お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 体年齢を教えてくれなかったカミさんだが、子供からの情報によるとどうやら1歳年を取ったらしい。

 29日の休み(マリノスが天皇杯で勝ち進んだときのために有給を取っていた。もちろんやることもなくヒマでしたが)は朝起きたときから、「今日は野菜を食べなくっちゃ。夜は鍋ね」と夕食のメニューは決まっていた。

 その甲斐あってか、30日の深夜に測った私の体年齢は53歳から52歳と若返っていた!
 カミさんのは知りませんが・・・。

 体重も自転車通勤を始める前に比べると、2キロほど減ったようだ。

 しかし、自転車通勤をやってないと、一体どういうことになっていたのか。

 空恐ろしい・・・・。

 来年も頑張って、チャリンコいっぱい乗るぞ~!

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いつもなら大渋滞の東名入り口交差点(横浜町田IC)手前の246号線も、年末とあってガラガラ。この坂が自宅を出発して最初の坂です。渋谷まで30キロ地点

BDー1でチャリンコ通勤<12月30日>


 今日は246号線~駒沢通り~明治通りと走り、麻布十番商店街前の一の橋交差点を右折してみた。

 赤羽橋を過ぎ、左手に東京タワーを見ながら芝公園の間を走る。さらに日比谷通りを越え、第一京浜も越える。道は細くなり一方通行となる。JRの高架が見え、道は線路を避けるように左にカーブしている。そこにはタクシーが長蛇の列をなしていた。あれ、行き止まりか?

 タクシーの群れを追い越していくと、ガードがあった。歩行者とチャリンコしか通れない。入って見ると、何だか不気味だ。こりゃ、年代ものだ。オレンジ色の光が点々と続いているが、それほど明るくはないし天井は低い。

 おそるおそる抜けていくと、東京ガスさんの敷地内? やばい、と思って右の歩道に出る。というか車道はなく歩道しかない。進んでいくと、見たような風景。海岸通りの浜崎橋を過ぎたところだ。なるほど、ここに出るのか。

 トータル距離は初めて40キロを割った。これまでで最短ルートだ。明日は走らない予定なので、走り納めの日に新発見の巻・・・でした。

 さて、今日も仕事。あすも仕事。年越しは毎年会社。因果な商売についたものです。

 サイコンによる記録
 距離 39.73km
 平均時速 20.8km
 走行時間 1時間54分20秒

 05年通算距離 3674.47km
 ※1日での最長距離 130km(5月1日 自宅~246号~二子橋から多摩サイ~羽村堰~(戻って)味スタ~(サッカー観戦のち)~津久井道~鎌倉街道~町田街道~自宅)



いつもトイレで着替えているテナントビルのディスプレイもお正月用に変わりました。このブログをご覧いただきありがとうございました。皆様、よいお年を! 来年もよろしくお願い致します


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駒沢通りの駒沢公園前の街路樹。枯れ木の向こうは真っ青な青空

BDー1でチャリンコ通勤<12月28日>

 空は青一色。雲ひとつない。風もほとんどない。好天のなかを快適に246号線から駒沢通りを走る。環七を過ぎると路肩に駐車車両がズラリと並ぶようになり、道は混み合ってくる。

 中目黒からの坂を上り、恵比寿駅を抜けて明治通りに入る。今度は古川橋交差点をちゃんと左折。二の橋を右折して坂を上るとオーストラリア大使館。その先の下り坂でトラックが止まっていたのだが、左側のドアが異様にふくらんでいる。何だこりゃ? 近づいてみると、ガードレールにぶつかって事故っていた。ありゃりゃ、可哀相に。

 1号線と合流する交差点で左手の風景に記憶があった。「三田国際ビル」? あ、ここの1階のレストランでバイトしてたよ。25年以上前のことですが・・・。

 慶應大学東門の前を通って、田町方面へ。後はいつもと一緒で、海岸通りから浜離宮の横を抜けて会社へと向かった。

 自転車通勤を初めて1カ月と少しになるが、まだ雨や寒さで断念というケースはない。ほとんどが晴れている。月、水、金が自転車通勤の日と一応決めている。今年はあと1回。それが走り納めとなるかな。

 サイコンによる記録
 距離 40.63km
 平均時速 20.1km
 走行時間 2時間1分12秒


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 自転車通勤をするようになって、それまで80キロを軽くオーバーしていた体重がだんだんと減ってきた。数年間ヘルスメーターなど見るのもいやだったのが、毎日計るようになってきた。大台をたまに切るようになりほくそ笑んでいたのだが、そのヘルスメーターが壊れた。

 クリスマスの日にはやる気持ちを抑えながら新しいのを買った。今度のは体年齢も出る。よし、俺は何歳だろう? きっと若いよな。期待に胸躍らせて計ると

 53歳

 機械は無情だ。まだ、40代後半だよ。

 「きっと体脂肪が多すぎるんだよ」。そういって慰めてくれたカミさんだが、体年齢は教えてくれなかった。

 娘二人も計ったが、子供は計測されないようだった。

 「や~い、おじいさん」。娘二人が口を揃える。父親の威厳もへったくれもない。とほほ・・・。

 その娘二人とカミさん。今日は早起きして近所の友人とディズニーランドへ行っている。

 私ですか? もちろん会社です・・・

 
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駒沢公園。あれ、誰もいない?

