お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 BD-1でチャリンコ通勤<10月31日=105>

 


久々に心拍計をつけてみた。画像ではよく写ってませんが、数値は120です。後方で応援してくれているのは「都筑まもる君」


 久々に通勤時に心拍計をつけてみた。6月にロードを買うついでに(笑)、どさくさにまぎれて手に入れていた。
 
 実は日曜の三浦1周のときもつけていたのだが、これも久々だったせいかどうか分からないが、境川を走っている途中に「240」なんてとんでもない数字が出た。平均は149だった。以前調べたところによると、私の年齢では

 運動強度100% 176 最高にきつい
      90% 158 非常にきつい
      80% 141 きつい
      70% 123 ややきつい
      60% 106 やや楽
      50%  88 楽
     
といった感じで、サイクリングに適した運動強度は60~80%。心拍数で言うと、106~141となるようだ。

 久々だと機械も調子が出ないのかな? で、この日、もう一度つけて測ってみた。すると

  最高161
  平均142

という数値となった。「180-年齢」だとちょっと多い。

 6月に初めてつけたときは、登り坂でトルクを上げて登ったときなど、160~180台を平気で記録していたようだ。それが、4ヶ月ほど経過した今では、坂も比較的楽に登れるようになり、この日の心拍も登り坂でも150台でだいたい収まっていた。心臓が強くなったのか、上り方がうまくなったのか? はて? 今度ヤビツで試してみよう。
 
 10月も今日で終わり。今月の月間走行距離は1177.05kmと、3ヶ月連続で1000kmを突破した。これは、ひとえにマリノスの日程のおかげ。実は今月はホームゲームが1試合しかなく、アウエーも大阪、広島と遠距離のため観戦できず、そのため休日に自転車に乗る時間が増えたのだ。
 
 年間1万キロも射程に入ってきたが、11月はマリノスのホームゲームが天皇杯を含め3試合、アウエーも埼玉、味スタと行けてしまう所。味スタは自転車で行くが、埼玉はたぶん電車で行く予定。さて、どうなりますか。

     通算     月間
01月 0479.54   479.54
02月 1034.17   554.63
03月 1897.85   863.68
04月 2861.35   963.50
05月 3591.41   730.06
06月 4481.37   889.96
07月 5273.99   792.62
08月 6276.75   1002.76
09月 7278.15   1001.40
10月 8455.20   1177.05

 ◆サイコンによる記録
       距離 41.70km
       平均時速 23.3km/h
       走行時間 1時間47分32秒
         ※グロス 2時間04分12秒
       最高速度 51.6km/h
       ※06年の通算 8455.2km
       
 ◆通勤ルート(十日市場~港北ニュータウン~中原街道コース)の途中距離(今日、たまたま意識してサイコンで確認してました)
 10km  鶴見川・精進橋(都筑区川和町)
 15km  都筑まもる君(センター北)
 20km  野川交差点
 25km  丸子橋
 30km  中原街道・旗の台
 35km  古川橋交差点
 40km  築地市場

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●月日 06年10月29日(日)
●天気 雨のち曇り ときどき晴れ
●ルート 自宅~(境川)~江の島~(R134)~渚橋~葉山大道~(県27)~池上十字路~汐入~横須賀~(横須賀海岸通り)~(R16)~観音崎~浦賀~久里浜~(R134)~三浦海岸~(県215)~毘沙門~城ヶ島~(R134)~葉山~江の島~(境川)~自宅
地図はこちら(拡大可能なPDFファイルが新規ウインドウで開きます)
       距離 140.49km
       平均時速 26.6km/h
       最高時速 51.6km/h
       走行時間 5時間17分27秒
         ※グロス 6時間45分22秒

       ※06年の通算 8413.5km
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 午前7時ごろにはまだ霧雨が降っていた。予報ではそのうち上がると言っている。布団の中で待っていると午前8時半ごろ、雨はやんだようだった。それじゃ、行きますか。初めての三浦一周。
 


午前10時46分、長柄交差点。距離33.65km。av29.1km/h
(上の写真は左がR467から片瀬東浜へ出るところ(バスが邪魔!)、中央は長柄交差点を右折、右が葉山トンネル手前)

 歩いている人もよろよろ走るママチャリの姿も少ない境川サイクリングロードを気持ちよく走る。雨に路面が濡れた所もあるが、気になるほどではない。片瀬東浜からR134に出ても、車の数は少ない。朝が雨模様だったせいかな。そのためか、R134の渚橋の一つ先の長柄交差点までは、なんと平均時速29.1キロが出た。

 田浦経由で行こうと思っていたのだが、渚橋で曲がり損ね、逗子新道も自転車は通れないだろうし、下の道を走ると迷いそうだ。面倒だからR134をそのまま南下し、葉山大道から横須賀を目指すことにした。

 湘南国際村、葉山国際カントリー入り口は、当然のごとく通り過ぎる。今日は平坦ロードを楽しむ日なのだ。あ、そうだ。これだったら南郷トンネルから来ても同じだった。そっちの方が坂が少なかったかな。

 「房総から帰ったときは、ヘロヘロでここを走ったな」なんてことを思いながら、アップダウンを越えていく。池上十字路は直進し、トンネルを越えると汐入までは下りだ。


午前11時23分、ヴェルニー公園。距離44.4km。av27.8km/h。下の写真の彼方には潜水艦

 汐入駅のあたりはダイエーがあるため、歩道から脱出できないつくりになっている。逆に言うと、車道を走ってきた自転車は歩道に入れない。また西からのR16の立体交差が降りてくるところともなっているのでややこしい。

 とりあえず直進し、植え込みの隙間を見つけて歩道にあがり、ヴェルニー公園へ。ここは2度目の訪問だ。最初は潜水艦があったなんて知らなかった。今度はちゃんと見たぞ。


初めまして! スカレー君!!

