お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 カミさんの墓参りの後、ちょっとした用事をこなすため真光寺川〜鶴見川とサイクリングロードを走り、ららぽーと横浜で買い物&ランチ。日産スタジアムからは新横浜通り経由でみなとみらいへ。県民ホール裏にある自転車店で気になっている自転車を試乗。小径車なんだけど、安定感バツグン。まるでロードみたいな走り心地。心がぐらりと傾いたぞ。詳細はいずれ…(^_^;


ランチはフードコートの「梅蘭」名物カリカリ焼きそば。定番はあんかけだが、この日はエビチリを選択。1250円。辛くて最後は汗だく(^_^;


河口から15キロ地点の鶴見川。右手は港北インター


山下公園。右は氷川丸


山下公園。後方に大さん橋


 帰路はほぼ同じルート。久しぶりに三ツ沢の坂を上り、スタジアムへ。いつ以来だろう。その後は日産スタジアムを経由し、鶴見川の左岸を遡上する。


三ツ沢競技場


三ツ沢競技場


日産スタジアム


 崎陽軒の工場を右手に見た後、小机大橋をくぐり、しばらく走った「河口まで16キロ」地点の川向橋アンダーパス手前にあった「阿部商店」が閉店していたのに気がついた。令和4年5月とあるのでもう半年以上が経過している。16年前にブログで知り合った自転車仲間数人で会食したことがある。結構美味しかったので、いつだったか(といっても十数年前)横浜F・マリノス戦観戦前にカミさんと鴨居で下車して歩いて再訪問したが、まさかの定休日(T_T) その後はたまに自販機で補給する程度のおつきあいだったが、あるべきものが消えるとやっぱり寂しいね。


左手が阿部商店だったところ


阿部商店


閉店のお知らせ


川向橋アンダーパス。河口から16キロ地点


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 王者横浜F・マリノスが2月25日に行われたホーム開幕戦で浦和レッズに2-0で快勝(^o^)


チャンピオンフラッグだ!


 得点はともに美しい崩しから生まれた。前半18分、アンデルソンロペスがエウベルとのワンツーで中央突破。左サイドでフリーだった永戸につなぎ、永戸のクロスをファーで西村がダイレクトで折り返したボールをアンデルソンロペスが頭で押し込んだ。DAZNの実況はアシストしたのを思い切り「水沼!」と絶叫していた。確かに位置的には水沼だが、この時は中央にいたよ。西村のいい動きだったね。折り返しを意図的にワンバウンドの浮き球にしたとすれば、素晴らしいアシスト。

 追加点は試合終了間際の後半44分。右サイドで相手パスを上島がカット。そのパスをゴールを背にしたマルコスジュニオールが見事なフリックで中央に走り込んだ西村へ。スタンドは「おぉ!」とどよめく。この時点でもう決まったも同然。西村は冷静に左サイドでフリーとなっていたヤンマテウスに落とし、ヤンマテウスが左足で鮮やかにネットを揺らした。「西川はノーチャンスでしたね」とDAZN解説の福田さんも脱帽するダメ押し点だった。

 浦和は後半に入って興梠を投入。これで流れが変わり攻め込まれるシーンが続いたが、守り抜いた。角田いいねぇ。

 これで開幕2連勝。2連覇へ好発進(^o^)


勝利!


 前日までの天気予報は雨や雪マークがついていたが、当日になって曇りマークとなったのでグラベルロードで日産スタジアムに向かった。着替えと寒さ対策でサイドバッグはパンパン。こんなに必要かなと思ったが、結果、携帯カイロも含めすべて使用するという、凍える寒さだった。そんな中、ビールの売り子が半袖だったのはビックリ。


この日は荷物が多いのでグラベルロードで


 港北インター近くの崎陽軒工場の売店でシウマイ弁当を買うのが定番なのだが、なんと弁当すべてが売り切れ。まだ午後1時過ぎだよ。夕方にいって売り切れに遭遇したことがあるが、まだお昼。ありえん。

 スタジアムはたぶんめちゃ混みだろうし、並んでいたらキックオフに間に合わないかも。こりゃランチ難民かと絶望的になったが、5階のアウェー寄りの店がほとんど並んでおらず、無事に選手入場前によこすか海軍カレー(800円)をゲットできた。この日の観客は3万8035人。浦和側ゴール裏は2階まで人がいたが、ホーム側2階は結構空席があった。5万近くは入ると予想していたけどね。寒さもあったかな。


よこすか海軍カレー



鶴見川の河津桜


 次回の日産スタジアムは3月18日の鹿島アントラーズ戦。桜はまだかな。

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 noahponさんが行ったという「ちょっとした峠」と「ループ橋」が気になって行ってみた。このお方は自転車を始めたころからのお付き合いで、当時知り合った方々のブログの更新が止まっていく中、元気に発信を続けている貴重な自転車乗りです(^o^)

 最初はどこの事やら見当もつかなかったが、峠の後にスカレー君が出てきたので「横須賀 ループ橋」で検索すると「十三峠」「のの字坂」であることがあっという間に判明した。

 横須賀へ行くときは常に通り過ぎる田浦駅前で国道16号を右折し、車が1台しか通れないような細い路地を上って行く。周囲は住宅地だが、ほぼ直線の上りで勾配はきつく、最大は13%だったかな。やがて前方にループ橋が見えてきた。「十三峠陸橋」というらしい。これをくぐり、公園の周囲をぐるりと1周しながら上り、先ほど見上げた橋を渡る。この坂は地図によると「のの字坂」。横須賀市のHPによると、「の」の字になっていることから、土地の人がそう呼んでいるという。戦前、城の台砲台を築き、物資を運び上げるためにつくられた道路だそうだ。


