お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?





清里・サンメドウズスキー場。頂上の標高は1900メートル。雲の下に町が見えた。写真にはありませんが、右の方には富士山もくっきり見えました


 大山に登った翌日の日曜日は上の娘とサッカー観戦。帰宅後、夕飯食べたら睡魔に襲われ、なんと午後7時過ぎにベッドへ。そのまま翌朝7時までぐっすり。12時間も寝てしまった。

 実は土曜から3連休。最終日の月曜はカミさんと清里(サンメドウズ)へスキーへ行った。子供たちを学校へ送り出した後に出発し、いつもヒーヒー言って登る坂を車でスイスイ登って相模湖ICから中央高速へ。

 トータル3時間半ほどかけて行き、午後から3時間ほど滑る。この日はJAFの割引がきくのでかなり安い(詳細はカミさんが知っているのだが、午後券より1日券の方が安くなるようだ)。

 須玉ICから清里へ向かうのだが、この坂がなんとも魅力的。インター付近から20kmちょっとで約1000メートルを、八ヶ岳に向かって登る。もちろん激坂もあるのだが、夏にでも車輪行で行ってみたいところだ。下りが気持ちよさそうってだけですが・・・。

 出発のころは怪しい天気だったが、笹子トンネルを越えると晴れ間が広がった。

 スキー場も珍しく風もなく、晴れで気温も高い。吐く息は白いのだが、日差しが強くて暖かい。ただ、ゲレンデ状態はぼこぼこで、大山を登った後の足にはきつかった。

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●月日 06年2月25日(土)
●目的地 大山(神奈川県伊勢原市)
●ルート 自宅~海老名~戸沢橋~伊勢原~大山街道~大山ケーブル追分駅手前~大山街道~東名下の道~246号線~自宅
●距離と時間 天気 曇りときどき晴れ
       出発 午後1時10分
       距離 63.99km
       ※06年の通算 1034.17km
スリックタイヤのMTBで大山目指す
遙かに見える大山。あの山の途中まで登ります
 先週、MTBのタイヤをスリックに代えた。走るのはほとんどロードだし、ブロックタイヤにしている意味はまったくないーーということに、購入から1年以上経ってようやく気がついた。1万円弱の出費は痛かったが、少しでもスピードが出るのなら、それに越したことはない。

 午前中に用事があったため、出発は午後1時となった。タイヤを代えてから走りたくてウズウズしていたのだが、どこへ行くか決めていない。湘南平のリベンジをしたいところだったが、時間的に無理だったので、先週行けなかった大山へ行くことにした(高津豆腐に続いて「大山豆腐を食え」という天の声もありました)。

 丹沢方面への定番ルートを走る。246号線を走って泉の森の先を左折し、目久尻川沿いを少し走って海老名へ。そこからは適当に南下して戸沢橋を目指す。

 これが速いのなんのって! 気がつけば時速30kmって感じ。

 いつもスピードが乗る地点では時速33km巡航。緩い下りだったら少し踏み込めばあっさり時速40kmを越える。タイヤを代えるだけでこんなに違うものなのか。これまで3枚あるフロントのアウターは重い感じがしてほとんど使わなかったのだが、気持ちいいほど回せる。平均時速だと3~4kmアップしているだろう。

 これまでは30kmそこそこでアップアップ。それで満足していた俺って一体何? これでロードだったらもっと速い? なんて考えていたら道を間違えた。

 戸沢橋からずっとまっすぐ行けばいいものを、小田原厚木道路に沿って左折してしまった。でも気分よく飛ばせたからよしとしよう。


勾配はまだ緩やか
旧道の鳥居前
 伊勢原駅の東の道を北上し、246号線を越えて伊勢原高校入り口の交差点を左折する。東名高速を越えたところにローソンがあったので、トイレと補給のため休憩した。

 再スタートしてからは緩やかな登りが続く。しかしながら、フロントのギアはいつのまにか一番内側に入っていたりして・・・。う~ん、今の馬力じゃ、ロードでもフロントは3枚必要かな。

 このあたりの坂はまだまだ余裕があった。時速も10km台を維持している。

 途中、旧道との分かれ道があった。ちょっと悩んだが、たぶん車が少ないだろう旧道へと直進した。バスも旧道を通っているようだった。


この橋を過ぎると・・・
鈴川にかかるあらたま橋(確か)
 だんだんと山の中といった雰囲気になってくる。旧道と新道が合流する手前には鈴川が流れていた。


勾配がきつくなります
さあ、丹沢大山国定公園に登るぞ!
 新道と合流したところを右折する。勾配が少しきつくなってきた。しかしまだ余力はある。何としても登ってやるぞ!

 土曜日とはいえ、午後3時前後なので車の通行量も少ない。多少ふらついても大丈夫さ・・・。


さらにこの橋を過ぎると激坂となります
大山阿夫利神社本庁入り口にかかる橋
 この道はつづら折りのカーブがそれほどない。見通しがよすぎる。そしてそれは自転車で登る者にとって、登る気力を失わせる効果がある。

 この本庁入り口という朱塗りの橋から先を見上げた瞬間、湘南平を思い出した。まだあんなに登るのかよ~。

 勾配はますますきつくなってきた。

 時速は10km台から8,7、6と落ちてくる。もう歩いているのと変わらないほどの歩みだ。あとは気力だけ。この先、どこまで登ればいいのかまったく分からないが、とにかく登るんだ! そう自分に言い聞かせる。


登ったぞ!
参道入り口付近。左の舗装道を歩行者も自転車もさらに登ります
 ふらつきながらも何とか頑張り、ようやく平坦なところに出た。橋を渡るとそこにバスがいた。お、ここで終わりか。バスの終点まで登れたじゃないか! むふふ。と思ってちょっと余裕で先に進むとまだ道があった。

 一般車両は進入禁止となっている細い道。その道は参道へと続く道で、車で来た人たちもバス折り返し地点近くの駐車場に車を置いてここを登らなくてはならない。

 ええい、行ったれ! そのまま登る。しかし、この道は超激坂だった。


ここでギブアップ・・・
中村屋駐車場の看板の前までは登れたが・・・
 もうペダルが回せない。ダンシングで無理矢理登るが、それも力尽きた。自分では結構登ったような気がしたが、後で降りたときに確認すると、たいして登ってなかった。