 公園から立体交差の下をくぐり、反対車線へ渡って少し戻るとJR横須賀駅。バスターミナルなどあるのだが、汐入駅と比べると何だか寂しい感じがした。もっとでかい駅をイメージしていた。後で走って気が付いたのだが、汐入から京急の横須賀中央駅方面の方がダイエーを始めとして大型店舗がたくさんあって賑やかだった。

 で、駅前にあっさり発見「スカレー君」。



 横浜F・マリノスのマリノスケ(サブキャラクター)そっくり。まあ、基本がカモメの水兵さんですから。それに横須賀は実は横浜に続くマリノスのホームタウン。海軍カレーもスタジアムで昨年だったか今年だったか忘れたが売っていた。


馬堀海岸沿いのR16

 横須賀からは米軍基地、三笠公園を横目に海岸通りを走り、やがてR16に合流。道が海沿いを走るようになると、車の数は一挙に減って、潮の香りが鼻を刺激するようになり、気持ちいいライドとなる。

 走水からは登って下ってまた登る。京急ホテル手前でR16は終わり、その先を下り降りると観音崎。


午前11時59分、観音崎灯台入り口。距離55.23km。av27.0km/h

 ウオークボード前の信号を直進し、結構きつい登り坂のトンネルを越えると灯台の入り口だ。灯台まで登るのはこの次にしましょう。今日は徒歩でも上り坂はノーサンキューだ(ちょっと腰が痛いせいもあったが)。


ビジターセンター付近の公園から灯台方面。残念ながら灯台は見えない

 ビジターセンターでトイレ休憩。観音崎大橋を渡って下り降り、鴨居港のコンビニでサンドイッチなどを補給。ここを右折して浦賀港を浦賀駅を見ながらぐるりと回り、浦賀の渡しを過ぎて大きく右カーブして久里浜へ向かう。

開国橋、ペリー公園と過ぎ・・・

野比海岸沿いの気持ちいい道

 開国橋、ペリー公園、フェリー乗り場と過ぎ、またトンネルをくぐって降りると、「うわ~」と歓声を挙げたくなるような海岸沿いの気持ち良さそうな道が目の前に広がる。ただ、この日は彼方は白く霞んでいて、眺めは良くなかった。でも、車もほとんど通らず、思い切りペダルを回せるぞ。


午後12時55分、三浦海岸。距離70.72km。av27.0km/h

 野比までは以前来たことがあるが、この先は初めて。R134と合流すると多少車の量は増える。いつのまにか津久井浜を過ぎ、三浦海岸に到着した。ここまで自宅から約70キロ。えっ!? たった70キロ? という感じ。房総に比べると、近い・・・ッス。


たぶん江奈湾の漁港

 R134から分岐した海沿いの県道215をそのまま走る。平坦だった道も少しきつい登りが出てきた。登り切ると海沿いから道は離れて、田園風景の中を進む。「剣崎はこっち」という標識が見えたが、ここも次にしましょう。
 
 江奈湾に向かって道は下る。小さな漁港を通り過ぎるとまた上りが始まる。このあたりのひなびた風景は、ほっとするようで何だか心地よい。海岸べりに座ってにこやかに話している女子学生も素直そうで可愛い。


毘沙門港への下り坂。はるか先に風車が見える

 そして毘沙門港への下り。気持ちよく下っていると、毘沙門の風力発電の風車が遙かかなたに見えてきた。

 毘沙門港からの登り。これはきつかった。


毘沙門の風力発電。下は公園になっている

 あえぎながら登り切ると公園(宮川公園)になっていて芝生もあった。そこにそびえ立つ風車が2つ。ごろんと横になりたいところだが、当然風が強いッスね。風車がぐるぐる回っている。


毘沙門の先の宮川大橋からの眺めは「晴れていれば」絶景

 風車を離れ、宮川大橋にさしかかる。少し下っているのでスピードが乗ってくるが、下を見ると「おお~」という風景。宮川湾の小さな入り江の港が一望に見渡せる。そして遙かには・・・あぁ、かすんで見えない。残念。
 

午後1時35分、城ヶ島。距離82.88km。av26.1km/h

 宮川大橋を渡って最初の信号を右折し、次を左折するともう城ヶ島大橋。「やあ、こんにちは~っ!」ってな感じで、料金所の若いおねいさんと互いに手を振って通り過ぎる。3度目ともなると顔パスだ。ってウソ。自転車は無料です。

 で、やっとここで写真が撮れた。
 
 荒崎にも寄りたいと思っていたが、ちょっと時間がない。日没前には帰りたい。これも次だ。
 
 R134をひた走る。それにしても長者ケ崎の工事はいつになったら終わるのか。「渋滞のため湘南国際村方面へ迂回して下さい」の看板は、見たくないんですけど・・・。

午後2時32分、長柄交差点。距離104.67km。av26.6km/h
 
 長柄交差点に到着し三浦半島を1周したことになった(ホントは渚橋が起点なんでしょうか?)。今回のコースでの1周自体の距離は、71.02キロだった。もう少し早く出て、昼は三崎で刺身! 次はこれで行こう。もっと寄り道もしたいしね。


午後2時58分、片瀬東浜。距離115.45km。av26.8km/h

 厳しい坂は数カ所の久々の平坦コース。最終的には平均時速26.6キロで、自分なりにはスピード感は楽しめたが、何だか物足りないと思うのは何故? なぁんて、いい気になっていたら、夜中に足がつって目が覚めた。
 
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 BD-1でチャリンコ通勤<10月27日=104>

 


横浜市緑区にある浜柿直売農園


 夏は浜梨。で、秋は浜柿。横浜でも柿狩りが楽しめるようだ。ミナトヨコハマも、鶴見川を遡れば、こんな風景に出会います。広いというか何というか・・・、奥が深いですね。
 
 我が家には岡山の田舎から毎年、柿が送られてきます。岡山の実家の裏庭には、私が生まれた年に植えた柿の木があります。おばあちゃんの実家の畑にも柿の木があり、毎年、おじいちゃんが送ってきてくれます。今年も先日届きました。
 