田浦駅前



のの字坂。右手にあるのが十三峠陸橋。中央は公園


 もう少し上った先に浦賀みち最大の難所だったという「十三峠」があるはず。しかし、左手に眺望が広がるピークらしき尾根道となったものの、それらしき道標もない。地図上ではこのあたりなのだがと思いつつ、突如、大音響で流れ始めた演歌を聴きながら山道を先へ行くと、「十三峠公園」という看板と駐車場のような空き地が右手に現れた。これを公園というにはかなり厳しいものがあるが…。この少し先に「富士見台」があったので歩いて上ってみたが、残念ながら木々が邪魔して眺望は望めず、富士山もどこにあるのか分からなかった。


尾根道からの眺望



十三峠公園



富士見台への上り



富士見台からの眺望


 あとは下るだけだし、絶景は拝めないかと半ば諦めていたが、実はこの先に本日のメインイベントが待っていた。大楠山への分岐の少し先に広場が見えた。十三峠を目指していたので、この「塚山公園」はノーマークだった。手前に「見晴らし台」があり、その先には「港の見える丘」。自転車は乗り入れ不可だったので押し歩きで行ってみると、「おおー」と思わず声が出るほどの絶景。真下に横須賀港を望み、遙かには房総半島がうっすらと見える。雲一つないスカイブルーと海のエメラルドグリーン。いやぁ、来て良かったよ(^o^)


大楠山への分岐。ここから行けるんだとちょっとビックリ



塚山公園の見晴らし台



港の見える丘方面へ



港の見える丘。心躍る風景



港の見える丘からの絶景



手前が横須賀港。はるかに房総半島



ここは塚山公園


 塚山公園から安針台方面へ下るのだが、ちょっとややこしい。案の定、迷ってしまったが何とか国道16号に復帰した。

 ちょうどお昼どき。以前行った横須賀ポートマーケットでいいかと行ってみると、まさかの休館日。定休日はないはずなんだが、ピンポイントで命中してしまった。じゃ、走水にするかな。これまで営業日の昼どきに通過することができなかった「味美食堂」を初訪問。この日は時化で鯵が獲れなかったそうで「穴子しかないんですよ」。いや、それで結構。しばらくしてデカ過ぎる穴子天ぷら2つがのった穴子丼(1100円)がど〜ん。いやー、こういう穴子が食べたかったんだよ。で、揚げたてでサクサクの穴子をひとくち食べてビックリ。かき揚げが下から出てきた(^o^) 何とか完食したが、次はご飯少なめでもいいかな(^_^;


走水の味美食堂



穴子丼1100円。向こう側の穴子の下にかき揚げが隠れている


 満腹となったあとは人気ロケ地と最近になって気がついた横須賀美術館前で記念撮影をした後、河津桜が見ごろとなっている三浦海岸へ。天気もいいし、ここだけ春(^o^)


横須賀美術館



三浦海岸の桜祭り



三浦海岸の桜祭り



三浦海岸の桜祭り



三浦海岸の桜祭り


 この日の走行距離は122.2キロ、獲得標高は882メートル。三浦海岸まではほぼ追い風だったけど、北上を始めた途端に強烈な向かい風(T_T)

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 落車骨折(左鎖骨、肋骨、尾てい骨)から約3カ月。ようやくブルベ復帰戦の日を迎えた。参加したのは2月18日(土)に開催された西東京主催の「BRM218伊東200km」。町田の根岸からさわ公園を出発し、相模湾を伊東まで往復する。走り慣れたコースだが、主催者の狙いは「和菓子で一服、海鮮で腹ごしらえ、仲間でみかんのシェア、お土産に小田原のかまぼこ、速く走るより楽しんで走りましょう」ということらしい。さて、このミッションをコンプリートできるか。


午前7時、根岸からさわ公園をスタート


 天気サイコーの1日で、朝は気温1度と冷え込んでウインドブレーカーが必要だったが、徐々に気温が上がり、二十数キロ走った付近でウインドブレーカーは脱いだ。復路で多少の汗冷えはあったものの、日が落ちてもそれほど寒さは感じることはなく、再びウインドブレーカーに袖を通すことはなかった。最高気温は折り返しの伊東付近の17度。気持ちの良いサイクリング日和だった。

 序盤の信号地獄が予想されたことから、ブリーフィングで急きょ、PCから通過チェックに変更された31.5キロ地点の「ファミリーマート辻堂神台店」到着は午前8時49分で、貯金は47分とまずまず。トマトジュースを一気飲みし、ランドヌール、ランドヌーズで賑やかなコンビニを後にする。国道1号で巡航速度は上がったが、早川口を左折するとしばらく渋滞地獄が続いた。

 熱海への坂で抜かれるのはお約束だが、下りでも抜かれちゃった(^_^; まいったな。坂の途中にある「麦とろ童子」は開店までまだ30分以上あるというのに長蛇の列。復路でも午後2時半ごろに通過したが、依然として行列となっていた。

 和菓子のミッションとは創業150年の老舗和菓子店「間瀬」でいちご大福を食べることだ。熱海から先の国道135号は上りのトンネルがいつくか現れる。ブルベでは安全のため回避ルートを走ることになるのだが、網代トンネルを迂回するルート上にまるで図ったように本店があるのだ。もちろんここは何度も通っているが、和菓子店があるなんて全く知らなかった。今回、試走レポートで紹介され、盛んに食べろといってくるので寄ってみると、バイクラックも置いてありほとんどの参加がストップしている。これじゃ、まるで通過チェックだよ(^_^; いちご大福は1個302円。この日はほかにサービスで何かくれたのだが、いちご大福しか頭になかったので忘れた。奥のテーブルでかわりばんこにいただく。距離は94キロ地点で、時間的にはお昼前後。腹が減っていたのでいい補給になった。それにしてもこれを2個並べると…なんてことは考えてはいけない。


