お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 日本三大絶景ブルベと主催のランドヌール札幌が胸を張る、F大谷さんプロデュースの「BRM520十和田クラシック200」。後半の絶景コースに突入♪(前編はこちら

 74.7キロ地点のPC1の発荷峠から下り始めた途端、目の間に絶景が広がった。と、言いたいところなのだが、曇り空なんでねぇ。晴れたら見えるはずの八甲田山は雲の中。十和田湖の湖面も鉛色と、どんよりとした空と同様に冴えないが、まあ、それはそれでなんとなく神秘的な雰囲気がしないでもない。これは晴れた日にリベンジですなと思いながらも、せっかくここまで来たことだしと何度もストップして写真を撮りまくった(^_^;


十和田湖。絶景のはずが…



十和田湖



十和田湖



十和田湖


 さてと、時刻は午前11時前。ちょっと早いけどお昼にしましょう♪ 発荷峠から下って少し行った先でコースを外れ、休屋の観光交流センターや遊覧船乗り場の近くにあった「お食事処 かえで」にピットイン。ヒメマスをおすすめされたが、ここはバラ焼き定食(1600円)の一択だよね。鍋から蒸気が出始めたらふたを取ってお肉を裏返してね。お肉は味がついてるからそのままで。牛肉だから多少赤くても大丈夫と言われ、じっと蒸気が出始めるを待つ。

 5分が長かったなぁ(^_^;

 美味しかったのだけど、発荷峠でいただいた「殿さまあんぱん」が効いたのか、お肉は平らげたけどご飯まで完食できず。無念。それでもおばちゃんに「頑張って」と送り出された。遊覧船付近で写真を撮ったこともあり、30分近くここに滞在したのかな。


バラ焼き定食。まず5分ほど待つ



バラ焼き定食



十和田湖・休屋の遊覧船乗り場



雨も上がり、快調に奥入瀬へ向かう


 湖畔を10キロほど走ると、いよいよ奥入瀬渓流。十和田湖の子ノ口(ねのくち)から渓流館のある焼山(やけやま)までの約14キロの清流で、十和田湖から流れ出しているため下り基調だ(^o^) 路面は濡れ道幅も狭いが、車の通行量は思ったほど多くなく、快適に走っていける。渓流は遊歩道へ入らなければ見えないのではと想像していたが、国道のすぐそば、それも進行方向に沿って流れているので常にせせらぎを間近に見ながらのライド。いやぁ、最高♪ でも、見どころだらけで、どれが推しなのか分からないのは困ったけどね。


もうすぐ奥入瀬渓流



奥入瀬渓流・子ノ口付近



奥入瀬渓流



奥入瀬渓流・雲井の滝


 夢のような渓流ダウンヒルの後は、標高1040メートルの傘松峠への16.4キロのヒルクライム。本日のメインイベントだ。平均勾配は5%なのでなんとなく大観山のような感じかなと思っていたが、とんでもない。きつかったよ(T_T) 途中の蔦温泉で一瞬の下りがあったが、あとはブナ林の中をひたすら上り続ける。焦らず、我慢我慢。回していればいつかは着くと言い聞かせる。


ブナ林の中を走る



蔦温泉



直進が傘松峠。右がDNFコース


 標高800メートル手前から周囲に残雪が現れたのには驚いた。上っているので寒さは感じないが、下りは寒そうだ。さらに霧もたちこめてきた。先が見通せず、対向車線の車が白いベールの中から突然現れる。八甲田山死の彷徨ならぬ、霧の行軍である。雰囲気出てきたなぁ。


猿倉温泉への分岐



残雪現る



霧と雪。ムード満点


 霧の中をおっかなびっくり走り、121.2キロ地点のピークにたどり着いたのは午後2時2分。少し手前の勾配が緩く直前できつくなったと他の参加者が話していた。言われればそんな気がするのだが、あまり記憶にない。もうヘロヘロだったしね。


傘松峠


 ウインドブレーカーを着込んでダウンヒルを開始したが、それほど寒さは感じない。そういえば雪の回廊はどこにあったんだろう。その名残りぐらいはあるかなと思って注意していたのだが、気がつかないまま通り過ぎたようだ。

 でね。晴れたのよ、急に。それもピーカンの青空。信じられん。暑くてたまらなくなったのでウインドブレーカーは脱ぎ捨て、以降は必要なし。


晴れた! 青空の中に八甲田山



暑いよ〜


 傘松峠で今日のブルベは終わり。あとは下りと平坦でゴールと思っていたが、そうは問屋が卸さないんだよね。小さなお山がいくつかあるのは知っていたが、これがきついの何のって。特に国道103号を離れ、八甲田山雪中行軍遭難事件の田代平(たしろたい)へ向かう県道。ガーミン先生によると距離2.5キロで平均勾配6%。このままだと137.2キロ地点の旧銅像茶屋の通過チェックに間に合わないんじゃねと心配になってきた。通過チェックなのでタイムオーバーしてもいいのだが、そこは気持ちの問題で一応クリアはしておきたい。

