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お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 丹沢や宮ヶ瀬方面に行くときによく通る「あつぎつつじの丘公園」。初めてつつじの季節にやってきた。

 ちょうど「丹大はるさんぽ」という春の丹沢・大山エリアをめぐるデジタルスタンプラリーが開催中で、スタンプ2個でスポット賞が貰えるらしい。これは楽チン(^o^) ちなみにコンプリートするには9個のスタンプが必要で、その中には難関の大山ケーブルカー・阿夫利神社駅が含まれているため、こっちはあっさりと諦めた。

 飯山観音長谷寺とあつぎつつじの丘公園でゲットする予定だったが、長谷寺のスポットは麓ではなく上まで階段を上ったお寺だったので断念。麓でもOKのスタンプラリーもあったが、このラリーは厳しいねぇ。


飯山観音長谷寺の麓


 あつぎつつじの丘公園は麓からゆっくりと上って行く。ここは神奈川県最大級の「つつじの名所」で、約5万2000本が咲き誇っているという。だいぶ咲いてきた感じで、もうすぐ満開かな。一帯を埋める赤や白やピンクの花のじゅうたんは圧巻だった。


あつぎつつじの丘公園



あつぎつつじの丘公園



あつぎつつじの丘公園



あつぎつつじの丘公園



あつぎつつじの丘公園


 つつじに見とれていて、すっかりスタンプゲットを忘れ、ピークの駐車場でようやく気が付いた。だがスタンプポイントは「ガゼボ」の周辺とあり、地図を見ると駐車場から少し離れた、広場を下ったところにあった。ガゼボ? 何やねん、それ。調べると「西洋の庭園、公園、その他公共の広場などによくみられるパビリオンの一種」だそうで、日本で言うところの東屋でいいのかな。園内マップには交流の森記念館とあった。


交流の森記念館。ここがスタンプポイント


 さて、ここから下れば「七沢森林公園」。これであっさりと2個目となるはずが、スタンプポイントは北の端にある「森のアトリエ」だという。しまった、下らなければよかった。ということで、これも断念。スタンプラリーではすっかりお馴染みとなった「比々多神社」へと向かう(^_^;


七沢森林公園



比々多神社


 ここでは何の問題もなく鳥居の前で無事スタンプをゲット。小田急伊勢原駅にある「ナカクルリンハウス」でプレゼントを交換した。「ロマンスカーペン立て」と「大山ケーブル巾着袋」のどちらかで、ペン立てを選択したのだが、これがまさかの組み立て式だったのでちょっとびっくり。孫に作ってもらうかな(^_^;


組み立て式のロマンスカーペン立て


 ランチはお馴染みの柏木牧場でビーフカレー(600円)。


ビーフカレー(600円)


 小1の孫の小学校のお迎えがあるので、平日は午前中しか走れず、この日も走行距離65キロで早々に帰宅したが、久々にミニベロのTyrell FCXにまたがり、まずまず楽しいライドだったよ(^o^) それにしても「丹大」は「たんおお」と読むのかな。なんか言いにくいよね。素直に「丹沢・大山はるさんぽ」でいいんじゃない?

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※村山由佳(1964年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。1993年「天使の卵 エンジェルス・エッグ」で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2003年「星々の舟」で直木賞、09年「ダブル・ファンタジー」で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞、21年「風よあらしよ」で吉川英治文学賞を受賞。「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズ、「ミルク・アンド・ハニー」「ある愛の寓話」「Row&Row」「二人キリ」など)



●ところで、この作品は直木賞候補になった?

 天羽(あもう)カインは憤怒の炎に燃えていた。本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いた。なのに、直木賞が取れない。文壇から正当に評価されない。何としてでも、認めさせてやる…。業界震撼の〝作家〟小説! 『オール讀物』連載を単行本化。

 直木賞作家が書き、直木賞を事実上共催する文藝春秋が出版する「直木賞」どりの物語。それだけに編集者の生態や選考過程などはここまで書いていいのというぐらい、内幕がかなり赤裸々に描かれているのは非常に興味深い(ホントかどうかは分からないけどね)。

 そして喉から手が出るほど「どうしても直木賞が欲しい」と熱望するモンスター作家の描写は、これでもかと人間がかかれていて面白過ぎる。誰にでも承認欲求はあるだろうけど、自らこんなにあからさまにしていいのか。本音言いすぎ(^_^; でも逆に共感しかないし、気持ちいい。恥ずかしい部分をこれだけさらけ出す作家ってそうそういないよねぇ。素晴らしい。

 ところで、この作品は直木賞候補になった?