熱海親水公園の熱海桜。遊歩道も綺麗に咲いてたよ



遙かに熱海城を望む



伊豆・熱海の老舗和菓子店「間瀬」。バイクラックがあった



間瀬のいちご大福。食べたのは1つだが、2つ買った人がいたので写真だけ撮らせてもらった



いつの間にかバイクラックが満杯に


 106.1キロ地点の折り返しとなるPC2(1かな)「セブンイレブン伊東ベイサイド店」には午後0時42分に到着。貯金は1時間22分。余分な和菓子タイムがあったせいか、あまり増えていない。

 さて、ここでミッションその2の「海鮮」。折り返し地点の少し先に1階で干物を売り、2階が磯料理の食堂となっている創業70年の「ふじいち」を事前にチェックしていたので行ってみた。自転車は「どこに置いてもいいよ」と言われたので、店の隣にあった鳥居の中に置いた。お昼どきで店は団体客でごったがえしていたが、タイミング良く2組ほど帰ったので1人でも席を確保することができた。出口付近で寒かったけどね。注文したのは「おまかせ丼」(2310円)。数え切れない種類のお刺身が入っていたが、先を急ぐのでゆっくり味わう時間もなく10分で完食した。ちょうど隣のテーブルでイカやあじの干物を焼いており、その香りが非常に魅力的だったので今後来たときはそっちにしようと心に誓う。滞在時間はトータルで30分ぐらいか。


伊東の海



遙かに見えるのはハトヤ



伊東にある「ふじいち」のおまかせ丼。写真では大きく見えるが、意外とこぢんまり



伊東にある「ふじいち」。1階は干物屋さん


 次なるミッションは「みかん」。復路で通る真鶴旧道にはいくつか直売所があるが、買っても持って帰れないし、バラ売りもしてないみたい。これは諦めるかと思っていたら、通過チェックの144.7キロ地点の根府川駅で待っていたスタッフから「豚汁とはいかないですが」とミカンを手渡された。「豚汁」とはAJ神奈川が「追い風400」(2月4日開催)の明治トンネルで総力を結集して振る舞った「豚汁」を指す。この日は神奈川ジャージで参加していたのでそういうコメントになったのだろう。追い風は走ってないけどね。でも、一人では手に入らないものなのでプレイスレスの贈り物。感謝!


根府川駅でみかんの贈り物


 最後は「小田原のかまぼこ」になるのだが、正月に買いに来るので、まあ今回はパスでいいでしょう。「和菓子」「海鮮」「みかん」のコンプリートで十分満足(^o^) 楽しく走れたよ。

 根府川から残りは約60キロ。たまたま美しいペダリングと安定したケイデンスで走る女性が先頭となったトレインにくっついた。だが、気がつくと大きくちぎられ、信号でやっと追いつくことの繰り返し。やがて信号でも追いつけなくなったが、幸か不幸か渋滞のおかげでまた追いついた。目標があると頑張れるもので、その女性には申し訳ないが背中を追わせてもらった。単独だったら一気にゴールまで走ることはできなかっただろうね。それにしても早かったな。

 終盤の中津川、相模川の河岸段丘は知っているとはいえキツかった。特に才戸橋の先。サイコンでは13%の表示だったが、15%以上あったように感じた。さらに当麻(たいま)市場からの坂。大渋滞で車の横をすり抜けながらストップアンドゴーを繰り返すので神経がすり減った。

 往路の段階では午後7時過ぎのゴールを予想していたが、最後のノンストップの頑張りで午後6時22分に202.4キロのフィニッシュ地点の「セブンイレブン相模原淵野辺本町2丁目店」に無事たどり着いた。ここまで4連続でブルベはDNF(野辺山600ビワイチ1000関東1周600日本橋ミステリーブルベ)していたが、久々の完走にほっとひと息だ。

 しかし、ゴールのコンビニではアクエリアスしか買っていないのに、サービスですとお茶のペットボトルをくれたのには驚いたなぁ。ボトルケージがひとつ空いていたからいいが、もらって嬉しいけど困った人もいたかもね。


ゴール受付


 さて、これでようやく16年目のブルベシーズンが開幕! 今年はどこを走ろうかな(^o^)

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 バレンタインデーだった火曜日は久々に城ヶ島へランチライド。江ノ島からR134でほぼ行ってこいの118キロ。獲得標高は625メートルで、上りは初音から元ぢんげるの間だけという、ど平坦コース。

 初音はソレイユの丘入口の少し先。ずっと「はつね」だと思っていたが、信号の表示を良く見ると「hasse」となっており、「はっせ」と読むのをこの日初めて知った。

 「ぢんげる」は松輪入口にあった食堂で、1日10食限定¥630の中落ち丼が自転車仲間に人気だった。一度は食べたいと思っていたが、通り過ぎるタイミングが合わず、気がつくと暖簾を下ろしていて、結局、食べられなかった。今は普通の民家。

 城ヶ島へは正午ごろ到着。しかし、以前に食べた店はシャッターを下ろしていたり、お目当てだった店も定休日だったりしてあまり選択肢がない。灯台入り口近くのこぎれいな店は外から見た感じでは満席の様子。困ったなぁ。ここら辺は昭和の雰囲気の店がほとんどで、ひとりで入るには結構勇気がいるんだよねぇ(^_^;


城ヶ島公園入口



城ヶ島。3月5日はマラソンだそうです


 でも腹が減って仕方ないので、城ヶ島へ下って最初にある「小浜屋」へ意を決して入ってみた。食べログで検索すると、味はともかく、リーズナブル(ラーメン580円、とんかつ定食980円、焼肉定食950円、まぐろさしみ定食1500円)だった。