 秋ですねぇ・・・。

 ◆サイコンによる記録
       距離 41.70km
       平均時速 23.0km/h
       走行時間 1時間48分53秒
       最高速度 50.2km/h
       ※06年の通算 8273.01km

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 BD-1でチャリンコ通勤<10月26日=103>

 


浜離宮裏の歩道。枯れ葉散る季節となってきました


 通勤が昼間とはいえ、だんだんと寒くなってきた。短いレーパンだと冷たさを感じる。そろそろ衣替えかな。
 
 会社で私が所属するセクションではGパン、TシャツでOK。小径車用のサドルバックに入る程度の着替えで十分だった。だが、Tシャツ1枚では会社内でもさすがに寒くなってきた。ということで、今日からはリュックに着替えを詰め込んでの通勤となった。
 
 辛く寒い冬が近づいてきた。

 ◆サイコンによる記録
       距離 41.62km
       平均時速 23.8km/h
       走行時間 1時間44分52秒
       最高速度 51.5km/h
       ※06年の通算 8231.31km

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 BD-1でチャリンコ通勤<10月25日=102>

 


R246のすずかけ台への分岐にある白馬像。何でこんなものがここにあるのか、いつも不思議に思う


 日曜のロングライドの後の月・火曜の雨は嬉しい。自分に言い訳することなく、自転車通勤を休める。ただ、それが3,4日続くと、今度は体重が気になり始める。風は強いが、この日の青空は助かった気持ちだった。
 
 なのにちょっと寝坊。2キロほど短いR246→上野毛通り→目黒通りで、何とかセーフ。
 
 昨晩というか早朝に「こぐこぐ自転車」の著者である伊藤礼さんの番組(NHK教育・福祉ネットワーク「自転車シニア 東北出会いの旅」)の録画をようやく見た。伊藤さんのグループが東北を旅したときの映像。「趣味悠々」と違って(何度も突っ込みますねぇ)、現実感たっぷりの自転車の旅だ。登り坂を、カメラを気にしながらも伊藤さんが自転車を押していく。パンクも仲間と協力して直す。1日に50~60キロぐらいしか走れないが、民宿ではおいしそうにビールで乾杯し、大正生まれの女将の解説つきで地元料理に舌鼓を打つ。見ていて楽しい。
 
 70歳を越えてもこんな自転車の旅が出来れば、幸せだなぁ。

 ◆サイコンによる記録
       距離 39.17km
       平均時速 22.7km/h
       走行時間 1時間43分47秒
       最高速度 47.8km/h
       ※06年の通算 8189.69km

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●月日 06年10月22日(日)
●天気 曇りときどき晴れのち雨
●ルート 自宅~高尾~(秋川街道)~五日市~(檜原街道)~檜原村役場~上川乗~都民の森~(奥多摩周遊道路)~風張峠~月夜見山第2駐車場~上川乗~甲武トンネル~藤野~相模湖~津久井湖~自宅
地図はこちら(PDFファイルが新規ウインドウで開きます)

       距離 153.75km
       平均時速 20.6km/h
       最高時速 54.4km/h
       走行時間 7時間26分06秒

       ※06年の通算 8150.52km
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 仮面ライダーに負けてたまるか。風張峠を登ってやるぞ! というのがこの日のテーマ。さらに、私にとって未開の地の奥多摩湖まで足を伸ばせるか、が次のテーマだった。
 
 前日は家族の誰よりも早く寝たのに、起きたのは午前7時。出発できたのは午前8時前と予定より2時間も遅い。密かに予定していた○○峠はお預けだ。
 
 城山湖へ行くいつものコースを走り、向原交差点を右折。町田街道を高尾へ。和田峠へ行ったときに曲がった川原宿交差点も直進し、五日市へ向けてひた走る。
 
 交差点で信号待ちのとき、手製の地図(上にリンクが張ってある地図です)を眺めていたら
 「どこへ行くんだい」と親切なおじさんが声をかけてくれた。
 だいたい分かってるんだけど、恩を仇で返してはいけない。
 「(奥多摩って言うとややこしそうだから)五日市です」
 「じゃ、まっすぐ行って降りて左だ。それから右へ曲がっても行けるし、真っ直ぐでもいけるし・・・。う~ん、どう行ったのがいいかなぁ」
 おじさん、悩み出した。
 両方ともトンネルがあるからかな。
 「分かりました。まっすぐ行って左ですね。ありがとうございます」
 信号が変わったのをこれ幸いとスタートした。
 
 


午前9時24分、戸沢峠


 少し登るとこの標識。あれ、峠だ。戸沢峠か・・・。でも、こんなに楽でいいのかな。
 
 で、下るときは、下る下る。なるほど。反対側からだとしんどい坂だ。

 


上川橋から秋川街道へ


 下ったところの交差点を左へ。ここから秋川街道に入り、サマーランドの方へは曲がらず、そのまま直進する。
 
 サマーランドってセサミプレイスがあるところだ。娘たちが小さいときに1度、車で来たことがある。帰るときに下の娘を車に乗せるために「よいしょ」とだっこしたら、ぎっくり腰になってしまった。幸い、車の運転には支障がなかったので自宅には帰ることができたが、自宅に戻るなり歩けなくなって会社を2日休んだ。
 
 なんてことを思い出しながら五日市へ向かって走る。それにしても、こんな所まで自転車で来るとは・・・。いや、来れるとは。もっと若いときから始めれば良かった。

 


小峰峠の旧道入り口?


 トンネル手前で旧道? 発見。車両は通行禁止。ここは登った方がいいのかな。でも余計な足は使いたくないし。ってことで、トンネルへ向かって直進。
 
 


新小峰トンネル


 交通量も少ないトンネルをあっという間に抜けて峠をワープし、また下る。
 
 


午前9時40分、武蔵五日市駅手前の秋川。距離39.68km。av25.1km/h


 降りきったところが秋川橋で、標高は162メートル。下には秋川が流れ、見上げると、橋と立体交差して檜原街道が西へと伸びている。
 
 橋の近くに秋川橋河川公園があり、トイレもあったのでちょっと休憩。河川敷には白線が引かれてテントも張られ、車が数台止まっていた。バーベキューでもするんだろうか?
 