BDー1でチャリンコ通勤<12月26日>

 「サンタさんに頼んだのと色が違う」
 「こんな大きな靴下に入ったお菓子はいらない」

 サンタはお父さんだと知っているのに知らないふりの子供たち。子供たちに分からないようプレゼントを買い、寝静まるまで眠いのを我慢して、隠しておいたプレゼントをそっと枕元に置く。そんな苦労も知らないで、文句は一人前に言う。

 小さいときはホントにサンタがいると信じていたらしく、「サンタさんに何もらう?」って聞いても、「もう、サンタさんに言ったから」。おいおい、俺は聞いてないぞ。どうしよう。カミさんとあれこれ想像して買ってきたはいいが、「こんなの頼んでない!」と怒られる始末。

 毎年ドキドキのクリスマス。サンタの大役も終わり、ほっとひと息。そして05年もラストウイークとなりました。

 今日は快晴。でも風が強い。二子橋では風にあおられ、「おっとっと」とバランスを崩す。

 二子玉川駅の下を過ぎ、自転車通勤では初めて駒沢通りに入ってみた。学生時代に祐天寺に、就職してからは駒沢大学周辺に住んでいたこともあり、この通りは懐かしい。

 片側一車線なので路肩は狭いが、トラックがそれほど走っていないのでまあまあのスピードで走ることができた。

 やがて恵比寿駅。駅を通り過ぎて右に曲がり天現寺から古川橋へ向かう。古川橋交差点でなぜか泉岳寺方面へ曲がってしまった。しまった。魚藍坂だ。ふ~・・・。

 上りきって下りると、あれ、見たことのある交差点。目黒通りからやってくるときに通るところだ。ここに出るのか。

 そのまま三田方面へ左折し、田町駅前まで下る。

 地図で調べると、古川橋は左折して麻布十番まで行き、そこを右折して芝公園へ向かった方が距離も近いし雰囲気も良さそうだった。次回走ってみよう。

 サイコンによる記録
 距離 40.62km
 平均時速 19.5km
 走行時間 2時間4分55秒


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●月日 05年12月24日(土)
●目的地 相模川周辺(神奈川県海老名市)
●ルート 自宅~246号線~目久尻川~用田橋から迷走~海老名から北へ~相模原~相模大野のイトイサイクルさん~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後1時ごろ
       トータル 44.27km
       平均時速 17.4km
       最高時速 37.5km
       走行時間 2時間32分31秒


のどかな風景のなかを走る目久尻川サイクリングロード

 金目川あたりまでポタリングしようかと前日は計画していたのだが、年末の忙しさのために疲れがでたのか目覚めたのは午前11時。ありゃ~、もう近場しかいけないか。せめて歌川までは行ってみようかとお昼を自宅で済ませて午後1時ごろ出発した。

 「今日は寒いよ」とカミさんが言っていたが、走り出すと太陽が雲の合間から顔を出すようになり、それほどでもない。246号線を泉の森で左折し、桜森交差点を右折。さらにすぐ右折してしばらく直進し、橋の手前の急坂を下りると目久尻川へ出る。

 川沿いの一般道を走り、水車のある北部公園を過ぎると海老名駅の周辺となる。ここまで所要時間は約30分。順調に来ている。

 ダートや一般道を走り続けると、橋の欄干に小さなカッパの像が見えてくる。さらに進むと2匹のカッパがいる。

 河童伝説
 古老の語るところによると
 目久尻川は古くは目穿(くじり)川と記された
 昔々カッパが住んでいて田畑の
 農作物を荒らすのでこれを困った農民が
 カッパを捕まえて
 「これで悪さもできなくなるだろう」
 と言って目をえぐりとった
 これが河名の由来である


 こんな由来をもった目久尻川。そのサイクリングロードは小園橋から始まる。

 何度か走ったことがあるのだが、なぜだか今日はことのほか気持ちがいい。天気がいいせいかな。周囲の田園風景ものどかで、今週の仕事の忙しさでパンク状態だった頭の中をいやしてくれる。

 小園橋から新武者寄橋までが2.3km。新武者寄橋からロードの終点の用田橋までが3.3km。たった5.6kmしかないサイクリングロード。途中までは快適に走っていたのだが、リアのブレーキのワイヤーがゆるんでまったく効かなくなっていることに気がついた。目一杯ブレーキングしても止まらない。ちょっとやばいかな。時速25~27km近くで快調に走ってきたのだが、やむなくスローダウンすることにした。

 終点の用田橋でサイクリングロードを離れ、戸沢橋へ行くことにしていたのだが、どうも道を間違えたらしい。用田橋を右折したところに三叉路があり、迷った末に直進する方向へ進んだ。いやな予感はしたのだがやはりこれが間違いだったようで、厚木方面へ帰る方向だった。

 太陽の位置がおかしいなと思って携帯のGPSで確認。間違っていることに気がつき、田園の中の道を迷走しながら門沢橋付近にたどり着いた。え、門沢橋? そんな橋はなかったよなぁ。戸沢橋ってどこなんだろう。相模川はそこに見えているのに・・・。

 地名は門沢橋で、そこで相模川にかかるのは戸沢橋。帰宅後に地図で確認したところによると、そういうことだった。



今泉の先で発見した鎌倉街道の道しるべ
 迷ってしまって時間をロスし、歌川方面へ行くことは断念。県道相模原茅ヶ崎線を北上し、相模大野を目指すことにした。そこにはBD-1を購入した「イトイサイクル」があり、ブレーキを直してもらうつもりだった。きっとこのくらいは自分でできないといけないのだろうが・・・・。