 文春のインタビューによると、村山由佳さんも10年間、賞に縁がなく「直木賞欲しい」と腹の中では思っていたそうだ。その思いもちりばめられている。やっぱ、言わないけど、みんな欲しいのね。そりゃ欲しいよね。「直木賞作家」と一生、いや死んでも言われるからねぇ。ちなみに直木賞となった「星々の舟」は文春から出版されている。あれ?

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 22年に購入したガーミンEdge830が、3月15日に昇天した。

 ブルベ「BRM315西東京300km天城越え」に参加したのだが、天城越えする前の150キロ地点から降り始めた雨のせいで挙動がおかしくなった。何もしていないのに画面表示が勝手に変わってしまうのだ。これは画面ロックしていなかったので、たたきつける雨粒がタッチスクリーンのボタンを押してしまい、画面を勝手に変えていたことを後で知った。これはまだいい。だが、200キロ地点の伊東付近で液晶がおかしくなり、いまにも消えそうに心細くなり、ついに消えた。その後は電源ボタンを押すと起動したりしなかったりを繰り返し、やがて真っ暗になり起動しなくなった。逝ってしまったか、ガーミン先生。

 以前にもやはり雨の中を走っていて挙動不審になったことがあるが、その時はなぜか復活した。しかし、今回は翌日になっても復活せず。ガーミン先生、こんなにあっさり雨に負けるものなのか。

 更新するとすれば、やっぱりガーミンかな。頭の硬いじーさんが慣れたものを捨て、新たなものに挑戦するのはしんどいからねぇ。となると「Edge 840 Solar」か。ソーラーならブルベも安心。それにタイプCか。いいじゃん。で、値段は、え? はちまん・ごせん・はっぴゃくえん? 8万5800円?  円安で発売時より高くなってた。そんなの買えねぇよ! 他の安いのにするか。機能を使い切ってるわけじゃないし。

 でも待てよ。そういえば、近所のショッピングモールを孫たちと散歩しているとき、偶然にガーミンストアを見つけたっけ。ダメもとで修理に出してみるかなと、ぶらぶら歩いて行ってみた。

 店員に状況を話すと「修理受付」があるのでそこへ連絡して下さいと、QRコードを渡された。その時に言われたのは、条件が合えば修理するのではなく同型商品との新品交換になるということ。830は旧型だがまだ修理サービスを行っていて、料金は2万4310円。お、それいいじゃん。8万円のあとに耳にする2万円は魅力的だ。

ガーミン カスタマーサポートの案内


 ということで「修理・点検 依頼の流れ」に従い、19日に修理依頼フォームを送信。3時間後に修理品を宅急便コンパクトで送れと返信があったので、その日のうちに送った。すると21日に修理品が到着したとメール。24日に「ご指摘症状を確認いたしました。液晶画面の剥離も確認しております。該当部分のみの修理が出来兼ねるため、本体交換修理対応といたします」と連絡があり、クレジットカード決済後に修理完了品(つまり新品)の発送手配をするという。

 実はこの時に料金に間違いがあり、こちらはそれを気が付かずクレジット決済。その後、料金が間違っていたと連絡があり、返金処理で少し時間がかかったこともあり、新品の830が届いたのは「BRM330あおば200km伊豆」の前日の29日午前中。このコースは4度目で熟知しているしキューシートのみで走るつもりでいたのだが、なんと間に合ってしまった。料金の間違いがなければもっと早かっただろうね。


クライムプロは助かるね(^o^)


 こうして昇天から15日後に開催された3月30日の伊豆200は新品のガーミンEdge830とともに完走(^o^)

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<J1:横浜F・マリノス2-3清水エスパルス>◇第12節◇4月16日◇日産スタジアム◇観客1万6785人

 2点リードから後半3失点で逆転負けした試合なんて記憶にないかもね。これで6試合白星がなく、11試合を終え1勝5分け5敗で暫定18位。降格が現実味を帯びてきた。


日が長くなったね



トリコロールギャラクシー



オレンジに染まるアウエー。いいね!



ホームゴール裏



アウエーゴール裏


 前半は素晴らしいサッカーだった。パスは面白ように繋がり、スルーパスも綺麗に通る。デュエルも負けない。圧倒的に攻め続け、迎えた29分、山根陸のパスを植中朝日が相手DFを背にして落とし、走り込んだ遠野大弥が右足で鮮やかにゴールネットを揺らして先制。前半を1点リードで折り返した。


遠野先制!


