お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 6月20日に前から行ってみたかった埼玉の奥武蔵グリーンラインに行ってみた。

 往路コースは自宅~八王子~武蔵五日市~軍畑~名栗~天目指峠~吾野~奥武蔵。





 似てるかな~と思ったけど、全然似てなかったッスね。上が名栗へ行く途中のお山。下は北海道のメルヘンの丘(^_^;


 久しぶりに走った戸沢峠、軍畑の上り、小沢峠はきつかった。奥武蔵に着く前に脚が終わりそう…。



 そして、K395から天目指峠へ。昨年、正丸峠で出会った埼玉の自転車海苔が「てんもくし」と言っていたので、そう読むと信じていたが…



 「あまめざす」と読むらしい。天を目指す峠か。名前はいいッスねぇ。でも、無茶苦茶きついッスよ、この峠。急勾配が延々と続き、休むところがない。後で思ったのだが、R299側から上った方が緩いし、回りの雰囲気も良さそうだった。

 ハンドルに知床で買った熊鈴をつけて、前日の雨のためにまだ濡れている道を上った。熊鈴は手作りの本場ものだけになかなかいい音色だが、音が小さい? 熊のヤツ、気がついてくれるかな。

 ピークまでもう少しというところで、「ぷわっ………ぷわっ」とホイールが一回転するたびに豪快に音がする。いやな予感。止まってタイヤを調べると、濡れたタイヤのど真ん中から気泡がぶくぶく。この部分から空気が抜け、それがブレーキキャリパーに当たって音がしていたようだ。

 これまで数え切れないほどパンクはしているが、こんな音は初めて聞いた。分かりやすくていいが、ここでパンクするなよ(T_T)



 ピークでのチューブ交換は怖かったッスよ。「熊が出没しています。ハイキングの方は注意して下さい」なんて書かれた看板のそばッスからねぇ。車は1台も通らないし、まったくの静寂の世界。がさがさって音がするたびに固まった。

 天目指峠を下りると、こんな看板が…。



 で、こんな坂が…。



 これが泣く子も黙る、「ねのごんげん」でしょうか? え~っと、今日はパスパス(^_^;



 ようやく吾野駅からの奥武蔵グリーンラインの入り口に到着。で、ここからの坂も、滅茶苦茶きつかった。



 きつい坂の先に突然、集落が現れた。そして道は下っている。え? ここが峠? 峠に人が住んでるの?? 一体、どういう所なんだ???

 疑問符だらけで地図を確認すると、峠はまだ先だった。それにしても、ここに住んでいる人々は、毎日、こんな急勾配の坂を上り下りしているのか?



 集落の先に「林道 奥武蔵2号線起点」の標識。ここからが奥武蔵グリーンラインなのか?



 相変わらずきつい坂をもう少し上ると、やっと顔振峠についた。ここまでで自宅から83キロ。予定では白石峠まで行くことにしていたが、脚はもう完全にここで終わってしまった。帰ろかな? でも、せっかくここまで来たんだし、もう少し先までいってみるか。奥武蔵グリーンラインは尾根道という話だし、きつい上りももうないだろう。



 傘杉峠。



 関八州見晴台への入り口。



 飯盛峠。



 檥(ぶな)峠。



 途中で見えた山々。



 刈場坂峠。


 いやぁ、どこが尾根道?って感じで、結構きつい上りがあったッスよ。顔振峠からここまではたった12キロなのだが、1時間15分もかかったッスよ(T_T) で、白石峠まではあと5キロ。もうダメ。脚も気力ももたない。降参。

 ってことで、ここからR299へ下る。気持ちよく下って出たところは正丸トンネルの南で、ちょうど自宅から100キロ地点となった。ここからR299をさらに下り、高麗駅近くのうどん屋さんでランチ。冷やしきつねうどん大盛りを食べたのだが、ふと壁を見ると「高麗名物 冷やし鍋焼きうどん」の品書きと写真が。こっちにすれば良かった。また、来るか(^_^;

 帰路は、飯能~岩藏街道~新奥多摩街道~R16~町田街道という、峠と名の付くのは御殿峠だけのルート。といっても、峠じゃないけど小さなお山は何回か越えたかな? 奥武蔵で脚の終わった体には堪えたッスよ。福生あたりで雨が降り出し、強くなったり弱くなったり。予報では午後4時ぐらいから降り出すことになっていたが、早まったようだった。

 自宅帰還は午後4時半ぐらい。走行距離は177キロ。グロス時速16キロで、ブルベは合格だが、遅すぎッスね。前半がきつ過ぎた。次に行くときは、この日の帰路を往復走ろう。