 246号線を今泉で越えたあたりで右折。別に目的があったわけではないが何となく行ってみることにした。だんだん細くなっていく道をしばらく走ると道は小高い山の方へ向かっている。それを上りきったところに「鎌倉街道」の標識があった。

 へ~、こんなところにも鎌倉街道があったんだ。道しるべには、「鎌倉街道は、今から約800年前に源頼朝によって整えられた武士の都・鎌倉に通じる街道です。市内(座間市)の相模川の河岸段丘のふちをほぼ南北に貫き、道筋には護王姫の哀話をはじめ多くの伝説が残されています」と座間市教育委員会の名で説明がされていた。

 もう一度来いと言われても行ける自信はないのだが、こういったものを発見するのもポタリングの面白さだ。

 この鎌倉街道はすぐ先で県道杉久保座間線と合流してしまったので、情緒を楽しめたのは少しの間だけだった。

 県道を直進すると星谷寺にぶつかる。見たような景色だ。右折すると小田急線の踏切。そして谷戸山公園。車で中央高速へ向かうときは必ず通る道だ。な~んだ。ここに出るのか。

 相模大野へ向かう県道町田厚木線はすごい渋滞。それを横目にスイスイ走ってイトイサイクルへ向かう。

 ブレーキを調整してもらうのを一生懸命見ていたが、「うまくやるもんだな」と感心するばかりで、手先が不器用な自分にはとてもできそうもない。困ったもんだ・・・。

 ブレーキのおかげでスローなポタリングになってしまい走行距離もそれほど出なかったが、のどかな風景の中をのんびり走ったことで気分は良かった。

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田町駅裏の高浜運河の遊歩道も、休日とあって人の姿はほとんない

BDー1でチャリンコ通勤<12月23日>

 「こんなに天気がいいのに、会社行かなきゃいけないなんて」

 自転車通勤を始める前はよく思ったものだ。それが今は、「今日も快晴。よし走るぞ」っていう感じでBD-1にまたがる。

 今日もいい汗かきました。休日とあって246号線のトラックも普段よりは少ないし、多摩川越えて都内に入ると、車の量がぐっと減ってくる。左端の車線はチャリンコの天国だ。路上駐車も少ない。いや~、快適ですな。

 運河沿いの遊歩道も歩いてる人はほとんどおらずスイスイ走ることができる。運河沿いの道はこれまで何回か走ったところによると、連続しては行けないことが判明した。ほとんどが橋にぶつかると行き止まりとなっており、私の走っている範囲では、田町駅裏の藻潮橋→新芝橋→霞橋が唯一橋をくぐって連続して走ることができる。

 あすはクリスマスイブ。いつもトイレでレーパンからGパンに着替える会社近くのテナントビル(会社にいきなりレーパンで入るわけにもいかないので・・・)にもクリスマスツリーが飾られていました。

 サイコンによる記録
 距離 43.62km
 平均時速 21.9km
 走行時間 1時間59分35秒



あすはクリスマスイブ


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パールイズミのジャージを買いました。ネックウォーマーは横浜F・マリノスです

BDー1でチャリンコ通勤<12月21日>

 昨日に続き、今日もサイクリング日和だったですね。

 中1日空けたし、天気もいいので調子はいい。

 BD-1は下り坂でもそれほどスピードが出ないのだが(私の実力がないせいもあるが)、この日は246号線の馬絹交差点への下り坂で最高時速51.7kmを記録した。

 これまでは、246号線のつくし野アスレチックから長津田へかけての坂と、市が尾交差点手前の坂で40数kmは記録していたが、50km越えはBD-1では初めてだった。

 カミさんに自慢しても「危ないからやめなさい」と言われるのがオチなので、ここで密かに自慢します。

 昨日、ようやく上着を買いました。ちょっとお腹のあたりがキツいのですが・・・。頑張って痩せなきゃ!

 サイコンによる記録
 距離 40.07km
 平均時速 21.3km
 走行時間 1時間52分58秒


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05年12月18日 横浜国際(日産スタジアム)
サンパウロ(CONMEBOL・ブラジル=白)1ー0リバプール(UEFA・イングランド=赤)
(トヨタ杯世界クラブ選手権決勝) 6万6821人 
アウエー側ゴール裏サイド1階席7列目で観戦

世界一を決め、抱き合って喜ぶサンパウロ

 サンパウロが前半27分に挙げた虎の子の1点を、GKセニの好セーブなどで守り抜き、1-0でリバプールを下して92、93年のトヨタ杯連覇以来の世界一の座についた。猛攻を仕掛けるリバプールに対し、後半のシュート数1が表すようにほとんどが自陣での守り。3度ネットは揺らされたが、すべてオフサイドでノーゴールとしたたかな守備を見せた。大会MVPにはサンパウロGKセニが選ばれた。

 試合開始前に「FIFA恒例の何とか」だからと観客が起立させられた。今大会の観戦は4試合目だが、これまではなかった。「何なんだろう。それにしても座っていいと言ってくれないな」。しばらくして前の方からみんな座り始めた。すると今度は英語のアナウンスで「FIFAファミリーのために黙祷」と言っている。ピッチ内で選手が黙祷を始めてからようやく日本語のアナウンス。「え、また立つのか」。静まりかえるスタジアムのはずだったが、バックスタンド2階のホーム側では大騒ぎが収まらない。サンパウロのサポーターだった。主審が手を下に振って「静かにしろ」と言ってるように見えた。その瞬間。キックオフのホイッスルが鳴った。「あれ、もう始まっちゃたよ」。何がなんだか分からないうちに「地球一」を決める決勝の幕が切って落とされた。