 旧銅像茶屋には午後2時57分にたどり着いた。参考クローズ時間の11分前。セーフ(^o^) そして、茶屋の前で証拠写真を撮った後、振り向くと、おぉ、八甲田山じゃないか! 晴れたおかげでくっきり。いいねぇ。ところで銅像茶屋というぐらいだから近くに銅像があるはずなのだが見当たらない。と思って後で調べると、コースとは逆側に後藤房之助伍長の銅像があったようだ。


旧銅像茶屋



振り返ると八甲田山


 ここからしばらく続く下りの途中に遭難事件の鳴沢第二露営地、平沢第一露営地があるのだが、どちらも全く気がつかず通り過ぎてしまった。ま、下りだからね、仕方ない。

 その下りはあっという間に終わり、性懲りもなくまた緩やかに上り始めた。なかなか楽にさせてくれないねぇ、このコース。そして再び、霧! さっきまで晴れてたのに。ここは遭難事件の現場ではないが、いやな予感が…「死の彷徨」のムード満点。なんてね。


また霧が…


 145キロ地点の又兵衛の茶屋で最後の休憩をしていると、不思議な男性に出会った。ブルベをやっているので見に来たと言う。車で来ていて、ここまでに何人かとすれ違ったらしい。ええ、僕は最後の方だから前に何人もいるでしょうね。「あの峠を越えるなんて凄い」と言ったり、キューシートを見て「こうやって走るんですね」と驚いていたので、ブルベな人ではなさそう。興味を持ってもらえるのは嬉しいが、奇特な人だねぇ。

 で、この茶屋先からまた上り。ガーミンのクライムプロによると1.57キロ、平均勾配4%。しかし、これが最後の上りではなく、190キロ過ぎにまだ2つ残っているのはなぜだろう。間違いであって欲しい。

 待望の下りは150キロ付近から始まった。下るにつれ、霧は徐々に消えていった。いいぞ! ヒャッホー♪

 しかし、快感のダウンヒルはたった10キロほどで終わってしまった。あんなに上ったのに何でやねん。

 そして国道102号に出た途端、始まる向かい風地獄。21.2キロの間、曲がることなく走り続けるので逃れようがない。足もほぼ終わりかけており、平坦なのに時速も20キロ前後しか出ない。見るものも見ちゃったし、もうやめちゃおうか。でも、やめても走って帰るしかないんだけどね。

 21.2キロを走りやっと右折ポイントにきたが、斜め右に折れるだけで進行方向はあまり変わらず、向かい風は続く。次の右折ポイントは16キロ先だ。はぁ…。

 最後の上りは2回のはずだったが、クライムプロにない、つまり距離500メートル以上で勾配が3%以上ではない上りも現れたりしてますますモチベーションが下がる。こんなつらい200キロは初めてだ。アオバもヒドイが、サッポロはもっとヒドイじゃないか。ゴールへ向けての2キロのダウンヒルがなかったら許さないところだぞ。


八戸へ帰ってきた


 ゴールは午後6時9分でタイムは予想に近い12時間9分。獲得標高は2702メートル。観光したし、お昼もしっかり食べたし、上りの距離を考えるとこんなもんでしょう。雨じゃなきゃもっと良かったんだけど、満足満足の200キロだった。

 夜はchicorynさんやスタッフ、参加者の方と八戸の幸に舌鼓♪ 来年はぜひ晴れてね!(また行けるといいな)(続く)

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 横浜F・マリノスが28日、日産スタジアムで行われたJ1リーグ第15節アビスパ福岡戦を2-0で快勝した。終始ペースを握り、前半にFWアンデルソン・ロペスが2得点。GK一森純も好セーブを見せ無失点に抑えた。2連勝の横浜は首位ヴィッセル神戸と3差の2位を守った。負傷で離脱していたFW宮市亮が後半途中から出場し、リーグ戦復帰を果たした。

 前半8分、アンデルソン・ロペス自ら中央でポストとなってはたき、ボールはDF上島拓巳から右サイドのFWヤン・マテウスへと繋がる。立ち上がりから何度もチャンスを作っていたヤンはここでも見事な突破を見せ、丁寧なふわりとした折り返しを送ると、そのまま走り込んだアンデルソン・ロペスが頭でたたき込んだ。さらにアンデルソン・ロペスは20分、DF畠中槙之輔のクリアに走り込み、ドリブルから対峙したDF奈良竜樹を個人技でかわし、巧みに右足でファーへ流し込んだ。ともに美しいゴールだったねぇ。

 後半33分、宮市がピッチサイドに立った時、スタンドから自然と拍手が巻き起こった。昨年7月の日本代表戦で右膝前十字じん帯を断裂。諦めず懸命にリハビリ重ね、24日のルヴァン杯コンサドーレ札幌戦(札幌ドーム)で途中出場して復帰を果たしていた。続くこの日もベンチ入りし、ついに326日ぶりにホーム・日産スタジアムのピッチに立った。左サイドでボールを持つたびに大歓声。それにこたえ盛んにドリブル突破を試み、決定機も演出して躍動した。ロスタイムに相手DF三國ケネディエブスのスライディングで倒された時は一斉に大ブーイング。「まさか、また?」と一瞬ヒヤリとさせられたシーンだったが、すぐに立ち上がったのでひと安心。おかえり、宮市。これからもともに戦っていこう。

 それにしても神戸も負けないな。


いつものようにグラベルロードで日産スタジアムへ


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第15節はアビスパ福岡戦



福岡ゴール裏



2点目を決めたアンデルソン・ロペス



勝った!


