お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?





浜離宮と海岸通りの間にあるいちょう並木の歩道

BDー1でチャリンコ通勤<11月30日>

 中原街道と第一京浜(15号線)とが交差する八ツ山橋交差点の先にある京浜急行の踏切ではいつもかなりの時間待たされる。

 この日は第一京浜を渡ると、ちょうど踏切が上がっている。「しめた」と、反対車線へ行くため歩道を渡ろうとしたら、ちょうど向かい側から女性のチャリンコ(ママチャリ)が来た。彼女も急いでいるらしく、スピードを緩めずに歩道に入ってきた。歩道から先は私は右方向、彼女は左方向へ進もうとしている。どちらかが譲らなければ先へは進めないという展開だ。「負けてたまるか」(?)と、スピードを上げて彼女の先に行き、歩道に乗っかり右へ曲がろうとしたときのことだ。

ズルン

とすべった。

 やばい。自爆か・・・。一瞬あせる。

  チャリンコは倒れたが、自分自身は転倒する寸前でなんとか踏みとどまった。このあたりは踏切のため慢性的に渋滞している。ちょっと恥ずかしかったが、何事もなかったように身繕いし、iPodから外れたヘッドホンを付け直して再発進した。

 下をみると歩道のそこだけが鉄板となっていた。グローブも冬用の分厚いのを新調したばかりだったので、ブレーキに手がかかりにくかったことも原因だった。

 あせらず無理せず走ることを自戒しました。


 サイコンによる記録
 距離 43.81km
 平均時速 20.9km
 走行時間 2時間5分26秒


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品川から芝浦方面を結ぶ高浜運河にかかる潮路橋。ヨットの帆を形取っている

BDー1でチャリンコ通勤<11月28日>

 約42~45kmを休憩・信号待ちなどを入れると約2時間45分~3時間ほどかかる。

 先日の東京女子マラソンで見事復活した高橋尚子のタイム、2時間24分39秒より遅い。

 会社の先輩に「自転車で来てるんですよ」なんて話してたら
 「何キロぐらい?」と聞くので
 「45キロぐらいですか。遠回りしないで来ると42キロですよ。マラソンと同じですよ」
 「で、時間は?」「2時間半から3時間ぐらいですかね」
 「何だ。Qちゃんより遅いんだ」
 「・・・・。いや、Qちゃんは信号待ちや踏切がないんで・・・」。

 にしても、マラソン選手って早いんだ。

 サイコンによる記録
 距離 43.57km
 平均時速 19.6km
 走行時間 2時間13分26秒


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05年11月26日 日産スタジアム
横浜1ー1C大阪(第33節) 2万6281人
バックスタンド中央で観戦

 横浜F・マリノスが試合終了間際の松田のゴールで同点に追いつき、ホーム最終戦をドローに持ち込んだ。首位と勝ち点差なしの2位C大阪との一戦。後半開始早々に河合のクリアミスから先制点を奪われ、その後の猛攻も実らず迎えたロスタイム。敗戦ムード漂うなか、ゴール前の混戦から松田がけり込み同点とした。このドローによりC大阪が首位となったが、今季の優勝争いは勝ち点2差にC大阪、G大阪、浦和、鹿島、千葉がひしめく大混戦となった。なお、横浜は9位と順位を落とした。また東京Vは柏に1ー5と惨敗しJ2降格を決定した。



東ゲート広場の新横浜パフォーマンス
  まさか・・・のシーンだった。

 後半開始直後。左サイドからゼ・カルロスにクロスを上げられる。ゴール前に飛び込むのは森島ひとり。ボールはその森島の頭上を越え河合のもとへ。あっさりクリアだ。誰もがそう思った。

 ところが、ボールは河合の足、そして胸へとトントンとぶつかり、大きくはずむ。まるで森島にプレゼントしたみたいに・・・。難なく決められ先制を許した。

 明らかなクリアミス。しかし河合は責められない。これまで何度助けられてきたことか。この日の試合のなかでもたった1度のミスだ。

 ただこの1点は久保、奥を欠くマリノスにとって重い1点となった。

 前半のマリノスはいい状態ではなかった。特にマグロンと2列目でコンビを組んだ大橋が良くない。ポジショニングが悪くパスミスも何度が犯したりするなど、連携に欠くシーンが目についた。また、チームとしては足下へのパスが多く、それを待っていて相手にボールを奪われることの繰り返しとなっていた。デフェンスのチェックも甘く、中盤はセレッソにうまく回された印象が強い。

 だが、優勝を争うセレッソには固さがあった。前半11分、フリーの西沢へパスが通った瞬間は失点を覚悟した。残っていた松田の位置も遠い。ところが西沢のトラップが後ろへ流れたため、松田が追いつけた。「マツ~、頼むぞ! 止めてくれ!」。期待通り、松田のチェックにあった西沢のシュートは、力なくコロコロとポスト右へ転がっていった。


選手入場時にトリコロールに彩られたゴール裏
 前半のシュート数は5ー5と互角だったが、マリノスが押されていた印象が強い。しかし、崩された場面はほとんどない。最強3バック+上野の前にセレッソが攻めあぐねていた。そんな展開だった。