 さらに後半6分、こぼれ球を植中朝日が蹴り込んでリードを広げた。今季2勝目、久しぶりの勝ち点3は手に入れたも同然だと思われた。


植中追加点!


 一方、清水は後半から北川航也、乾貴士、弓場将輝を投入。同時に3バックを4バックに替えてきた。これがはまり、前半とは逆にマリノスが一方的に押し込まれる展開となった。特に乾がまさに縦横無尽の活躍。どこへでも顔を出し、チャンスメークのパスを供給し、ドリブルでマリノス守備陣を翻弄し続けた。乾がボールを持つと何か起こる予感がした。36歳が試合の流れを完ぺきに変えた。

 こりゃ、やばいかも。

 その心配は杞憂には終わらなかった。後半9分。中原輝に見事なFKを決められて1点差とされた。朴一圭が右手に当てたがはじくことはなかった。

 その後も清水の攻勢が続く。しのぎきれるのか。いや、無理だった。

 後半26分、乾の左CK。ニアへのボールをジャン・クルードがまさかのオウンゴール。相手と競ってもなくフリーだったんだけどね。

 同点となったが、ベンチは動かない。ようやく36分に最初の交代で、井上に替えてエウベルをピッチに送り込む。だが、その直後、右サイドで山根のトラップミスを拾った乾にドリブルで中央へ攻め込まれ、右足のミドルシュートを鮮やかに決められて逆転を許した。これまではシュートチャンスにもパスを選択していた乾だが、ここは思い切りよく振り抜き、マリノスを粉砕し、息の根を止めた。

 その直後にヤン・マテウスに替わって天野純を投入したが、交代は枠を3つ残したまま試合は終了した。

 試合後のホーランド監督のコメントは意味不明だった。

 「キニョーネスの不在は痛手だと思っています」。それを何とかするのが監督じゃないのか。

 「(9日の)川崎F戦が30秒早く終わっていれば勝利、今日も前半で終わっていれば勝利という形で、勝ち点6で上位にはいたと思うけど、現実はそうはさせてくれませんでした」。本気で言っているのか。

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年月日目的地コメント平均時速
(グロス)
距離
◆ツーリング◆
25/4/8恩田川【JARI】境川〜恩田川〜奈良川〜鶴見川〜真光寺川。近所をお花見ポタ17.9km/h
(13.7km/h)
44.7km
25/4/4犬目宿【TREK】旧甲州街道をお花見ライド。ランチは藤野の「ありんこ」で超厚切りトンカツ19.2km/h
(15.9km/h)
132.7km
25/3/24南足柄【TREK】初めて南足柄の春めき桜へ。ランチは柏木牧場の牛メンチカツ丼?km/h
(?km/h)
113.0km
25/3/10土山峠〜牧馬峠【TREK】久々に梶野側から牧馬峠。そして相模川沿いで偶然見つけた河津桜17.3km/h
(15.0km/h)
115.0km
25/3/7三浦半島【FCX】F・マリノス・スポーツパークへ行き「横浜F・マリノスビンゴdeラリー」完全コンプリート19.7km/h
(16.4km/h)
121.3km
25/2/28三浦半島【FCX】「横浜F・マリノスビンゴdeラリー」コンプリートからの三浦河津桜17.6km/h
(14.6km/h)
123.8km
25/2/20曽我丘陵【JARI】激坂の曽我丘陵で汗びっしょりの梅見17.5km/h
(15.3km/h)
115.0km
25/2/10相模カントリー【FELT】20%が2回の激坂。ランチは花屋食堂でカツ定食18.1km/h
(14.9km/h)
60.2km
25/2/4歴旅ラリー「あの時代にタイムスリップ!?かながわ歴旅ARラリー」のまとめ。のべ26日間で124ポイント  
  