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 5月19日から4泊5日で八戸、仙台と遠征の旅♪ 2日目はいよいよ日本三大絶景ブルベと主催のランドヌール札幌が胸を張る、F大谷さんプロデュースの「BRM520十和田クラシック200」を走る。

 八戸駅を出発し、南部町〜三戸〜田子町(たっこまち)から峠を2つ越え、ブナが一斉に芽吹く新緑と神秘の湖・十和田湖へ。湖畔をしばらく走った後は雪解けの奥入瀬渓流に沿って北上し、八甲田山の傘松峠(標高1040メートル)を目指す。残雪の回廊のピークを過ぎた後は酸ヶ湯(すかゆ)温泉の先で右に折れ、八甲田山雪中行軍遭難事件の田代平を抜け六戸、五戸と走って八戸駅付近にゴールするという200キロのコースだ。

2023BRM520十和田クラシック200

2023BRM520十和田クラシック200

201.6 km, +2890 m. Bike ride in 八戸市, 青森県

 


 驚いたのはキューシートの項目。たった「22」しかない。過去に200キロは何度も走っているが、ここまで少ないのは初めて。区間距離は28.9キロが最長で次が21.2キロ。10キロ以上がそれを含めて9個所。さらに項目にはなっているが直進が5個所。ミスコースもしようがないし、へタすりゃ覚えちゃいそうだ。


十和田クラシックのキューシート


 たぶん田舎道を気持ち良く走れることは間違いないだろう。だが、困ったことにコンビニがない。34キロ地点が最後のコンビニで、これを過ぎると次はゴール近くの173キロ地点。補給に関しては持って行けばいいし、道中に食堂もある。水分もボトルをダブルにすればしのげそうだが、問題はトイレ。年のせいか近いのよ(T_T)。困ったなと思いながら道中を調べてみると、意外に公衆トイレがあることに気がついた。助かった。キューシートに食堂の位置とともにトイレ情報も追加した。

 さて準備は万端。あとは天気。前日に八戸に到着したときは雨だったが、天気予報によると夜中には上がり、当日に雨マークはなく曇りがズラリ。よしよしと安心して眠りについた。

 ところが、当日午前4時に目覚めると、雨がまだ降ってるじゃないのさ。話が違うやんけ。「やんでね」という祈りも通じず、ホテルをスタートする午前5時ごろになっても降り続けている。遠征じゃなければDNSなんだけどね。ここまで来たんだ。しゃーない。走るか。雨用のモンベル一式(ジャケット、パンツ、シューズカバー、防水オーバーグローブ)を身につけ、小雨の中を集合場所の八戸駅東口へ向けて走り出した。

 実はこのモンベル一式のなかでレインシューズカバーがずり落ちてきてクランクにこすれて困った。次回からはバンドでもつけて固定しよう。

 スタート受付では雨の定峰以来、11年ぶりにchicorynさんと嬉しい再会。変わらぬ笑顔に元気百倍やで♪

 前日の土砂降りの中、試走したスタッフの方らの話によると「傘松峠は寒い」。と、今ここで言われてもねぇ。とりあえずウインドブレーカーは2枚持ってきたけど足りるのか。下半身はこれ以上ないし我慢できるのか。丁寧にキューシートにはDNF時のショートカットコースも書かれており、傘松峠手前で離脱する手もあるようで「体調を考えて」など言われると、ビビるなぁ(^_^;。この時期の青森の標高1000メートルはそんなに厳しいものなのか。八甲田山と言えば死の彷徨なのか。なにしろ東北を走るのは初めてなので不安だらけだ。


スタート前の八戸駅東口


 まあ、いろいろ考えても仕方ないのでとにかくスタートしましょう。この日の参加者は20人(DNSはたった4人)。この天候でも走る気満々なのでみんな精鋭に決まってる。なので後方からゆっくりと走り出しましょうね。雨は降り続いているが、本降りではなく小雨。このおかげでSPDシューズが最後まで水浸しにならず、大いに助かった。なにせ靴はこれだけなんでね。


午前6時ごろスタート


 能登半島も信号なかったけど、ここもないなぁ。いいねぇ。これが青森か。いいねぇ。雨じゃなきゃもっといいんだけどねぇ。

 34キロ地点の最後のコンビニは混んでるかなと思ったので、手前の24キロ地点の「道の駅さんのへ」でトイレ休憩。「11ぴきのねこのまち」が意味不明だったが、作者の馬場のぼるさんが三戸出身で、その偉業を称え「11ぴきのねこ」によるまち作りに取り組んでいるそうだ。町内に11体の石像があり、道の駅にあるのはNO.6の「たいやきねこ」だった。ということを帰宅後に知った(^_^;


三戸は「11ぴきのねこのまち」



道の駅さんのへの「たいやきねこ」


 関所の茶屋と看板のあった店の先ぐらいから周囲が里山の雰囲気となり、道は緩やかに上り始めた。車もほとんどおらず気持ちのいい道が続く。どうやらこの道は「鹿角(かづの)街道」というらしく、この後も石碑が何度か現れた。雨じゃなかったらもっともっと最高なんだけどなぁ。ところで鹿角ってどこ?