 失点して、マリノスはようやく目覚めた。

 隼磨から好クロスが入ってくるようになった。失点直後の後半2分、グラウンダーのクロスにグラウが走り込む。方向を少し変えるだけでゴールだったが、枠を外してしまう。

 大島には3~4度決定機があった。隼磨のクロスを右足でシュートしたがクロスバーを越え、ヘディングでのシュートはGK正面を突く。マグロンの直接FKも相手GKにはじかれる。どうしてもゴールが割れない。しかし前半とはうってかわった攻撃ぶりに、スタンドは歓声、ため息、そして歓声の繰り返し。前半は静かだったバックスタンドも盛んに声が出ている。拍手も大きくなっている。ホーム最終戦で、負けるわけにはいかない。その気持ちは同じだ。

 後半18分、グラウに代えて坂田を投入。グラウは悪くなかったが、岡田監督の「リズムが悪くなりそう」という試合勘で交代させた。そして後半29分に河合に代えて山瀬功を投入。ここから4バックとし、さらに攻撃色を強めた。


試合終了後、バックスタンド前で挨拶する横浜イレブン


 いつの間にか松田が前線にいる。そして選手交代。「23→4」。よし、3トップだ。残りは10分。マツ頼んだぞ。決めてくれ。

 ロスタイムは4分。そう表示され、電光掲示の時計が消えた後だった。マグロンから隼磨へパスが通る。隼磨が慎重にクロス。大島が競る。浮き球となったボールにマグロンが再び頭でゴール中央へ流す。そこにいたのが山瀬功。「山瀬決めろ~」。しかしヒットしない。ボールは混戦(ビデオで確認すると大島がシュートしはね返されていた)。そして・・・! ゴールネットが揺れた。マツだ、マツだよ、マツが決めた! これまでのうっぷんをはらすかのように、バックスタンドも総立ちでみんなが腕を突き上げた。

 まだ同点。「まだ時間はあるぞ」「攻めろ~」「もう1点取れ」。周囲からもそんな声が飛ぶ。しかし、大橋に間違えてレッドカードを出した(改めてイエローが出され大橋は次節出場停止)山西主審のホイッスルが鳴り、ホーム最終戦は終了した。

 勝てなかったけど、後半はナイスゲームだった。松田のゴールが、楽しい帰り道にしてくれた。ロスタイムに点が入るって、本当に気持ちのいいものだ。

 試合後、ホーム最終戦のセレモニーが行われた。各選手が大型ビジョンで紹介され、中沢が挨拶。「リーグとACLを両方取りに行ったけど、どちらも取れなかった。(ホームは最終戦だが)まだリーグ戦が残っている」と淡々と話していた。岡田監督の挨拶はなかった。その後、全選手がグラウンドを1周。「天皇杯は頼むぞ」とあちこちから声がかけられていた。

 さあ、いよいよ来週は最終戦。負けないまま天皇杯へと向かいたいものだ。

GK哲也   5.5・・・安定していたね
DF中沢   6.0・・・西沢をマーク。自由にさせなかった
DF松田   7.0・・・腰痛(ぎっくり腰)に耐えて同点ゴール。お見事
DF河合   4.5・・・痛恨のトラップミス。それ以外は完璧だったのに
MF隼磨   6.5・・・好クロス連発しチャンスを何度もつくった
MF上野   5.5・・・1ボランチとして攻守に貢献。でも前線にパスが出せず、手をあげて「わりい」というシーンは見飽きたぞ
MFドゥトラ 5.5・・・ブラジルトリオの一角として華麗なパス回しを見せたが、最近左サイドからの攻撃が少ないような気がする
MF大橋   4.5・・・どうしたんだろう。久々でチームの連携にかみ合わなかったのか
MFマグロン 6.5・・・抜群のテクニックをまた披露。終盤はちょっと息切れしたか
FWグラウ  5.5・・・前半のシュートは惜しかったが、後半のシュートは決めなきゃ
FW大島   5.5・・・再三のチャンスも決められず

FW坂田   5.0・・・グラウに代わり出場。あまり目立たなかったね
MF山瀬功  5.0・・・河合に代わり出場もチャンスつくれず
MF那須   5.5・・・大橋に代わり出場。中沢と最終ラインで踏ん張る

GK下川 出場機会なし
MF熊林 出場機会なし

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奥大介選手、検査結果について

 肉離れだそうだ。仲良く左太もも。全治は3~4週間。
 10日の長崎は間に合わない。せっかく強いマリノスが復活してきたというのに。

 でも久保がいなくても大島がいる。奥がいなくても、マグロンと山瀬功がいる。

 あと12時間もすればホーム最終戦のキックオフ。2年前は大型ビジョンに映し出された小笠原の泣き顔に歓喜し、昨年は安永のPK失敗に呆然とした。今年はきっとセレッソに引導を渡す試合となるだろう。鹿島に続いて、マリノスに勝たなければ優勝はできないことを思い知らせてやろう。

 となると優勝はガンバか。今日ジェフに勝てばほぼ決まりだろう、悔しいけど。

 今日勝って天皇杯に弾みをつけよう。長崎は行けないが、埼玉は行くぞ~! 相手が真っ赤でも負けないぞ。

 おっと、その前に世界クラブ選手権なんてのがあった。マリノスが出ると思って買っちゃったんだよね~、4月に。国立の開幕戦と、日産スタジアムの準決勝と決勝。準決勝、決勝(ついでに3位決定戦)はいいけど、国立はまいったな。きっと寒いだろうな~。スタンドも気温も・・・。