  
25/2/4小原宿本陣【TREK】大垂水峠から「歴旅ラリー」最後のスタンプポイント小原宿本陣へ18.3km/h
(15.6km/h)
106.2km
25/1/31箱根旧街道【TREK】半年ぶりに箱根旧街道から芦ノ湖へ。残りは2ポイントだけど…19.1km/h
(17.1km/h)
141.1km
25/1/29大山阿夫利神社下社【JARI】こま参道の階段を上り、ケーブルカーで下社へ。「ぐるっと丹沢・大山×宮ヶ瀬スタンプラリー」のサーモボトルゲット16.2km/h
(12.1km/h)
77.8km
25/1/27城ヶ島【FELT】馬の背洞門はやっぱり圏外。歴旅ラリーのコンプリートの夢消える20.1km/h
(16.4km/h)
123.7km
25/1/21川崎〜横浜【JARI】歴旅ラリーで鶴見川〜旧東海道〜みなとみらい。そして古墳はやっぱり激坂の上16.0km/h
(12.9km/h)
84.6km
25/1/18川崎【JARI】歴旅ラリーで激坂だらけの川崎の古墳巡り13.8km/h
(11.1km/h)
56.1km
25/1/14小田原【TREK】歴旅ラリーで東海道を巡る。小田原ではサクッと鯵の唐揚げ19.6km/h
(16.6km/h)
120.2km
25/1/10三浦半島【TREK】「のの字橋」から天空の廃墟 そして絶景の準ミウライチ18.4km/h
(15.8km/h)
132.8km
25/1/8阿蘇神社【FCX】多摩サイを関戸橋から羽村へ。阿蘇神社で自転車守を授かる。ランチは八王子ラーメン17.9km/h
(14.6km/h)
100.7km
25/1/4相模川【FELT】相模グリーンラインで走り初め。かながわ歴旅ARラリーで平塚、寒川など巡る17.2km/h
(14.7km/h)
74.2km
◆ブルベ◆
25/3/30伊豆200【TREK】「アオバヒドイ」が恩情もやっぱり極悪非道な山伏峠。11時間7分21.2km/h
(18.1km/h)
204.0km
25/3/15天城越え300【TREK】気温1度、雨の「あまぎぃ〜ごぉえぇ〜」。2年ぶり300キロ完走。17時間20分。雨でガーミンは伊東で昇天?km/h
(17.3km/h)
301.3km
25/2/16渡良瀬200【FELT】獲得標高753メートルのアオバ初の「ど平坦コース」で渡良瀬遊水池へ。10時間50分。18年連続ブルベ完走21.5km/h
(18.8km/h)
205.1km

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※下村敦史(1981年京都府生まれ。2014年「闇に香る噓」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。短編「死は朝、羽ばたく」が第68回日本推理作家協会賞短編部門候補、「生還者」が第69回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補、「黙過」が第21回大藪春彦賞候補となる。ほかの著書に「真実の檻」「告白の余白」「同姓同名」「ヴィクトリアン・ホテル」「逆転正義」「そして誰かいなくなる」「生還者」「黙過」など)



●やられた感はあるね

 社長の死体が見つかり、それに「関わる」メンバーが7人、廃墟に集められる。「48時間後に毒ガスが充満し、“犯人”だけが助かる」と音声が流れ、7人は自白合戦を繰り広げるが…。『小説幻冬』連載に加筆・修正。

 プロローグで「あれ?」と不審に思った1行が、最終章で「なるほど、そういうことか。ちょっとずるいけどねぇ」とうなずいた。タイトル通り、「全員犯人、だけど被害者、しかも探偵」にこだわり、趣向を凝らしたミステリー。350ページを一気読みの面白さだった。ただ「ヴィクトリアン・ホテル」と同じで映像化は難しいね(^_^;

 次々と現れる傍点と「〝〟」は当然ながら伏線やヒントだけど、それでもこの展開は読めなかった。おかしいと矛盾を感じつつ、それがどう繋がるのかは想像できなかった。やられた感はあるね。もう一度読めば、違う意味で面白いかな。

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 4月上旬の妻の月命日のお墓参りの途中、ご近所の「境川〜恩田川〜奈良川〜鶴見川〜真光寺川」という川沿いルートを走っていると、どこも桜が満開(^o^) 特に恩田川は川に沿ってしだれる姿や風に舞う桜吹雪が圧巻!


恩田川



恩田川



恩田川



奈良川。右に見えるのは東急こどもの国線



真光寺川



真光寺公園


 だけど、妻の桜葬墓地の小彼岸桜は早咲きなのでもう葉桜。先月の中旬に来た時は少しだけ開花していて、満開の時にまたと思ってたけど、その後は訪れる機会がなく、月命日まで延びてしまったのよ。残念。


3月中旬に咲き始めた桜葬墓地の小彼岸桜


 川沿いといっても、川と川の間には丘があるので「ど平坦」ではなく、最後のお墓へはきつい上りもあったりして、この日の走行距離48キロに対して獲得標高は500メートルほどある。体力が続く限りは自転車で行きたいのだが、いつまで行けるやら。

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 久しぶりの旧甲州街道で花見ライドを楽しんだ。

 本来は上野原市役所近くの鶴川宿から入るのだが、この日は千木良から甲州街道に入り、相模湖インターの先は勝瀬橋を渡って日連(ひづれ)へ。秋山川へ豪快に下った後は「藤野芸術の道」を進むというルート。