 この超激坂だが、たぶん私はこれから先も登れないと思う。というか、こんな坂登れなくてもいいや! と諦めました。


押しの一手でここまで
参道横の舗装道が終わり、参道に出たところにあった豆腐料理の店「小川家」(ここで食べたとかそういうわけではありません)。ケーブルの追分駅はもっと上にあるようです
 押すのもしんどい坂は途中で行き止まり。車のためにUターンする場所があり、そこを抜けると参道に出た。


参道は担いで下る
参道のお土産屋さん
 せっかく来たんだからと、参道を歩いて降りる。急な坂道で、所々にある階段も急だ。

 階段をMTBを担いで降りていたら
 「お兄さん、どこから登ってきたの?」とお土産屋さんのおばさんに声をかけられた。
 「向こう側の道ですけど」(ホントは押して登ったんだが、よけいな事は言いません)
 「へ~、すごいね。でも、その自転車軽いんでしょ」
 「いや、これは重い方です」(15キロ以上ありまっせ!)
 「大変だね」
 「仕方ないッス」

 途中からはもう一度参道横の道に出て、自転車に乗って降りたことは言うまでもない。


ここまでが限界
大山ケーブル行きバスの折り返し地点
 とりあえず、バス折り返し地点まで登れたことでよしとしよう。


大山はまだ遙か彼方
バス停付近のお土産屋
 大山豆腐食べたかったけど、もう午後3時30分を過ぎていた。たぶん帰るのに1時間30分程度はかかりそうなので、この日は泣く泣く諦め、そのまま下山した。

 次に行くときは、お昼に着くようにしよう! 豆腐定食などは軒並み1000円以上と結構いい値段だったが、来週の4、5日は大山とうふ祭りで安くなるみたいだった(4日は仕事、5日はマリノスの開幕戦で来れませんが)。


下りは爽快!
ひときわ目立つ朱塗りの橋
 下りは爽快だった。ほとんど直線の下り坂。車もいない。時速50kmを越えるスピードで一気に旧道との分岐まで下り降りた。これほどの風を感じてのダウンヒルは初めての経験だった。これもスリックタイヤの効果か。これまでのブロックタイヤだと、放っておくとどうしても止まってしまいそうになっていたので、下って登るときに勢いがつけられなかった。

 登りは辛いが、また来たい「坂」だ。でもあっという間ですが・・・。


次回は豆腐料理を
こんな坂を登ってきた
 旧道へまた入り、東名高速の下までの緩やかな下りでは、ペダルを踏み続け、これもあっという間に降りる。

 246号線を帰っても良かったが、何となく東名高速の下の道に入った。交通量もそれほどでなく多少のアップダウンはあったが、結構快適に走れた。

 さあ、次の坂はどこにしよう? なんてね・・・。


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MTB(04年7月購入=片山右京モデル UGOーTTAR26)
BD-1(小径車=05年6月購入)
FELT F5C(ロードバイク=06年6月購入)
その他
年月日目的地コメント距離
◆2006年◆
06/12/24レース日産スタジアムサイクルパークフェスティバル X'mas Special90.82km
06/12/13湘南平ロードで初挑戦。中島橋で年間1万キロ達成71.62km
06/12/10大涌谷黒タマゴを買いにR1から早雲山経由で135.26km
06/12/3大楠山大楠山ハイキングコースのダートをロードで上る91.63km
06/11/27霧のヤビツ峠霧の中を登る。59分03秒。浅間山林道経由で帰宅81.94km
06/11/13箱根旧街道旧街道から大観山へ。秋晴れに絶景を見た158.91km
06/10/29三浦半島1周初めての1周。渚橋から横須賀と時計回りに。爽快!140.49km
06/10/22風張峠仮面ライダーに負けず登る。初の奥多摩進出153.75km
06/10/12伊豆大仁伊豆東海岸から山伏峠経由で大仁へ。帰路は三島から箱根越え193.58km
06/10/7葉山国際CC激坂は上り直しでクリア!83.19km
06/9/24和田峠陣馬街道から和田峠、そして牧馬峠へ114.99km
06/9/3房総鹿嶋神宮からフラットな外房を走って自走帰還245.31km
06/9/2霞ヶ浦ロードで初の輪行。つくばから霞ヶ浦経由で鹿嶋神宮へ63.69km
06/8/20ヤビツ峠ロードで初ヤビツ。タイムは55分87.95km
06/8/7富士山一周スバルラインから富士山を反時計回りに一周。乙女峠から箱根経由で自走帰宅213.68km
06/8/7富士山五合目スバルラインを登る 
06/8/6山中湖道志みちは最後が上れず93.75km
06/7/30城山湖~日スタ大戸交差点から22%の激坂を上る97.77km
06/7/23披露山激坂!激坂! 最後も激坂!87.89km
06/7/20清水から自走帰還雨のためDNS0km
06/7/8ヤビツ峠左クランクが外れDNF53.48km
06/7/2宮ケ瀬湖半原越など峠を4つ越えて104.15km
06/6/25城ヶ島平均時速25kmで100キロラン109.07km
06/6/24城山湖山の上の人工湖へ初の訪問48.91km
06/6/21箱根西へ走る。旧街道は畑宿まで117.71km
06/6/20江の島ロードデビュー。境川を下る77.98km
06/6/8霧と雨のヤビツ峠霧にかすむヤビツへ。浅間山林道、唐沢林道も走った95.77km
06/6/3久々の鶴見川鶴見川を走り日産スタジアムへ52.5km
06/5/21埼玉スタジアム荒川経由埼スタ行き 自己最長距離181.39km
06/5/10江ノ島カミさんと生しらすを食べに境川を走る55.60km
06/5/5総社ママチャリで吉備路を走る約50km
06/5/4岡山市内帰省しママチャリで岡山を走る約20km
06/4/26多摩湖多摩湖1周~味スタへ100.77km
06/4/24富士五湖甲府からBD-1で富士五湖周遊して自宅へ174.88km
06/4/15多摩川ゼロポイント往復しながらやっと発見97.38km
06/4/8荒川越えて駒場へ雨予報にも負ケズ走ったぞ138.76km
06/3/29初ヤビツ表ヤビツをMTBで登る152.25km
06/3/11湘南平リベンジ12%の坂登った後の絶景は最高81.73km
06/3/8平瀬川から多摩川へ円筒分水発見。そして国立競技場へ106.45km
06/2/25第1回大山詣バス折り返し地点まで登った!89.03km
06/2/12東丹沢の林道を行く16%の激坂も登った!63.99km
06/2/4土山峠~宮ケ瀬湖BD-1で土山峠登った!70.11km
06/1/23善福寺川~神田川雪のあとのかちんこちんロードを行く62.70km
06/1/9湘南平12%の激坂は・・・登れなかった88.37km