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 少し早い夏休みを取って、6月上旬に北海道へカミさんと2人で行ってきました。釧路から知床半島、そして網走というコースを4泊5日でのんびり回りました。走った距離は5日間で626キロ。自転車で…と言いたいところですが、レンタカーです。来るべき北海道ツーリングの下見…ですかね(^_^; 北海道は私が大昔、札幌へ仕事で一度行ったぐらいで、カミさんは初めて。お互いに初めて見た北の大地はまさに「でっかいどー」で、期待を裏切らない風景を堪能しました。そして、道は平たんまっすぐ(^o^) 信号もない。おまけに路肩も広い。まるで滑走路ッスよ。いつの日か、自転車で走ってみたいッス!

◆初 日◆
・羽田空港~釧路空港~釧路湿原(展望台、温根内の木道)~釧路泊



釧路湿原展望台から30~40分ほど遊歩道を歩いた先にある、サテライト展望台からの眺め。遊歩道は1周2.5キロ(徒歩約1時間)で、サテライト展望台はほぼ中間地点にある。反時計回りに歩くとサテライト展望台まではアップダウン。時計回りは平たん。「熊が出るかも」なんて看板があったので、私たちは案内所で熊鈴(無料)を借りて歩いた。もちろん、反時計回りのアップダウンコース(^_^; この後に、少し北にある温根内の木道まで足を伸ばしたが(歩いても行けるみたいだが、車で移動)、こちらは時間の関係で少し歩いただけに終わった


お昼は釧路の「泉屋」のスパカツ(ミートソース)。鉄板焼きのパスタだが、年寄りには少ししつこくて、完食するのに汗だくになった(^_^;


カミさんが頼んだのは「泉屋風」。これも量が多く、カミさんは四苦八苦(^_^;


釧路市内で自転車を借りたのだが(3時間200円)、借りて5分で雨が降り出し、やがて土砂降り。後方に見えるフィッシャーマンズワーフで雨宿りも上がらず、サイクリングは中止(T_T) 唯一の自転車に乗れる機会だったので残念


夕食は炉端焼き「煉瓦」で。左上のでかい網で焼いて食べる。店のレトロな雰囲気は良かった。アスパラベーコンは美味かったが、はもの蒲焼きがしつこくて…(^_^; ザンギも普通だったらおいしいのだが、昼のスパカツが腹にこたえて完食は苦行だったッス(T_T)

◆2日目◆
・釧路市街~釧路湿原(細岡展望台、コッタロ展望台)~900草原~摩周湖~硫黄山~神の子池~裏摩周~知床斜里泊



細岡展望台からの釧路湿原の眺め


コッタロ展望台へ行く途中、鹿と遭遇。感激したが、この後、毎日出会うことになり、鹿は当たり前の風景となった(^_^;


200段以上の階段を上る、コッタロ展望台からの眺め。太古の自然をほうふつさせる風景だそうだ


弟子屈(てしかが)町にある900草原からの眺め。「720度の大パノラマ」って、360×2ってこと?


昼食は弟子屈ラーメン。うまい!


摩周湖第1展望台。湖面のブルーがきれいだった。売店でカットメロンを100円で売っていた。うまい安い(^o^)


駐車料が摩周湖とセットだったので、ついでに寄った硫黄山。まるで大湧谷のようだった。タマゴもあるし(^_^; バラ売りしているとは知らず、5個買っちゃったよ


摩周湖の裏側にある神の子池。摩周湖(カムイト=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えで「神の子池」と呼ばれているそうだ。中央が神秘的に青く光っていた


夕食は斜里駅前のうどん屋さん「隠れ家」で。あっさり味で良かった(^o^)

◆3日目◆
・知床斜里~オシンコシンの滝~ウトロ~知床峠~羅臼~知床峠~ウトロ泊


 知床斜里は、オホーツクサイクリング212キロのゴール地点-ということを、道の駅しゃりで流れていた映像で知った。雄武町をスタートし、オホーツク沿岸をサロマ湖、能取湖などを経由して走るもので、初日は常呂町がゴール。2日目に斜里にゴールする。きっと平たんだよねぇ? 楽しそうだが、常呂町での宿泊は寝袋持参だとか。どゆこと…?。