藤野芸術の道「カリブー」の桜


 上野原に入ると、山梨県に入って相模川から名を変えた桂川沿いの土手には満開の桜。遊歩道まで下ってのんびりと眺めていたら「上野原水辺の風景」という案内版を発見した。この付近は与謝野鉄幹と晶子のゆかりの地で、大正から昭和にかけて桂川を幾度となく訪れたそうだ。


上野原・桂川沿いの桜



桂川の遊歩道にあった「上野原水辺の風景」案内版


 その後はJR中央線のガードをくぐり、甲州街道(国道20号)を横切ってヒルクライム開始。上野原高校から帝京科学大学、そして上野原リサーチ&テクノパークへ向かって上って行く。沿道にはずっと桜並木が続いており、この季節は最高だね(^o^)


帝京科学大学付近の桜


 突き当たりで旧甲州街道とぶつかり、そのまま西へと進む。大椚宿発祥の地、吾妻神社の大杉、長峰砦跡と過ぎ、旧甲州街道案内標識に従って中央高速を跨道橋でまたぎ、下り降りると日本橋から数えて20番目の野田尻宿。通りには旅籠屋の建物がいくつか残り、宿場町の雰囲気が漂う。何度走っても飽きない好きな道だ。この裏手には中央高速の下りの談合坂サービスエリアがあり、高速からではなくても入れるので補給にも便利。


野田尻宿



野田尻宿の桜


 そのまま旧街道を上り続けると、突然、展望台(大野展望台)が現れた。桃と桜の向こうには富士山。いやぁ、絶景だねぇ。そして眼下に広がるのは上りの談合坂サービスエリア。目を凝らせば大野貯水池も見えるようだ。


大野展望台からの絶景。遙かに富士山



眼下には談合坂サービスエリア(上り)



大野展望台付近の桜


 その先が犬目宿。実は山梨・大月には桃太郎伝説が伝わっている。この犬目で犬を、鳥沢で鳥、猿橋で猿を家来にしたとされている。談合坂は団子坂。鬼は岩殿山に住んでいたという。ふ〜ん、なるほどねぇと思うけど、吉備団子の岡山生まれとしては容認できんな(^_^;


犬目宿


 犬目宿からしばらく進み、ピーク(標高約560メートル)付近にあったのが「恋塚一里塚」で、日本橋から21里(約84キロ)。旧街道を造る際に峰だったところを堀割にしたため、道の両側に小高い場所ができたそうだ。国道20号を上野原高校前交差点で横切ってからヒルクライムの距離は10キロ強。長かったが、車もほとんどおらず、のんびり花見をしながら気持ちよ〜く上ってこれた。


恋塚一里塚


 この日はここでUターン。やってきた道をそのまま折り返し、上野原へ向かって桜並木の中をダウンヒル。気分いいねぇ。

 ランチは藤野の「ありんこ」で。ここのおすすめは「超厚切りトンカツ定食」(1600円)。これまでは完食の自信がなく注文しなかったけど、今日はいってみるか!

 で、食べてみるとあっさりしていて、分厚い脂身もジュワっとくるけどあとに残らず、すんなりと完食。口直しの杏仁豆腐もありがたい。満足満足(^o^)


超厚切りトンカツ定食(1600円)



藤野の「ありんこ」


 その後は藤野・やまなみ温泉経由のアップダウンコースを走ったこともあり、走行距離132.4キロに対し、獲得標高は1892メートル。太ももが痛い(^_^;

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<J1:横浜F・マリノス0-0東京ヴェルディ>◇第9節◇4月5日◇日産スタジアム◇観客2万4170人

 横浜F・マリノスはホームで行われた〝クラシコ〟で東京ヴェルディと0-0で引き分けた。最低限の1を積み上げ勝ち点は7としたものの、依然として降格圏の19位と低迷は続く。


今日はクラシコ



仲良く(^o^)



ホームゴール裏



アウエーゴール裏


 アンデルソン・ロペスが体調不良、ヤン・マテウスがもも裏に軽い違和感を訴えともにベンチ外。エウベルは相変わらずのベンチスタートとなり、ブラジル人アタッカーが消えたスタメン。1トップに植中が入り、2列目は右に井上、トップ下天野、左は遠野という布陣となった。

 前半は井上へのロングフィードなどでチャンスを狙うが突破までは至らず、枠内なしのシュート2本。東京Vは木村が頭でゴールネットを揺らすがVARでオフサイドとなりノーゴールで、前半はスコアレスで折り返す。ラフなファウルが東京Vに多く、すでにイエローカードが2枚出され退場者が出そうな雰囲気。