 とても静かな場所。気持ちもやすらぐ。川べりのベンチではカップルが楽しそうに話していた。でも、こんな朝早く(早くもないか)から、こんな所で話し込んでていいんだろうか。
 
 ここまで40キロ弱。自宅から小田原に行くより近いが、高尾の前後でアップダウンがあるので、平均時速は25キロそこそこだった。
 
 


武蔵五日市駅


 立体交差をぐるっと回って上ったところの信号を左折すると、武蔵五日市の駅があった。筆で書かれた駅の看板が、旅情をそそる。なんたって、この駅は五日市線の終着駅だ。でも、東京都。不思議な世界。
 
 駅前では若い女の子(といっても社会人と思われますが)のグループが、クロスバイクを組み立てていた。最初は組み立てているのか、分解しているのか分からなかった。なんせ、手は動いてなくて口ばっかり動いている。じっと見ていて、組上がった自転車の持ち主は何もせず、半端な自転車の持ち主がホイールを持っていたので、ようやく組み立てていると分かった。早くしなきゃ、日が暮れちゃうよ。奥多摩行くんでしょ。
 
 彼女たちの格好を見ると、レーパン・ジャージ姿の子はだれもいなくて、みんなポタリングモード。もしかして、NHKを見て「なんだ。私にも登れるじゃん」ってな軽い気持ちで来たんじゃないだろうな。おじさんは、ヒップバックも輪行袋もやめて軽量化し、完全自走を決意して準備万端でやってきたというのに。
 
 


午前10時1分、檜原街道をスタート


 駅から少し走るとコンビニがあった。ここでウイダーインゼリーで腹ごしらえ。トイレも借りようと思ったが、見あたらない。
 「トイレはここにはないんですね」と確認したら
 「ありますよ。こちらへ」と、従業員用のトイレへ案内してくれた。とても親切なコンビニだったが、店の外にゴミ箱が見あたらなかったのは何故?
 
 このあたりで20分ぐらいダラダラとしたようだ。そろそろ行きますか。
 
 


檜原街道の緩やかな上り


 前を走るローディーがクルクルとペダルを回しながら坂を登っていく。平坦も坂も同じケイデンス。フォームも決まっている。あんな風に走れたらーーなんて思いながら、20メートルぐらい後ろを走っていたが、途中で写真を撮るためにスローダウンしたりしたので、結局は1人旅になってしまった。
 
 スタートしてからは緩やかなアップダウンが続く。本当は少しでも登って欲しいところだが、これはこれで気持ちいい。上りでもスピードがガクンと落ちることはない。

 


午前10時22分、檜原村役場


 檜原村役場を過ぎると、T字路にぶつかる。ところが信号前が工事中で片側通行。自転車にとって片側通行はつらい。歩道なんてないし、おまけに上り坂。数台のバイクと先頭に立ち、交通整理のおっちゃんのゴーサインで一気にダッシュ。スタンディングで一気に現場を通り過ぎた。
 
 噂通り、この道は車は少なくバイクが多い。もちろん自転車も多い。途中に「騒音で地元住民は困っています」という看板があった。平日は静かな村が、土日になるとバイクがでっかい排気音で走りまくるんだろう。でも、バイク乗りのマナーは良かったように思う。どちらかというと、車の方が遠慮していたみたいだった。
 
 みんな自転車にしない? 楽しいよ。まあ、バイク乗ってる人からみれば、「何で苦しい思いして坂登らなきゃいけないの????」って、疑問符だらけだろうけど。逆に下り坂をぶっとばしてくる自転車も住民にとっては恐怖だろうな。お互いが安全運転で、地元の人にも迷惑かけないようにしなきゃね。

 このあたりの標高は262メートル。五日市駅から約8.4キロ。平均勾配は約1.2%。ここまではだれでも来れる平坦ロードだ。
 
 


渓谷美


 檜原村役場までは人家もあったが、このあたりまでくると回りは山しか見えなくなる。左下を見ると秋川。木々がおおい繁り、その間からかいま見える渓谷美。そして相変わらず緩やかなアップダウン。峠に向かっていることを忘れさせるような静かな道(時折バイクがぶおーと抜いていくが)を、気持ちよく進む。

 


坂はまだ緩やか


 どこから坂がきつくなるんだろう? 多少の不安と期待を持ってカーブを曲がっていくが、嬉しいことに期待は次々と打ち砕かれる。どこまでも緩い。こんなに緩かったら後が大変なんだから、もうちょっと登ってくれよと思っても、相手は自然だ。勝負にならない。

 


午前10時40分、ちょっとひと休み


 川がUターン気味に蛇行している地点でちょっと自転車を降りる。上川乗の交差点はまだかな~って思っていたら・・・

 


午前10時50分、上川乗交差点。距離57.97km。av24.2km/h


 すぐ先でした。
 
 この地点で、仮面ライダーたちは休憩し、少しの間解説をしている。
 
 ここまで五日市駅から16.7キロ。標高は約409メートル(カシミールで計測。以下のデータも同様)。平均勾配は約1.5%。おいおい、ほとんど標高を稼いでないじゃないか。ということは、風張峠付近が1146メートルだから、あと737メートル? 東京タワー2つ分(333メートル×2)より高いみたいですが・・・。
 
 ここまでの平均時速が24キロ台。五日市駅付近から1キロしか下がってないのもうなずける。そう、上川乗交差点までも、だれでも来れます。山間の雰囲気が楽しめますよ。
 
 ただし、この先は・・・。
 
 ※<その2>に続きます

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<その1>より続きます

 