十和田湖まで33キロ



ここは鹿角街道


 しばらくすると勾配がきつくなってきた。ここから秋田との県境まで約6キロの上りとなる。その途中でバイパスができるという嬉しいお知らせの看板が目に飛び込んできた。確か「険しい峠道からトンネルへ」などと書かれていたと思う。いつできるのかは見落としたが、ぜひ早急に作っていただきたい。でも、ブルベのコースは変わらないだろうけどね。

 名もない峠(たぶん)のピークを過ぎると秋田県鹿角市。あ、鹿角ってここだったんだ。八戸からは約60キロと意外と近い。もちろん青森と同様、秋田も人生で初めて足を踏み入れた。そして、トンネルを抜けると雨は上がっていた。よっしゃ!


秋田県鹿角市へ



振り返ると青森県田子町


 12キロほど下ると再び上りが始まる。十和田湖手前の発荷峠へ向けて約5キロのヒルクライムだ。雨はもう上がっているはずなのだが、道に覆い被さるように生い茂った木々から水滴が次々と落ちてきて雨が降っているのと変わらない状況が続いた。勾配もきつく、連続しての峠越えはさすがにきつい。


緑に囲まれた坂道を進む


 74.7キロ地点のPC1の発荷峠には午前10時10分にたどり着いた。この時点で貯金は50分。まずまずかな。ただ、ここでレインウエアを脱いだり、F大谷さんプロデュースという「殿さまあんぱん」(写真なし)をいただいたりして結構長居をしてしまったようだ。


発荷峠。少し先にトイレと駐車場



レインウエアを脱ぐとアオバジャージー


 もうひとつ。鹿角街道、そして2つの峠越えのここまでのコースはこれだけでも結構満足できるものだった。おまけに雨も上がった。なんとなくほっとひと息して安心ムードになったのもここに腰を落ち着けた要因となった。有人チェックでchicorynさんもいたしね。

 でもね、本番はこれからなんだよね。(後編へ続く)

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 5月19日から4泊5日で八戸、仙台と遠征の旅♪

 まずは19日に地元神奈川から八戸へ移動。新横浜〜東京〜八戸と東海道新幹線、東北新幹線と乗り継ぐ。すべてICカードと連携したスマホで改札を抜けられるのは便利だが、東京駅の新幹線乗り換え口では使えず、JR乗り換え口を経由しなければならないのは面倒だなぁ。


新横浜駅



東京駅



駅弁は三元豚とんかつ弁当


 午前中から雨が降り出す予報だったが、幸いにも最寄り駅までは水滴は落ちてくる様子もなかったので自走で。その後も車窓から見る限りは曇り空が続いたが、盛岡付近でついに降り出し、自分自身の本州最北端の地となる八戸ではどんよりとした雲と小雨が出迎えてくれた。あ〜ぁ(T_T)


八戸駅



八戸駅


 ホテルは本八戸の「イマルカ」。自転車が部屋に持ち込める「サイクリストに優しい宿」だったのでここにした。八戸駅からは5キロなのでたいしたことはないのだが、この雨じゃ走る気にはならんねぇ。東口に向かう途中で駅直結の「ホテルメッツ」があるのに気がついた。ここなら濡れないで済むのになぁ、でも自転車持ち込めないよなぁ、仕方ないタクシーで行くかなどと思いながら階段を下りていく。

 後で他の参加者に聞いたところによると、メッツは自転車がまんま持ち込めるそうだ。来年(あるのか?)はここにしようっと(^o^)

 本八戸は繁華街で、新幹線のために駅舎が新築されたという八戸駅周辺よりは賑やか。どちらかというとこっちが中心なのかな。


ホテル内


 さて翌20日は日本三大絶景ブルベと主催のランドヌール札幌が胸を張る、F大谷さんプロデュースの「BRM520十和田クラシック200」を走る。十和田湖、奥入瀬、八甲田山を堪能できるらしい。だが、獲得標高は2890メートル。観光して名物のバラ焼き食べて果たして間に合うのか。まぁ、間に合わなくても楽しむつもりではいるけどね(^_^;(続く)

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※小川哲(1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。本作で第8回日本SF大賞、第1回山本周五郎賞を受賞。



●シリアスの中にドタバタ喜劇も

 1956年のシハヌーク国王時代からロン・ノルのクーデター、そして75年のクメール・ルージュによるサイゴン陥落、ポル・ポト時代の大虐殺などのカンボジア内戦の中で生きる人々を描く、上下巻で合計700ページ超のSF大作。上巻が内戦、下巻はその半世紀後の模様が語られる。第168回直木賞を受賞した「地図と拳」と同様な展開の群像劇。