 横浜F・マリノスが良くなったのは天野からエウベルに交代した後半の中盤以降。遠野から右の井上に渡り、折り返しを中央のエウベルが落としたボールを喜田が左足シュート。狙い済ましたインサイドだったが僅かに枠を外れた。喜田は久しぶりの先発復帰。前半に福田のシュートが顔面に直撃して倒れ込み、静まりかえったスタンドからはときおり「喜田さ〜ん!」と悲痛な声が挙がり心配されたが、元気にピッチに戻り結果的にはフル出場した。ここで決まれば大ヒーローだったんだけどなぁ。

 宮市も後半途中からトイ面が変わったことで積極的にオーバーラップを繰り返し、中央へも切れ込むようになり遠野のシュートの起点にもなった。サイドバックに慣れてきたかな。

 そして迎えた後半44分。足のつった井上に替わって出場しJ1デビューを果たした松村晃助(法大)がゴールを背にしてパスを受け、振り向いてのドリブルから右足シュートを放つ。決定機! だったが、これは体を投げ出した相手DFにクリアされた。いや、決めていれば大ヒーローだったんだけどなぁ。

 もっとも枠内シュートはこの松村と、遠野の相手GK正面への力のない左足ミドルシュートだけ。相変わらずの決定力不足で3試合連続で得点は0だ(T_T)

 これに比べ守備陣は安定。この日初スタメンでフル出場を果たした諏訪間幸成は落ち着いた守備で無失点に貢献。後半にはドリブルで攻め上がる積極姿勢も見せた。父はレスラー諏訪魔で、スポーツ紙にはその話題性もあって記事になっていたけど、そんなの関係なく実力で取り上げてくれるよう成長してほしい。視察した森保監督も期待しているようだしね。


試合終了


 課題は諏訪間がコメントしているように「ゴール前のクオリティー」。「後ろから見ていると、クロスを上げる位置が遠かったと感じました。もっとポケットを取る動きがあれば」。まさにその通り。連戦が続くがやり抜いてほしい。


桜の向こうに日産スタジアム


 鶴見川は桜が満開ですごい人出だった。この時期の昼間に走ったことがなかったので驚いた。もっと早く出発して花見をすれば良かったなぁ。次は16日のナイトゲーム。もう散ってるよねぇ(T_T)

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 再び伊豆へ。極悪非道な山伏峠に加え、国士峠、冷川峠の3ピークスを巡る山岳ブルベ、VCR横浜あおば主催の伊豆200キロに参加した。このコースは11年前に初めて走り、今回は4年ぶり4度目。

 雨のブルベ天城越え300キロから2週間後の3月30日。当初あった雨マークは消えて予報は日に日に好転し、晴れマークが現れるようになった。ただし、寒の戻りで夏のようだった前日までとは一転し、気温は一気に下がるようだ。まあ寒くても雨が降るよりはましだ。

 「キューシートで走る人はいますか?」。出走前のブリーフィングで代表が妙なことを言う。最近ではほとんどの人がGPSナビだけで走り、ハンドル回りにキューシートを付けているのは天然記念物的存在で、その時に手を上げたのも一人だけだった気がする。でもアップされているRide With GPSのデータは参考で、基本はキューシートじゃないの? 2年ほど前にナビを導入し、それからはキューシートと併用にしているが、そのナビのデータはダウンロードしたものではなく、キューシートを追いながら自分で作成したものだ。キューシートが絶対だと思うのだがと、不審に感じていると、そのわけを説明してくれた。

 国道135号から山伏峠へ向かってアプローチする際、キューシートでは「松林の切れ目のY字を右」とある。今まではY字の先に押しボタンの信号があり、ここを渡っていたのだが、いつからか信号が消え横断歩道だけになってしまったので、簡単に右へは行けない。まあ、待っていれば心の広いドライバーが停まってくれるだろうから、キューシート通り横断歩道を渡ってY字を右へ行き、「下多賀バス停」から上るつもりでいた。

 ただし注釈で「550m先『下多賀』を右折しても可(推奨)」とあった。なるほど。信号を渡って「下多賀バス停」まで戻ればいいのか。そう解釈してナビのコースもそのように引いた。

 ところが代表が「そのまま道なりに(県道80号を)行っても良い」と言う。「キューシート通りに行くと絶望的な気分になります」。どうもこちらの方が距離が長くなる分、傾斜が多少は緩くなるらしい。ほんまかいな? 「アオバヒドイ」なのに恩情を与えてくれるとは、いったいどういう風の吹き回しなんだろう。あとでアップされていたRide With GPSを確認すると、下多賀から県道を進むルートになっていた。4度目だし、キューシートを確認したところコースも変わっていなかったので見もしなかったよ。