知床斜里からウトロへ向かう途中にあるオシンコシンの滝。迫力満点だった


標高738メートルの知床峠。ヤビツと同じような標高だが、海抜0メートルからの登坂なので、上り甲斐はあるねぇ。後方に見えるのは羅臼岳。ピークからは北方領土も見えるのだが、この日は国後島がうっすらと見える程度だった。車で走った感じでは、ウトロ側からの上りは直線の上りが多く、羅臼側からはワインディングが多かった。ただ、きつい傾斜はなかったような気がする。知床センチュリーライドをいつの日か、走ってみたくなった

 知床峠周辺はまだ雪が残っており、この日まで午前8時から午後5時までが通行可能だったが、翌日の午前8時からは完全開通した。


道の駅らうすの海鮮市場


上の写真の市場で買ったうにを、コンビニで買ったごはんにのっけてウニ丼(^o^) ついでに「はもいなり」とつぶ貝も。北海道通の友人に教わったウニを安くおいしく腹いっぱい食べる方法です


羅臼にある国後展望台。霧で何も見えない。オホーツク側のウトロはピーカンだったが、知床峠を越えて太平洋岸の羅臼に下りると一面の霧となった。南からの暖かい風のため、こういう現象となるようで、逆のケースもあるそうだ。クジラの見える丘公園展望台も行ってみたが、真っ白で何も見えず(T_T)


ウトロにあったサイクリングマップ。レンタル自転車屋の前にあった。いつの日か、熊鈴を自転車につけて走ろう(^o^)


ウトロにあるオロンコ岩。高さ60メートル。左の急斜面に階段があり、上れます


オロンコ岩のピークからウトロ市街を眺める。中央の岩はゴジラ岩。何だか奇妙な風景…。ゴジラ岩の左後方が宿泊したホテル。海側の部屋だったが、オロンコ岩が邪魔して夕日は見えない(T_T) ってことで、オロンコ岩に上ったのだ


オホーツクに沈む夕日

◆4日目◆
・ウトロ~知床五湖~ウトロ(硫黄山クルーズ)~感動の径~網走泊



知床五湖はこの時期、ヒグマの活動期のため二湖から五湖を歩くにはガイドウォーク(有料)に参加する必要がある。一湖は高圧電線が下に付けられた高架木道のため、いつでも無料でOK。今年から変わったようだ。その高架木道から見えた鹿の親子。2週間前にはここにヒグマが出たそうだ


ガイドウォークに参加し、しばらく歩くとヒグマの足跡発見!


こんな道を歩くのだが、いつヒグマと遭遇するかと思うと、スリル満点(^_^;


五湖から臨む知床連山。一番右が羅臼岳。ピークまで6時間とかガイドが言っていた


お昼はウトロのじゃがいも料理のお店で。カミさんはよくばりグラタン。私は7日間煮込んだカレーライス


店先で手作りの熊鈴を売っていたのでゲット。丹沢の林道で使おう(^_^;


クルーザーで海から知床半島を眺めることに。硫黄島コースで1時間3000円


カムイワッカの滝


ヒグマ発見! 中央上のあたりにいます(^o^) クルーズには大型の遊覧船もあるのだがガイドはテープが流れるだけ。小型クルーザーは船長自ら生でしゃべります。また、熊がいたら止まります。大型船は止まりません。なので、クルーザーがいいですよ~と、下船前に船長がアピールしていた。確かに、絶壁近くまで寄ったり、小回りが利いていい。だが、雨が降ったら悲惨なことになるみたいッスよ。でも、私としては小型の方がおすすめですね


知床から網走に向かう途中にある感動の径。雨が降っても感動した


感動の径からの風景。すげぇッスよ


夕食は網走の焼き鳥屋で


◆5日目◆
・網走~能取(のとろ)岬~網走湖~オホーツク流氷館~メルヘンの丘~東藻琴芝桜公園~女満別空港



能取岬へ向かう途中の道。向こうはオホーツク海


断崖絶壁の上には、だだっ広い草原が広がる能取岬。牛も放牧されていた。北海道だなぁ。そして、冬には流氷がやってくる。これも、北海道(^o^)


オホーツク流氷館前からの眺め。知床は見えず


メルヘンの丘。これぞ北海道(^o^)


北海道最後の食事は、道の駅メルヘンの丘で豚丼


北海道最後の観光は、東藻琴芝桜公園。祭りは5日までとなっていたが、まだ続いていた様子だった。綺麗だったねぇ

 女満別空港へ向かう途中で稲光が光り、着いてしばらくして土砂降りの雨。セーフ(^o^)

 北海道は、何もかもが気持ちのいい所だった。うまいものもいっぱいあるしねぇ。また、行きたい!

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