 後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子とされるソリヤ。貧村ロベーブレソンに生を受けた、天賦の習性を持つ神童のムイタックを中心として、ホントのようなウソの物語が進行していく。虐殺、拷問、処刑などシリアスな場面があると思えば、ドロと会話できる「泥」、13年間喋っていない「鉄板」、輪ゴムと会話できる「クワン(輪ゴム)」という奇想天外な登場人物も現れる。ほかにも妙な習癖の連中が出てくるが、実はそれぞれが重要な役回りを演じている。

 「意味不明」「訳が分からない」という言葉が何回も現れ、問題を提起しても答えは「自分で調べろ」「知らない」「グーグルに聞け」と笑いを誘うような描写もあちこちにちりばめられ、高校時代によく読み、ファンクラブにも入っていた筒井康隆(※)のナンセンスSFを思い出した。いわゆるドタバタ喜劇だが、これが意外に「ありそうだ」と納得できる内容となっているので面白い。「ゲームにはルールが必要。そしてそのルールを決めるルールも必要。さらに…」。どこかにそんなニュアンスの表現があったような気がする。なんのこっちゃ。

 本人もインタビューでこう語る。「(中高時代は)SFにハマりました。筒井康隆を読んで『めっちゃ面白いじゃん』となり、ショートショートにハマって星新一を読み、フレデリック・ブラウン、レイ・ブラッドベリ、アシモフ、ハインラインを読み...。」「小松左京の『日本沈没』を読んでいない段階で筒井さんの短篇の「日本以外全部沈没」を面白く読み、その後元ネタの『日本沈没』を読んで「これって『日本以外全部沈没』のパロディじゃん」みたいに思ったりして」。影響は少なからずあったようだ。

 史実(リアリズム)の中にとんでもない大ウソ(マジックリアリズム)を織り交ぜ、後半は脳波によるゲームというSF色豊かな展開となる。図書館の返却日を気にしながら読む本ではないな。「地図と拳」とともにもう一度、じっくりと読んでみたい。

 ※筒井康隆…小松左京、星新一と並び「SF御三家」とも言われる。「時をかける少女」「にぎやかな未来」「日本以外全部沈没」「48億の妄想」「家族八景」「七瀬ふたたび」など。「ベトナム観光会社」「アフリカの爆弾」で直木賞候補。

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 アオバヒドイのスーパー山岳コース「鶴鶴鶴200」以来、6年ぶりに鶴峠を目指した。

 上野原市役所前から国道20号(甲州街道)を離れ、県道33号(上野原あきる野線)、県道18号(上野原丹波山線)と北上する。標高870メートルの鶴峠までは市役所から約23キロだ。といっても上り続けるわけではなく、上野原市の棡原(ゆずりはら)、西原(さいはら)、小菅村と集落を通り過ぎながらアップダウンを繰り返していく。古いが立派な民家に見とれたり、郵便局、JA、飲食施設などがあることに驚かされたり。小学校は廃校となったようだが、この変化がライドの活力になった。時間に追われるブルベとなった前回の登坂では味わえなかった癒しにもなり、キツい所はいくつもあったが楽しい登坂だった。

 県道33号の棡原郵便局やふるさと長寿館の先の新山王橋が分岐点。直進すると甲武トンネル、上川乗へ出る。これから左折する県道18号が小菅村、丹波山村方面。ここから鶴峠までは約17キロだ。


新山王橋


 しばらく渓谷美を楽しみながら鶴川沿いを進む。周囲には棡原の集落の民家が点在している。やがて川沿いを離れると勾配が急となってきた。おぉ、峠は近いか。しかし、上り切る手前のカーブにあったのは「田和峠」の道標。しまった忘れてた。こいつがいたんだ。峠はまだまだ先だ(T_T)


田和峠


 標高600メートル付近まで上ったが、田和峠の先を西原(さいはら)の集落に向かって豪快に下る。せっかく上ったのにもったいない。平坦な西原を過ぎると、民家が途切れる付近に「クマ注意」の看板、そして左カーブの先にゲートがあり、ここから再び上りが始まる。もうちょっとかな。しかし、キツい勾配をこなした先に現れたのは小菅村の集落。まだかいな、長いなぁ(^_^;


西原の先にあるゲート



県道18号(上野原丹波山線)



小菅村に入る


 長作観音堂付近で民家が途切れ、勾配がきつくなってきた。ようやく最後の上りだ。距離は1.5キロ、平均勾配10.4%で最大勾配は12.4%。クネクネ道を上っていると正面に公衆トイレが見え、「鶴峠バス停すぐ上」とあった。以前はなかった気がするが、ともかくこの先の左カーブを曲がればピークというありがたい道標だ。

 上野原市役所前からは2時間弱で鶴峠にたどり着いた。相変わらず遅いね。バス停だけで展望がないというのが残念。時間があれば丹波山までと思っていたが、もうお昼過ぎだ。腹も減ったので引き返しましょう。