 リバプールの選手は喪章を巻いている。実はリバプール来日後にベニテス監督の父親が亡くなったそうだ。帰国しようとしたが、家族から「世界一になってくれ」と言われ残ったという報道が初戦のサプリサ戦後にあった。このための黙祷だったようだ。

 いきなり右サイドのジェラードからクロスが入る。合わせたのはモリエンテス。しかし枠を外した。その直後。スタンドからピッチに観客が1人降りてきた。ゴール前まできておじぎしている。何だこいつ。当然試合は中断。しばらくしてスタッフが捕まえに行ったがかわされた。警備員が出てくるのが遅かったせいもあるが、その闖入者はネットに体ごと飛び込んだ。

 やがて押さえつけられピッチから出されたが、ネットは調整しなくてはならない。試合が再開されたとき、時計はすでに5分を回っていた。

 その後の警備は一段と厳しくなった。たぶん試合終了前に配置されるであろうシミスポ(かな?)のスタッフがゴール裏にかり出されズラリと並ばされていた。

 リバプールは遙か向こうのゴールに攻め込む。席が前過ぎてよく見えない。しかしこの前の試合ほどリバプールのパスは繋がらない。ミスも多いようだ。サンパウロは中3日。一方のリバプールは中2日。その差が出ているのか。


敗戦が決まりピッチに座り込むジェラード(右から2人央)
 3位決定戦のときよりは寒いはずなのだが、目の離せない展開が続き少しだけ寒さを忘れることができた。

 ほとんどチャンスのなかったサンパウロだったが、前半27分、リバプールの3枚のディフェンスの間からミネイロがスルーパスに反応して抜け出した。後でニュースを見ていたら、抜かれたディフェンダーは手を挙げてオフサイドをアピールしていた。手を挙げるヒマがあったら追えってんだ。これじゃどこかのチームのバックラインと同じじゃないか。

 押され気味だったサンパウロがあっという間に先制ゴールを挙げた。

 失点直後、ルイス・ガルシアのシュートはポストを叩き、ジェラードはフリーのシュートを外した。前半を終了してサンパウロのシュートは3本。それに対しリバプールは10本。ボールを支配しているのはリバプールだが、1点リードを許したままロスタイム5分も消化してハーフタイムを迎えた。

 売店はホイッスルが鳴る前から凄い行列だった。あと45分。寒さに耐えよう。

 後半はリバプールが攻めっぱなしとなった。

 しかしサンパウロのGKセニが当たりに当たっていた。ジェラードの右スミを狙ったFKを左手1本ではじき、ルイス・ガルシアの決定的なシュートもファインセーブを見せるなど、どうしてもゴールを割れない。

 しかしネットは揺れた。それも3度。最初の2度のときはゴール裏に大歓声が挙がった。そしてしばらくしてタメ息に変わる。「え、オフサイドかよ」。さすがに3度目にネットが揺れたときは、目の前の副審に目をやった。また旗が上がっている。ゴール裏からではオフサイドは分からない。

 「Who is fuckin’ player?!」(誰がオフサイドやねん?! という意味かな)


オフサイドの判定に抗議するリバプール
 リバプールサポの英国人が綺麗な発音で叫ぶ。この人なぜか、「アブナイプレー」などとたまに日本語でもヤジっていた。

 試合後ベニテス監督はこう吐き捨てた。「選手たちには祝福の言葉を送るよ。21本ものシュートを放ち、17回のCKを蹴り、2回バーをたたき、3回ゴールネットを揺らした。これ以上何をすればいいのか」。

 リバプールはサンパウロの術中にはまったのか。少ないチャンスでゴールし、それを守り抜く。ブラジル代表がシシーニョの1人しかいないサンパウロにとってはそれが勝つための作戦だった。

 終盤はイングランド代表の201センチのFWクラウチを投入し、反撃するリバプール。しかしロスタイムにリバプールが放った2本のシュートはともに精度を欠いていた。

 見る方としてはもう少し派手な攻め合いを期待していたのだが、ちょっと期待外れの試合だった。しかし、ブラジル代表のロナウジーニョを中心とする超攻撃的なサッカーも、サンパウロのように守りきるサッカーもともに王国ブラジルのサッカーだ。だからタイトルが取れるし、王国と言われるんだな、きっと。

 「来年は来ないよ」。試合後、駐輪場で小さい女の子連れのお父さんが言っている。
 「え、どして」
 「だってリーグ戦も天皇杯も負けたでしょ」
 「ふ~ん、じゃあ来年はユニホーム買わなくていいから良かったね」
 「え?」
 「だって星が増えないもん」

 きっとこのお父さんも、早々とチケットを買ったクチなんだ。私と同じように・・・。

 サンパウロのサポーターも、リバプールのサポーターも見ていてうらやましかった。愛するチームが世界一に挑戦する姿を応援できるんだもんな。チケットを買ってしまったから観戦に来たけど、本当は家でテレビで見たかった。マリノスの試合でもないのに、寒いのを我慢して見るのはもうイヤだ。90分で終わってくれと心から願っていた。

 やっぱり、マリノスの試合じゃないと、つまんないよ。

 さあ、来年だ来年!