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MTB(04年7月購入=片山右京モデル UGOーTTAR26)
BD-1(小径車=05年6月購入)
その他
年月日目的地コメント距離
◆2005年◆
05/12/24目久尻川のんびりポタリング44.27km
05/12/18日産スタジアムリニューアルしていた境川CR50.16km
05/12/15日産スタジアム早渕川を下る48.10km
05/12/3埼玉スタジアム荒川から芝川を経由して広野のスタジアムへ95.56km
05/11/13境川の源流そこは静寂の世界だった・・・56.14km
05/11/7観音崎三浦半島を横断116.40km
05/10/22都筑緑道港北ニュータウンのグリーンマトリックスを走る79.89km
   
ブログ以前(細々とやっていたHPへのリンクです)
05/10/1 都筑緑道(南部) 緑豊かな港北ニュータウンの都筑緑道(南部)を行く 51.90km
05/9/12 箱根第2弾! 本厚木~強羅とロマンスカー輪行。サイクリングロードと足柄林道を走る 104.79km
05/9/3 相模川を下る 厚木から相模川を下り寒川神社へ。帰りは目久尻川を遡る 48.14km
05/8/28 多摩川西部の支流 乞田川、大栗川、多摩川、浅川、南浅川を走って高尾へ 84.29km
05/8/21 城ケ島 海水浴客でにぎわう三浦半島を最南端まで走る 114.03km
05/8/20 箱根・芦ノ湖 天下の険に初挑戦も・・・歩いてばかりの箱根の山 96.41km
05/8/9 修善寺サーキット 修善寺サイクルスポーツセンターの5キロサーキットを走る 5km
05/7/25 水天宮~自宅
隅田川からかちどき橋、そして国道15号を鶴見川までひた走る 57.72km
05/7/23 鶴見川源流 鶴見川源流をついに発見 74.55km
05/7/17 多摩湖 大栗川を上り、多摩川、玉川上水を越え多摩湖にたどり着く 115.94km
05/7/13 横浜港シンボルタワー 根岸森林公園から三渓園から横浜港シンボルタワー 89.77km
05/7/10 江の島 BD-1で向かい風のなか江の島へ 63.29km
05/7/6 横浜港~ベイブリッジ みなとみらいでは建設中のマリノスタウン発見 84.48km
05/6/20
三浦半島・葉山 森戸神社で裕ちゃん灯台発見 90km
05/6/11 土山峠~宮が瀬 土山峠再挑戦の旅。休憩1度はしたものの登り切った! 80.45km
05/6/6 鎌倉・源氏山公園 お昼に江の島でしらすの入った冷やし中華を食べる 68km
05/6/1 鎌倉・名越切り通し 名越切り通しの入り口を探して右往左往 109.9km
05/5/25 鎌倉・朝比奈切り通し 鎌倉の切り通しを訪ね最後は朝比奈へ 84.07km
05/5/22 境川の源流付近 境川の川べりを延々走り源流を目指すが・・・ 62.80km
05/5/1 羽村堰 多摩川サイクリングロードを北上し、羽村堰へ 130km
05/4/28 浮島 多摩川サイクリングロードの終点浮島へ 110.8km
05/4/17 稲村ヶ崎 トレーニングがてら往路・引地川、復路境川のルートを走る 60.15km
05/4/13 国立競技場 中原街道を行く。丸子橋を渡り洗足池、青山霊園を通り国立競技場へ 91.13km
05/3/19 郷土の森付近 多摩川サイクリングロードを二子玉川から上る 76.24km
05/3/9
鶴見川河口
新子安駅付近で初の転倒! 胸を強打する 67.20km
05/3/6 目久尻川を下る カッパが住んでいたという目久尻川を源流付近から下る 71.55km
05/2/21宮ケ瀬湖七沢森林公園から標高300メートルの土山峠を越えて宮ケ瀬湖へ80.15km
05/2/5羽田空港多摩川を下り天空橋まで行く89.65km
05/1/9戦車道&鶴見川境川を上り、宮前橋を右折して戦車道へ74.85km
05/1/8江ノ島引地川を下り、境川を上る。飯田牧場のソフトクリームも食べた
58.95km


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 45歳を過ぎてからの自転車ライフ。ブログ以前に細々と綴っていたレポートをアップしました。
 坂も満足に登れなかったヘタレおやじが、一歩ずつ自転車乗りへの道を歩んでいる様子が手に取るように分かります。
 お暇でしたら、読んでやって下さい。

MTB(04年7月購入=片山右京モデル UGOーTTAR26)で走ったところ
年月日目的地コメント距離
◆2004年◆
04/11/22戦車道04年に開通した尾根街道を走る。広くて気持ちいい道58.59km
04/10/17埼玉スタジアム初の輪行。埼玉はとてもとても遠かった・・・106.31km
04/10/10等々力競技場初の多摩川サイクリングロード!57.95km
04/9/18津久井湖横浜水道道から相模川、そして津久井湖へ86.46km
04/8/22国道1号を西へ大磯ロングビーチを越えて、小田原まであと12キロ地点でUターン105.8km
04/8/21横浜国際競技場バクの形の鶴見川水系を行く。鶴見川サイクリングロードは快適52.39km
04/8/1味の素スタジアム鶴川街道、津久井道、そして府中街道。どこを走ってもアップダウン約62km
04/7/28江ノ島境川下流、引地川、そして湘南海岸サイクリングロードを行く約40km
04/7/24三ツ沢競技場16号をひた走り、山の上のスタジアムへ約40km


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BDー1でチャリンコ通勤<2月23日=17>

 曇り空だけど気温は高い。いつもより薄着で出発。気持ちいい~! とルンルン気分で走っていたら、パンクした・・・。都立大付属高校の前あたりだった。

 修理セットと予備のチューブはサドルバックに入れている。が、そのサドルバックは折りたたむときにいちいち外さなくてはならず、面倒なので家に置いてきている。意味ないじゃん・・・。もっとも、パンク修理は頭では分かっているが、これまでその場面に遭遇したことがないので、たとえあったとしてもできたかどうかは分からない。

