カミさんにとっては約20キロのちょっと辛い道のり。なるべく汗をかかないよう、ゆっくりと進む。

 十日市場へ着くころにだんだんと夜は明けてきた。

 鶴見川を走っていると、ピンク色に染まった富士山が見えた。ここから富士山が見えるんだって初めて知った。

 やがて太陽が右手に見える。え!? 鶴見川って思いきり蛇行してるんだ。これも初めて気が付いた。

 午前7時過ぎに日産スタジアムに到着。カミさんとの試走では1時間半ほどかかったが、早朝とあってだいぶ早く着くことができた。

 マラソンゲート付近へ行くと、当然ながらコースのため封鎖されている。

 「すいませ~ん。ここ通れないんですか?」
 「今日は自転車のイベントがあるんで、一般の方は通れませんよ!」
 警備のおじさんが高圧的に言う。あの~、この格好が一般の方に見えますかね。
 「それに出るんですけど・・・」
 「あ、そう! じゃ、開けてあげるよ」
 いきなり低姿勢になって、スタッフまで呼んでくれた。私たちは一般の方ではなく、特別な方だったようだ。

 プログラムにはアクセスマップがあるが、車だけではなく、自走で行くためのアクセスマップをちゃんと書いておくべきだろう。

 西ゲート(メーンスタンド前)で受付を済ませてぶらぶら歩いていると、ちうこさん、ぴろまろさんご夫妻発見! 埼玉スタジアムで初めてお会いして以来の再会です。お互いに初のレース参戦。ご一緒させていただきました。
 

カミさんはママチャリ(左)で出場。右はちうこさん、ぴろまろさんご夫妻のバイク


メーンスタンド前のピット

 レース前に試走がある。
 「参加者のみなさんは必ず試走して下さい」とアナウンスがあり、レース終了後には「試走をしていない方は失格」と流れていた。足首に巻いたチップで判断するようだ。でも、カーブもきついし、激坂もあるし、言われなくても試走はしますけどね。

 カミさんは1周。私はチップを外すのが面倒だったので、人数分の2周を走った。回りを見ると、皆さんのんびり走っているが、いざレースとなると豹変するんだろうな。


いよいよスタート

 午前9時スタートの予定だったが、ライダーズミーティングが長引き9時5分のスタートとなった。メーンスタンド付近は日陰なので寒い。もっとテキパキやって欲しいものだ。

 スタートはローリングスタート。MTBの女性選手(誰だったが記憶にない)が途中まで引っ張る。

 のんびり走るのかと思ったら、これが結構速かった。「前の人を追い抜かないで下さい」というローリングスタートなのだが、なんとなく追い抜いている人もいた。というか、ペースに合わせていたら追い抜いてしまうといういう状況だった。


トラックを疾走(黄色いジャージが私です)

コースはこちらに 

 小机フィールド横でチェッカーフラッグが振られる。ここからがスタートだ。スピードが上がり、どんどん追い抜かれていく。やば。頑張らねば。
 
 なんとか速いトレインの後ろにと思うのだが、当然ちぎられる。やたら速いママチャリもいる。子供も女性も速い。ちょっと圧倒され気味だ。
 
 1周目はまだ集団だったこともあり、それほどスピードも上がらなかったが、2周目、3周目と集団もバラけ、徐々に慣れてきたこともあり自分のペースで走れるようになってきた。
 
 3周走ったところでカミさんと交代。ピットに入って足首に巻いたチップをつけかえて、カミさんのママチャリスタート! おお~、どんどん抜かれていく・・・・。コース1周は3キロ。何とか10分以内で戻ってきてくれよ。
 
 予定では2周→1周のペースか、4周→2周のペースで、カミさんには4周ぐらい走ってもらおうと思っていたのだが、試走を終えて「2周連続は無理」と結論が出た。そして作戦会議の結果、スタートから3周は私。その後は4周→1周で行けるところまで、という形で攻めることにした。
 
 「2人抜いたよ!」。そう言いながら意外と早くカミさんは帰ってきた。よしよし、でかした。
 
 私たちの出場しているカテゴリーのチーム数は9(受付横の掲示では「7」だったが、レイトエントリー分が掲載されていなかったようで、最終成績では9チームとなっていた。「なるしまなんとか」って名前もあったりして、ちょっとビビッた)。その6位までが表彰対象となっている。「あわよくば」と色気も出てきている。
 

気持ちいいぞ(黄色いジャージが私です)

 陸上トラック部分はさすがに気持ちいい。風もなく、路面もよくて(当たり前)、第1コーナーを回ってバックストレートでは時速35キロぐらいの巡航。
 
 ただ、第4コーナーから右へカーブしてスタジアムを出て行くところの幅が狭くなるので、無茶なスピードは出せない。
 
 スタジアムを出ると直角の左カーブ。そして下へ降りるために右へ直角カーブし、少しきつめのカーブから、Uターン気味のヘアピンカーブへと向かう。最初はゆっくりと後ろをついて行ったが、走るにつれてスピードコントロールがうまくなってきて、なんとなく攻められるようになってきた。といっても、最後のヘアピンだけは、ほぼ1列となってアウトから抜け出すことになる。
 