上川乗交差点の先は傾斜がきつくなる


 上川乗交差点から先を見ると、いきなり勾配が急になっている。いよいよ峠道の始まりだ。
 
 と思ったら、この先には下りもあり、アップダウン区間が多少続く。一体、いつになったら標高が稼げるんだ。
 
 ただし上りはこれまでよりはきつくなってきている。丹羽さんの教え通り、ギアはインナーローで、ゆっくりと登っていく。でも、私のインナーローって、34×27でも結構重いんですけど、どうしてでしょうかね? 「軽いギアをクルクル」なんて、できない。それは、私の基本的な力不足のせい? やっぱり、フロントトリプルにすれば良かったかななどど思いつつ、時速10キロペースで一気に亀の歩みにスローダウン。
 
  


午前11時15分、数馬ヘリポート


 上川乗交差点から、南郷、人里と進むと再び人家が増えてきた。そしてこの数馬ヘリポート前あたりからきつい上りが続くようになる。仮面ライダーのように鼻歌交じりには登れない。このあたりで標高700メートル前後。交差点からの距離は約8キロ。となるとこの区間の平均勾配は約3.8%。つまり、ここからが勝負のようだ。

 


午前11時17分、数馬上


 「数馬下」という地名があったので、「数馬上」があるんですね。当たり前ですが、「○○坂下」などと「下」がつく地名は大嫌い。次に待っているのは上りですから。
 
 


午前11時30分、10%の坂出現


 奥多摩周遊道路に入る手前に待ってました、10%のにくい奴。携帯カメラも涙目でぼやけてます。
 
 


午前11時36分、奥多摩周遊道路の料金所跡


 10%の坂は有り難いことに、長くは続かなかった。やがて奥多摩周遊道路の料金所にたどりついた。1973年の開通当時は有料だったが、90年4月から無料開放されたそうだ。道はこの料金所を過ぎると、グイグイ登っていくようになる。

 


少し霧が出てきた奥多摩周遊道路


 道は高く高くなっていく。回りを見ていると、それが実感できる。うれしいようで、実は怖い。ガードレールの下はガケだ。
 
 少し霧も出てきた。気温も下がってきた。「はっはっ」と吐く息が白く見えたような気がした。ず~っと緩やかだった道は、これまで何度も登ってきた峠道ともう変わりはなかった。きついワインディングがないので助かったが、それなりにきつい。時速は10キロ以下となっている。ケイデンスは40~50。トルクをかけたペダリングを続ける。

 


よく見えませんが、9%だそうで・・・


 何%ってわざわざ教えてくれなくても、きついのは分かってるからいいよ。知らない方が幸せってこともあるんだよ。

 


山、山、山


 どこを見ても山。景観は楽しめるが、仮面ライダーみたいに「空気がおいしい」なんて感じないぞ。深呼吸なんてしているヒマはないんだから。吸って吸って吐く。この繰り返し。

 


気温は14度(見えませんが)。この標識が見えると・・・


 寒いはずだ。気温は14度と表示されていた。
 
 この標識の手前に駐車場があった。数馬駐車場の次の駐車場で、確か浅間尾根駐車場という名前だったと思う。この駐車場を過ぎると道は少し下るようになり、緩やかなアップダウンとなる。
 
 あれ、過ぎちゃった? いやに下っていくので不安が走り始めた。
 
 と、そのとき!!!

 


午前12時12分、東京で一番高い道路。標高1146メートルの風張峠。距離73.46km。av19.8km/h


 あったあった。「東京で一番高い道路」の標識。ノンストップで到着したが、最後はちょっとあっけなかった感じだ。
 
 距離は数馬から約6.6キロ。それを446メートルほど登ったことになるので、この区間の平均勾配はなんと6.8%! 上川乗からだと距離は15.49キロで、平均勾配は約4.8%。登坂には1時間14分かかった。平均時速は12.6km/h。三島から箱根越えをしたときや和田峠よりはスピードが出ている。きつくて死にそうという峠ではなかった。
 
 私が自転車に乗り始めた当時、宮ケ瀬までが登れなかった。土山峠は最初は押して上り、3度目にして足を着かないで登れた。服部牧場へ行くのに、6%の坂の上り返しがイヤで行けなかった。
 
 私と藤岡弘の体力差は分からないが、ロードバイクに初めて乗り、おまけに峠も初めての仮面ライダーには登れるはずがない! 五日市から上川乗までは行けても、その先でギブアップだと思う(押して上がれば別ですが)。ましてや普段運動もしていないといっている奥山佳恵さんが「漕いでいたら、いつの間にか着いた」なんて、できるわけがない。峠は峠。標高にかかわらず、その厳しさには変わりない。
 
 とまあ目くじら立てて怒っても仕方ないですね。テレビを見ていたほとんどの自転車海苔が「ウソでぇ~」と思ったことでしょう。
 
 でも、このおかげで初の奥多摩進出ができたことだし、私にとっては逆に良かったかもしれない。

 


ズームアップ!


 標識の前で写真を撮っていたら、奥多摩湖方面から男女5~6人のグループが登ってきた。女の子たちは笑顔たっぷりに「こんにちは~」なんて元気に挨拶してくれ、まるで多摩サイを走っているように涼しい顔で標識の前で止まることもなく、先へ進んでいった。
 
 えっ?? やっぱり、この峠ってそんなにきつくないのかな? 苦しいのは私だけ? ちょっとぼー然とした一瞬でした。

 


ヤビツみたいな看板はない。これは駐車場の看板


 実際の風張峠はもっと上にあるようだ。登ってくるときに、その方向を示す道標があった。だから看板はない。仕方ないので駐車場の看板と。

 


月夜見山第2駐車場


 峠を過ぎ、降りていくと月夜見山第2駐車場があった。ここで小休止したが、視界はまったくない。奥多摩湖の姿さえ見えない。バイクが走っているのしか見えないという、来た甲斐のない場所だった。
 
 この周辺はバイクの撮影ポイントらしく、つなぎを着た奴がカメラを構えた前を、ぐお~んとカーブを描いてバイクが何台も走っていた。
 
 ここで下りに備えてレッグウオーマーを着込む。
 
 さてどうしよう。奥多摩湖は見てみたい。第1駐車場まで降りるか、湖まで降りるか。どっちにしても上り返しがある。
 
 ヘタレな結論。帰りましょう。明るいうちに自宅に着きたいですから。

 


左下に道が。あんなところから登ってきた


 というわけで天国のダウンヒル。きついカーブもなく、バイクは多いが車は少ないので気持ち良く降りることができる。ただ寒い。鼻水が・・・出ちゃう。
 
 バイクがカーブで大きく車線を使っているので、マネして私もアウトインアウト。爽快!