小浜屋


 「すきなとこ座っていいよ」とホール係らしきおじさんに声をかけられる。初めて来たのだが、なんだか常連相手みたいな「タメ口」。でも嫌な感じはしなかった。言い方が優しかったからかな。店内は数人が料理ができあがるのを待っていたが、そのおじさんがおもむろにヤカンを手にし、「誰かお茶いる人いるぅ〜?」と回り始めたのには驚いた。気さく過ぎないか(爆)。

 頼んだあじフライ定食(850円)がくると、「マヨネーズいる?」。「塩こしょうで食べると美味しいよ」。うん、確かに美味しい。


あじフライ定食。まぐろの角煮と大根の煮物。そして塩こしょう付き


 このおじさんのおかげで店の雰囲気もなんだか和やか。こういう大衆食堂は好きだなぁ。当店自慢というまぐろ丼 (1250円)を食べにまた来よう。

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 落車骨折直後からオーバーホールに出していたFELTがようやく戻ってきた。「2カ月ぐらいは乗れないので、のんびりやって下さい」と言ったこともあったが、結局、3カ月近くかかった。

 ご主人ひとりでやっている(奥さんはお手伝い)小さな店だからというのもあるが、仕事が丁寧で、頼んだこと以外にもいろいろチェックしてきっちり整備してくれるし、普段はできない個所の洗浄もやってくれる。今回も「あ、後輪のふれ取りやっときました。最後にワックスもかけましたよ。サービスです」。なんて嬉しい言葉。親身になり手間暇かけてしっかりと仕上げるという、まさにプロの整備。 くどいほどの説明も、その裏には自転車への愛が感じられる。これなら安心して乗れるよね。

 店先にママチャリが数台あるだけなので、最初はロードバイクが扱える店だとは思えなかった。それが06年にFELTをここで購入して以来、17年の付き合いとなった。過去にパリ・ブレスト・パリ(PBP)を走ったことのある自転車乗り(DNFだったようだが)もお得意さんらしい。信頼できる自転車店に出会えて良かった。もちろん他で買った自転車は修理しませんなんて野暮はいわない。相模大野で買ったBD-1や、南町田で買ったグラベルロードのJARIも面倒見てもらっている。

 さて、3カ月ぶりにまたがるロードバイク。やっぱり気持ちいいよねぇ♪

 この日は少し距離を走りたかったので山北方面をまず目指す。できるだけ国道246号を走りたくなかったので、座間〜厚木〜伊勢原と県道をつないで大回りし、R246にはルートインとココスがある工業団地入り口からイン。すぐに善波峠となり、2人にあっさりパスされる(^_^; そのうち1人は小径車。ま、いっか(^_^;

 名古木を右折してヤビツへ向かうふりをして、旧コンビニ前の信号を左へ。三廻部や寄へ向かう時は堀川を右折するのだが、この日は直進してR246にぶつかる柳町まで道なりに走った。緩いアップダウンの続くこの道は、車の通行量は少なく、道中には眺めのいいところも。大回りにはなるが、R246の抜け道としては最高で、結構お気に入り。

 その後はR246を主に走り、東山北駅の先を山北駅方面へ。ここで重大なことに気がついた。ワイヤーロック忘れちゃったよ。帰りに山北駅前の「ポッポ」で昼メシを食べようと思ってたのに。鍵がないんじゃコンビニでささっとおにぎりでも食べるしかないよ。あ〜あ。


山北鉄道公園駅



山北鉄道公園駅


 山北つぶらの公園は安戸交差点の手前、トンネルの先を右方向へと行く。いきなり9%とか。ありえん激坂の始まり始まり。1キロほど上ると分岐。直進は大野山。いくわけない。しかし、つぶらの公園方面の左へ曲がっても大野山級の壁が立ちはだかる。どっちへいっても変わらんか。ま、距離が短いだけこっちがましか。

 最低でも10%前後。最大は手元のサイコンで17%だったかな。インなんて20%超えてんじゃないの? という感じの坂が果てしなく続く。ピークは都夫良野地蔵堂付近で、そこからいったん下り、駐車場へは再び上ることになる。約3キロの登坂で平均勾配は10%ぐらいかな。

 汗びっしょりでぜーはー言いながらやっとの思いで上ってきたが、富士山は雲の中。残念じゃのう。


山北つぶらの公園。富士山は見えず



(ブラタモリ風に)晴れていればこのように見えます(21年5月撮影)



山北つぶらの公園入口


 Uターンせず、そのまま直進してダウンヒル。すぐに分岐があり、右方向は綺麗な舗装、左方向は荒れた感じで落葉もかなりあった。右へ行きたい気持ちだったが、地図を確認すると上り返しがありそうな雰囲気だったので左方向の道を選択。急勾配のガタガタ道(こちらからは上らない方がいいかも)を慎重に下った。出た先は酒匂川沿いの県道で、川沿いに下っていくと安戸から新鞠子橋のR246回避ルートに出た。


右手にある坂道から酒匂川沿いの県道に出る。後方は東名高速


 このまま帰るにはまだ時間が早かったので、樋口橋から南下。大口橋まで出た後、運動公園入口から広域農道(小田原〜南足柄)を久々に走る。休日だったが、誰ともすれ違わなかったなぁ。「広域農道」の名に恥じず、平坦なしアップダウンしかない気持ちいい道なのに。梅もちらほら咲いて目を楽しませてくれた。


広域農道(小田原〜南足柄)



広域農道(小田原〜南足柄)。梅林もあった



広域農道(小田原〜南足柄)