 そこから続くストレートが高速区間。ここでスピードを上げ、野球場方面へ向かう。
 
 幅の狭い対面走行区間を抜けると、幅の広いストレート。しかし、ここは向かい風が吹く緩い登り坂。スタート当初は頑張って一人で走っていたが、中盤あたりでは後ろになるべくつくようにして走ってみた。落チン! こんなに軽く回していいのだろうかっていうぐらい。特に、体の大きな人の後ろは最高でした。

 見ていると、高速トレインは別にして、こんな幅の広い道なのに、なぜかみなさん左の端っこに寄ってほぼ2列で走っていた。
 
 ところが、終盤あたりになると、後ろについても時速30キロが出ていない。みなさんお疲れの様子なのか、足を休めているのか時速は27~28km。で、ここが勝負どころと、果敢に一人で飛び出して30キロ超え巡航で走った。すると、「飛んで火に入る夏の虫」状態で、すぐに後ろにつかれますね。ええ~い、この野郎! でも今まで自分がやってきたことだ。仕方ない。引っ張ってやるからついてこい! なんて、威勢だけは良く突っ走る。
 
 この登りを終えてカーブを回ると、追い風下りの超高速区間。時速37~38キロぐらいでぶっ飛ばす。
 
 ここで何人か抜いたところで、また対面通行の幅の狭い区間に入る。カーブを左、右、左と回ると石畳道の広場。右に曲がってまた左に直角に曲がると、右手に激坂の入り口がある。ビルで言うと3階分ぐらいを一気に登る感じでしょうか。
 
 直前が急カーブなのでうまく勢いもつけられない。必死のダンシング。それでも結構抜かれた。凹むなぁ。やっぱり坂はヘタレです。
 
 この坂は女性にはきつすぎたようで、終盤には歩いて登っている姿を何度か見かけた。ちなみにカミさんは歩かずにちゃんと最後まで登ったそうだ。
 
 そのカミさん、3周目は少し時間がかかった。さすがに疲れたようで、「もう走れない」と言いながら帰ってきた。
 
 最後にカミさんからバトンタッチして走り出したのが残り20分ぐらい。3周はできるかなと思っていたが、その3周目の途中で「あと6分」という声を聞いた。どこかのチームの応援団か。「ラストだ。頑張れ」。そんな声を聞きながら、最後の周回を走る。
 
 出場した午前中の2時間の部は午前11時02分でゴールはクローズされ、その時間以降にゴールした人からレースは終了となる。
 
 レース出場は初めてということもあり、走っている最中は「とにかく事故しないように」「ひとりでも多く抜く」ということしか考えてなかったので、時間感覚がまったくなかった。残り20分あまりで3周しかできないはずなのに、まだまだ走る気でいた。3周回ってゴールに帰ってきたときに、クローズされていたのを見たときは、ちょっとガックリだった。
 
 結局私が14周、カミさんが3周の合計17周というのが結果。カミさんが走っている間の10分弱が、私にとってはいい休憩になったようで、足も売り切れず快調に走れた。これがひとりだったら、もっとペース配分とか考えなくてはいけないだろう。
 
 リザルトは午前11時30分から発表のはずだったが、待たされて待たされて、ようやく12時過ぎに発表。
 
 おぉ、なんと3位入賞です!
 
 1位が18周(1時間54分41秒、av28.25km/h)
 2位が17周(1時間58分09秒、av25.89km/h)
 
 そして3位の私たちは
 17周(1時間59分58秒、av25.50km/h)
 
 タッチの差で17周でした。ちなみに4位は15周だったので、最後の周回が間に合わなくても3位でした。1位のチーム(男性2人、女性1人)は速すぎですね。ベストラップもこのカテゴリーでは5分43秒02とダントツだった。
 
   ◆サイコンによる記録(レース)
       距離 44.32km(14周=14×3kmより多いのは「?」)
       平均時速 28.9km/h
       走行時間 1時間32分03秒
       
 上記は私のサイコンの記録。カミさんのママチャリにはサイコンなんて付いてません。で、計算すると、カミさんは
    距離 9km
    平均時速 約19.3km/h
    走行時間 27分57秒
    
 相当な誤差はあると思いますが、それはさておきあの坂があって平均時速が19km/hだから、相当頑張ったようです。当初の予定では平均16km/h行けばいいかなと思ってたので、表彰台はカミさんのおかげです。感謝感謝。
 
 ちなみに私のベストラップは6分13秒61。5分台をひそかに狙っていたのだが、まだまだ実力不足のようです。


3位入賞!