 


午後1時32分、甲武トンネル


 あっという間に上川乗の交差点。さて、今度は甲武トンネルを目指すが、この上りがきつい。1回のワインディングで一気に登っていく。
 
 この道は車もバイクもほとんど通らない。回りにだれもいない事をいいことに、「おりゃ」とか「う~~」とか「おおお!」とかうなりながら、坂を登っていく。

 


抜けると山梨県


 ほんの少しの上りなのだが、きついきつい。上り詰めるとまず短い「栗坂トンネル」があり、続いて「甲武トンネル」がある。やや下り気味のトンネルを過ぎるとそこは山梨県上野原町。
 
 トンネルからは下り。上野原に出るよりは藤野に出た方が近いような気がしたので、以降は藤野を目指すことにする。最初の分岐は二股。左方向の道は思い切り上り。右はそのまま下り。で、藤野は左。

 登っていくとゴルフ場が見え、やがてトンネル。トンネルということはとりあえずピークだ。その後2度ほど藤野への分岐があったが、どちらもまず上りだった。これなら上野原へ降りた方が早かったかな。

 


和田峠なんて行きませんよ


 最後の藤野方面への分岐。和田峠へも行けるらしい。

 そしてまた上り。このころはもう上る足もなく、ヘロヘロ状態。時速も10キロ以下で必死に上る。

 


午後2時55分、相模湖。距離119.20km。av20.2km/h


 藤野からR20を走り、相模湖駅前を右折して相模湖へ。ようやく帰ってきた。といってもまだひと山越えて30キロ走らなくてはならない。実は自転車で相模湖へ来るのは初めて。津久井湖までは何度も来ているが、相模湖までのアップダウンに恐れをなしていた。でも、もう来れるかな。
 
 相変わらずのヘロヘロで道志橋からの最後の上りを登る。いや、まだ三ケ木があった。ふう~~~~。
 
 相武台で雨がポツッときた。やがて自宅に着くころには本降りに。午後4時44分に帰宅。奥多摩湖までは行けなかったが、楽しいツーリングだった。次は青梅から攻めてみるか。意外と奥多摩って近かった。夏にはもっと遠くの峠まで行けそうだ。奥多摩湖まで行けなかったのが心残りだが、暗くなりかけたベランダでぷしゅ~としながら、とりあえず奥多摩まで行くモチベーションを与えてくれた仮面ライダーに感謝した。

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06年10月21日 日産スタジアム
J1第28節 横浜2-1鹿島 2万4333人
バクスタSB席ややホーム寄りで観戦

 


試合後のヒーローインタビューは先制点を挙げた坂田。久しぶりに最後までスタンドにいて勝利の余韻を味わった


 那須の気合いが目立った1戦だった。
 
 松田の故障で、ガンバ戦から巡ってきたセンターバックの座。3年前に上野を押しのけボランチとしてデビュー。優勝に貢献し、新人王も獲得し、アテネ五輪の主将にも選ばれた。
 
 しかし、五輪本番で痛恨のミス。チームに戻ってからも、調子は上向かず、今季は河合、勇蔵との競争にも敗れて控えに回ることが多かった。
 
 本来はセンターバックだったが、岡田前監督がボランチに抜擢した。だが、調子を取り戻したベテランの上野や河合の成長、そしてマグロンの加入(現在は移籍)でボランチに空きはなく、バックラインも松田、中沢がいては出番は回ってこない。
 
 いつだったか、試合開始直後から1人だけアップを始めたことがあった。出たくて仕方ないんだ。そう思って見つめていたら、アンジェロコーチ(当時)に肩を抱かれるようにしてベンチに無理矢理連れてこられていた。好きな選手だけに、その悔しい思いは分かる。
 
 ドゥトラが粘り強いキープから、名良橋のマークをかわしてクロス。坂田が頭で合わせて前半6分に鮮やかに先制点を決めた。ワンタッチのパスが回って、綺麗な攻撃を何度か仕掛ける。久保、坂田、山瀬に隼磨、ドゥトラがからんで、マリノスは積極的に攻めていた。
 
 鹿島で怖いのはマグノ・アウベス。左右のサイドに攻撃は許してなかった。そのマグノ・アウベスが中央へ走り込む。パスが繋がる。マークは那須。必死にマグノ・アウベスに食らいつき、スライディングタックルでチャンスをつぶす。その瞬間、那須は苦しそうな顔をして左足を押さえていた。しかし、こぼれたボールをドゥトラ(確か)が一気に前線へフィード。速攻のチャンスをつかんだ。
 
 那須は倒れなかった。自軍の決定的チャンスを、自らが倒れてゲームを切ることはできない。
 
 ボールは左サイドを走る久保に繋がる。ドリブルでそのまま駆け上がり、中央をルックアップ。坂田がその瞬間、ファーサイドへデフェンス2人を連れて走り込む。久保は思いきり体をひねってマイナスのクロス。そこへ山瀬が走り込む。足元に吸い付くような見事なトラップ。固唾を飲んで見守る中、狙いを定めた左足のシュートがネットを揺らした。その瞬間、那須がピッチに倒れ込んだ。喜びに沸く周囲をよそに、ひとり耐えていた姿が感動的だった。
 
 2点目を入れてからは、これまでのいい攻撃は影を潜めた。逆に鹿島に攻め込まれるシーンが次々と訪れる。29分にゴール前の混戦から深井に押し込まれた。いやな予感がする。また後半ロスタイムに失点か。
 