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ガス橋周辺の多摩川

BDー1でチャリンコ通勤<11月24日>

 自転車通勤も2週目に突入!・・・といっても週2回なのでたいしてことないけど。

 今週からカミさんが弁当がわりにおにぎりを作ってくれることになったので、多摩川べりで食べることにした。自転車通勤の途中で弁当たべる人はあまりいないだろうなぁ。

 今日も天気が良かったですね。ちょっと早めに出たので、多摩川サイクリングロードをガス橋まで走った。このまま会社休んで羽田まで行こうかなんて陽気でした。

 ガス橋を渡ってからは池上通りを走った。池上線の手前で道が切れたりしてちょっと迷ったが、何とか再発見してロスは最小限に抑えることができた。

 第一京浜を越え、海岸通りを会社まで行ったのだが、いつもの丸子橋→中原街道よりは少し距離があったかな。

 体重も少しずつだが減っているみたい。ヘルスメーターに乗るのがちょっと楽しみになってきた。

 サイコンによる記録
 距離 47km
 平均時速 21.2km


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清流の音だけが聞こえる静寂の世界だった

境川源流へのルートマップ


境川サイクリングロード根岸橋付近
 今年の5月に境川の源流を見つけるため上流をさかのぼったのだが、結局発見できなかった。その再挑戦を11月13日(日)に行った。

 午前中に用事があったので、出発は家でお昼を食べた後の午後2時ごろ。境川サイクリングロードの上流部分の起点である鶴瀬橋(東京女学館裏)から入る。ここは最近舗装され、気持ちのいいスタートを切ることが出来るようになった。

 共和橋までの約12キロは舗装が続く快適なサイクリングロード。終点を過ぎると、ダートあり、一般道あり、人の家の軒先をかすめるように走るところあり、さらには通せんぼする大木ありとバラエティに富んだ道となるのだが、橋本付近までは川沿いを何とか走ることができる。

 しかし橋本駅へ通じる寿橋から少し走った横丁橋のところで川沿いの道は消える。このあたりから境川は蛇行を繰り返し、川を追って走るのは難しい。5月に走ったときもさんざん迷いながらのサイクリングだったこともあり、今回は共和橋の先から町田街道を行くことにした。

 町田街道に沿って見え隠れしていた境川は、「大戸交差点」のあたりで山間部へと向かう。町田街道を離れ、大戸交差点を左折し、大戸の交差点を道なりに右の方へ進む。境川は川幅2~3メートルほどの小川となっている。やがて大地沢青少年センター入り口の交差点。左へ行けば城山湖だ。前回はこのあたりまで来たのだが、川は山へ向かっているような気がして、これ以上は追えないと断念した。

 ところが、ネットなどで調べてみると、源流は大地沢青少年センターの先にあるらしく、写真も出ているサイトがあった。何だ、行けるんじゃないか。



道は突き当たりとなり、そこには境川源流橋がある

 青少年センター入り口交差点を過ぎると、急に空気がひんやりしてきた。道は山の北斜面の下にあり、午後になると日が差してこないのだろう。

 上り坂の途中に駐車場があった。休日だったが満車ではなく、まだ空きがあった。ここから先は車両進入禁止。なのに川崎ナンバーの車が後ろから迫ってくる。前を歩いていた親子連れとともに、不信感たっぷりの視線でドライバーをにらみつけてやった。さらに上るとアスレチック場を過ぎ管理棟みたいなところに出たのだが、何台か車が止まっている。関係者以外は進入禁止の道だったようだ。

 管理棟の先の右手にはバーベキュー場、左手には変わった形の宿泊棟(バンガロー)があった。源流はどこだろうと思いながら坂を上る。道はやがて舗装部分が途切れ、ダートのハイキングコースとなった。ちょうど年配の方の集団がハイキングを終え降りてくるところに出会った。その間をぬって自転車で上っていったのだが、特に不審がられる気配はなかった。

 どこまで上ればいいんだろう。というかどこまで自転車で行けるんだろう。不安な気持ちでガタガタ道を上っていると、ハイキングコースの入り口があった。「まさか、この上?」。絶望感が漂い始めたときに、「境川源流まであと200メートル」という標識が見えた。この先のカーブを曲がったあたりだ。少し元気が戻ってきた。地図によると、この入り口を登ると、やがては城山湖に行けるようだった。


境川の源流
 幅の広いダートの道は行き止まりとなった。そこに「境川源流橋」があった。ようやく着いたぞ。

 自転車を降りて橋を渡り、少し山道を登ると、見えた。源流だ。

 川の名については「新編武蔵」に「武相の境界となれる川なれば、直ちにその名とせり。」とあるところから古くから境川と呼ばれていたようである。流れは多摩丘陵と相模台地を区分する断層上にある全長約52キロの二級河川。
 東京都(町田市)と神奈川県の都県境を流れ、大和市、横浜市の境に沿い藤沢市の遊行寺を経て川名2丁目の新川名橋付近で柏尾川と合流し、さらに鵠沼付近で片瀬西浜(相模湾に注ぐ)。源流から河口まで歩くと約15時間20分、歩数9万365、橋の数122。名前の一番多いのは境橋で7つあり、大正、昭和、平成橋と並んでいるところもある。


 静かだ。ハイキングの人も誰もいない。そのなかで清流が流れる「ちょろちょろ」という音だけが聞こえてくる。実際の源流はもっと上にあるようで、沢の間を綺麗な水が次々と現れる。グローブをとり、その水で顔を洗ってみる。冷たくて気持ちいい。この水が52キロの旅をして、やがては江の島手前の海へと流れ出すのだ。