 この日はちうこさんのご紹介でたくさんの方とお会いしました。3時間に出場された京都のひでやんさん、三ツ沢の山を越えて自走で見学にこられたまっすーさん、そして最近小径車を購入されたぱっさりんさんご一家。そのこともあって、楽しい楽しい1日となりました。
 
 帰りのカミさんはもうヘロヘロ。会場で雑誌のアンケートに「楽しかった」と答えていたカミさんだが、もう疲労困憊。時速15kmで前を走ってもついてこれない。頑張ったからね。ありがとうね。で、次回も頼むよ。
 
 初めて参加したレースでかなり緊張していたが、終わってみれば楽しいものだった。来年は頑張っていろんなレースに出てみようかな、なんてちょっと思ってます。
       
  ◆サイコンによる記録(トータル)
       距離 90.82km
       平均時速 20.4km/h
       走行時間 4時間25分58秒
       最高速度 42.9km/h
       ※06年の通算 10248.49km
       
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 忘年会やら雨(予報)やらで、自転車通勤は4日間お休み。というか、4日間続けて乗らなかったのは久しぶりだ。更新も少し途絶えました。すいません。
 
 とうことで体調万全でレース前日を迎えた。中央林間の自転車屋で少し調整してもらったあと、境川を往復20キロばかり走って翌日に備えた。足は余り回らないが、自転車に乗らなかった翌日はだいたいそんな調子。その翌日が実は調子が上がる。・・・・ということは?
  

つきみ野から境川へ降りるところにあるさくらの散歩道にて

  ◆サイコンによる記録
       距離 28.47km
       平均時速 23.1km/h
       走行時間 1時間13分45秒
       ※06年の通算 10157.67km
       
       
 そして24日のクリスマスイブに、初のレースがやってきた!
 
 
24日午前9時6分、スタート!

 詳細はもう少しお待ち下さい。

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 今週末のクリスマスイブは、我らがトリコロールのホームスタジアムを走る。
 
 「日産スタジアムサイクルパークフェスティバル X'mas Special(大会プログラム)にエントリーし、私がロード、カミさんがママチャリというペアで、2時間のエンデューロに挑戦するのだ。レース出場はもちろん初めて。一昨日に参加証が届き、ちょっと気持ちは盛り上がり気味だ。これで、ロードバイクに目覚めた今年を締めくくるつもりだ。

 5月に日産スタジアムでの最初の大会が行われた。当日はあいにくの雨で、コースも直角カーブが次々に現れて転倒者が続出した。さらに、追い越し禁止なんていう信じられない区間も設けられ、参加者のレポートを読むと、「大変だったねぇ」という内容だったらしい。
 
 その反省を踏まえたのかどうか知らないが、今回はコースを変えてきた。で、休みとなった月曜にちょっと試走をしてみた。
  

ロナウジーニョの夢の跡・・・

 前日にクラブW杯の決勝が行われた。戦前の予想を覆し、インテルナシオナルがバルセロナを破ってクラブ世界一に輝いた。その激戦から一夜明けた日産スタジアム。前日の余韻を残すようにディスプレイはまだ残っていた。
 
 
 当然、トラックには入れないのでマラソンゲートからスタートする。
 

マラソンゲート

 マラソンゲートを出ると、左へ直角にカーブ。さらに右へ直角にカーブすると、日産フィールド小机へ向かう橋に出る。


ダウンブリッジヘアピンへ向かう

 橋を下ってダウンブリッジヘアピンへ。


ダウンブリッジヘアピン

 ここは道幅があるので、アウトインアウトだとそれほどスピードを落とさないでも曲がれる。しかし、レース当日は遅い車線と速い車線があるようなので、減速が必要だろう。


KOZUKUEヘアピン

 下り切ると、ほぼUターンするカーブ。ここは目一杯減速しないと曲がれない。おまけに右側が追い越し車線となるためふくらむこともできない。コースで一番厳しいカーブだ。止まる感じの大減速が必要か。


KOZUKUEストレート

 ヘアピンを抜けると、思いきり回せるストレート。


ノースパークトンネルへのカーブ

 道幅も広く、ぐい~んと曲がりましょう。


ノースパークトンネルへの入り口

 入れませんでした。


フェイシングスロープ

 上から見るとこんな感じ。対面通行となるので道幅は狭くなる。


野球場(ノースパーク)の周回道路

 このストレートは高速区間。


クロスロードヘアピン

 運動場、野球場のノースパーク高速区間を1周してコース2番目の難所へ。対面通行となるため幅が狭くなる。見るからに事故が起きそうだが・・・。気をつけましょうね。


ベルジャンプラザ(中央広場)

 石畳道に入るが、思ったほどきつくはない。でも直角に曲がるので注意。


テクニカルコーナー

 ここも直角。この前から左側が追い越し車線。


激坂への入り口

 ガード下に入り、右へ直角に曲がると・・・。


激坂

 10%以上はある激坂。立ち漕ぎ必須。気合いを入れて漕がないと、ピーク寸前で止まっちゃいそう。きっと周回を重ねるごとにきつくなっていくんだろうな。こんなところでわっかのある道路を見たくなかったよ。