 しかし、この日は違った。

 後半に入っても攻め込まれたが、哲也の好セーブ、そして那須のマグノ・アウベスの動きを封じるマークで何とかしのぎきった。那須は、何度か左足が痛そうな仕草をしていたが、ピッチ外に出ることもなく、最後まで頑張り続けた。松田のようにチャンスと見れば前線へ駆け上がるというプレースタイルではない。以前はゴールに繋がる好フィードを前線へ送っていたが、この日は守備に専念。中沢、勇蔵とともに勝ち点3に貢献した。
 
 タイムアップの瞬間、山瀬が精根尽き果てたようにピッチに倒れ込んだ。今日はよく走った。ゴールも増えてきて、10番らしくなってきたぞ。でも、後半立ち上がりのチャンスは決めなきゃね。
 
 もう1点、あるいは無失点だったらもっと気持ち良かった。でも久しぶりの勝利。一緒に来た娘も、大好きな坂田がゴールして大喜びだ。
 
 「試合前、ウォーミングアップのときにサポーターのコールを全部聞いていて、これだけ必死で応援してくれるのだから、何としても応えなければいけないと選手たちに話をした」と水沼監督がコメントしている。優勝も残留争いもなく、ナビスコ杯も負けた今でも、スタンドには2万人以上が詰めかけている。我々の期待にこたえて少しでも順位を上げ、そして天皇杯を獲ろうぜ! 水沼! 日産と言えば天皇杯なんだよ。
 
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 NHK教育テレビ「趣味悠々 中高年のための楽しいサイクリング生活入門」の「坂道らくらく走行テクニック」で、仮面ライダーこと藤岡弘、と女優の奥山佳恵さんが、奥多摩周遊道路の風張峠を登ったらしい。標高は1146メートル。峠は初めてどころか、自転車に乗る格好も怪しい仮面ライダーに登れたのか? 「漕いでいたら、知らない間に着いちゃう」(奥山さん)峠なのか。
※この番組に対してのエントリーはこちら
 
 それを確かめるべく、22日の日曜日に行ってきました。
 
 





 奥多摩方面は行ったことがなかったので、これを機会に走ることができて良かった。いい所でした。

 詳細は後日アップします。また長くなります・・・。
 
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 BD-1でチャリンコ通勤<10月20日=101>

 


隅田川を行く遊覧船。浅草~浜離宮~日の出桟橋の間を走っている


 ちょっと疲れ気味だったので昨日は自転車通勤はお休み。1日あけたせいか、今日は快調。おまけに久々の無風!(ちょっぴり追い風かな)。信号のタイミングも絶妙で、長い下りに入る前はすべて「青」。気持ちよく前へ進みました。
 
 毎日こうだと楽なんですがねぇ。

 ◆サイコンによる記録
       距離 41.67km
       平均時速 24.0km/h
       走行時間 1時間44分06秒
       最高速度 51.7km/h
       ※06年の通算 7996.77km

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 BD-1でチャリンコ通勤<10月18日=100>

 今日は今年の自転車通勤の100回目でした。
 
 


この勝鬨橋の前を100回通ったことになります


 特に100回目だからといって、何があるわけでもありませんが(笑)。まあ、区切りということで。距離にすると、自転車通勤だけでここまで4000キロ以上を走ったことになります。往復してたら8000キロ! ですが、それは無理な話ということで・・・・。
 
 ちょっと風が強かったのですが、近所の工場の昼休みを告げるサイレンの音を合図に出発し、青空の下を気持ちよく2時間10分、今日も走りました。

 ◆サイコンによる記録
       距離 42.11km
       平均時速 22.8km/h
       走行時間 1時間51分09秒
       最高速度 51.6km/h
       ※06年の通算 7955.10km

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 BD-1でチャリンコ通勤<10月17日=99>

 


日比谷公園かもめの広場


 赤羽橋交差点で直進し損ね、勢いで左折。東京タワー下~愛宕山下~西新橋と走り、日比谷公園へ。西幸門前交差点のところに噴水があった。「かもめ広場」というらしい。「ふ~ん」ていうだけですけど(笑)。急いでますからね。またゆっくり。
 
 3kmほどの遠回りでした。

 ◆サイコンによる記録
       距離 43.05km
       平均時速 23.1km/h
       走行時間 1時間51分49秒
       最高速度 50.8km/h
       ※06年の通算 7912.99km

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 16日の月曜日は休日でした。
 
 昼前に起きて、メンテでもしようかなと思ったが、ベランダに出てみると青空が広がっている。多少風は強いが、こんな日に走らないなんて・・・。って、ことでメンテはまた先送り。天気がいいと走りたくなり、雨だとマンション住まいなのでやる場所がない。いつまでたっても、ちゃんとしたメンテナンスができません。
 
 時間は2時間ほどしかない。となれば、ここしかありませんね。
 
 


江の島北緑地より。右の写真は東浜から腰越の海岸。左は江の島大橋


 境川サイクリングロードの行きは向かい風で、時速27~28km巡航。時速30kmがなかなか出せない。
 
 江の島大橋を渡って、北緑地で休憩。波が高く、オリンピック記念噴水近くでは、波が歩道を越えて叩きつけていた。
 
 帰りは天国の追い風か? と期待したのだが、それほどでもなかった。
 
 数年前、初めてママチャリで江の島へ行ったときのことを思い出した。前カゴにペットボトルとタオルを放り込んで、夏の暑い日の午前中に出発。何度も休憩し、藤沢の先で迷いながらも、海に出たときは感激だった。
 
 お昼をマックで食べて、早々に帰路についた。また藤沢あたりで迷い、お尻も痛くなって途中でヘロヘロになった。でも、自転車を漕がなければ帰れない。必死でペダルを回した。帰りも何度も休憩しながらだったので、家にたどり着いたのは夕方近かった。
 
 あのときは1日仕事だった江の島サイクリング。それが、「午後からちょっと行ってみるか。3時過ぎには帰れるよ」という調子で、2時間と少しあれば往復できるようになった。人間の力とは不思議なものだ。

 ◆サイコンによる記録
       距離 51.52km
       平均時速 26.2km/h
       走行時間 1時間58分20秒
       最高速度 42.1km/h
       ※06年の通算 7869.94km

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 BD-1でチャリンコ通勤<10月15日=98>

 


駒沢公園のサイクリングコースの駒沢通り側入り口付近。歩行者は通行禁止だそうです。そうだ! 距離が足りないときはここを周回して行くとするか!?