 さて、どうするか。選択肢は3つ。
1 自転車屋を探す
2 ちび輪バックも持ってきていないので、かわりにゴミ袋で輪行する
3 自転車をどこかに置き、タクシーで帰るときに持って帰る

 幸い少し早めに出発していたので、まず自転車屋を探すことにした。最寄り駅は東横線の学芸大学。駅まで行けば何とかなるかと20分ほど歩く。

 駅前の交番で聞くと近くに自転車屋があるそうだ。行ってみると何だかバイクの修理工場みたいなところだった。「フレンチかぁ。1時間ぐらいかかりますよ。ほかにやっていることもあるし」と無愛想この上ない。二度と来る気にならない店だが、「1時間はちょっと」と言うと、「近くに自転車専門店があるからそこへ行ったら」と他の店を教えてくれた。しかしお前のところは自転車専門店じゃないのか。

 しばらく探し回り、ようやく見つけたのが「ちゃりんこ屋」。とってもとっても小さい店。展示しているチャリンコは電動アシストが数台。ちょっと不安になるが仕方ない。

 調べてもらうとバルブのところがいかれていたことが分かった。チューブを替えなくてはならない。チャリンコ屋のお兄ちゃん、ごそごそやって「あった」と見つけたのだが、袋を破った途端、「あ、フレンチだったか」。

 「30分待てますか」。ここまできたら仕方ない。「いいですよ」。そう答えると、お兄ちゃん、どこかへ電話している。そして「ちょっと取ってきます。いったん店閉めますから」と言って、ガラス戸を締めバイクに乗って消えた。

 待つことしばし。フレンチバルブのチューブを持って戻ってきて店を再開したお兄ちゃんは、手際よく修理してくれた。ブレーキも「左右のバランスが悪いですね」と言ってうまく調整してくれた。腕は確かだった。

 結局、パンク修理に1時間半ほどかかった計算になる。会社へは30分ほどの遅刻となった。

 パンク修理、ちゃんと覚えなきゃ。

 サイコンによる記録
 距離 41.70km
 平均時速 17.3km(自転車屋を探して歩いたため)
 走行時間 2時間24分06秒
 ※06年の通算 970.18km



駒沢通りから少し入ったところにあった「ちゃりんこ屋」。店を閉めてフレンチバルブのチューブを仕入れにいってくれた




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BDー1でチャリンコ通勤<2月19日=15>

 始めての連日の自転車通勤。これも3Dパッドのおかげか?

 この日は大山街道フェスタが行われている。無料で1000人に配られる湯豆腐をゲットするため、二子神社へ寄ることにしていた。

 どうせなら大山街道をずっと走ってみようかと思い、246号線の梶が谷交差点から梶が谷駅方面へ向かい、大山街道に出た。地図で見ると大山街道をずっと行くのはややこしそうだったが、走ってみるとこれがあっけないほど簡単。小石まじりの舗装道をそのまま走ればいいのだ。これが多摩川まで続いていた。

 溝の口駅周辺まで下ると、フェスタの黄色いパンフレットを持った人がたくさん歩いている。年齢層はかなり高かった。

 フリマをやっている高津図書館前は結構な人だかり。それをやり過ごし二子神社へ向かう。

 到着は午後1時前だったが、まだ配っているようだった。豆腐は大山詣での精進料理として食されたようで、そのなかに高津(こうず)豆腐というのがあった。高津と同じ漢字なのでそれを名物にしようとこの地で工夫され、その結果、葛あんの上に湯通しした絹ごしの豆腐をのせる高津湯豆腐ができた、と説明書きがあった(たぶんこんな内容だったと思う)。

 食べてみると、豆腐の中の方はちょっと冷たかった。味は・・・う~ん、微妙。あんはおいしかったけど。もっとちゃんとまぜて食べれば良かったかな。

 豆腐だけでは昼メシにならないので、100円でけんちん汁を買った。こっちはあったかくておいしかった。けんちん汁を食べている途中で湯豆腐の無料配布は終了。私は1000人中970番目ぐらいだったようだ。

 サイコンによる記録
 距離 39.40km
 平均時速 19.9km
 走行時間 1時間58分35秒
 ※06年の通算 884.27km


二子神社入り口の大山街道フェスタののぼり


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BDー1でチャリンコ通勤<2月18日=14>

 有楽町のビックカメラで、パールイズミのブライトパンツを手に入れた。

 これまではスポーツオーソリティで買ったレーパンをはいていたのだが、長時間走るとお尻が結構痛くなってくる。そのためジェル入りのサドルカバーをつけたりしていた。これはこれでお尻がほとんど痛くならないのでいいのだが、いつまでも付けているわけにもいかない。ロードもそのうち買うことだし。
 で、少し高かったが、自転車通勤で浮いた電車賃もあるしってことで、買うことにした。

 「また買ったの? なんで? ひとつあるじゃない」とカミさん。
 「いや、あったかそうだし。それにこのパッドがいいんだよ」と言うと、カミさん「なにそれ?」って顔で、新しいレーパンはいて嬉しそうに出かける亭主に白い視線を浴びせかけてきた。

 走ってみると、これが柔らかくて気持ちいい。お尻も全然痛くならない。3Dパッドというらしく、男性用、女性用と分かれて作られていることもあって、ぴったりとフィットする。こりゃ手放せないな。

 しかし、パッドの色は何とかならなかったのか。オレンジ色というのはちょっと派手すぎないかい? 誰にも見られるわけじゃないが、何だかキモイ・・・。

 サイコンによる記録
 距離 43.38km
 平均時速 20.8km
 走行時間 2時間05分05秒
 ※06年の通算 844.87km



246号線沿いにあるつくし野アスレチック。国道からすぐ下に施設がある。一度子供たちと自転車で行ったことがあるが、そのときは登り坂は押しの一手だったので自宅から40分もかかった・・・


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 娘を持つお父さんの年に1度のお楽しみ。
 今年もくれるかなぁ?
 
