7月16日にブルベ「あおばスーパー200五輪コース」を走る予定だったが、1日雨の予報だったのでDNSした。当日は予報通りの雨、それも土砂降りだった。でもねぇ、このコースはどうしても走ってみたいコースだったので、2日後の晴れ予報となった18日に勝手に走って来た。
コースは東京オリンピックの自転車男子ロードレースのコースを富士山麓区間をのぞきおおむねトレース。リアルスタート地点の是政橋付近の公園を発着点とし、道志みちで山伏峠を越えて山中湖へ行き、ゴールとなった富士スピードウエイをかすめ、そして激坂の明神峠を上る200キロ。チェックポイントは各地に設置されている五輪銘板やモニュメントとなっており、レガシーを巡るライドでもあった。
山伏峠の上りですでに足は終わった感があり、最大勾配18%の明神峠が上れるかどうか心配だったが、最後の力を振り絞り諦めずにペダルをゆっくりでも回し続けたことが報われた。これまで何度かアタックしてははね返され無念の足つきを繰り返し、過去のブルベでは押し歩きしたこともあったが、18%の壁を乗り越え明神峠バス停までは足つきなし。63歳にしてようやく上れたよ! 体力より経験が物を言ったのだろうか。いや、リア30Tの乙女ギアのおかげだな(^_^;
そのままの勢いでチェックポイントの明神峠モニュメントまで上りきろうとしたが、400メートル手前で左足がつり、無念の足つき。山中湖の「ままの森」で一度つり、その後もつりそうだったのをだましだまし上ってきたが、ここが限界だった。悔しいけど、明神峠が上れたから、ま、いっか(^o^)
無事11時間台でゴール。しかし、これは晴れのち曇りと絶好の天気のおかげ。明神峠の大ブレーキも道志の下りで取り戻すことができた。それにしてもチェックポイント2のオカムラ前のモニュメントを通り過ぎて下り続けたときはあ然とした。だってまだまだ下った後、チェックポイント1の柴怒田コミセン前の五輪銘板に行き、上り返してここまで戻って来るんだよ。信じられんコース設計。さすが「アオバヒドイ」。でも、帰りの道志みちで青根左折、長竹三叉路左折と恩情を見せてくれたので許してやるか(^_^;
実際に開催された16日は75人がエントリーしていたが、参加したのは14人。そしてその14人全員が完走した。ラストは1分前のゴールだったという。土砂降りの中、難コースを走りきった14人に敬礼!
スタートの稲城・大丸公園
都筑中央公園にある五輪自転車競技レガシーモニュメント「オネカン戦士稲城ペダリオン」
相模原・久保沢南公園(小倉橋手前)にある五輪銘板
相模原・小倉橋にある五輪銘板
相模原・青根出張所にある五輪銘板
山梨・道志七里起点にある五輪銘板
山梨・道志みち四里塚にある五輪ウェルカムボード
四里塚から1・5キロ先の道の駅どうしにも五輪ウェルカムボード
山梨・道志みちの終点にある五輪銘板
山伏トンネル
富士山と山中湖
山中湖・明神前交差点にある五輪ロードレースモニュメント
山中湖・旭日丘交差点にある五輪ロードレースモニュメント
籠坂峠
小山町須走本通りにある五輪銘板
御殿場市柴怒田コミセン前の五輪銘板
御殿場市上芝怒田、オカムラ前の五輪銘板と五輪モニュメント
小山町富士スピードウェイ西ゲートの五輪銘板
小山町にあるラウンドアバウト。初体験だったので嬉しくて何度も回ったりして(^_^;
明神峠の五輪モニュメント。この傾斜は18%?
明神峠の五輪モニュメント
ゴールの大丸公園。この日の参加者はなぜかほかにもいました! 全員無事完走
後日、この日のコース外の五輪銘板を巡ってみた。ついでに64年の記念碑も。ちなみに64年は多摩御陵入口付近(現在の陵南公園)発着で、八王子市内の25キロの周回コースを8周した。のちにツール・ド・フランスを5連覇するエディ・メルクス(ベルギー)らが参加。金メダルはマリオ・ツァニン(イタリア)が獲得。
府中・けやき並木通りにある五輪銘板(7・7キロ地点)
オフィシャルスタートとなった府中・是政橋にある五輪銘板(10・0キロ地点)
多摩東公園にある五輪銘板(21・9キロ地点)
八王子・陵南公園にある64年東京五輪自転車競技の記念碑
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