 ママチャリには厳しいねぇ。この写真を見た途端、カミさんは「私、1周でいい?」・・・。


ピレネーピーク

 登り切ってほっとしたところで、Uターンのカーブ。この先がマラソンゲート。

 トラックとノースパーク部分を除くこのコースは距離1.2kmだった(全長は3km)。
 
 今回も厳しいコースのようだが、事故のないようカミさんと楽しんでこよう。

 日産スタジアムから帰宅後は、カミさんのヘルメットを買いにイトイサイクルへ。下の娘が部活が休みで一緒に来たこともあり、平均速度は11.5km/h・・・。ま、頑張りましょう。

  ◆サイコンによる記録
      ※日産スタジアム往復(ロード)
       距離 48.51km
       平均時速 22.5km/h
       
      ※相模大野へ(BD-1)
       距離 12.35km
       平均時速 11.5km/h
       
       ※06年の通算 10190.06km

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 BD-1でチャリンコ通勤<12月17日=125>
 

中原街道のいちょう並木


 >休日とあって、都内の車の通行量や路上駐車は少なくて走りやすい
 
 昨日こんな事書きましたが、ウソでした。普段、車を運転していない方が運転しているせいだろうか、今日はどうも流れが悪い。
 
 おまけにチャリンコの信号無視がひどい。私が止まっている横をス~と抜いていく。車が来てないからって、歩行者が急に出てくるかもしれないだろうが、って、こらっ!! 信号無視すんな!
 
 逆走もねぇ。困ったもんだ。私は逆走してきても道を譲る意志をみせないようにしている。疋田さんみたいに「自転車は左!」とは怒鳴らないが、こちらが右に膨らんで道を譲るということは、危険が増えるということ。ルールをちゃんと守ってるのに、それはおかしい。まっすぐ相手を睨み付けて(笑)直進すれば、だいたい止まるか歩道に回避する。当たり前ですね。もちろん、それでも突っ込んでくる命知らずのヤツに対しては、私が仕方なく避けますが・・・。
 
 なんだかなぁ~っていう気持ちで着替えてのんびり駐輪場へ走っていると、交差点で歩行者の女性と目があった。こっちは青。あっちは赤。ところが、その女性は平気で歩き出してくる。私が来てるって分かってるんだよ。何、考えてるんでしょうか。自転車だから止まるとでも思ってるの? これが車だったら轢かれてるよ。
 「こら! 赤だぞ」。おとなしい(笑)私も思わず怒鳴りつける。
 女性はフンてな顔。で、私が通り過ぎた後、平気な顔で信号無視して渡る。
 
 もう、まったく・・・。子供の前でそんなことできるのかい?
 
  ◆サイコンによる記録
       距離 42.50km
       平均時速 22.0km/h
       走行時間 1時間56分04秒
       最高速度 52.5km/h
       ※06年の通算 10129.20km
       
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 BD-1でチャリンコ通勤<12月16日=124>
 

芝公園にて

 今日も暖かな1日。今年は昨年に比べてまだ寒さが厳しくないようだ。年間1万キロを超えてなぜかホッとした気持ちになり、体重も1年で約10kg減となってとりあえずの今年の目標を達成して、ともすればくじけそうな心に青空がカツを入れてくれる。おかげで順調に自転車通勤ができる。
 
 休日とあって、都内の車の通行量や路上駐車は少なくて走りやすい。今日も気持ちのいい汗を、仕事前にかきました。
 
  ◆サイコンによる記録
       距離 42.34km
       平均時速 23.3km/h
       走行時間 1時間48分53秒
       最高速度 53.3km/h
       ※06年の通算 10086.70km
       
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 BD-1でチャリンコ通勤<12月15日=123>
 
 雨やら筋肉痛やらで、1週間ぶりの自転車通勤。出かける直前に晴れになった。
 
 「あ、サングラス忘れた」。シューズも履いてしまった後だったので、カミさんに「取ってきて」と頼むと、「どこにあるかわかんない」。
 「ほら、あれ。スキー用に買ったメガネの上からつけるヤツ。オレのはなくしたから、借りてるじゃん」。
 「ああ、あれね」。

 実は朝比奈切り通しへ行ったとき、そのピークで、サングラスを外して自転車のリアキャリアに置いて写真を撮った後、そのまま発進した。気がついたのが下りきったところ。もう一度登ったがなかった。それ以来、カミさんのを借りている。
 
 ※この時間ロスがこの日は重要!
 
 R246に出て旧16号との交差点まで下り、右折して緩い坂を登る。
 
 「∈∇∞∃*※☆★!!!!」
 
 後ろから怒鳴り声? が聞こえる。え、私の事? 少し振り向くと
 
 「m  a  s a さ~~ん」。
 「はい?!」
 
 ちゃんと振り向くと、目に黄色が飛び込んできた。もしかして・・・・TETさん??
 