 って、日曜日に宮が瀬から帰ってきたら、「もう、できちゃったからあげる」といって、上の娘はチョコチップの入ったケーキ、下の娘は生チョコをくれた。良かった。今年も手作りだぁ!

 でも男の子にあげちゃだめだぞ。
 釘を刺すと、「大丈夫。女の子同士で交換するの」。
 ホントに大丈夫なのか?

 「お返しは1000円までかな」なんて、プレッシャーはしっかりかけられた。

 さて、本命のカミさんは?

 「いつも食べないから作ってあげない」とそっけない。
 いや、もったいないと思って、すぐには食べられないんだよ。だからずっと冷蔵庫に入ってるんだよね。

 くれないのかと思ったら、「I  U」なんて書いてあるチョコくれました。


カミさんがくれたチョコ・・・。後ろのアップルマークに特に意味はありません


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BDー1でチャリンコ通勤<2月14日=13>

 たまにトイレ休憩をする高津図書館で、「大山街道フェスタ」のパンフレットを見つけた。

 19日の日曜に大山街道沿いでイベントが行われるそうだ。
 スタンプラリーは溝の口~二子新地間なので、自転車乗りにはちょっと短すぎるなぁ(賞品が何か書いてないし)。
 二子神社では高津湯豆腐の配布を始め(これだけ無料。1000人分が用意されている)、けんちん汁やつきたての餅の販売。高津図書館前と溝の口緑地では豚汁、赤飯、新鮮野菜の販売を行っているという。こっちの方が魅力かな。

 今度の日曜は出勤で自転車通勤の予定。早めに出てちょっと寄ってみるかな。

 今日はほんとにいい陽気。まるで春のようでしたね。
 会社へ行くのがもったいない! このまま走りた~い!!!!

 サイコンによる記録
 距離 39.37km
 平均時速 20.2km
 走行時間 1時間56分47秒
 ※06年の通算 801.49km


大山街道の二子橋へ出る手前の信号のところにあった二子の渡し場入り口跡


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<その1>から続きます

●月日 06年2月12日(日)
●目的地 日向林道(神奈川県伊勢原市)
●ルート 自宅~あゆみ橋~246号~森の里入り口~玉川~小野橋~分かれ道~薬師入り口バス停~日向薬師バス停~日向林道ゲート~薬師林道~七沢~法論堂林道~宮が瀬湖~412号~昭和橋~相模川~座間谷戸山公園~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午前8時50分
       距離 89.03km
       ※06年の通算 762.12km
薬師林道登って日向薬師へ
日向薬師
 日向林道入り口からあっという間に降りてきた。そして薬師林道入り口の前に出る。

 「16%を登った私に怖い物はない」。

 その先が登れたかどうかは「神のみぞ知る」のだが、そんなことは綺麗さっぱり忘れ、果敢に坂を登っていった。

 坂の途中に駐車場があり、日向薬師への入り口があった。参拝客もそこそこいた。

 ちょっと寄ってみた。元正天皇(716年)の頃、僧行基が開創したといわれている 日本三大薬師 (他は、土佐の柴折薬師、越後の米山薬師)の一つだそうだ。本尊の薬師三像は、鉈(なた)彫りで有名な 貴重な文化財で、他に、阿弥陀如来、四天王、十二支を頭にいだいた十二神将像など、 23体もの仏像が、宝物殿に納められている。この宝物殿だが、拝観料が300円だった。

 「へ~」と思いながら、宝物殿を通り過ぎ、ろうそくとお線香一束(こちらはあわせて100円)を買って参拝した。


薬師林道を下って七沢へ
薬師林道
 薬師から少し登ると、後は下る一方。車の通行量も少なく、あれよあれよで七沢病院の裏手に出た。

 展望台みたいなのが途中にあったが、下っている勢いでそのままやりすごしてしまった。

 実は、薬師林道入り口付近で徒歩の男の子とお父さんの親子連れを抜いたのだが、薬師でも当然一緒になり、こちらが薬師でゆっくりしている間に先へ進んだようで、その展望台でも見かけた。このあたりは関東ふれあいの道。今日一日はたっぷりと親子で歩くんだろうね。

 七沢病院の先を一端は右折し七沢公園入口も過ぎた頃、「そうだ。半原越だ」と思い出し、Uターン。一路、リッチランド入り口を目指した。

 「16%を登った私に怖い物はない」。半原越だって登ってやる。

半原越に挑戦
法論堂林道入り口付近の法論堂川
 リッチランド入り口を入るとすぐ法論堂(おろんど)川にかかる法論堂橋を渡る。

 そして法論堂林道が始まった。

法論堂林道を登る
まだ雪の残る法論堂林道
 登り坂は続く。道の両端には雪がまだ残っていた。

 「16%を登った私に怖い物はない」。
 呪文のように心の中でつぶやきながらペダルを踏む。今日の調子ならどこでも登れるような気がしてきた。

 林道のところどろこに店があった。山荘やら飲食店やら。山歩きする人たちが集まるのだろうか。

 道が大きくUターンするところにリッチランドがあった。立派な建物を予想していたが、こじんまりしていた。
 (HPを見ると、奥の方にコテージやオートキャンプ場があり見た目よりは大規模だったようだ)
 

車も登山者も「自転車も」通行禁止
リッチランドから少し登ったところにあった通行禁止の標識
 ゆっくりだが快調に登り続ける。

 リッチランドから少し登り、カーブを曲がったところにこの標識はあった。

 「昨年7月の台風のため、この先が土砂崩れとなり通行止め」とある。車両、登山者に付け加えるように「自転車も」と書かれていた。自転車って書いてなかったら、自転車乗りは行くよね、きっと。

 現場は半原越の手前あたりだった。娘2人の顔が浮かぶ。悔しいが仕方ない。ここでもUターンだ。

大にぎわいのバレンタインフェア中の宮が瀬湖
宮が瀬湖湖畔園地にあるハートの飾り付け
 このまま降りるのもしゃくだ。土山峠は先週、手の内に入れている。迷わず宮が瀬湖を目指す。

 ゆっくりゆっくり土山峠を登る。MTBでもクリアできた。

 宮が瀬湖湖畔の商店街は大にぎわいだった。

 先週来たときに準備していたバレンタインフェア。その幻想的なハートのライトアップが朝日新聞でも紹介されていた。今年で6回目を迎えるそうだが、こんなに人のいる宮が瀬を見るのは初めてだった。