 帰りは素直にR1から国府新宿を左折といういつものルート。走行距離は146.2キロ、獲得標高は1779メートル。ブルベ復帰戦1週前のトレーニングにはなったかな。

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※小川糸(1973年生まれ。本作がデビュー作 。以来30冊以上の本を出版。『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ライオンのおやつ』が日本全国の書店員が主催する「本屋大賞」候補に)




●食事とは命を頂くことなり

 同棲していたインド人の恋人に捨てられ、家財道具一式を持ち逃げされた女性主人公。ショックで声も失ったが、実家に戻り、確執のあった母親に頼み込んで場所を借り1日1組限定の食堂を開く。メニューはなく、事前に面接をして決めるという料理は願いを叶えると評判を呼ぶ。柴咲コウ主演で映画化もされた。

 「ライオンのおやつ」が良かったので、小川糸さんのデビュー作を読んでみた。食堂を手伝ってくれる熊さんがスーパーマン過ぎる(笑)。料理の描写は自分にはよく分からないので飛ばし気味に読んだが、中盤から終盤にかけての展開は泣かせる。食事とは命を頂くことなり。

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 小田原梅まつりが4日から開催。咲いてるかなと早速6日に行ってみた。

 久しぶりにやまゆりラインを走る。途中で「よるべ沼代」への分岐から曽我丘陵方面へと上る。コンクリート舗装の15%を上りきると六本松跡。鎌倉道、大山道、箱根道が交わる重要な峠で六本の古松があったことからこう呼ばれているそうな。この周辺の道は車1台がようやく通れるほどの幅しかなく、コンクリート舗装の急坂だらけ。サイクリングというよりはハイキングかな。小田原市観光課も「曽我物語にまつわる史跡が連なる、梅とみかんの里。霊峰富士を背景にのどかな散策が楽しめます」などとしてウオーキングコースを紹介している。曽我物語は静岡の話だが、主役の曽我兄弟が父亡き後に育てられたのが曽我の里だったらしい。兄弟らの供養塔がある城前寺が下曽我にある。


六本松跡



 六本松跡からは南下して一本松へ。途中で眺望が開けるところがあり、梅越しに富士山の絶景! でもここの梅は残念ながらまだつぼみだった。


一本松へ向かう途中の絶景


 一本松からは見晴らし台へ行くつもりだったが、工事中で通行止めとなっていたので諦め下り方向へ。ところがこの坂が20%はあろうかというとんでもない下り坂。これが二宮尊徳遺髪塚の手前まで続く。ディスクブレーキのグラベルロードで来て良かった。リムブレーキじゃちょっぴり怖いかな。


勾配20%近い下り坂。正面には富士山



ここは大山道。左手奥が二宮尊徳遺髪塚


 曽我梅林の梅は綺麗に咲き誇るものもあったがつぼみのものが多く、見ごろはもうちょっと先という感じだった。


下曽我駅



下曽我駅



曽我梅林



曽我梅林



曽我梅林



曽我梅林


 帰りは大井町の山の中をRide With GPSで適当に引いたコースを走ってみた。国道255号の坊村交差点を右折し、めがね道からのアプローチ。ガーミン先生の指示通りに「いこいの村あしがら」を目指して走ったのだが、途中で道が獣道になったり、20%超の激坂がいきなり現れたりと苦労の連続。そして最後は上りのピーク直前で工事通行止めで追い返される始末。スマホは圏外で現在地も分からず途方に暮れた。まいった。仕方ないので一からやり直し。元に戻って分かる道から大きく迂回していこいの村へ向かった。帰宅後地図を確認すると、通行止めの場所はいこいの村の目と鼻の先だった。ただその先の道をストリートビューで見ると、コンクリート舗装の狭い道で「勾配27% 注意」という看板があったりしたのだが…。

 その通行止めの場所の手前の丘には多くの太陽光パネルが敷き詰められていた。メガソーラー「きらめきの丘おおい」といい、再生可能エネルギー(自然エネルギー)の普及促進に向け大井町が雑木林を造成、古川、シャープなどの事業体が太陽光発電装置を建設し、14年から稼働を開始したという。また、周囲には火山灰層がむき出しとなっている崖があった。タモリが喜びそう♪


めがね道



ピーク寸前、通行止めの看板



きらめきの丘おおい


 なんとかいこいの村までたどり着き、立花学園大井グラウンド、大井松田カートランドと下って県道77号へ。この後も山の中を走る予定だったが、その気力はもうなかったので帰路についた。迷ったため午後3時近くと遅くなったランチは柏木牧場のビーフカレー。いつも売り切れだったのだが、初めてありつけた。お肉たっぷりで食べ応え十分。これで590円は安い。


いこいの村あしがら



柏木牧場のビーフカレー



柏木牧場


 この日の走行距離は115.7キロ、獲得標高は1321メートル。迷い道くねくねのサイクリングだったが、それはそれで楽しかった。曽我と大井町の丘陵は極めたいところだ。

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 「厚木deサイクル・デジタルスタンプラリー」の2日目。前回は「厚木市内周遊コース」、「大山周辺コース」をコンプリート。しかし、「宮ヶ瀬湖周遊コース」の三十数キロを残した時点で午後3時ごろとなり、自宅への帰還が暗くなっちゃうので日没(まだしてないけど)サスペンデッド。3日後に再び挑戦した。

 本来ならコースを離脱した高坪親水広場からリスタートして土山峠から宮ケ瀬へ向かうべきなのだが、そこまでこだわる必要もないかなと、八菅神社から県立あいかわ公園〜みやがせミーヤ館〜道の駅清川と逆回りで進むことにした。

 前回、スマホ圏外でスタンプをゲットできなかった八菅神社だが、悔しいのでもう一度トライ。再び女坂を歩いてはーはー言いながら上る。そして、天は我を見捨てなかった。なぜか今回は繋がり、スタンプを無事獲得できた(^o^)


