やっと関東も1日に梅雨明け。翌日の2日は孫たちと我が家のルーフバルコニーでプールをする約束をしていて休みにしていたのだが、おねいちゃんが水着を保育園に忘れ、弟くんは鼻水をたらしているというので中止。
じゃ、走りに行ってもいいかな。
日曜に走ったのはブルベ以外では数年ぶりだったのだが、朝の通勤通学ラッシュがないので気持ちいい。すんなりと自宅周辺から抜け出せ、相模川も楽に越えられた。
向かったのは丹沢の萩山林道。
秦野戸川公園の先から駐車場までが萩山林道
雰囲気ある旧善波トンネルを久々にくぐり、国道246号を渡って小泉商店の路地を入る。最後の急坂を上ると突き当たったところは名古木からヤビツ峠へ向かう最初の信号。右折してヤビツ方向に向かい、次の元コンビニの信号を左へ。この道は246号を回避して寄(やどりき)へ向かうときにいつも通るのだが、この日は菩提の先の戸川駐在所を右へ曲がる。ここからは初めてのコース。
善波トンネル
しばらく上ると秦野戸川公園。この付近で二股があり右方向へ進むと萩山林道があるらしいのだが、それらしい雰囲気はないし、道もこの先は下りになっているようだ。ちょうどトイレが見えたのでストップ。用を足して回りをよく見ると、トイレをクランク状に囲んだ道が伸びる先は上りだ。これを行けばいいのかな。クライミングパーク、山岳スポーツセンターを右手に見て上り続けると、やがて道は右へカーブ。しかし直進する細い道がある。小型車だが車も入っていった。きっとここが萩山林道だ。
山歩きスタイルの家族連れの横を通り抜けて上り始めたが、林道に入った途端、ガタガタのコンクリート舗装が続き、中央は苔むし、車1台も通れないような山道となった。梅雨は明けたがずっと雨が降っていたので路面も濡れたところが多い。なんだか先週の鈴懸峠と同じような道だが、こう配が違う。まだ出だしだというのに、けた違いにきつい。とんでもない所へ入り込んだかな。
道が滑りやすく、2〜3度空回りした後、きつい上りでぐいっと踏み込んだらクリートが外れ、あわや転倒の危機。こんなところでコケるわけにはと、ここは必死で持ちこたえた。足はもちろん付いたが、不可抗力の正当防衛なのでノーカウント(^_^;
序盤はきついところがあれば、足休めの緩斜面も出てくる展開だったが、中盤からは長い直線の急坂が次々と現れた。顔を上げれば、心が折れるような坂。ほぼダンシングなのだが、トルクを上げすぎると空回りするので、やや抑えめにおそるおそる踏み込んでいく。時速は5〜6キロ。ランの若者4人ほどに抜かれた。小型車が1台上ってきたので、仕方なく足を付いて道を譲る。この足付きもノーカウントでいいよね(^_^;
しかし、終盤、ついに力尽きた。あのカーブまで、次のカーブまでと頑張ってきたが、曲がっても曲がっても楽にならない。漕ぎ出せそうなところで無念の足付き。明神峠、厳道峠以来だ。
ところが、乗り直して走り出すと、20メートル先で林道は左右に分かれており、ともにゲートが閉まっていて通行禁止となっており、期せずしてゴール到着と拍子抜け。カーブで先が見えなかったのだが、どうもここが萩山林道の終点で表丹沢林道と合流する牛首らしい。もうちょっと頑張れば良かったんだ。あ〜、悔しすぎる(T_T) 地図を確認しながら上ったのだが、もっと先まで上るつもりだったので無理せず足を付いたのだ。表丹沢林道の通行止めは知っていたのだが、両方とも閉まっているとは…。
表丹沢林道はゲートが閉まっていた
表丹沢林道は菩提峠、ヤビツ峠へつながっている
左手の表丹沢林道もゲートが閉まっていた
ピーク寸前の林道
ここは牛首
すごい山道だった
RW GPSによると、戸川駐在所から牛首は4.3キロで平均こう配9.1%。秦野戸川公園の先からの萩山林道は2.8キロで平均こう配10.9%。最大こう配は18.9%。走る前には知りたくない数字だ。
下っていると上ってくる2人の自転車乗りとすれ違ったが、2人ともマウンテンバイク。ロードバイクで行くような所じゃなかったらしい。ちなみにランの人たちは降りてくる様子がなかったので三ノ塔まで上ったのだろうか。
秦野戸川公園。橋はこの日は通行禁止だった
ランチは大井町の「吉六家」で冷やしチャーシュー麺。1月以来2度目の訪問だが、ここ入りやすいんだよね。
「吉六家」の冷やしチャーシュー麺
帰りは篠窪の富士見塚(富士山見えず)、渋沢丘陵、七国峠、鶴巻温泉を経由して帰宅。走行距離118.6キロ。獲得標高1574メートル。やっぱり雨の心配をしなくて走れるっていいねぇ(^o^)
渋沢丘陵
震生湖
←ランキング参加中です。よろしければクリックを!
←こちらも、よろしければもうひと押しを
|Trackback()
|
|