 「TETです v(^o^)v」
 
 うわ~~、やっぱりTETさんだ! でも、びっくりしたぁ。(≧◇≦)ノ
 
 境川ですれ違って以来の出会いだが、このときはお互いに、相手が雨宿りをしている前を通り過ぎただけ。ちゃんとお話できたのは初めてだ。
 
 TETさんは、今日はお休みで境川をポタポタと走られていた様子。その途中で白いBD-1を発見し、「この時間にこの場所で白いBD-1に乗っているのは・・・。もしや」と思って追いかけてきたのだ。
 
 いや~、ここで出会えるとは。嬉しいッス。追いかけていただいてありがとうございました。でも、残念ながら私の方は出勤の途中。ほんの少しお話をしただけに終わりました。
 
 別れ際に、TETさんのデジカメを出す素早さには驚いたッス。(@_@
 
 しまったぁ。私の方は写真を撮り忘れた! というわけで本日は画像がありません。Σ( ̄ロ ̄|||

  ◆サイコンによる記録
       距離 42.53km
       平均時速 22.4km/h
       走行時間 1時間53分31秒
       最高速度 50.8km/h
       ※06年の通算 10044.36km
       
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●月日 06年12月13日(水)
●天気 晴れ
●ルート 自宅~(R246)~(産業道路)~(R129)~榎木町~(R1)~湘南平~(R134)~浜須賀~藤沢~(境川)~自宅
ルート図

       距離 71.62km
       平均時速 26.1km/h
       最高時速 50.7km/h
       走行時間 2時間44分50秒

       ※06年の通算 10001.83km
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 年間1万キロまであと69.79キロと迫ってきた水曜は休日。今週は休みが変則で、土日出勤のあと来週月曜が休みというスケジュール。2回、自転車通勤すれば達成するのだが、天気がどうなるか分からないし、ここは走れるときに、ということで、ロードでひとっ走りすることにした。
 
 上の娘が今週は早帰りの週なので、午後3時ぐらいから買い物に行く約束をした。4時間ぐらいが乗れる時間だが、それだけあれば70キロは十分走れる。
 
 前日が仕事だったので、出発できたのは午前10時過ぎ。久しぶりに湘南平へ向かうことにした。
 
 平塚方面へ向かうとき、いつもはまず目久尻川~海老名経由で行くのだが、この日はR246を下今泉まで直進することにした。その方がスピードが乗るかなと思ったのだが、平日の午前10時過ぎというのはトラックだらけで、それも大渋滞。ストレスはたまる一方だ。それが産業道路に入り、海老名を抜けるまで続いた。
 
 産業道路が2車線になるところから、ぐい~んとスピードアップ。東河内を右折し、戸沢橋で相模川を渡って、R129を走り、榎木町を右折してR1へ。
 
 天気は良かったのだが、あいにく富士山は雲がかかっていてよく見えなかった。


午前11時27分 花水橋

 ぽこんと突き出た湘南平を前にひと休み。過去に2度来たことがあるが、箱根と同じで最初は何度も足を着き、2度目にようやく登れるようになった。どちらともMTBだったので、ロードでは初の挑戦だ。


午前11時36分 湘南平スタート地点

 たった1.5kmと侮るなかれ。勾配12%の激坂が待っている。
 
 登り出しから結構な勾配。カーブを3度曲がると、長~~~~い直線の登りとなる。ここが12%の坂。見上げるとくじける。なので、前は見ない。下だけを見つめてひたすら回す。時速10km/h以下でも、漕いでいればいつかは着く。
 
 ふ~~~。やっと着いたよ、とカーブを左へ曲がると、さっきよりは短く多少傾斜も緩いが、「まだあるのかよ」と、気持ちを凹ますには充分の激坂が現れる。そこを頑張って乗り切きって右へのカーブを曲がるとようやく坂は緩くなる。回りの景色も目に入るようになる。ほっとする区間だ。ギアをローからシフトアップ。お~、我ながら力がついたもんだ。
 
 湘南平の下にある駐車場を右に見ながら最後の坂へ。ちょうどジョギングしている人がいた。・・・追いつけないッス。はぁ~~。
 
 サイコンを見ると9分台。せめて10分は切りたい。最後の力を振り絞ってクルクル回す。ジョギングの人と駐車場入り口にほぼ同時にゴール。って、その人はすぐ下へ下りていったよ。きっと何度も登っているんだろう。でも、私は1回で充分です。


午前11時51分 湘南平

 厚手のグローブじゃサイコンのストップボタンが押せない。駐車場前で焦りながら口で手袋を外し、慌ててストップさせる。

       距離 1.61km
       平均時速 9.5km/h
       走行時間 9分59秒
       
 10分まで残り1秒だった。時間はたいしたことないが、最初に来たときのことを思えば、感無量。登れるようになったなぁ。つくづくそう思う。
 
 たった1.5kmでも汗びっしょり。顔を洗ってさっぱりして展望台へ登る。


テレビ塔



真鶴方面

 少し突き出たところは真鶴半島かな(写真ではかすんで見えませんが)。走ったなぁ、あそこ。


江ノ島方面

 はるかに江の島も見えた(これも写真ではかすんで見えません)。ここへは何度も行ったなぁ。


富士山方面

 雲がかかって、肉眼でもうっすらとしか見えなかった。あそこも夏に登ったよ。


丹沢方面

 そして丹沢の山々。ヤビツはどのあたりだろう。
 
 展望台からの360度のパノラマを見ているうち、今年のロングライドが次々と脳裏に浮かび、しばらく思い出に浸った。年末ですから・・・。
 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