八菅神社参道の女坂



八菅神社のQRシート



八菅神社のスタンプゲット


 次は県立あいかわ公園。中津川〜半原ルートで行こうとUターンしたが、土山峠を上らないのに楽をしてはダメだと自らを戒め、やなみ峠〜国道412号に変更。再びUターンして上り返す。これで獲得標高が少しだけ増える。

 羊がわらわらと柵の外まであふれていた服部牧場の先の勾配10%を下って(ということは帰りは10%を上り返す)県立あいかわ公園へ。ここは自転車進入禁止で、入口に駐輪場がある。QRシートはあいかわ公園パークセンター入口付近にあるので歩いて向かう。スタンプをゲット後はダムの方へも行ってみたかったが、ダムまで徒歩15分とあったのでや〜めた。歩くとシューズカバーの先端がめくれてくるので面倒なのよ。


羊があふれていた服部牧場



県立あいかわ公園



県立あいかわ公園の駐輪場



あいかわ公園パークセンター入口のQRシート



宮ケ瀬ダムまで徒歩15分



 10%を上り返し、宮ケ瀬湖の北を回り、鳥居原園地、虹の大橋を経て水の郷へ。平日だったがお昼どきだったせいか意外と人の姿が見えた。みやがせミーヤ館はいつから「自転車の駅」と名乗るようになったんだろう。昔はビジターセンターだったよなと思って調べると、16年3月に閉館して全面改装され、同年5月からみやがせミーヤ館として開館されたらしい(神奈川新聞)。この時に「自転車の駅」と銘打った休憩と情報交換スペースが設けられたもよう。へ〜、そんな前だったんだ。しょっちゅう来てるんだけど変わったのは気がつかなかったなぁ。


みやがせミーヤ館



みやがせミーヤ館のQRシート



みやがせミーヤ館


 さて残るは道の駅清川。そこへ向かう途中にある裏ヤビツ峠への県道がまた通行止めとなっていた。唐沢キャンプ場までみたい。秦野市のHPによると、応急復旧工事を行った箇所の本格的な復旧工事のため、3月31日まで通行止めとなっていた。表から行くと札掛までは行くことが可能だそうだ。

 土山峠を気持ち良く下って道の駅へ。これで「宮ヶ瀬湖周遊コース」もコンプリートだ。ただ、気温は6度で凍える寒さ。2階のレストラン(恵水キッチン)へ急ぎ、恵水うどん(1000円はちと高いかな)を一気にかき込むと体がポカポカ。自宅に帰るまで寒さは感じなかった。ちなみにここは清川の水で育ったブランド豚・恵水ポークの豚丼がメイン。うどんにもお肉が意外とたっぷり入ってたよ。で、この日だけお饅頭付き(^o^)


道の駅清川



道の駅清川のQRシート



恵水うどん、お饅頭付き



宮ヶ瀬湖周遊コースコンプリート


 1階の直売所でみかんをゲットしたのだが、これで500円て安くない? しかし、レシートを紛失してしまい「レシートキャンペーン」に応募できず。残念(T_T)


みかんゲット。500円


 道の駅からそのまま下り、東丹沢七沢観光案内所へ。自転車を降りそのままの格好で入ると、何も言わないのに「あ、お疲れさまです」と言いながらサコッシュを用意してくれた。ま、一目瞭然だわな。全てのコースをコンプリートしたことを告げると「初めてです!」と言われたが、たぶん他にもいるよね。でも3コースのスタンプを全部集めると「コンプリート賞」(1つのコースは「達成賞」)で3人に「自転車洗車チケット」が当たるらしい。期待できるかな(^_^;


サコッシュゲット


 全コースとも楽しかったのだが、欲を言えばもっと歩かなくて済むようなQRシートの配置にして欲しかった。それとなんでこんな寒い時期にやったんだろう。へたすりゃ宮ケ瀬は雪だぜ。ま、人の来ない2月にとか、いろんな事情があるんだろうね。でも、またやってね。

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 厚木市観光振興課が開催している「厚木deサイクル・デジタルスタンプラリー」に参加してきた。同課が公開している「厚木deサイクル」のおすすめコースに設置されたチェックポイントを回ってくるというもの。丹沢、大山、七沢はホームコースでしょっちゅう走っているのだが、コースを確認すると走ったことのない道もあり、フォローしているSNSでも「走ったよ」なんて声も聞こえ、先着500名にプレゼントされるオリジナルサコッシュ目当てに走った。

 コースは初級、中級、上級の3つ。初級は田んぼや川沿いで自然を感じながらゆったりと楽しめる「厚木市内周遊コース」(17.5キロ、獲得標高225メートル)、中級は神社仏閣を巡りながら御朱印集めや酒蔵も楽しめる「大山周辺コース」(20.0キロ、獲得標高290メートル)、上級は宮ヶ瀬湖をめざして峠を登る爽快な宮ヶ瀬湖周遊コース(45.5キロ、獲得標高902メートル)で、すべて東丹沢七沢観光案内所がスタート&ゴール地点となっている。

 どうせだったら全コースを制覇したいと思い、1日で走れるルートを引いてみた。八菅神社をスタートとし、飯山、七沢と走って実際のスタート地点の観光案内所へ。その後は日向、比々多、伊勢原と回り、厚木市内周遊コースと大山周辺コースをコンプリートして再び観光案内所へ行きサコッシュをゲット。北上して土山峠を上り、愛川から八菅神社へ帰ってくるという8の字コース。約80キロで獲得標高は1535メートル。実際のコースを走れないのはほんの一部で90%以上を網羅しているはず。



 出発する際に専用アプリをダウンロードするのだが、イベント参加中のままにしていると位置情報が送信され続けてスマホの電源が一気に減るので、一時離脱が必要。また3つのコースは別々の画面になるので、コースごとに切り替えが必要など、先人の教えはありがたかった。また、チェックポイントのQRシートの設置場所を探してひと苦労するかと心配していたが、公開されている情報を発見したので助かった。

◆厚木市内周遊コース
◆大山周辺コース
◆宮ヶ瀬湖周遊コース

 では、以下の順番でスタート!