鶴峠ピークのバス停


 ランチは「水車挽き 手打ち蕎麦」にひかれ、折り返して下る途中の西原の「羽置の里 びりゅう館」で。集落を流れる鶴川の支流「美流沢」にちなんで名づけられたらしい。バイクラックが設置されているのは嬉しいね。注文したのは人気ナンバー1の天ざるそば(1250円)。そばを大盛りにして1550円。歯ごたえがあり、好みのそばだった。地元野菜の天ぷらはひとつひとつ名前を教えてもらったが、すいません、かぼちゃぐらいしか覚えてない(^_^; でものどかで時間が止まったような風景の中、手打ちそばに舌鼓なんて最高♪


「羽置の里 びりゅう館」入口



「羽置の里 びりゅう館」の天ざるそば



「羽置の里 びりゅう館」メニュー


 帰路は藤野から南下し、牧馬峠の裏からの勾配12%のドーナツ坂を上る。手元のサイコンでは14%だったけどね。


牧馬峠の勾配12%のドーナツ坂



牧馬峠



牧馬峠


 この日の走行距離は146.1キロ、獲得標高は2226メートル。新緑に囲まれ、美味しいお蕎麦もいただき、気持ちのいいライドでした。

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 7歳の孫娘の自転車特訓で20年ぶりぐらいに走った。いや、走らされたのかな? 後ろから見ていた娘によるとロードワークさせられてるようだと…(^_^; 自転車なら何百キロも走れるけど、自分の足では100メートルも走れないよ(T_T) もうすぐ前期高齢者だもんねぇ。



 早く乗れるようになって、じーちゃんと江の島行こうね。

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 横浜F・マリノスが7日、ホーム日産スタジアムで行われたJ1第12節の京都サンガF.C.戦に4-1で快勝した。

 前半10分、右CKを相手DF井上黎生人と競りながらFW西村拓真が巧みに右足ボレーで合わせて先制。同40分にDF福田心之助にミドルシュートを決められて同点に追いつかれたが、後半4分、FWヤン・マテウスの右クロスがオウンゴールを誘って勝ち越した。同19分にはFWマルコス・ジュニオールのクロスをヤン・マテウスが冷静に決めてリードを広げ、さらに同41分には交代出場のFW水沼宏太が強烈な右足ミドルシュートを突き刺してダメ押しした。2連勝の横浜は勝ち点を24と伸ばして2位に浮上。首位ヴィッセル神戸とは2差。


雨の京都戦



快勝(^o^)


 前日までは好天が続いたが、孫たちと観戦するゴールデンウイーク最終日のこの日は冷たい雨となった。スタグルを楽しみにしていたのにねぇ。残念。

 前半の先制点はまだおとなしく席にいたので歓喜を共にすることができた。小学2年生の孫娘は何となく分かったようだけど、年中の孫息子は起こったことが飲み込めていないようできょとんしていたが…(^_^;

 その後は孫2人を連れてフライスパ(フライスパゲッティー)の買い出し。娘たちが小学生のころはここに来るたびに買っていた、パスタを揚げて塩を振ったスナック。孫たちと昨年来た時も買った。ところがコンコースをさまようも見つからない。もう売ってないのかなとつぶやくと、孫息子が「持ってる人いたよ」。そういえば見たような気がする。よく覚えていた、えらいぞ。でも見つからない。試合も気になるので諦めたが、孫たちは納得してくれたのでひと安心。

 この後、ママが孫たちをトイレに連れて行った時にあっさりと見つけて買ってきた。4階(一番下の階)の売店にあったようだ。ちなみに我々の席は最上階の7階。

 突然、孫息子が「ドナルドがいる」と言い出した。いや、ディズニーじゃないのでいないよと言いながら、視線の先を見るとマリノス君。くちばしが黄色いからだろうね。もちろんマリノスケもドナルド。で、マリンちゃんはデイジー。アヒルじゃなくカモメなんだけどね。選手は誰ひとりとして覚えようとしなかったけど、ま、いっか。とりあえずマリサポへの第1歩だ(^_^;


「あそこにドナルドがいる」



マリノス君



マリノスケとマリンちゃん



ピッチサイドシートで見れば近くで会える。孫たちはうらやましそうだった


 後半は飽きてきたので二人ともキッズルームへ。なので勝ち越しオウンゴールとヤン・マテウスのチーム3点目は生では見られず(コンコース内のテレビで見たそうだ)。同様にじーちゃんもあまりの寒さに上着をバッグから取りだそうと下を向いた瞬間、すごい歓声がしたので顔を上げると勝ち越し点が入っていた(T_T)

 「また行きたい?」と聞くと、幸いにして二人ともうなずいてくれた。良かった。4点目は一緒に喜べたし、雨でも勝ったから楽しかったのかな(^o^) 連れてった大人は大変だったけどね(^_^;

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※小川哲(1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。17年「ゲームの王国」が日本SF大賞。本作で第168回直木賞受賞)