午後12時38分 柳島

 帰路はR134から。少し遠回りしないと、走行距離が70キロにならない。
 
 R134を気持ちよく走り、浜須賀から藤沢を抜けて境川へ。平日の午後1時ごろの境川は、散歩している人やジョギングの人はほとんどいない。自転車海苔の姿もない。気持ちよく1万キロへ向けて走る。


午後1時45分 境川・中島橋

 走っているうち、届かないかもという心配もあったが、自宅近くの中島橋で走行距離が測ったように(測ったんですけどね)70キロに。この地点で年間1万キロを突破した。


年間1万キロ達成!

 69.79kmでストップしようと思ったのだが、うまくストップできなかった。70.05kmは中島橋の地点。
 
 今年の1月3日に自転車通勤で走り始めて1年。よく走ったなぁ。車よりも走ってるぞ。と、今年の自転車通勤以外の走行記録を見たら、湘南平が最初だった。
 
 午後2時前に帰宅し、簡単にメンテナンスした後、3時ごろ娘と買い物に行こうとしたら小雨が降り出した。やがて夕方には本降りに。娘との約束がなかったら、夕方まで走ってまた濡れていたところだった。娘に感謝。

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●月日 06年12月10日(日)
●天気 晴れ~曇り~雨~曇り
●ルート 自宅~海老名~(R129)~榎木町~(R1)~箱根湯本~宮ノ下~強羅温泉郷~大涌谷~(帰路は逆ルート)~自宅
ルート図

       距離 135.26km
       平均時速 22.0km/h
       最高時速 48.3km/h
       走行時間 6時間09分12秒

       ※06年の通算 9930.21km
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 「黒タマゴが食べたいな」。下の娘がポツリと言ったひとことがこのツーリングの発端。
 「よし、お父さんが買ってきてやるぞ」。

 もちろん、自転車で。

 この日の天気予報は曇りのち晴れ。午前7時前に目覚めると、どんよりとした空模様。「う~ん、あと5分」。


 ・・・・・で、次に目覚めると午前8時過ぎ。やば、行かなきゃ。空も晴れてきている。

 しかし、準備に手間取り、出発できたのは午前9時過ぎ。
 「5時ごろ帰ってくるから」とカミさんに言うと
 「え、箱根行ってそんなに早く帰ってこれるの?」とビックリした顔。
 ふふふ、ロードバイクを甘く見てはダメだよ。

 初めてシューズカバーを付け(これに時間がかかった)、タイツの下にレッグウオーマーなど目一杯着込んで一路箱根へ向かう。休日とあって車も少なく、快調快調。晴れ間も広がってきた。

 箱根湯本駅手前のコンビニで補給し、いざ天下の険へ。


午前11時45分 三枚橋はスルー

 三枚橋は直進! 今日はR1なのだ。

 実はR1には苦い思い出がある。

 箱根へ初めて行ったのは一昨年の8月。BD-1で自走で行ったのだが、塔ノ沢あたりで早くもギブアップし、登り坂のほとんどで自転車を押した。とりあえず芦ノ湖まではたどり着けたのだが、サイクリングというよりはハイキングだった。帰りは当然、箱根湯本から輪行で帰宅した。

 2度目がやはり一昨年の9月。このときもBD-1だったが、強羅まで輪行するという大技を繰り出した。そのため歩くことなく芦ノ湖まで行き、帰りは自走して帰った。しかし、コースは仙石原のゴルフコースの間のサイクリングコースを走ったりと登りの緩いヘタレコースだった。

 今年の11月にようやく旧街道を制覇したとはいえ、「R1も登ったことがない」では神奈川の自転車海苔としては許されない。今日こそ登ってやるぞ。精神的支柱もあるし・・・。


午前11時47分 標高約98m 箱根湯本駅通過

 箱根湯本駅付近は人があふれていた。最後の紅葉を楽しむ人たちだろうか。R1の下ってくる方は早くも帰り車で大渋滞していたが、登り方向の車は少ない。これならのんびりと登れるぞ。今日は足つきもタイムも関係ないことにしている。たまには景色をゆっくり楽しもう。

 ※このエントリー掲載の写真はすべて自転車を降りて撮影しています。冬用の分厚いグローブをしていたので、乗ったまま写真が撮れなかったためです。これもあって、「今日は、ま、いいか」と足つきOKとしました。


午前11時51分 塔ノ沢。流れるのは早川

 初めて登ったときに最初に足を着いた場所は、上塔ノ沢バス停の先の風呂屋の目の前。

 「何でこんなところで・・・」。今思うと不思議だが、あのときの苦しさは昨日のことのように覚えている。足が重くてもう動かなかった。その場所をスイスイ登っていく。お~! 成長したのか。ロードバイクという自転車のおかげか。