◆チェックポイント ※( )はQRシートの設置場所
八菅神社(参道階段横のハイキングコース案内板)宮ヶ瀬湖周遊コース
飯山観音長谷寺(本堂お賽銭箱横)宮ヶ瀬湖周遊コース
あつぎつつじの丘公園(南側第2駐車場の園内案内看板)宮ヶ瀬湖周遊コース
県立七沢森林公園(駐車料金徴収所)厚木市内周遊コース
黄金井酒造(売店ショーケース付近)大山周辺コース
七沢観音寺(社務所前)厚木市内周遊コース
七沢展望台(展望台柱)大山周辺コース&厚木市内周遊コース
三之宮比々多神社(社殿前のテーブル)大山周辺コース
あふり〜な比々多(入口横の窓)大山周辺コース
伊勢原大神宮(内宮横の掲示版)大山周辺コース
●大山周辺コースコンプリート予定
夢未市(出口自動ドア前)厚木市内周遊コース
高坪親水広場(東屋横)厚木市内周遊コース
●厚木市内周遊コースコンプリート予定
道の駅清川(サイクルラック付近)宮ヶ瀬湖周遊コース
みやがせミーヤ館(自転車の駅出口)宮ヶ瀬湖周遊コース
県立あいかわ公園(あいかわ公園パークセンター入口付近)宮ヶ瀬湖周遊コース
●宮ヶ瀬湖周遊コースコンプリート予定

 スタートの八菅神社からいきなり試練が訪れた。目の前の鳥居の先には階段が立ちはだかり自転車は入れない。仕方ないので歩き出す。この階段はすぐに終わるが、その先はコンクリート舗装の15%以上はありそうな急坂。そして真っ直ぐに伸びる長く急な階段が目に飛び込む。あれ上るのかとため息をついたが、コンクリート舗装の道は左手へカーブしてそのまま続いている。「車道・女坂」と書かれており、察するにあの急階段は男坂なのだろう。当然、女坂へ向かうのだが、ここも15%以上ありそうな急坂が続く。サイクリングなのにこんなに歩くなんて、まるでテレ東の「バス旅」じゃないか。400メートルほど息を切らして上ると、左手に階段がありその先に神社が見えたので階段を上る。すると広場があり右手にQRシートが貼られたハイキングコース案内版を発見した。


八菅神社



参道序盤の急坂



直進が男坂の急階段。左は女坂



神社手前の広場



ハイキングコース案内板にあったQRシート


 やれやれとひと息つき、スマホを起動するがなんとまさかの圏外。アプリが起動しないのでスタンプはゲットできず、出鼻をくじかれた。まいった(T_T)

 ※後日分かったのだが、読み取れない場合はQRシートを撮影してメールすれば良いそうです

 傷心の思いで下山し、気を取り直して飯山方面へやなみ峠を越えて向かう。ちなみに女坂が車道とあったので自転車でも行けるのかと思ったが、いこいの森駐車場から参道へ出るところは鎖が張られて通り抜けできないようにしてありダメみたい。

 次のチェックポイントは飯山観音長谷寺(ちょうこくじ)。小鮎川にかかる赤い橋を渡り、飯山白山森林公園方面へ約800メートルほど上って行く。そしてここもQRシート設置場所へ行くためには急な階段を上らなくてはならない。さらに辛いのは駐輪場が参道近くではなく、やや下にあること。もう! また歩くの? サイクリングじゃないのかよ。

 というわけで23段プラス50段の階段をよいしょよいしょと上る。QRシートが本堂横にあったのでアプリをかざす。あれ? 写らない。まさか。なんで? iOSじゃダメとかないよねぇ。でもどうやってもダメ。画像が出てこない。ついてない。サコッシュはあきらめ、とりあえずコースだけでも回るか。


飯山白山森林公園入口



長谷寺まで800メートル



長谷寺到着。駐車場は右手、駐輪場は手前に下った所にある



50段の階段



長谷寺



長谷寺のQRシート


 振り返ると相模平野を一望する、上った甲斐のある風景が広がっていた。さらにあと20分ほど上ると展望台があり、東京スカイツリー、横浜ランドマークタワー、三浦半島、江の島、伊豆大島まで見渡せるらしいが、そこまで歩く気力はない。スタンプもゲットできず、意気消沈してとぼとぼと階段を下る。


長谷寺からの絶景


 いったん下り、東丹沢パーク入り口から勾配10%を飯山グラウンドへ向かって上る。この時ふと気がついた。もしかしてカメラのアクセス許可してないんじゃね? 確認するとまさにその通り。あ〜、なんで長谷寺にいる時に気がつかないんだ。この愚か者! 仕方ないので引き返す。無事スタンプはゲットできたが、無駄なアップダウンと階段上りで20分ほどのロス(T_T)


飯山観音長谷寺のスタンプゲット


 次のあつぎつつじの丘公園は南側第1駐車場から園内に入ってしまい、南側第2駐車場を探して少し迷った。さらに県立七沢森林公園はダウンヒルが気持ち良すぎて駐車場を通り過ぎてしまいUターン。黄金井酒造は入っていいのかな? と思いながら恐る恐る入る。