 鶴見川の「源流の泉」は1度目はなぜか通り過ぎてしまい、2度目で発見。境川も2度目の挑戦で発見することができた。鶴見川は道のそばにあり、また整備されていることもあって、泉の中からポコポコ水がわき出る様子はいいのだが、ちょっと源流という雰囲気に欠けるところもある。しかしここはまさに源流という感じがピッタリ。もっと早い時間に来て周囲をハイキングしてみるのもいいかもしれない。

 帰りに城山湖まで足を伸ばそうかとも思ったが、夕方までに帰れる自信がなかったので、まず町田街道を走り、途中の久保ケ戸交差点を右折し、寿橋からは境川沿いを一直線に大和橋までひた走った。次に行くときは、城山湖まで行ってみよう。

トータル走行距離=トータル 56.14km
  平均時速 18.4km


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 横浜が鹿島を2-0と下して今季初の4連勝とし、順位をひとつあげて8位に浮上した。ボールを支配されながらも、いい攻撃の形を前半からつくっていた横浜は後半立ち上がりの3分、奥のパスが左サイドまで綺麗に抜け、マグロンが落ち着いて決めて先制した。終盤は攻め込まれるシーンが続いたが、アレックス・ミネイロのシュートミスなどに助けられ、逆に41分に決定的な2点目を大島が奪って逃げ切った。横浜は次節、勝ち点で首位に並んだC大阪と対戦する。

 よく守りきった試合だった。中沢が復帰してきたものの、いまひとつの調子。それを松田、河合がカバーし、ワンボランチの上野も懸命に守備に貢献した。

 前半立ち上がりからいい形ができていたので、得点の予感はしていた。しかしそれがマグロンとは想定外。テレビで見ていて、奥のパスを受けたのは久保だと思っていた。でも初ゴールおめでとう。

 後半30分以降はかなりシュートを浴びたが、精度のなさに助けられた。哲也がファンブルしたシーンは、スロー再生で見ると岩政が手ではじいているようだった。直後のシュートがクロスバー。神の手にやられなくて良かった。

 大島のダメ押しも綺麗なゴールだった。相手のクリアミスを奪って左足でズドン。勝負強いマリノスが本当に帰ってきたぞ。このコンディションを維持して天皇杯に臨みたいものだ。久保の途中退場はちょっと不安だけど・・・。

 ヴェルディの降格は柏もドローで辛くも決まらなかった。困るんだな~。首都圏のアウエーがなくなると。1969シートって安いし、いいんだけど。

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品川駅裏の楽水橋周辺からの眺め

BDー1でチャリンコ通勤<11月22日>

 品川駅の裏から運河付近を走ってみた。

 遊歩道がついているところが結構あったが、途中で終わったり、工事中で進めなかったりと、初めて走る者にとっては迷路のようなつくりになっていた。

 時間をかけて解明していくとするか。


 サイコンによる記録
 距離 45.12km
 平均時速 19.7km
 走行時間 2時間17分15秒


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05年11月20日 日産スタジアム
横浜3ー1広島(第31節) 2万3846人
バックスタンド中央で観戦

 横浜が久保の全得点に絡む活躍で広島を逆転し、遅まきながら今季初の3連勝を挙げた。前半9分に広島駒野のFKで先制された横浜は前半21分、田中隼磨のクロスに久保が合わせて同点。23分には久保のラストパスを受けたグラウが押し込み、さらに41分には久保が倒されて得たPKをグラウが決めた。勝ち点を43とした横浜は順位は9位と前節と変わらないものの、残留入れ替え戦となる16位柏との勝ち点を12として、残留を確定した。なお、この日大宮に敗れた神戸がチーム創設10年目で初のJ2降格となった。


試合終了後、バックスタンドの声援にこたえるマリノスイレブン
 
 中沢がベンチから外れた。代表戦の疲れかと思ったが、左足首を痛めたらしい。その影響があったのだろうか。序盤は広島にボールを回され守勢となる。マークも甘く、悪いときのマリノスのゲーム運び。李漢宰のフリーでの強烈なミドルは哲也が何とか横っ飛びでキャッチするなど、ヒヤヒヤのスタートとなった。

 マリノスがシュートを1本も放てないまま迎えた前半9分、失点を食らう。ガウボンの突進を河合が倒した。バックスタンドから見ていると松田がやったと思っていたが、ビデオで確認すると河合だった。ともかく好位置でのFKを広島に与えた。駒野が蹴ったボールは低いグラウンダーで壁の下を抜けてゴールネットを揺らした。哲也は逆を突かれた格好となり、一歩も動けなかった。

 その後もマリノスは攻め込まれるが、15分にようやく反撃の形をつくった。山瀬のパスが左サイドへ抜け、ドゥトラがクロス。久保と相手DFが競り、浮き球となったボールの落ち際にグラウが頭から突っ込む。しかしボールには触れなかった。あんな難しいボールに何で頭から行くんだ。足で蹴ればいいのに。

 広島ペースは依然続く。このままでは前半で立て直すのは厳しい。そう思った矢先のことだった。久保がやってくれた。

 隼磨から最終ラインの松田へいったん戻し、中盤の山瀬へとボールは繋がる。DFを背負った山瀬が、松田へと戻す。松田は今度は隼磨へ流す。隼磨はDFをドリブルでかわしアーリークロス。そこに待っていたのは久保。2人のDFに挟まれている。しかし久保はDFなどいないかのように高く高く飛び上がった。