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05年12月18日 横浜国際(日産スタジアム)
アルイティハド(AFC・サウジアラビア=黄黒)2ー3サプリサ(CONCACAF・コスタリカ=白)
(トヨタ杯世界クラブ選手権3位決定戦) 
アウエー側ゴール裏サイド1階席7列目で観戦

3位となり大喜びのサプリサ

 サプリサが終盤の再逆転で3位に食い込んだ。先制したものの後半8分にPKで逆転を許したサプリサは同40分にPKで同点に追いつくと、終了間際にはゴメスがFKを豪快に左足で蹴りこみ再逆転。そのまま逃げ切った。アルイティハドは終始攻め込みながらも、DFが痛いファウルを犯しリードを守れず4位に終わった。

 昨年のトヨタ杯決勝はアウエーゴール裏の確か5列目付近。おまけにゴールの真後ろなので、カメラマンが邪魔してよく見えなかった。まあ、これは招待券だったので仕方ないかと諦めたが、何と1次発売で勝ったこの決勝・3位決定性の試合も前から7列目という席。サイドスタンドなので昨年よりはましかなと期待したが、やっぱり同じ。カメラマンでエンドラインはまったく見えない。向こう側のゴールははるか彼方。何をやっているのかさっぱり分からない。

 だから押されっぱなしのサプリサがカウンターから先制ゴールしたのだが、よく見えなかった。

 同点に追いついたカロンのゴールはしっかり見えたが、足もとのボールがどうなっているのかはカメラマンが邪魔して分からない。はね返されてもう一度蹴りこんだシーンは何とか見ることができた。

 開幕戦からそうだったが、大型ビジョンで結構リプレイや生の画面を映してくれたので有り難かった。最初は現場で見てるのに、何でしつこくやるのかなぁ、なんて思っていたが、見えない席に座った人のためにやってくれていたんだ、と勝手に納得した。

 ほとんどアルイティハドがボールを支配し、前半を終了した。

 3位決定戦とあって観客はまだ少ない。
 「俺たち5時間、いや6時間ここにいるんだね」
 そんな声が後ろから聞こえてくる。この日は今年一番の冷え込みが予想されていた。確かに寒い。風がないのが有り難かった。「あと2時間かぁ」。決勝のキックオフまで、まだ先は長い。

 後半が始まってしばらくして、はるか彼方のゴールの前でアルイティハドの選手がPKの位置にボールをセットしている。え? いつの間にPK取ったの? スタンドからは歓声も悲鳴も何も聞こえなかったぞ。

 黄色のユニホームを着た選手がキックする。入った、と思ったらやり直し。今度も同じ方向へ蹴った。GKは反応したがネットが揺れた。アルイティハドが逆転した。

 その後もアルイティハドは攻め続ける。アジア王者に何としても3位の座について欲しかった。アジアのサッカーを(クラブレベルだが)世界に見せつけて欲しかった。この調子ならそれも夢ではない。

 ところが終盤を迎えて試合は大きく動く。

 サプリサの左サイドでボールをもらった選手が、フリーでドリブルで切れ込んでくる。そこへアルイティハドのDFが猛烈なスライディングタックル。見た瞬間は「ナイスクリア」と思った。しかし判定はPK。「そんな馬鹿な」。この角度からは完全にボールにいっていたように見えた。その証拠にボールはエンドラインへはじき出されている。

 サプリサは難なくPKを決めて同点とした。

 ここまでのサプリサのチャンスはほとんどない。しかし、数少ないチャンスをきっちりと得点している。見ていてつまらないサッカーだが、これが彼らのスタイルなのか。

 ま、同点止まりだろうな。

 いや、そんなことはなかったのだ。

 今度は右サイドからドリブルで切れ込む。アルイティハドDFの対応が遅れ、決定的チャンスになりそう・・・というときに、アルモンタシャリが足を引っかけた。これは目の前だったのではっきり分かった。レッドだな、こりゃ。その予想通りレッドカードが出され、ペナルティエリアぎりぎりのところからのFKとなった。

 サプリサにどんな選手がいるのかは分からない。コスタリカ代表がほとんどなのだが、名前は知らない。しかし、ゴメスという名前はいやでも覚えることになった。

 壁は6枚。その横を弾丸シュートが抜けそのままゴール左上のスミに突き刺さった。「すげー」。まっすぐ伸びてドカン。スタンドにようやく歓声が起こった。

 そしてタイムアップ。サプリサが3位の座を残り5分間で手に入れた。

 前座試合が終わり、さあ、来るときに買ったシューマイ弁当でも食べるか。寒さに凍えながらハシを持つ。シューマイをひとくちほおばる。「冷た!」。まるで冷蔵庫に入っていたかのような感じだった。

 暖かいものでも買いに行くか。考えることはみんな同じ。どこの売店も長蛇の列。仕方ない。スタジアムを1周して暖まろう。歩いて初めて気がついた。6階部分はメーンスタンドの裏が通れないんだ。

 決勝キックオフまでやっと残り1時間を切った。

<決勝観戦記へ続きます> 

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中原街道の路肩は黄色いじゅんたん

BDー1でチャリンコ通勤<12月19日>

 出発したころ(お昼前)はそうでもなかったのだが、多摩川に着いたあたりから風が強くなった。多摩サイではまともに横風を受け、ほとんど斜めに体を倒しながら走った。

 丸子橋から都内に入ると、中原街道は風に吹かれていちょうの葉っぱが舞い、それが落ちてきた路肩の溝付近は黄色いじゅうたんのよう。中原街道は路肩が広いので走りに影響はなかったが、大量に落ち葉があるところもあったりして、ちょっとひやひやでした。