あつぎつつじの丘公園南側第1駐車場入口



あつぎつつじの丘公園南側第2駐車場にあるQRシート



県立七沢森林公園の森のかけ橋



駐車料金徴収所にあるQRシート



黄金井酒造



黄金井酒造売店にあるQRシート


 ここで衝撃の事実に気がつく。この日は月曜日。ということは東丹沢七沢観光案内所は定休日じゃないか。コンプリートしてもサコッシュは出に入らない。でも前を通ったら室内の電気はついていた。もしかして開いてたのかな。


東丹沢七沢観光案内所


 さて、ここからは日向薬師へ向けての上りが始まる。緩やかな坂を上り、七沢温泉の旅館街を過ぎると右手に次のチェックポイントの七沢観音寺がある。ここは幸いにして自転車で行けそうだが、短いがコンクリート舗装の強烈な上りを上らなくてはならなかった。


七沢観音寺



七沢観音寺のQRシート


 次は七沢(南薬師林道)展望台。「もう捨てないで」というゴミ捨て禁止の看板の先にある。この道は何度も通っていてここに展望台があるのは知っていたが、ヒルクライムの途中なのでストップすることはなかったので初の訪問。ここは大山周辺コースと厚木市内周遊コースのチェックポイントなので2つQRシートが用意されていた。


七沢(南薬師林道)展望台



2つQRシートがある



展望台からの眺め


 厚木市内周遊コースはここで引き返して下るのだが、大山周辺コースはこのまま日向薬師まで上って行く。


日向薬師


 日向薬師からのダウンヒルを楽しみ、次の三之宮比々多神社に向かう。コース通り走っていると神社への入口を発見したのだが、また階段だよ。それがイヤだったら急坂上れってか? 究極の選択は当然、階段。あ〜、また山登りかと嘆きながら上りきると、目に飛び込んできたのは駐車場に止まっているバイク。どうやら裏から入ったようで、もう少し先へ行って回り込めば正面の鳥居から参道を通って境内に普通に入れた。な〜んだ。


三之宮比々多神社入口と思われた場所。左が階段、右が急坂



三之宮比々多神社


 社殿前のテーブルにQRシートがあるはずだったが見当たらない。おかしいなと思いながら周囲をきょろきょろ。すると右手に白い紙が落ちていた。もしやと思って拾い、裏返してみるとQRシートだった。風で飛んだのかな。元に戻し、無事にゲット。


三之宮比々多神社のQRシート


 この先はすぐに国道246号に出てもいいのだが、周回コースが赤線で描いてあったので、何かいいことあるかなと行ってみた。すると三段の滝(もちろん行かない)への分岐の先に勾配15%現る! へ、ここってヒルクライムコースだったんかい。その通りで約2キロ、平均勾配8%超のチャレンジコースだったよ。ピークはフォトスポットとなっていたが、見渡せる場所はなかったような気がする。大山周辺コースといいながら大山ケーブル駅への上りがないのはおかしいと思っていたが、車もいないしこっちの方がいいかな。また来よう。


三段の滝への分岐



勾配15%


 下った後は国道246号へ出て、あふり〜な比々多(JAの直売所)、伊勢原大神宮へと向かう。この2つのチェックポイントをクリアしてまずは大山周辺コースをコンプリート。


あふり〜な比々多



あふり〜な比々多のQRシート



伊勢原大神宮



伊勢原大神宮のQRシート



大山周辺コースコンプリート


 この後は北上し、小野橋から玉川沿いを走り、ぼうさいの丘を経て恩曽川近くにある夢未市へ。ここもJAの直売所。スタンプをゲットし、今度は恩曽川沿いの遊歩道を遡上して次のチェックポイント高坪親水広場を目指す。ここにたどり着いた時点で厚木市内周遊コースもコンプリートだ。


夢未市



夢未市のQRシート



恩曽川の遊歩道



高坪親水広場



高坪親水広場のQRシート



厚木市内周遊コースコンプリート


 しかしながら高坪親水広場到着は午後2時53分。残りは土山峠を越え宮ケ瀬から県立あいかわ公園、そしてスタート地点の八菅神社までの三十数キロだが、上りもあるので2時間近くかかりそう。暗くなっちゃうね。ということで本日はここで打ち止めとした。どうせサコッシュもこの日は手に入らないし、宮ケ瀬周辺コースの残りと合わせて後日また来よう。この日の八菅神社から高坪親水広場の距離は48.3キロ、獲得標高は944メートル。所要時間は5時間5分。グロス平均時速は食事休憩もないのになんと9・5キロ。歩いたもんなぁ。それも上りだし。

 コースはよく考えられたものだと思う。特に走ったことのない里山や川沿いの道は(そんなに飛ばせないけど)楽しめた。近所だけどまだまだ知らない道があるもんですな。ブルベもそうだけど人の引いたコースを走ると新発見があるから嬉しい。

<その2 宮ケ瀬周辺コース編に続く>
 
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※坂井希久子(1977年和歌山県生まれ。「虫のいどころ(男と女の腹の蟲から改題)」で第88回オール讀物新人賞。当時売れっ子SM嬢だったことが話題に)



●「先に死んでごめんね」

末期がんで余命1年の宣告を受けた妻と、定年後も仕事を続ける昭和な亭主関白の夫のお話。家事がまったくできず娘2人にも愛想をつかされた夫が、妻の手のひらで優しくころがされて変わっていく。「先に死んで1人にしてごめんね」と言う妻は素晴らし過ぎる。

一歩間違えば同じ立場かと思いながら一気に読んだ。

10年前に妻が旅立った後、台所でレシピノートを見つけたが、その中にクックパッドのものがいくつか。あ、妻も今の自分と同じように頼っていたのかと思うと何となく嬉しくなった。そのクックパッドのおかげで何とか料理は作れるようになった。生前に作ってあげられなかったのは後悔しかないが…。

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