●ノンフィクションかと思った

 国家とはすなわち地図、そして世界の狭すぎる住める土地を求めて拳、すなわち戦争が起こる。桃源郷と言われた満洲の架空の町・李家鎮(リージャジエン、後に仙桃城=シエンタオチヨン)の興亡を舞台に、日露戦争5年前の1899年から満州国創設、支那事変、満州国滅亡を経て終戦10年後の1955年までを描く、600ページ超の壮大な日本人、ロシア人、中国人らの群像劇。

 最初は中国読みの名称が頭に入らずページが進まない。貸し出し期間の2週間で読破できるか不安に思っていたが、登場人物がほぼ出そろったあたりからがぜん面白くなり、寒さで出歩けないこともあって一気にページが進んだ。史実と虚構が絶妙に入り交じっており、空想歴史小説であることを知っていなければノンフィクションかと思ってしまうほど。8ページにもわたる膨大な参考文献が真実味を増し、作品を重厚なものにしている。

 図書館予約殺到でかなり待って読み始めた途端、直木賞受賞のニュースが飛び込んできた。選考委員の宮部みゆきさんも「謎解きあり、アクションあり、うんちくもある満漢全席のような小説。こんな大風呂敷を広げられる作家はほかにいない」と絶賛している。こういうSFもあるんだ。

 中国史をおさらいし、登場人物の相関図でも作りながらもう一度じっくり読みたいが、直木賞受賞で予約者は100人以上まで膨れあがっているので断念。

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 ゴールデンウイークまっただ中の4日、久々に尺里(ひさり)峠へ行ってみた。

 往路は渋沢丘陵からアプローチ。篠窪の富士見塚では少し雲がかかっていたが、富士山ば〜ん! いいねぇ(^o^)


篠窪の富士見塚から望む富士山


 これまでは寄(やどりき)側から上っていたが、この日は松田町から国道246号をそのまま進み、山北側から挑戦してみた。いつも降りてきた道が見つからず入口を探して少し右往左往したが、何とか記憶をこじ開けて無事発見。高松山を目指せば良かったみたいね。

 尺里川橋のひとつ先の橋を渡って川の右岸へ。その先は新東名の高松トンネルの大規模工事現場となっており、迂回路が設置されていた。見上げると、ジグザグを繰り返して上の方まで続いている。え? あれ上るのかい? と思ったが、迂回路は一番下の部分だけで、後は工事専用の道だった。


新東名の高松トンネルの大規模工事現場


 山ゆりの滝を過ぎるとクネクネ道が始まる。勾配は10%前後が続き、寄側から上るよりは断然キツい。途中の分岐では直進の高松分校方面へは行かず、左へ曲がってそのまま上り続けた。高松分校方面から行ってもやがて合流するのだが、こちらは舗装されておらずかなり荒れているのでね。

 きつい上りが延々と続き、最後はやや楽になるとはいえ工事現場を過ぎた付近からピークまでは4.3キロで平均勾配8.6%。最大勾配は15%。汗びっしょりになったよ。


第六天(尺里峠)



右手の道を100メートル進むと富士山の絶景があるそうな。行かないけど(^_^;



左手の道を上ってきた


 そのまま直進して虫沢古道と道標がある道を下り、田代橋を渡って中津川沿いを北上。寄郵便局横の道を入り、林道土佐原線で三廻部(みくるべ)へ向かう。もう少し北には三廻部峠を越える道もあるが、この日は楽しちゃおうっと(^_^; でも、どっちのコースにせよ、三廻部〜寄はお気に入りのコース。特に新緑に囲まれたこの時期は最高だねぇ。


中津川



中津川



林道土佐原線


 その後の復路は県道705号を走り、名古木(ながぬき)で国道246号にいったん出て善波峠を越えた後、伊勢原からは北上し小野橋、荻野を経由して帰宅。この日の走行距離は120.1キロ、獲得標高は1602メートル。夏のような陽気の1日。日焼けしちゃったみたいね。

 そして帰宅後、テレビを付けると大山同点打! 佐藤輝勝ち越し打! 阪神タイガース逆転勝ち! ビールがうまいぜよ(^o^)

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 連休前の平日、4年ぶりに足柄峠へヒルクライム。やっぱきついわ(T_T)

 午前11時前に南足柄付近に到着。この時間だと道の駅足柄・金太郎のふるさとのゴハン食堂もガラガラ。10時から営業しているのでありがたいね。トロとろとろ丼(1600円)と迷った末、やまゆりポークのカツカレー(1150円)に(^_^; 出てきてびっくり。ボリュームたっぷりだよ(^o^)


道の駅足柄・金太郎のふるさと



やまゆりポークのカツカレー


 足柄峠への上りは静岡県境まで3.7キロ地点の地蔵堂付近からきつくなる。ほぼ10%前後。インは上れないので、車が来ないのを確かめてアウトへ逃げる。最後は14%(とあったが、帰りの下り側は15%になってたよ)。これをしのいで上りきった先が県境にある足柄万葉公園。標高759メートルの峠はもう少し先だが、ここで上りは終わりといっていい。麓の竜福寺交差点からピークまでは11キロで平均勾配7.6%。残り3.7キロは9.7%。はぁ〜、いつもながら疲れた。