 いやねぇ、「下多賀バス停」から上るのはJRのガード付近からメチャクチャきついのよ。これまで3回上らされたが、ずっと立ち漕ぎじゃないと無理。え〜? ホントに楽していいの? と喜ぶが、道はやがて「下多賀バス停」からの道と合流するので、その先からの平均勾配12%は同じ。やっぱ、きついことに変わりはないらしい。


こんなコース


 午前7時前に藤沢・湘南台の桐原公園を出発。熱海のコンビニで補給して、午前10時ごろに65キロ地点の「下多賀交差点」に到着した。押しボタンの信号で、ボタンを押してから延々と待った。海をバックに写真が何枚か撮れるほど待って待って、ようやく山伏峠へと上り始めた。


スタート地点の藤沢・桐原公園



熱海・扇崎。遙かにみえるのは初島か



下多賀から海を望む


 すぐに上りは始まったが、確かに立ち漕ぎしなければならないほどの傾斜ではない。でも10%は軽く超えてるしねぇ。よろよろと亀の歩みが続く。「下多賀交差点」からの道と合流するまで2.3キロ、平均勾配8.9%、最大勾配16.5%。終盤は少し下るので(なんで下る! もったいない)数字以上の立派な激坂である。ちなみに「下多賀バス停」から上った場合、合流地点までは1.7キロで、平均勾配10.6%、最大勾配19.1%と、こちらは血も涙もない非情な坂。これを考えると「アオバヒドイ」の恩情にすがって良かった。

 でも上りはこれで終わりじゃない。ここからが本番。ピークまで3.6キロ、平均勾配10.2%、最大勾配15.2%。足休めの緩い区間もなく、極悪非道の激坂が延々と続いていく。

 歩くより少し速い時速6キロ前後で黙々と上っていると、突然、後方から叫び声が聞こえてきた。どうした、何かあったのか? その叫び声はいったんやんだが、再び聞こえ、徐々に近づいてきた。だが、何を叫んでいるのか聞き取れない。不安が走る。

 そして。

 「ヒメ! ヒメ!」。

 そう叫びながら参加者がす〜と追い抜いていった。しばしぼう然としたが、「え? 弱虫ペダル?」と気が付き、なるほどねぇと思った。それで上りが速くなるのなら、オレも叫びたいぜ。

 遅いけど、4度目も足つきなしでなんとか山伏峠のピークにたどり着いた。何度上っても本当にきつい。いやになるほどきつい。そんな凶悪な坂をやっつけ、まだ70キロと半分も進んでないけど、もうこのブルベは終わった気分だね。


伊豆・山伏峠


 山伏峠から12キロほど下ると修善寺駅。前回はここで「武士のあじ寿司」を食べたが、今回は「椎茸ご飯の焼きおにぎり」(400円)をいただいた。でかいし、香ばしくて美味。

 修善寺駅では何かイベントをやっているようで(この日だけ開催されたスプリングフェスタだった)、構内には出店も出て大変な賑わい。その中で「三島コロッケ」にそそられたが、食事は伊東の道の駅マリンタウンで摂る予定にしていたのでスルーした。


修善寺駅



椎茸ご飯の焼きおにぎり


 修善寺駅からは狩野川に沿って南下する。所々に桜が咲いていて綺麗だが、道はアップダウンを繰り返しながら徐々に上っていく。こういう道はあまり好きではないなぁ。向かい風もきついし。

 湯ヶ島宿交差点を左折して国道414号に別れを告げると、交通量はぐっと減った。というか、ほとんど車の姿を見ることもなくなった。風も収まり、日差しも出てきておだやかな昼下がりとなった。まるで時間が止まったよう。いいねぇ。これぞブルベ。のんびりとした雰囲気で途中からは林道の雰囲気をかもし出してきた田舎道を、3ピークス2つ目の国士峠へと向かう。

 湯ヶ島宿交差点からは距離5キロ、平均勾配6.6%、最大勾配12.3%。日陰が多く、路面はウエッティ。ところどころにきつい勾配が現れるが、山伏峠に比べたら可愛いものだ。


国士峠


 国士峠が99.1キロ地点。ここから筏場のわさび田を経由して10キロ弱下ると冷川にぶつかる。その川沿いを、といっても川はほぼ見えないが、東へ進むと冷川インター。2週間前にもここを通ったが、雨で辛かったねぇ、などと思い出す。あの時は冷川トンネルという楽なコースだったけど、今回は冷川交差点は直進。そして、3ピークス最後の冷川峠への上りが始まる。