 3連休の家族サービスのちロングライド、そして連休明けから2日間は「お尻痛ぁ~い」で、日曜日は6日ぶりの自転車通勤。
 
 天気はいいが、少し肌寒くなってきた。レーパンは短いままだが、上半身はアームウオーマーをつけて走る。走り出しは風が冷たかったが、走るにつれちょうど良くなってきた。
 
 この日はR246から久しぶりに駒沢通りを走った。休日なので車も多くなく、それほどストレスを感じることはなかった。初めて走ったときに苦労した恵比寿駅からの登りも、なんなく上れてしまった。成長したなぁ。
 
 これまでは汗びっしょりになって着替えていたが、この日は汗はほとんどかいていない。それはそれでいいのだが、これからどんどん寒くなっていくと思うと、はぁ~あって感じですね。荷物も多くなるし・・・。

 ◆サイコンによる記録
       距離 40.08km
       平均時速 22.3km/h
       走行時間 1時間48分06秒
       最高速度 81.0km/h(そんなに出るわけないでしょ。ウソつき・・・)
       ※06年の通算 7818.42km

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●月日 06年10月12日(木)
●天気 晴れ
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 相模川組のDEEさんTETさんが相次いで、伊豆半島を1周した。夜中に出発し、ぐるりと回って沼津まで約270キロ。日の出を見て、夕日も見て、西伊豆のきついアップダウンをこなしながら走り続けた。素晴らしいラン。感動的なランだった。
 
 よし、私も! って、そんなに走れるわけがないッスね。ヘタレはヘタレらしく、ほんのちょっとだけ伊豆を走ってみましょうか。
 
 出発は朝7時過ぎ。伊豆へ行くには遅すぎだ。まあ、とば口までですから。

 海老名経由で産業道路、R129と走り、榎木町でR1へ入る。ここまで距離24.49km。av26.1km/h。平日で所々渋滞していたので、スピードがそれほど伸びない。

 朝、ちょっと寒いかなと思って長袖のアンダーウエアーを着た。ピップバックにはウインドブレーカーとレッグウオーマー。一応、輪行袋も持ってきた。さて、どんな旅になるのだろうか?

 


小田原城


 午前9時13分、小田原城。距離45.86km。av27.1km/h
 国府津駅周辺がずっと工事中だったが、それも終わったようで綺麗に舗装されていた。西へ向かうR1の交通量は少なく、まずまずのペースで走れた。

 小田原城の駐車場横で最初の休憩。ボランティアのガイドのおじいちゃん、おばあちゃんたちはもうスタンバっていて、世間話に花を咲かせていた。

 


早川口交差点手前


 午前9時31分、早川口の交差点を初めて左折。R135に入る。

 早川を渡るとすぐに海沿いの道となる。

 


西湘バイパス先の丸石橋付近


 横を走っていた西湘バイパスも石橋インターで終わり、海は海岸線から切り立った道のすぐ下にくる。転落すれば、終わり? 風が吹くと、ヒヤ汗がタラ~リ。高所恐怖症のせいもあって思い切り車道側に入って走る。こっちも怖いが、車はよけてくれる。でも、海はよけてくれない。

 


遙かに真鶴半島が!


 真鶴道路は新道と旧道がある。R135を走っていると分岐点があり、左が新道、右が旧道(R135)。聞くところによると旧道は峠道のようにきついらしい。後のことを考えると、ここは新道を走った方が良さそうだ。

 


真鶴道路より東を臨む。正面に見える山は?


 新道もアップダウンはあり、登りが基調。しかし、登るにつれて相模湾が一望に臨めるようになり、苦しさを忘れさせてくれる。

 途中でまた分岐があり、左が旧道、右が新道となっているが、新道は自動車専用道路で、今度は選択の余地なく旧道方面へ行く。すると料金所。旧道といっても真鶴道路の旧道という意味で、R135ではない。

 通行料金20円を支払うと、おじさんが「気をつけてね」と声をかけてくれた。大丈夫。私は小心者なので、目一杯気をつけますよ。

 料金所からは登り。そして突然、道は下る下る。もったいないほど下る。真鶴駅の目の前も通り過ぎ、湯河原までは気持ちのいいダウンヒルだった。

 


熱海ビーチラインとの分岐にあった標識。ついに伊豆半島に初の侵攻だ!


 湯河原の先の千歳川を境に静岡県となる。

 川の先の交差点で、熱海ビーチラインとの分岐になる。自転車は通れないので、そのままR135を直進する。通り過ぎるときに、標識を見ると「伊豆半島入り口」とあるじゃないか。入り口ということは、ここから伊豆半島! ついにここまでやってきたぞ。伊豆半島だぜぃ、いえ~い! ・・・ちょっと、自分に感動。


 


振り返ると真鶴半島

 


先を見ると、手前は錦ヶ浦かな。その先は網代かなぁ? よく分からないが、FELTよ、あれが伊豆半島だ!(今日はあそこまで行かないけどね)


 また登りが始まった。しかし、登れば登るほど、視界が広がってくる。

 伊豆半島の本体? がついに見えてきた。思わず自転車を降り、ぼ~然と見つめる。あれが伊豆か・・・。いつかは1周したい・・・。

 登って登って、また下りる。豪快に下りきるとそこは熱海。

 

熱海が見えてきた


 午前10時35分、熱海。距離69.05km。av25.8km/h
 熱海まで約3時間20分。家族に言わせれば、とんでもないところまで、また自転車で来てしまったことになる。これもロードがあれあばこそ。感謝感謝。

 寛一お宮のそばで、この日2度目の休憩。

 



 




<その2>へ続きます

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