 クロスが上がった瞬間、入るわけはないと思った。しかしボールは前にいたDFを越え、久保の頭にはね返されてゴール右スミへ入った。恐るべきヘディングで、観戦していたジーコに今季初ゴールを見せつけて復活をアピールし、同時にスタンドを歓喜の渦に巻き込んだ。こんなゴールを見たかったんだよ。

 この同点ゴールで流れはマリノスへと一気に動いた。

 2分後。CKの流れから相手にボールを奪われるが、広島の中途半端なサイドチェンジのパスを久保がインターセプト。ドリブルから鋭いパスをグラウに送る。フリーで受けたグラウのシュートは相手GKの足をはじきながらもゴールイン。あっという間の逆転劇となった。決めるべきところで決めれば、結果はついてくる。もっとリーグ戦の早い時期だったら、良かったのだが。


マンオブザマッチに選ばれたグラウとドゥトラ
 気がつけばマグロンが高い位置にいる。岡田監督が「広島の前の3人にボールを入れられて回されていた。そこで上野のワンボランチに修正した。これで守備が安定してきた」と言うように、マグロンが前線でボールをキープし始めてペースは完全にマリノスに変わっている。

 1点差では十分ではない。もう1点欲しい。その1点が取れなかったマリノスだが、あっさりと入ってしまった。

 前半終了間近の41分、久保がエリア内で倒された。山瀬からのスルーパスを受けようとして、森崎和に足を引っかけられた。これをグラウがきっちり決めた。1度目は赤い覆面をつけたが、2度目は考えてなかったらしく、レガースを出して携帯電話のマネをゴールパフォーマンスとしていた。

 後半に入ってもマリノスの攻勢は変わらない。こうなれば、ダメ押しが欲しい。

 ドゥトラのクロスにグラウが棒立ち状態でヘディング。折り返したのかシュートか。「おい、ちゃんとやれよ」という声が周囲から聞こえてくる。ところがふわっとしたボールはクロスバーを叩く。「え? シュートだったの? うわっ、惜しいじゃないか」と、笑いが起きる。2点リードなんてめったにないので、スタンドも余裕をもって観戦している。

 17分の攻撃は圧巻だった。右サイドから左サイド、再び右サイドへ。上がってきた中西も絡み、中央の山瀬を経由してマグロンが左サイドへはたく。パスが何本も綺麗につながり、最後はドゥトラがクロス。合わせた久保。しかしフリーでのヘッドは惜しくもゴール右へ外れた。

 その後もこぼれ球を上野がシュートするが、ポストにはね返される。久保の右足での強烈なシュートもGKに止められる。あと、1点がどうしても入らない。「後半、決定的なチャンスにダメ押しを決められない。このあたりが、まだチームに本当の勢いがついてこないところだ」と岡田監督はまだ不満の様子。しかし後半の広島のシュートは0。危ないシーンもほとんどなく、久保が流れを変えてからはほぼ完璧な試合運びと言えるのではないか。

 リーグ戦の残りは3試合。そのなかには鹿島、C大阪という優勝争いまっただ中のチームとの対戦が残っている。2年連続王者の意地を見せつけようじゃないか。そして天皇杯へ弾みをつけよう。無冠で終わるわけにはいかないぞ。

GK哲也   6.0・・・失点は逆を突かれたグラウンダーのシュート。これは仕方ない。それ以外はきっちり守った
DF中西   5.5・・・ダッシュよくボールをはね返す
DF松田   6.0・・・安定感ある守備みせた
DF河合   6.5・・・抜かれずクロスも上げさせず。いつもながら頼もしい
MF隼磨   6.5・・・好クロスで先制アシスト。でもドリブルにもっとバリエーション欲しい
MF上野   5.5・・・マグロンとの関係で守備中心もポスト叩くシュートあった
MFマグロン 6.0・・・確実にボールキープしゲームつくる
MFドゥトラ 5.5・・・いつものドゥトラの動き。MOMほどではないと思うが
MF山瀬功  5.5・・・前半に1本いいパスがあったが・・・。いいつなぎは見せたが、シュートは枠へ打とうね
FWグラウ  6.5・・・ごっちゃんゴール2発。動きはキレていた
FW久保   7.0・・・先制ヘッドに勝ち越しアシスト。さらにPK誘発。久保が久保に戻った

FW大島   ー・・・久保に代わり出場
MF奥    ー・・・マグロンに代わり出場
MF那須   ー・・・上野に代わり出場。グラウが邪魔しなければゴールだったのに・・・

GK下川 出場機会なし
MF大橋 出場機会なし

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 やっと清水戦のビデオ録画を見ることができました。
 
 いきなり崩されたシーンはマルキが外し、後半のPKはチェの宇宙開発と、清水の決定力のなさに助けられた試合だったようですね。でも、中沢が少し悪かったなか、よく守りました。

 上野の綺麗なスルーパスは久々に見ましたね。得点シーンはマグロンが奪ったこぼれ球を、上野が拾ってドリブル。そして左にいた久保へ綺麗なパス。久保がダイレクトで折り返し、グラウがGKとDFにはさまれながらもなんとか足に当てて押し込んだというものでしたね。