 それにしても寒い1日でしたね。途中休憩した後は、汗が引いて寒いくらい。早く暖かい上着を買わなくちゃ。これじゃ、走る気をなくしてしまうよ~。

 サイコンによる記録
 距離 43.82km
 平均時速 20.0km
 走行時間 2時間11分18秒


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●月日 05年12月18日(日)
●目的地 日産スタジアム(神奈川県横浜市)
●ルート 自宅~境川サイクリングロード~境橋から厚木街道~鶴ヶ峰から16号線~和田町「ステージワン」~(ちょっと戻って)梅の木から青砥上星川線~鴨居駅前~鶴見川サイクリングロード~日産スタジアム~(帰路は逆ルート)~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後1時過ぎ
       トータル 50.16km


綺麗に舗装し直された大和橋の境川サイクリングロード入り口付近

 久しぶりに境川サイクリングロードを走った。といっても下流の起点・大和橋から境橋までの5キロあまり。木曜日に続きこの日も日産スタジアムでのサッカー観戦なので、境橋を左折し国道16号線に向かった。

 大和橋付近は舗装はされているのだが、かなり痛んでおり、雑草も伸び放題だったのだが、つい最近(というっても1~2ヶ月前だろう)綺麗に舗装された。いつも横目で見ながら246号線を走って通り過ぎていたのだが、ようやく走るチャンスが訪れた。

 大和橋からの入り口付近は、もうちょっと急な坂のような気がしたが、新たに舗装されて緩やかな坂になっている気がする。サイクリングロードの案内版も新しくなったようだ。境川サイクリングロードの終点・藤沢付近から引地川方面へ行くのは、以前は1号線を行けと書かれていた。それを信じて行ったのだが、あのあたりの1号線は陸橋になっていてすんなりとは出られない。また出たとしても、引地川へ降りるのは陸橋の途中の急坂を下りなくてはならない。

 その後、藤沢病院の前を抜けていくルートを発見し、今ではそこを利用しているのだが、新しくなった地図にはちゃんとそのルートが書かれている。

 そして見上げると、「1号線まで18.5キロ」という標識があるじゃないか。大和市もなぜか急に力が入ったようだ。

 新しい舗装道は気持ちいい。快適に走っていると今度は「246号から1キロ」なんていう標識が見えてきた。ここまでやるからには、予算がいっぱい取れたのね。


新たに設置された距離案内

 境川サイクリングロードは相鉄線の鉄橋部分でいったん途切れる。両岸とも道はない。右岸を道なりに進み、ガード下をくぐって再び川沿いに出るのだが、ご丁寧にこの迂回路の地図まで設置されていた。

 相鉄線の先は一般道となり、再びサイクリングロードとなるのは、新幹線の越えてしばらく走ったいちょう団地の先からだ。ここからは私が初めてママチャリで走った数年前から距離標識はある。1号線までは約10キロの道のりだ。

 境橋を左折し厚木街道を相鉄線に沿って走り、鶴ヶ峰で16号線に出た。そのまま横浜方面に走り和田町の自転車ショップ「ステージワン」を目指した。三ツ沢にサッカー観戦に行くときに見かけたショップ。ネット通販もやっているが、一度店舗を見ておこうかと思ったのだ。ちょうど冬用の上着も探していることだし、足を伸ばしてみた。

 黄色いアディダスの「サーモジャケット」というのが暖かそうで気に入ったのだが、着てみると腹のあたりがきつい。後はちょうどいいのに・・・。「これより大きいサイズはありませんか?」。聞いてみたが「2XOですか?(あんまり大きな声で言うな!)。O以上は今置いていないんですよ」。1万8900円を衝動買いしなくてすんだようだ。

 結局、アディダスのレッグウオーマーだけ買って店を後にした。

 再び16号線を鶴ヶ峰方面へと引き返し、梅の木交差点を右折する。地図によると入ってすぐのあたりは「山崎通り」。途中、羽沢方面との分岐点から私が向かった鴨居方面の道は「青砥上星川線」というらしい。

 なだらかな上り坂が続き、やがて急な下り坂となった。何だか切り通しみたいな感じの道。帰りはちょっとつらいかなと感じていた。
 


鴨居付近の鶴見川右岸

 鴨居駅を通り過ぎ鶴見川に出た。このあたりも久しぶりだ。サイクリングロードは左岸にあるのだが、出たところが鴨居の人道橋よりずっと下流だったのでそのまま右岸を走る。途中からダートになり小机城址手前を一般道へ入り、小机大橋にある崎陽軒でシューマイ弁当を買ってスタジアムに向かった。

日産スタジアムからの楽な帰り道発見

 これまでのサッカー観戦からの帰路は、暗い鶴見川サイクリングロードを落合橋まで行きあとは恩田川沿いを走るか、川近くの一般道を走るかのどちらかで十日市場へ行く。そして246号線とほぼ平行に走る卸しセンターへの道を走って帰ると決まっていた。

 その十日市場からの道はきつい坂が3つある。バスとの競争もある。停留所で抜き、また抜かれ、最後は幅寄せしてくるバスもいる。いつもいやだなと思いつつ、他に適当な道がないのでそこを帰っていた。246号線でもいいんだけど、坂がね・・・。それに夜はちょっと危ない。

 この日、行きに通った梅の木から鴨居の道も、最後の急坂がとても気持ちよく降りられたということは、上りはきついということだ。まあ、ダメもとで行ってみるか。確か、その急坂を上りきれば、あとは坂はないはずだ。ひとつだけ頑張ろう。

 そう思って上り始めた。

 ところがそれほどでもない。苦しまなくても上れるじゃないか。う~む。実はそんなに急な坂じゃなかったのか。あるいは私が実力を付けたのか。ちょっと自己満足しながら上り切ると、あとは梅の木交差点まですべて下り坂。お~、来るときこれを上ってきたのか。俺もやるじゃないか。