 いや、違う! このおかげだ。

 今、背中に10キロのダンベルしょって走れって言われたら、とてもじゃないが登れないだろう。ヒルクライム上達の早道は、まず身を軽くすることだ。

 その先の坂。あのときは何度か足を着きながらも登ったが、登山鉄道の鉄橋が見える出山バス停で力尽き、反対車線の駐車場に倒れ込んだ。その屈辱的な場所を、あのときよりは余裕で登る。


午後12時11分 標高約312m大平台

 そして大平台のヘアピンカーブ。カベに見えた坂が、この日見ると「あれ? こんなもん?」という感じ。もしかして10%もない? 苦しいけど登れる坂だ。


午後12時14分 標高約423m宮の下交差点から先のR1

 ここまでの時速は10km/h前後だが、坂はそれほど急ではない。そして大平台を過ぎて、宮ノ下付近になると多少平坦になる。ほっとひと息つける所だ。だが、宮の下交差点を左折した途端、坂はきつくなる。

 路肩には落ち葉がいっぱい。日陰になるところも多いので道は濡れたままだ。大型バスが来たときだけ道をあけるようにして、のんびりと登っていく。

 走っていると道の所々に紅葉のトンネル。その下をくぐって行くときは最高の気分だ。

 
午後12時34分 小涌谷。強羅への分岐の手前のカーブ(標高約567m)

 ユネッサンまではすぐかと思っていたが、なかなか着かない。延々と登る。

 途中で強羅・彫刻の森方面への分岐があった。このあたりに来ると両方向とも車の通行量は少ない。このカーブは、登るときはアウトコースなので気がつかなかったが、下りるときに10%という表示があった。


午後12時40分 標高約614mユネッサン前の分岐

 ようやくユネッサン前の分岐にさしかかる。箱根湯本駅から約8.6km地点。

 右の湖尻方面へ進むのだが、ここのユネッサン脇の道が辛かった。このルートで一番傾斜がきつい。分岐を曲がってからはほとんど車もいなくなり、余計な気を遣わなくて済むのは有り難かった。

 汗びっしょりで黙々と登っていく。

 やがてやや傾斜が緩くなり、上を見上げると箱根登山ケーブルの鉄橋が見えた。早雲山と上強羅の中間あたりだ。

 道はワインディングし、また傾斜がきつくなる。これが早雲山駅まで続く。


午後12時55分 標高約763m早雲山駅

 ここでの足つきは写真撮影のためだけではない。ノンストップで行こうとしたら、ここが最大のヤマ場になる気がした。ホントに休憩! ってことで休憩です。

 登山ケーブルは早雲山駅で終わり、この先からはロープウエーとなる。早雲山から大涌谷まで片道820円。往復だと1470円。自転車だと無料(自力で走った場合ですよ、もちろん)。

 早雲山駅前からの道は快適だった。もちろん登りは登りなのだが、車がまったくおらず、まるでどこかの林道を走っているような雰囲気。それでいて道も広いし、傾斜もそれほどきつくない。これで晴れていればなぁ、って感じだ。


午後1時14分 大涌谷と湖尻の分岐

 気持ちよく走っていると左は大涌谷、右は湖尻という分岐に出た。この交差点から左方向の大涌谷方面は大渋滞。大型バスも数台、渋滞に巻き込まれており、走りづらい。

 この最後の坂もきつかった。渋滞している横の狭い路肩を走らなければならないこともあったが、時速は10km/h以下。もちろん歩くわけにはいかない。ギャラリーが多すぎる。


午後1時24分 標高約1046m大涌谷到着

 ピーク寸前で無人の走行車線を走って頂上へ。箱根湯本から約14.77km。平均勾配は6.4%。足つきは何回もしたし、制覇というわけにはいかないだろうが、これでR1に対するトラウマはなくなった。来年、暖かくなったらまた来よう。


7年寿命が延びる黒タマゴ

 ここはいつ来ても人がいっぱい。日本語があまり聞かれないものいつも通り。

 さてさて、お目当ての黒タマゴを手に入れよう。これまで何回か食べているので、寿命はもう自分でも分からないほど伸びているはずだが・・・。


6個入りで500円。バラ売りはなし

 頑固なまでに、バラ売りはいつまでたってもしないようだ。ここまで来て、6個入りひとつじゃ寂しい気がするが、ウインドブレーカーの背中のポッケはひと袋しか入らない。娘が2つずつで、親が1つずつ。これで我慢してね。