 前半にも上野は意表を突くパスを出していました。しかし、岡田監督の試合後のインタビューで「上野がダメになったから那須に交代した。最後の1枚は久保で切りたかった」みたいな事を言っていたので、ちょっと心配ですね。

 明日は久々の日産スタジアム。5月のゴールデンウイークの清水戦以来、今季2度目の家族揃っての観戦です(私自身のマリノス戦観戦は親善試合など合わせると今季28試合目となります)。

 5月のアウエーでの広島戦はビッグアーチまで遠征しましたが、熊林のクロスに塩川が飛び込んで決めた1点を守り抜きました。ACLを4日後に控えており、主力を休ませて臨んだ一戦でした。負けを覚悟の観戦でしたが、目の前で見たゴールシーンに帰りの新幹線は楽しいものになりました。

 メンバーは前回とはまったく違い、勝機は十分にあります。勝ち点3を挙げてもらって、楽しい家族観戦にしてもらいたいものですね。

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石川台駅付近の呑川にあった「清流の復活」の碑

チャリンコ通勤11月17日

 中原街道の石川台駅付近に「清流の復活」という碑を発見した。

 但し書きによると、この呑川はかんがいの水源として、下流は小舟の舟運に利用されていたが、都市化の進展や陸上交通の発展とともに排水路としての利用価値は大きく変化し、水質の悪化や水量が少なくなってしまった。しかし、東京都の清流復活事業により清流が甦ったというものらしい。

 新宿区にある落合処理場の処理水を利用しているそうで、のぞき込むとコンクリートの川底はこけむしているのでちょっと見ただけでは「あれ?」という感じだったが、よく見ると確かに綺麗な水が流れていた。

 目黒区緑が丘で久品仏川と合流し、それから上流は埋め立てられ緑道となっているという。

 サイコンによる記録
 距離 44.53km
 平均時速 21.1km
 走行時間 2時間6分19秒


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その(3)から続きます

浦賀の渡しからペリー公園へ

三浦半島ルートマップ


浦賀の渡し
 いよいよ本日のハイライト(と勝手に思っていた)、浦賀の渡しへ向かう。大人150円、自転車は50円で乗せてくれるという。こんな珍しいものに乗らない手はない。

 観音崎大橋の先で県道と合流し、少し走るとまた分岐がある。右折が浦賀方面。迷わず右折したがこれが違っていた。正確には違っていなくてちゃんと浦賀駅前に出たのだが、浦賀の渡しは発見できなかった。

 海側の道を行くか、右折して県道を行っても途中の新町交差点で左折して専福寺方面へ向かえば、渡しにたどり着けたはずだった。地図を持って行っていなかったので確認しようがなかった。

 気落ちして浦賀駅前に出ると、なんと「浦賀の渡し あと300メートル(たしか)」という標識を発見した。「しめた!」と思い、浦賀港方面へとUターン気味に対岸を走る。しかし、しかしたとえ乗れたとしても、さっき走ったところに戻ってしまうじゃないか。え、もう一度走るの? どうしよう、と決められないまま、あっという間に渡し前に到着してしまった。


お昼休みだそうで・・・
 ところが! なんと渡しは「昼休み」だった。着いたのが12時半ぐらい。昼休みは「12時から1時」までとなっている。なんというお役所仕事。でも助かった。もう悩まなくていい。せめて渡し船ぐらいは見たかったたが、それもかなわず最後の訪問地となるペリー公園へ向かった。

 県道から海岸寄りの道を進む。徐々に上り坂となりどうもひと山越えそうな気配となってきたが、少し長いトンネルを抜けるだけで済んだ。下り降りると開国橋。そしてペリー公園となる。

 もっと広い公園を想像していたが、意外とこじんまりしていた。ペリーまんじゅうでもあるかと期待したが、店自体がない。近所のお母さんが子供を遊ばせるようなフツーの公園だった。

 ここの記念館も月曜定休。どこもかしこも困ったもんだ。


ペリー記念館前の銅像
 公園中央にはペリー来航記念の碑があり、その下には以下の内容が記されていた。

 1853年7月3日、浦賀沖に来航したアメリカ合衆国インド艦隊司令長官M・C・ペリーは、7月14日、ここ久里浜の海岸に上陸し、大統領フィルモアの親書を江戸幕府に渡した。
 翌年、神奈川において日米両国間に和親条約が締結された。この一連の出来事は幕府支配のもとに鎖国を続けていた日本を、世界へと引き戻す原動力となった。
 ペリー来航より48年後の1901年7月14日、米友協会の手によって、日米開国ゆかりの地として、ここに記念碑が建てられた。


 遙か昔に思いをはせて、黒船が来たという海岸を眺めながらしばし休憩したあと、ペリー公園に別れを告げ、県道(久里浜港線)をひたすら走る。

 海岸線の道は真っ直ぐで緩やかな下り坂。波が押し寄せる様も豪快だし、遠くには三浦海岸も臨める。この季節は車も少ないし、快適そのものだった。

 野比交差点でこの快適ロードに別れを告げ、ほんの少し国道134号を走ってYRP野比駅方面へ向かう。ここからは内陸となり、三浦半島を横断することになる。


野比海岸への道からの眺め
 そのまま横須賀葉山線を北上し、佐原交差点の先の側道を入って突き当たりを左折。衣笠交差点を過ぎ、池上交差点で左折し西へ向かう。

 池上交差点から葉山までの道がこの日で一番きつかった。左には大楠山。途中には登山口もあり、アップダウンの繰り返し。おまけに雨もときおり落ちてくる。やがて葉山大道の交差点。ここを右折し国道134号線に出る。