足柄峠



足柄峠


 峠は展望がない。階段を上って展望台へ行けばたぶん富士山の絶景が拝めるはずなのだが、行ったことがない。もうヘロヘロで足動かないもんね。しかしねぇ、ここを経由して走る1000キロのブルベがあるそうな(酷1000=アオバ、5月3日スタート)。この後、北陸まで行くらしい。獲得標高1万3355メートル。信じられん。

 この後は少し下り、これも久々のはこね金太郎ラインへ入ってみた。県道として整備される前の黒白林道、明神林道のころからよく走っていて好きなコースだ。前に走った時の記憶が飛んでおり、足柄峠よりは楽かなと上りだしたが、7〜10%の勾配が延々と続くきつい道だったことをすぐに思い出した。金時トンネル手前のピークの金時見晴パーキングまでは8.3キロで平均勾配は6.7%だが、途中でほぼ平坦なところがあり実際はもっときつい。もー、ヘロヘロでんがな。


はこね金太郎ラインの南足柄の起点



8.3キロ地点のピーク



金時見晴パーキング


 はこね金太郎ラインは地蔵堂から仙石原までの11キロなので、トンネルから仙石原までは2.7キロの下り。途中で12%とか14%とかの標識が見えたんですけど…。こっちからもきつそうだ。

 仙石原から箱根湯本駅前までは約14キロのダウンヒル。幸い、車の通行量も少なく気持ち良く駆け下りた、いや、ペダル回してない(^_^;)ので滑り降りたと言うべきか。

 この日の走行距離は142.2キロ、獲得標高は1838メートル。グロスの平均時速は金太郎ラインのピークで12.6キロだったが、帰りの下りと平坦で15.8キロまで持ち直し、なんとかブルベは合格。

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 今回の北陸遠征で重宝したのがリンプロジェクトのトラベルサドルバッグ(14リットル)。なんと背負えるのよ。


少し大きめのサドルバッグにはわけがありました


 みなとみらいのグリーンサイクルステーションで発見したときは目からうろこだった。これまではモンベルのポケッタブルパックを携行し、輪行の際にサドルバッグを入れていた。ポケッタブルで軽量とはいえ、やはりかさばる。

 このサドルバッグは上部に取り付けられたストラップを組み替えれば背負える。かかる時間も数十秒。今回はホテルから走り出すのではなく、まず輪行して出発地へ行く必要があったので助かった。ブルベ200キロでここまで大きいサドルバッグは必要なかったが、輪行があるために使用。ヘルメットもすっぽり収まるので移動も楽だった。

 ただ買った後に防水仕様の新製品を発見したのは痛恨だったなぁ(T_T)

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 横浜F・マリノスが29日、ホーム日産スタジアムで名古屋グランパスと1-1で引き分けた。前半41分、MF森下龍矢の自陣右サイドからのカットインにDF松原健がかわされ、右足シュートをファーに流し込まれて先制を許したが、後半27分、エンドラインで粘ったFWエウベルのクロスを中央からMF喜田拓也が倒れ込みながら左足ダイレクトで蹴り込んで同点に追いついた。喜田のゴールはリーグ戦5年ぶりで通算3得点目。横浜は勝ち点1しか伸ばせず4位に後退した。首位ヴィッセル神戸とは4差。

 この日の名古屋は強かった。上位にいるのがうなずける。前半はスピードで圧倒され、何度も裏を取られて得点機を作られ「やべ〜!」と頭を抱え続けた。FW永井謙佑、FWマテウス・カストロ(19年マリノスの優勝メンバー)は脅威だった。同点ゴールを挙げたキャプテン喜田は「前半は苦戦していたと見られるのも分かっていましたが、僕らには想定内」と言うが、一森、角田、畠中の踏ん張りがなければもっと点が入ってもおかしくない試合で、後半は攻勢に転じたとはいえ1-1のドローは御の字だった。FWキャスパー・ユンカーユンカーが先発から外れ、相手の正確性を欠いたシュートにも助けられた。「勝点1は最低限だとは思いますが、次は勝てるようにチーム全体でレベルアップしていきたい」(喜田)。その通り。次は勝ちましょう。


鶴見川を走って日産スタジアムへ向かう



日産スタジアム東ゲート



第10節名古屋戦



試合前の民衆の歌「戦う者の歌が聴こえるか」



名古屋ゴール裏


 この試合は歴史的な試合でもあった。山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が担当し、J1の試合で初めて主審、副審を3人の女性が務めた。山下主審が名古屋の選手に囲まれるシーンが何度かあったが、当然ながら毅然と対応していた。


審判紹介


 キー坊のお宝ゴールも見られたし、今日はそれで良しとしよう。それにしてもこの日も寒かった。気温はそうでもないのだが、風がねぇ…強すぎ(T_T) 2階の上段は日も当たらないし。最後の砦のウインドブレーカーが役に立ったよ。

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