 距離的にも21キロ程度とこれまでとあまり変わらないし、来年からはこの道を帰ることにしよう。観戦で疲れたあとは、楽チンな道がやっぱりいいもんね。

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05年12月15日 横浜国際(日産スタジアム)
サプリサ(CONCACAF・コスタリカ=白)0ー3リバプール(UEFA・イングランド=赤)
(トヨタ杯世界クラブ選手権準決勝) 4万3902人
ホーム側ゴール裏サイド2階席で観戦

日産スタジアム・東ゲート

 欧州王者リバプールが危なげない試合運びで3-0とサプリサを下し、決勝に進出した。前半3分にクラウチのゴールで先制したリバプールは、同32分にジェラードのスーパーゴールで加点。後半13分には再びクラウチがゴールを決め、試合を決定づけた。波乱もなく順当に勝ち上がった欧州王者と南米王者が18日の決勝で対戦する。

 2大会連続3度目のW杯出場を決めているコスタリカ代表がズラリと揃ったサプリサ。面白い試合を期待してスタジアムに足を運んだが、終わってみればリバプールの凄さ・強さだけが印象に残った試合だった。

 前半3分の早過ぎるクラウチのゴールが、試合の行方を早々と決定づけた。

 サプリサのDFが自陣でクリアしきれずにいるボールをリバプールが奪い、左サイドのリーセからクロスが上がる。中央でシセが右足で落とす。ハーフバウンドとなったボールを2メートルを越す長身のクラウチが巧みにボレーシュート。難しい体勢ながら見事にコントロールされたシュートは、ゴール右スミに突き刺さった。サプリサGKは一歩も動けなかった。

 「あらら、もう入っちゃったよ」
 「え、もう攻めないかな」
 そんな心配は杞憂だった。

 リバプールのパスが、ダイレクト、ワンタッチで素早く綺麗に回っていく。スペースに出されたボールにいち早く追いつくのはリバプールの選手。左サイドのリーセはほとんどフリーとなり、チャンスをつくる。パスは足もとへピタ。トラップもピタ。スペースへ出すボールもぎりぎりのところで通す。一方で相手を引きつけるフリーランニングで常にフリーの選手をつくる。いやはや、凄いサッカーだ。こりゃ次元が違うね。

 そしてもっと凄いプレーが32分にスタンドを熱狂させた。


キックオフ。スタンドはちょっと寂しい
 リバプール自陣のクリアからクラウチが頭で後ろへすらす。フリーでいたリーセが狙いを定めてクロス。ボールはファーサイドでフリーで待ちかまえていたジェラードのもとへと飛んでいく。ペナルティライン付近にいたジェラードはやや下がりながらそのままダイレクトでボレーを放つ。日本の選手ならいったんトラップするか、シュートしてもまず入らないボールだ。それが見事にニアサイドを抜いてゴールネットを揺らした。

 リプレイが何度も大型ビジョンに映し出され、そのたびに「お~」という歓声が起きる。まさにスーパーゴール。このゴールを見れただけでも、カテゴリー3の9000円は惜しくない。

 前半のサプリサのチャンスはたった1度。カウンターでタテパスが通りフリーでシュートを放ったが枠を外してしまった。

 アウエー側のゴール裏からはリバプールの歌が聞こえる。これは当然だが、ホーム側からも聞こえてくる。リバプールのグッズを身にまとった人も多い。4万人以上が入った(3万ちょっとかなと思った。ホントにそんなに入ったの?)にしては静かな静かなスタジアムは、リバプールの好プレーのたびに歓声があがり、さながらリバプールのホームと化していた。

 そして後半13分。自陣からのたった2本のパスで決定的な3点目が入る。

 リバプール自陣からジェラードが前線のシセにパス。シセは中央へ走り込んでくるクラウチへ流す。サプリサDFと交錯しながらもクラウチが抜け出し、冷静にゴール右へ決めた。

 終盤、ようやくサプリサが攻め込んできた。なんとか1点を、という思いだったが、どうしてもゴールを割ることはできなかった。決定機は2度ほどあったのだが。

 GKはドゥデクではなく12番だったが、それでも無失点。記録はまだまだ続くのか。サンパウロとの1戦が楽しみだ。

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●月日 05年12月15日(木)
●目的地 日産スタジアム(神奈川県横浜市)
●ルート 自宅~246号線~新石川交差点から早渕川~鶴見川~日産スタジアム~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後2時半過ぎ
       トータル 48.10km


早渕川の中崎橋。後方は山崎公園。あやしい影は私です

 通勤で2~3日に1度はBD-1に乗っている。今日は久しぶりにMTBでも乗るかぁ~。

 実は自宅マンションにはもう自転車を置くところがない。MTBはトランクルームに置いてある。約20分くらい歩いて、よっこらしょとMTBを取り出す。

 いきなりズシッときた。「お、重い。こんなんだっけ」。

 乗ってみると「なにこれ? ごつ~! おまけにタイヤがでかいし、ぶっとい(当たり前!)。ポジションも全然違うよ~。なんかヤダ~」。

 西は小田原手前、北は宮ケ瀬湖に多摩湖、南は城ヶ島、東は埼玉スタジアム。そして境川、鶴見川、多摩川を走って1年以上を苦楽をともにしたMTBは、1ヶ月乗らないだけで他人の自転車のようだった。