 中央ではイベントが行われていた。地元清川村出身の(誰だっけ? 名前言っていたけど忘れた)歌やもちつき(300円=限定30人に長蛇の列だった)、そしてパンジーとぬいぐるみがセットになった限定商品が200円と格安で売られていた。

 商店街をぶらぶらしていると、豚汁(300円)があった。いつもはないと思うのだが、ちょうどお腹もすき、多少冷えてもきたので食べることにした。「具だくさん」とあったが、野菜が多かったね。

 「たまには土産でも買ってこい」。サイクリングに行ってもいつも手ぶらで帰ってくるので、娘たちにそう言われていたことを思い出し、よもぎ餅を買った(6個入りで600円=好評でした)。

トンネル内は真っ黒な宮が瀬湖北の林道
宮が瀬湖北にある林道。気持ち良く走れるのだが・・・
 帰り道はそのまま宮が瀬湖の北の道を走った。「ふれあいの館」から先は林道となる。午前7時から午後7時までゲートが開いているようだ。

 一度走ったことがあるはずなのだが、トンネルがこれほど暗いとは思わなかった。短いのはいいのだが、2つある長いトンネルの真ん中あたりが真っ暗なのだ。歩道と車道の境がまったく見えない。かといって歩道は幅が1メートルほどしかなく、走れる状態じゃない。

 1本目は後続の車もなかったので、車道の真ん中を走ったが2本目のもっと長いトンネルでは途中から歩道を歩いた。それでもライトをつけないと見えないほどの暗さだった。

 これを除けば、走るには気持ちのいい道だ。綺麗に舗装されているし車の通行も少ない。右手を見れば、宮が瀬湖。そして下り坂。最高なんだけどな~。

 

林道からの眺望は美しい
山の中にたたずむ宮が瀬湖
 宮が瀬湖の周りの道は橋が多い。高所恐怖症の身にとってはこれがつらい。少し端へ寄って下を見れば、遙か下に湖面がある。「うわ~」てなもんで、写真を撮るにもおっかなびっくりだ。

 だから、走るときはよそ見せず、まっすぐ前を見ている。
 

相模川まで帰ってきた
昭和橋から少し下流付近の相模川
 下り坂を下りると412号線に出る。

 実は、MTBを買った当初に津久井湖に行った。行きは良かったが、帰りが大変だった。アップダウンの412号線と相模川へ続く県道の登り坂はまったく登れなかった。押しの一手である。

 今日はそのリベンジだ。

 「16%を登った私に怖い物はない」。

 また呪文のように唱えながら、走った。

 そして、すべてを登ることができた。いや~、成長したもんだ。

 しかし、今日登れたからといって、次も登れるとは限らない。
 16%の坂ももう一度登れるかどうかは自信はない。

 一歩一歩、自転車乗りへの道を歩いて行こう。

 と言いつつ、次は湘南平のリベンジだ、なんて思っている。
 


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●月日 06年2月12日(日)
●目的地 日向林道(神奈川県伊勢原市)
●ルート 自宅~あゆみ橋~246号~森の里入り口~玉川~小野橋~分かれ道~薬師入り口バス停~日向薬師バス停~日向林道ゲート~薬師林道~七沢~法論堂林道~宮が瀬湖~412号~昭和橋~相模川~座間谷戸山公園~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午前8時50分
       距離 89.03km
       ※06年の通算 762.12km
玉川沿いから分かれ道へ
小野橋の手前から大山を望む
 海へ行こうか、山へ行こうか。それとも川を走ろうか。

 少し悩んだが、先週の土山峠に続く山登りに挑戦することにした。目的地は日向(ひなた)林道。そこから大山近くまで走れれば、と思って出発した。

 3月下旬並だった前日に比べて、かなり気温が下がるようなことを予報では言っていたので、防寒対策を完璧にした。そのせいもあったのか、それほど寒いとは感じなかった。

 行く手には16%の激坂が待っている。果たして登れるのか? ま、16%だし、押してもいいか。

 ときおり日差しが差し込む好天のなか、MTBを走らせる。

 246号の森の里入り口交差点を右折し、七沢方面へ向かう。左手には玉川が流れている。途中からその玉川沿いに道があることを発見した。細い一般道なのだが、舗装もされている。県道を走るよりは気持ちいい。

 小野橋のところで左折。分かれ道交差点を右折し再び七沢方面へと走る。

日向薬師の表参道
日向薬師の表参道入り口。反対側にはバスの折り返し場がある
 少し走ると「浄水場入り口」の看板。あれ、ここだっけ? と回りを見渡すとバス停「薬師入り口」があった。

 ここを左折した後は、正面に大山を見ながら進む。そして登りも始まる。

 「日向薬師→」という手書きの標識が要所要所にあって、道に迷う心配はなかった。いわれるままに登っていけばいい。

 きついと感じられる坂もあったのだが、距離がたいしたことがないのでそれほど苦しまないまま日向薬師の表参道前に出た。ここまで来たんだから行ってみよかと思ったが、地図を見ると本殿はずっと登った先。もちろん階段だ。自転車はここからは行けない。なら、いいや。

 反対側がバスの折り返し場。というか終点だった。ちょうどバスがいたが、出発までまだ間があったのか運転手さんがヒマそうにしていた。

林道を登り続ける
日向川に沿って林道がある
 表参道を過ぎてしばらくすると右手へ伸びる道があった。「薬師林道 終点」とあった。ここから七沢方面へと通じているらしい。どうやら、車で参拝に来た人はここを登っていくようだ。

 今回はそのまままっすぐ進む。登りもだんだんきつくなってくる。

 左手に川が現れた。日向川だ。渓流といった感じで、道沿いを流れる。だんだんと山の中へ入って行く雰囲気だ。

 2時間あまりペダルを踏むだけで、こんな自然の中へ来れるんだ。
 

出た! 16%の激坂
橋を渡ったところにある「16%」の表示
 やがて小さな橋を渡る。橋の両端は凍結していたので、ゆっくりと渡り終えると、出た! 勾配16%の標識。ここにあったのか。

 行く手の坂を見上げる。こりゃきつい。きっと無理だな。でも、行けるところまで行ってみよう。

 小休止して、息を整える。よし、行くぞ!