 葉山トンネルの先を左折して森戸海岸方面に向かい、裕ちゃん灯台を見ながらランチタイム、といってもいつもの肉まん。

 あまり通りたくない伊勢山トンネルを緊張しながら抜け、海岸線を走った後、大仏トンネルから鎌倉を抜けて境川にようやくたどり着いたときに大粒の雨が一気に落ちてきた。ちょうど藤沢橋の近く。境川サイクリングロード終点の休憩所に確か屋根があったはずと、ぶっ飛ばして行ったが屋根はあるにはあるのだが藤棚。先に雨宿りしていたおじさんサイクリストは「少しは違うよ」と言うが、外にいるのと変わらないくらい藤棚の下にも雨が降り込んできている。

 やがておじさんはしびれを切らして先に雨の中を出発。それから15分ほど待ったが、雨はやむ気配はない。ここまで濡れたんだ。どうにでもなれ、と思って走り出してしばらくすると雨は上がった。皮肉なものだ。サイクリングロードで雨に降られると、逃げ場がないのでつらいね。

 結局びしょ濡れで帰宅。渡しに乗れなかったのは残念だったが、海岸線の道はとても気持ち良かった。また走ってみたいものだ。今度は半島1周できたらいいな。  

トータル走行距離=116.40km

(終わり)

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その(2)から続きます

三浦半島ルートマップ


海岸通りを走り観音崎へ


うみかぜ公園から臨む猿島

 三笠公園を出た後は、国道16号ではなく海岸通りを行く。一直線に伸びた幅の広い道。左手に海を見ながら快適にしばらく走ると、うみかぜ公園が見えてくる。

 ブロック石でできた凱旋門のようなアーチ型の門のある中央広場は、一体何を意味しているのだろう。日陰で遊ぶお母さんと子供たちをよけながら海べりまで行くと、釣り糸を垂れた人がいっぱいいた。彼方には猿島も見える。なかなかいい眺めだ。

海岸通りから国道16号に再び合流する。なぜか合流する「三春町」交差点では、車は右折禁止だった。


うみかぜ公園
 海岸べりは遊歩道を整備中の様子。途中走れるところもあったが、すぐ行き止まりになってしまった。両端が遊歩道で、中央部分はでかい石が一杯置かれていたが、この先もずっとこのままなのだろうか。でも雰囲気のいい道だった。完成したころまた来ようかな。

 馬堀海岸を過ぎ、やがて走水となったあたりに「御所ケ崎」があった。

 ここは幕末期の異国船警備のために1843年(天保14年)、川越藩によって築造された台場(砲台)で、当時は6挺の大砲が配備されていたという。明治時代にも走水低砲台として東京湾警備に重要な役割を果たしており、当時の遺構が残っていますーーと入り口のところの看板にはあった。

 中は単なる広場で何もない。きっと高台になっているあたりにその遺構があるのだろう。


海岸通りの遊歩道
 国道16号線も終わり(始まり?)に近づいている。「高島から35キロ、走水まで1キロ」という標識を見ながら旗山崎を回って坂を下りると、ひなびた港町の雰囲気がプンプン。釣り宿や海鮮料理の看板が次々と現れる。ちょうど昼どきだったので海鮮ものでも思ったが、店が開いている感じはなく、そのまま観音崎方面へと向かった。 

 いつの間にか国道は終わり、県道・観音崎環状線となっていた。

 観音崎京急ホテルの少し先まで上り坂は続く。ホテル入り口付近で若者のMTB集団と遭遇。お互い「こんにちは!」と挨拶を交わす。ちょうど彼らがたむろしていたところがウオークボードの入り口で、それは下の海水浴場まで続いているようだった。


観音崎灯台と思っていたが、実は東京湾海上交通センターだった
 その海水浴場付近で道はカーブしており、曲がりきると観音崎灯台(ではなく東京湾海上交通センター)が姿を現した。灯台だけあって当然高いところにある。ま、今日は下から眺めるだけで許してやろう。

 ※元地元民のとちさんのご指摘により、私の思い違いであったことが判明しました。そのとき見たのは観音崎灯台ではなく、東京湾海上交通センターでした。

 灯台(東京湾海上交通センター)を臨む観音崎公園休憩所の先で道は分岐しており、県道は右折となるが、そのまま直進しビジターセンターを目指すことにした。地図で確認すると、結局観音崎大橋入口交差点で2つの道は合流する。県道を行くと山越えとなるみたいだったので楽な方を選んだつもりだったが、海岸沿いに出るまでは結局上りが続いた。トンネルを抜けると下りとなり、一気にビジターセンターへと走り込む。

 人はまばらにいる程度。パンフレットによるとハイキングコースがあるようだ。ビジターセンター隣の自然博物館は月曜定休でお休み。公共の施設は月曜休みが多く、平日は月曜ぐらいしか休めない身には辛い。

その(4=完)へ続きます

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その(1)から続きます

海軍の町 横須賀へ

三浦半島ルートマップ


ヴェルニー公園内の海軍の碑

 鎌倉駅手前の下馬交差点で若宮大路を横切るとすぐ横須賀線の踏切。しばらく進むと再び横須賀線の踏切が現れる。この先から上り坂となり、名越切り通しのトンネルを3つ抜けていく。一番手前のトンネルは歩道もなく、少し危険な雰囲気だ。