 246号線をしばらく走ると感覚を取り戻してきたが、交差点での走り出しがやはり重い。体がBD-1仕様になっているようだ。

 今日は久しぶりの日産スタジアムでのサッカー観戦(世界クラブ選手権準決勝=リバプールの試合です)。スタジアムまでのルートはどうしようと悩んだ末、一度走って見たかった早渕川に行ってみることにした。

 通勤のときはしゃかりきで走る246号線も、今日はのんびり時速20キロ弱で走る。急ぐ必要はまったくない。こんなサイクリングがいいなぁ。

 自宅周辺から二子橋の間の246号線で、一番きつい新石川交差点先の激坂手前の歩道橋を上っていく。この歩道橋は階段はなく、スロープだけだった。

 歩道橋の上から見えた早渕川の左岸を走る。途中までは一度走ったことがあるのだが、鶴見川の合流地点までは行ったことがなかった。

 川沿いの道は一般道が続く。のどかな田園風景を見ながら走っていると、見覚えのある場所に出た。左手の繁みに囲まれた小高い丘は山崎公園。今いるのが、都筑緑道を走ったとき、そこから降りてきた橋だ。この中崎橋から矢先橋までの間はしららぎの道という。といっても単なる一般道。特別なものがあるわけでもない。

 都筑緑道を走ったときは右折した都筑中央公園への分岐もこの日は直進する。このあたりの道はダートが続く。

 やがて左手に観覧車が見えてきた。センター北だ。モザイクモールも見える。しかし道は途切れてしまう。遊歩道の工事中のようで、市営地下鉄の高架下は通れない。

 ちょうどセンター南のスポーツオーソリティーで冬用の上着を物色したかったので、坂を上がって行く。

 休憩がてら店内を一通り回ったが、自転車だし、この後にサッカー観戦も控えているので買っても持ち帰れないことが分かっているため、品定めにも力が入らない。しかし手頃なものはあったので、「まぁ、今度来たときにカミさんに相談して」ということでセンター南を後にした。

 再び早渕川沿いへと出る。まだ一般道は続く。細い道で一方通行かと思ったが、そうでもないらしい。車が対向するのに一苦労していた。



日産スタジアムに着いたときはもう真っ暗
 また見覚えのある場所に出た。南部の都筑緑道の出口だ。そこにかかるのは待橋。それを過ぎると新北川橋となり、その交差点を右折すると小机大橋へと行くことが出来る。

 ちょっと迷ったが、まだ時間がたっぷりあったので交差点を直進した。すると待望の遊歩道が川沿いにようやく現れた。「おお、いいじゃない」と喜んだのだが、「歩行者の安全のためバイク、自転車の乗り入れ禁止」と注意書きがある。でもおばさんは自転車で走っているじゃないか。歩いている人もそんなに多くないし、いいでしょ、と走り続けた。ただしスピードは控えめで、ゆっくりと、ですが。

 しばらく走ると、交差点に車止めならぬ自転車止めが出現した。乗ったままでは簡単には通れない。どうやら本当に自転車もダメな道なんだろうか? 

 その自転車止めを2回ぐらいやりすごすと、ようやく「バイク乗り入れ禁止。自転車は歩行者に気をつけて走れ」と注意書きが変わった。交差点も乗ったまますんなり行ける柵に変わった。道も広くなり、とても快適だ。

 あたりはもう薄暗くなってきているが、待ちに待ったサイクリングロード。気分よく走っていると、前方に大きな川が見えてきた。鶴見川との合流地点だった。広々と開けた風景に「お~」とちょっと感激。

 なるほど。こうなっていたのか。真実は走って分かる。地図からでは見えてこないもんなぁ。

 後はそのまま道なりにぐい~んと曲がって鶴見川サイクリングロードに入り、日産スタジアムを目指した。

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06年1月8日に閉園する「いぬたま・ねこたまドッグワールド」

BDー1でチャリンコ通勤<12月14日>

 会社への最短ルート開発のため、この日も246号線から目黒通り経由で行った。

 昨日はこの冬一番の冷え込みだったが、今日は気温も高く青空が広がり、気持ちのいい汗がかけた。

 二子橋を渡り二子玉川の駅の下を抜けていくのだが、その途中に「いぬたま・ねこたまドッグワールド」がある。子供に行ってみようかと言ったことがあるが、「家にいる猫はかわいいけど、外にいる猫は嫌い」というわけの分からぬ下の娘の理由でボツになったことがあった。「いぬたま」になる前はゲームランドみたいなのがあったような気がする。

 「へ~、ここにあったんだ」と近寄ってみると「1月8日で閉園します」という垂れ幕が入り口にある。

 初めて来たのに、いきなりかよ!

 これまで各地で見られたテーマパークの行き詰まりかと思ったが、公式ページによると、『「二子玉川 いぬたま・ねこたま・ドッグパーク」とその関連店舗が地域の再開発のため、平成18年1月8日(日)17:00をもって閉園することになりました』ということらしい。

 川にぶつかったところを左折。スタンディングで激坂を上ると環八。ところが第3京浜は歩道橋でしか越えられず、目黒通りに入ったところにある東急大井町線の線路もそうだった。こんなところで2度も歩くとは思いもよらなかった。

 目黒駅近くの上り坂をのんびり上っていたら、ママチャリおじさんにあっさり抜かれた。回転が速かったので変速はついているようだったが、かなりのショックだった・・・。

 トータル距離は40.34kmと予想通りこれまでで最短だった。

 サイコンによる記録
 距離 40.34km
 平均時速 19.9km
 走行時間 2時間1分18秒


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