 湘南平で学んだ登り坂の教訓を思い出す。
 あせらず、ゆっくり。時速は6~8キロ。

 ゆっくりゆっくりと登る。一体どこまでが16%なんだろう? いつまで続くんだろう。
 体から汗がほとばしる。
 しかし、足には重さを感じない。行けるかも!

 開けたところに出た。まだ雪が残り、凍結しまくっている駐車場。ここまでが限界だった。ふらふらしながら、自転車から降りる。ともかくここまで登った。とりあえず休憩だ。

 しかし上を見上げて絶望した。この先で道は大きくUターンし、さらに登り坂は続いていた。この先はダメかもな。

 それでも、曲がりなりにもここまでの16%の坂は登ることができた。湘南平の教訓は、いまや登り坂の極意となったのだ。

 休憩していると、下から人が走って登ってきた。この急坂をジョギングしている人がいるなんて。それも3人いた。そんなに鍛えて一体何をするんだろう。

あ、滝だ!
ふれあいの森入り口付近にある滝
 雪がちらついてきた。空を見上げると青空が広がっているのだが、山奥のムード満点となってきた。

 しばらくの休憩後、再び走り出す。道がUターン気味に曲がる角から登っていくふれあいの森への階段は激坂だった。

 滝も近くにあった。なんだか凄いところまで来ちゃったみたいだぞ。

 またもや休憩。結局、坂にある駐車場の下から上まで走っただけだ。でもまだ歩いてないぞ。

 ちょうど「日向林道 起点」の標識があった。なんだ。ここから始まるのか。曲がった先をみると車が何台か停まっている。ゲートがあるのでその先は行けない。ゲートの手前にわき水がでており、それを汲みに来ていたようだった。「煮沸して飲んでください」と但し書きがあった。

これじゃ登れないか・・・
日向林道のゲートから先は凍結状態
 ゲートから先を見てみると、「うわ、スゲ~。こんなとこ走れないよ」と嬉し悔しの気分。

 車の轍の跡はあるが、関係者の車以外は通行禁止なので、通行量はほとんどないといっていい。道は轍を含む全面が凍結しているだろう。歩いて登るんじゃ、面白くないし。ここは、暖かくなるまでお預けとしておこうか。

 さて、これからどうしたもんか。大山方面か、あるいは・・・と思いながら下っていった。

 <その2>へ続きます

 


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BDー1でチャリンコ通勤<2月9日=12>

 月曜からちょっと風邪気味。職場でもインフルエンザにやられている同僚が何人かいる。

 実は2月のこの時期は1年で一番重要な仕事の時期。といっても、ちょっとややこしい内容の仕事なので、代わりがいないというだけ。何にしろ休むわけに行かないので、2日に1回のペースの自転車通勤を1日休んだ。

 今日は中2日での自転車通勤となったが、風邪気味だった体調もほぼ通常に戻って、快調に会社まで走れた。ただ、風はきつかった・・・。天気は最高だったんだけど。

 ところで、パールイズミのウエアを買うぞ! とネットショッピングしようとしたら、ほとんどが在庫切れ。せっかく浮いた電車賃で連日走れるように用意しようと思ったのに・・・。

 サイコンによる記録
 距離 43.51km
 平均時速 20.5km
 走行時間 2時間7分15秒
 ※06年の通算 673.09km


田町裏あたりの運河沿いの歩道。上方を横切っているのは東京モノレール


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BDー1でチャリンコ通勤<2月6日=11>

 日曜の夜は学生時代の旧友との飲み会。

 「こんなことでもないと来れないから」という神奈川で中学校の先生をやっている仲間の希望で、場所は銀座となった。
 途中までチャリンコで行くつもりだったが、帰りはどうせ深夜になるし、きっと寒い。カミさんにも「途中で倒れても知らないよ」と言われ、断念。
 
 で、電車で行って、深夜まで飲んで、帰ってまた飲んで・・・。今朝は見事に二日酔い。そして、外に出ると、寒い!

 こんなときは、汗をかいて酒を抜くに限るのだ、と無理矢理自分を奮い立たせて、今日も元気に自転車通勤!

 土曜に走った峠越えの名残りの筋肉痛も残っていたこともあり、ちょっとスピードダウンしたが何とか走りきった。

 しかし、汗が引いた後の寒かったことといったら・・・・。凍えました。

 サイコンによる記録
 距離 40.52km
 平均時速 18.7km
 走行時間 2時間10分01秒
 ※06年の通算 629.58km



東名横浜青葉インター手前の道路情報。お昼ごろの首都高3号線は渋滞9キロ。むふふ、チャリンコに渋滞はないよ~ん


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●月日 06年2月4日(土)
●目的地 宮ケ瀬湖(神奈川県清川村)
●ルート 自宅~あゆみ橋~小鮎川~飯山温泉~尾崎~土山峠~宮ケ瀬湖
     (帰りは途中、県道63号線を左折したため迷ってしまい、適当に走って自宅へ)
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後12時35分ぐらい
       トータル 70.11km
       平均時速 19.4km
       走行時間 3時間36分34秒
       ※06年の通算 589.06km
小鮎川を行く
小鮎川と国道412号線との交差にある平成橋から丹沢を臨む
 宮が瀬湖はこれまでMTBで2回行っている。

 もちろんどちらも土山峠経由。いつかはヤビツ峠からと思っているが、残念ながらその実力がないことは、400メートル弱と標高の低い土山峠でさえ初めて行ったときは最後の1キロほどが登れず押して行き、2度目も途中で1度休憩していることからも、証明されている。(情けない・・・)

 この日はBD-1で挑戦してみることにした。これでどこまで行けるかーーなんて思いながらも、「今日こそは一気に登ってやる」と密かに小さな野望を燃やしていたりして・・・。

 相模川にかかるあゆみ橋を渡ったところで右折してみた。これまでは直進して246号線に出てから行っていたが、ネットで調べていたら小鮎川沿いが走れるとあったので、行ってみることにした。

 車が対向するにも一苦労するような幅の狭い一般道が続く。道なりに進んでいたら、川幅が狭くなったことに気がついた。いつのまにか小鮎川沿いを走っていた。

 ダートの道が少しあったが、ほぼ舗装された一般道。しかし412号線と交差する平成橋から先は土手道となる。

 両岸に土手道があるのだが、右岸は橋の手前で唐突に切れていた。柵も何もないので、気がつかなければきっとそのまま川に落ちてしまうような危ない道だった。

 左岸をゆっくり進むとやがて一般道(飯山街道)と合流した。

飯山温泉
飯山温泉のランドマークとなっている朱塗りの橋
 1時間ほどで飯山温泉に到着した。距離は約20キロ。

 子供が小さい頃、東丹沢グリーンパークへ行ったことがある。朱塗りの橋を渡った先にあるのだが、そのときはもちろん車。まさかそこがチャリンコで1時間で来れる距離にあるなんて思わなかった。

 ここまでは坂らしい坂はないが、このカーブを曲がったところから徐々に登りになっていく。

 山の間をひた走る。この区間は平坦な所でもなぜかスピードに乗れない。MTBでもそうだったが、BD-1でも同じ感覚を感じた。どうしてだろう? 