 距離3.4キロ、平均勾配5.3%、最大勾配8.7%。だんだん緩くなっていくのは、いいね(^o^)


冷川峠


 冷川峠からは少し上り返しもあるが、伊東まで気持ちよ〜く下る。道の駅マリンタウンにさしかかたのが午後2時ごろ。少しは空いてきたかなと期待したが、なんと駐車場は満杯のようで駐車待ちなどで大混雑。ここでの食事は泣く泣く諦めた。修善寺で腹いっぱい食べれば良かったなぁ…。

 この後は空きっ腹を羊羹などの補給食で黙らせながら宇佐美、多賀、熱海の上り、そして山伏峠と比べたら〝丘〟の真鶴旧道を越え、根府川駅でひと休みして国道1号をゴールへと向かう。


まだ明るさが残るうちにフィニッシュ



タイムは11時間7分


 午後6時7分、薄暮のうちにフィニッシュ。タイムは11時間7分だった。走行距離は204.1キロ、獲得標高は2720メートル。

 これでこのコースは4回とも完走。タイムは

 2014年(55歳) 10時間25分
 2016年(57歳) 10時間45分
 2021年(62歳) 11時間45分
 2025年(66歳) 11時間7分←イマココ

 年々遅くなっていたが、何とか盛り返したぞ(^o^) しかなぁ、最初に走った2014年は山伏峠の下りでリアのシフトワイヤーが切れ、そこからはインナートップしばり。それで国士峠、冷川峠をほぼ立ち漕ぎで越えるという過酷なブルベだったのに、タイムはその時が一番速いし、今回もそれを超えられなかった。不思議だなぁ。もしかしてギア、いらない?

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※佐々涼子(1968年神奈川県生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業。日本語教師を経てフリーライターに。2012年「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」で第10回開高健ノンフィクション賞受賞。14年に上梓した「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場」は紀伊國屋書店キノベス!第1位、ダ・ヴィンチ ブック・オブ・ザ・イヤー第1位、新風賞特別賞などに、20年「エンド・オブ・ライフ」はYahoo!ニュース 本屋大賞フィクション本大賞に輝く。他に「ボーダー 移民と難民」など)



●まさに「事実は小説よりも奇なり」

 家族、病、看取り、移民、宗教。読む者の心を揺さぶる数々のノンフィクションの原点は、作家の人生そのものにあった…。生と死を見つめ続けてきた作家のエッセイ&ルポルタージュ作品集。

 第1章のエッセイ33本はひとつひとつの完成度が高く、テーマがテーマだけにずしりと心に響くものばかり。

 心に残った言葉をいくつか。

 「人は死に方を知らないが、体はきっと知っている」
 「我々はみなどこからか来て、そしてどこかへ行く途中なのだ」
 「どんなに大切な人を失っても一緒に死んだりしないように作られているのだ。だから人類は滅亡せずに生き延びた」
 「誰も死んだことがないから、この世に生きている人はみな死について分からないのだ」

 佐々さんと同様、自分も生きるのが楽になった気がする。

 「早稲田大学法学部卒業。日本語教師を経てフリーライターに」という、たった27文字の間にはいくつものドラマがあった。

 ルポルタージュの「ダブルリミテッド」。初めて聞く言葉だったが、バイリンガルの裏にはこういう事も起こるのかと、驚きを覚えた。

 そして「あとがき」にさらに衝撃を受ける。

 希少がんの「グリオーマ」が22年11月に発病したことを自ら明かした。あろうことか自分自身が終末期の当事者となったのだ。「あと数ヶ月で認知機能がおとろえ、意識が喪失し、あの世へ行くらしいのだ」。それなのに冷静に「誰もが通る道」と受け止める姿には心が震えた。そして10ヶ月後の翌年9月、結果的に遺作となる本書を出版する。

 まさに「事実は小説よりも奇なり」。

 佐々さんは発病から21ヶ月後の24年9月1日に56歳で旅立たれた。このあとがきを読んだ誰もが感じるであろう、「ああ、楽しかった」で終われた人生に違いない。

 佐々涼子さんという名前を本書で初めて知り、題名だけ知ってた「エンジェルフライト」を書いたのはこの人だったんだと繋がった時、佐々さんはこの世にいなかった。残念でならないが、佐々さんがこの世に残したものを読んでいきたい。まずは「エンジェルフライト」から。

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