後方に大涌谷駅

 まさかここまで自転車で来るとは思わなかった。というより、数年前の夏に家族で強羅に泊まったときにここへも来たのだが、登れるとも思わなかった。10キロ減はでかい。


午後1時41分 さらば大涌谷

 汗が引いて少し寒い。

 下りるにつれて霧が出てきた。だが、車がいない下り坂は気持ちいい。道が濡れているのでそれほどスピードは出せないが、霧から逃げるように下りていく。

 でも、寒い! 本当に寒い!! 凍えるようだ。手もかじかんできた。ブレーキに力が入らない。


午後2時00分 宮の下

 宮の下の堂ヶ島温泉行きケーブルカー横の駐車場で、寒さに耐えきれずひと休み。


午後2時11分 大平台駅

 それでも寒くてたまらず、大平台駅前で暖かい飲み物を求めてストップ。缶コーヒーを買って思わずほおずり。あったかかった~。生き返ったよ。


午後2時26分 湯本手前の早川沿いの紅葉

 塔ノ沢手前からは渋滞。下りの急坂の渋滞はブレーキングが辛い。で、また休憩。箱根の最後の紅葉を少し楽しんだ。


 帰路も同じコースを走る。


 酒匂川を越えたあたりで、ポツンときた。おいおい、聞いてないよ、雨なんて。本降りにならないことを祈りながら走るが、国府津を過ぎるころから雨は強くなった。

 おしりはびしょ濡れ。そうだ、背中にタマゴが・・・。リアのタイヤからの水しぶきがかかる? うわ、どうしよう。これを買うためだけに今日は走ったのに。とにかく、背中が濡れないように速く走ろう。雨粒でサイコンはほとんど見えないが、(たぶん)30km/h以上でR1を水しぶきを上げながら疾走する。

 これから2時間弱、ずっと雨なのかなぁ。だったらタマゴはダメになっちゃうかも。ま、そうなったらそうなった時のことさ。

 二宮、大磯と走っていると雨は多少小降りになったが、やんではいない。帰りに湘南平でもと思っていたけど、雨じゃ行く気にならない。とにかく少しでも早く自宅へ帰らなければ。タマゴのために。

 平塚に入っても路面は濡れている。雨もやまない。

 ところが榎木町を左折し、R129を北上すると雨はやんだ。路面も乾いている。もしかして降ってない?

 自宅到着は午後5時少し前。タマゴは濡れもせず、割れもせずなんとか無事だった。

 「雨の中を大事に持って帰ったんだぞ。感謝して食べなさい」。そういうと、「雨? 雨なんて降ってないよ。ずっと晴れてたよ」と娘。あ~、この苦労を誰も理解してくれない。

 ベランダでビールを飲んで一服している間に2つなくなった。ま、最後のひとつが食べれたので良かったか。次回は2袋必要なようだ。背中のポッケに入るかな?

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今日はコイツを買いに上ってきました。詳細は後日に。


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私の体重推移は以下の通りです。身長は172センチです。

▼高校時代
  62キロ
  (野球部でした)
▼大学時代
  70キロ台後半
  (サークルで野球をやる程度でした)
  ※太り続けて80キロ近くなったので、近所のボクシングジムに通うと
  69キロ
  と、ライトヘビー級からジュニアミドル級(現スーパーウエルター級)まで減量成功!
▼20代後半
  80キロ以上
  (会社へ入り、また太り続ける)
▼30代前後
  69キロ
  ※これはいかんと出勤前にジョギングを始め、テニスクラブにも通い、ちょっぴり食事制限もして減量成功! 
▼40代前半
  80キロ以上
  (運動をしなくなり、みたび太り続ける。体重計にのるのもイヤだった)
▼46歳の冬(健康診断の結果)
  81キロ
  (夏にMTB購入。半年で650キロほど走るが変化なし)
▼47歳の冬(健康診断の結果)
  80.4キロ
  (自転車を本格的に始める。夏にBD-1を購入し、11月より自転車通勤を始める。年間走行距離は約3500キロだが、大幅な変動はまだない)
▼48歳の冬(本日の健康診断の結果)
  71.5キロ!
  (週に3~4度の40キロ自転車通勤を続ける。また夏にロードバイクを購入し、休日の走行距離が飛躍的に伸びる。ヒルクライムにも挑戦。年間走行距離は12月8日現在で約9800キロ)
  
 病気じゃないッス。自転車で痩せました。もう止められないな、こりゃ。

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 BD-1でチャリンコ通勤<12月7日=122>

 


田んぼの中の一本道(横浜市緑区にて)。こんなところも通ってきます


 今日は曇り。寒いかな~と思って、ジャージの上にウインドブレーカーをはおったのだが、走り出してみるとそれほど気温も低くなく、もう汗びっしょり。

 明日は健康診断の予定。40キロ走った後だと変な数値が出そうな気がしたので、雨マークのある日を選んだ。走れるときに走っておかないとということで、この日で3日連続の自転車通勤だが、年間1万キロまであと200キロちょっとに迫ってきた。土曜が雨マーク。日曜は持ち直すようなのでロングライドができそうだ。といっても予定しているところでは200キロに届かない。1万キロ達成は来週かな。
 
 ◆サイコンによる記録
       距離 41.89km
       平均時速 23.3km/h
       走行時間 1時間47分54秒
       最高速度 47.8km/h
       ※06年の通算 9794.95km
       
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