 登り基調のアップダウンを繰り返し、尾崎の交差点に出た。宮ケ瀬まで10キロと表示されている。いよいよ、本格的な登りが始まる。

峠の上から見た宮ケ瀬湖
土山峠バス停近くの登山道を少し上ったところから宮ケ瀬湖を臨む
 不思議なもので、最初走ったときに「うわ~、何だこの坂」とまるで壁のようだった坂が、普通の坂に見えてきた。2度目でも結構きつかったのだが、今回はギアを一番軽くしないでも登れる。自転車通勤で246号線のアップダウンを走っている成果か。

 土山峠は最後の1~2キロがきつい。過去2回ともいつ足をついて休んでもいいように歩道を登った。今回もそうしようと思っていた。しかし、下り車線にしかない歩道へ渡るタイミングを逸してしまった。というか、その時にはすっかり忘れていた。

 時速10キロがやがて8キロ、7キロと落ちていく。しかし湘南平を登ったときのことを思い出し、ゆっくりあせらず登っていく。

 「あ、着いた」。

 2度目のときには、カーブを曲がるたびに頂上はまだかと苦しんだ。それが今回は苦しみはしたが、限界というほどではなく、余力を持って土山峠のバス停前に出た。

 やったぜ。小さな自己満足。一気に登ることができたよ、3度目にして。

 バス停近くから登山道がある。物見峠と辺室山へ通じている。ちょっと登ってみようか。そんな余裕も出てきた。

 自転車を置いて、急勾配の丸太の階段を徒歩で登る。登っているときはそれほど気にしなかったが、降りるときに愕然とした。一歩足を滑らせれば下まで一気に落ちるほどの細い道だった。おまけに草木は枯れているので下まで見通せる。高所恐怖症の身にとっては、かなりやばい状況だ。来なきゃ良かった。そう思いながらおそるおそる降りていった。
 

大つり橋
歩行者用としては日本最大のつり橋の水の郷大つり橋
 やまびこ大橋を渡った先に水の郷大つり橋がある。

 先に書いたように高所恐怖症である。でも一度は渡ってみたい。歩行者用としては日本最大のつり橋だそうだし。自転車に乗ったままでは視線が高くなり、当然怖いので歩いて渡った。それでも怖かった。極力、下を見ないように、橋の先を見ながら歩いた。

大つり橋から宮ケ瀬湖を臨む
宮が瀬湖は宮が瀬ダムが建設されたことによりできた
 宮ヶ瀬湖は、相模川に注ぐ支流のひとつである中津川に建設された宮ケ瀬ダムによりできた首都圏最大のダム湖。 非常に複雑な形をしている。

ハートマークだらけの水の郷商店街
バレンタインのイベントの準備中だった水の郷商店街
 つり橋を渡り、湖畔園地から上の商店街へ登る。相変わらず、休日だというのに閑散としていた。

 ここではいつも(ってまだ2回ですが)揚げ物を売っている店で食料を調達することにしている。今回は揚げシューマイ、鶏の唐揚げ、そしてカレーパン。注文してから揚げてくれるので3~4分は待つことになる。

 「寒いでしょ」と店のおやじさん。
 「いや、峠を登ってきたんでそうでもないですよ」と答えながら、心の中では胸を張る。
 「漕いでるときはあったかいですか」
 なんて言いながら、おやじさんは揚げシューマイにソースをかける。そうだ。この前来たときも「え、ソース?」とびっくりしたのだが、これが結構いける。鶏の唐揚げはボリュームたっぷり。300円だが、7~8個ぐらい串にささってた。

 この店の名前は「水の郷ラーメン」。左の写真の赤い看板のところなのだが、近くのベンチで食べ終えて、缶コーヒーを飲んでたら、まだ午後3時だというのにおやじさん店じまいしちゃった。前に来たときは、「カレーパンがテレビかラジオで紹介されました」なんて書いていたのだが、ラーメン屋だったとは初めて知った。次に行ったときはラーメン食べてみるか。

 商店街のあちこちでハートマークが飾り付けられていた。ライトアップも用意されている。なにかイベントでもあるらしい。なんだろう? この寒いのに。おやじさんに聞いてみれば良かったと思いながら、水の郷商店街を後にした。

 走り出してしばらくしたところのトンネルに「バレンタインフェア 2月8~14日」という横断幕が掲げられていた。もしかしてと思っていたが、この閑散とした水の郷商店街とバレンタインがどうしても結びつかなかったのだ。

 

座架依橋下の遊歩道
相模川にかかる座架依橋の下の遊歩道
 登るときはあんなに苦労したのに、下るのは一瞬で終わってしまう。

 しかし、寒かった。ちょっと長い休憩をして体が冷えたせいもあるだろう。鼻水がたれそうなのを必死でこらえながら、一気に尾崎の交差点まで下る。ただ、カーブが続くのと、路肩の白線を境にして左の方はじゃりが多くそれほどスピードは出せなかった。

 飯山温泉あたりでようやく体が温まってきた。

 途中で県道63号線に入ったが、あとで地図で確認すると帰る方向とは逆だった。

 中津川を渡り、急勾配の坂を上り、農道を走っていたら座架依橋に出た。下を見ると遊歩道がある。ちょっと走ってみようか。もしかしたらずっと続いているかも。でも、すぐ終わった。

 その先は一般道が川沿いに続いており、やがて246号線の今泉付近に出た。

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 BD-1って意外に登れるじゃないか。よし、次は調子に乗って半原越だな。


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