 今年の6月に7つの切り通しを制覇するため、3度ほど鎌倉へ行った。そのうち見つけるのにひと苦労したのが、名越(なごえ)の切り通し。横須賀線の踏切からトンネルの間を何回か往復したが見つからず、しまいにはトンネル先から左折し久木ハイランドの方まで登りたくもない坂を必死で上ったことを思い出した。結局、法性寺の先にある墓地の裏から入る道を見つけ、何とか目的は達成することができた。

 後で調べてみると、法性寺を含め3カ所ぐらい入り口があるようだった。

 トンネルを越えたところは下り坂。そのまま鎌倉葉山線(県道311号)を直進する。「池田通り」交差点で県道は右折しているのだが、一歩通行出口となっている直進の道を進むと逗子駅の前に出ることができる。

 駅前から横須賀逗子線(県道24号)を走り、国道16号との交差点「船越町」に出る。ここは京急田浦駅の近く。港もある。この交差点を左折すると金沢八景・横浜方面。これまでは常に左折してきたところだが、この日初めて右折して横須賀方面へと向かう。


三笠公園の東郷平八郎の銅像
 海はまだ見えない。それどころかトンネルがやたら多い。トンネル内は道幅が狭く、歩道もやたら狭い。チャリンコが1台ようやく通れる程度しかなく、すれ違いは不可能。幸い、対向するチャリンコはなかったが、おばあさんがのんびり歩いていて、ブレーキをカタカタ鳴らしてもまったく気付かず、ベルを鳴らすのも悪い気がして、結局チャリンコを降りて後ろを一緒に歩いていったトンネルもあった。

 いくつかトンネルを越えると少し長めの下り坂になり、ダイエーが見え、周りは駅周辺の様相を呈してきた。横須賀に到着したようだ。海もようやく見え、岸壁には公園がある。ちょっと寄ってみるか。

 「フランス式庭園 ヴェルニー公園」と入り口にある。横須賀市のHPによると、「明治維新前の1865年に来日し、製鉄所のほかに観音埼灯台や走水水道などの建設を手掛けたフランス海軍の技術者、フランソワ・レオンス・ヴェルニー(1837年~1908年)の功績をたたえた公園」だという。清掃がいきとどいたとても綺麗な公園だった。チャリンコで走るのもちょっと気が引けるような遊歩道を少し行くと、記念碑がズラリと並んでいる。

 手前の正岡子規の文学碑には「横須賀や ただ帆柱の 冬木立」と詠まれている。明治21年8月、子規は夏期休暇を利用して、友人とともに汽船で浦賀に着き、横須賀、鎌倉を遊んだそうだ。


戦艦みかさ
 隣には軍艦長門の碑。「ありし日の聯合艦隊旗艦長門の姿をここに留めて、昭和激動の時代を偲ぶよすがとする」と刻まれていた。一番海寄りには海軍の碑があった。何だか横須賀に来たという雰囲気になってきたぞ。

 人もまばらな公園を後にし、先へ進むと「三笠公園入口」という交差点。誘われるように左折したが、様子がおかしい。公園のはずなのに警官がいる。

 「この先は行けないですよね~」。自転車に乗ったまま聞くと、「ええ、米軍基地ですからね。ちょっとね。でも、そっちは行けますよ」。なんて優しいお巡りさんだこと。

 指さす方向は幅の広い遊歩道。中央には小川なんかも流れている(たしか)。そして現れたのが日本丸のオブジェ。港町だなぁ~。

 遊歩道の突き当たりに三笠公園はあった。前日までよこすか産業祭りが行われていたようで、今はその撤収作業中。自転車は乗り入れることができないので、徒歩で公園内を散策してみた。

 入って中央にで~んとあるのが、東郷平八郎の銅像。戦艦みかさはその後方の海沿いに埋まっていた。公園は無料だが、戦艦みかさへの入場料は大人500円、高校生300円。平日だが結構見物人はいた。

 特に戦艦に興味があるわけではないので、船上までは行かずに下から見上げるだけにした。砲撃の跡や砲弾などは外に展示されていた。

その(3)へ続きます

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溝の口付近のニケ領用水

 自宅マンションの大規模修繕工事の音がうるさすぎて、朝早く目覚め、眠ろうにも眠れやしない。仕方ない。早起きついでに今日は42キロのチャリンコ通勤に挑戦してやろうじゃないか。

 コースは246号をひたすら多摩川まで走り、多摩川サイクリングコースを丸子橋まで行き、後は中原街道というもの。ちょっと寒かったけど、走っているうちに体はあったまってきた。

 溝の口で休憩と思ったが、駅周辺はチャリンコだらけ。おまけに警備員があちこちにいておいそれとは止められない雰囲気だったので、多摩川べりまで行ってコンビニで調達した肉まんをほおばった。

 多摩川サイクリングコースはやたらカラスがいたのだが、近づいてもそれほど逃げる様子がない。スピードを出しているとぶつかりそうで危なかった。
 
 品川あたりは交通量も多く、これから先、頻繁に走るのは止めた方がいいようだ。

 毎日は走れないが週に2日ぐらいは頑張ってみよう!・・・かな。

 サイコンによる記録
 距離 45.51km
 平均時速 18.8km
 走行時間 2時間24分44秒


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