お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 八王子に「モリアオガエルの道」という名の道がある。前々から何となく気になっていたので、猛暑になる前の7月19日に走ってみた。

 「珍しいモリアオガエルの産卵が見られる」ことに由来し、1990年に小津町に住む方が市に応募して採用されたという(2018年6月7日公開のタウンニュース八王子版による)。7月上旬まで繁殖しているそうだが、走ったのは7月中旬だったので残念ながらその姿を目にすることはなかった。

 起点は下恩方482番地で、ちょうど茜橋南交差点のところに道標がある。分かりやすく言うと、東京霊園から下ってきて陣馬街道とクロスする川原宿交差点の少し先を右へ入った付近。ここから小津川に沿って西へと向かっている。


「モリアオガエルの道」の起点


 緩やかな上りがしばらく続き、のどかな風景の中をのんびり走っていると、山の中に突如、ラウンドアバウトが現れた。バスが方向転換するためのロータリーかもしれないが、右と左へ道が伸びているし、きっとラウンドアバウトに違いないぞ(^o^)。へ〜、珍しいものを珍しいところで発見したぞ。


熊野宮前



のどかな「モリアオガエルの道」



山の中で発見したラウンドアバウト


 「モリアオガエルの道」は右方向。少し進むと小さな橋があり、欄干にお猿さんの姿が。5〜6匹はいたかな。多勢に無勢。こちらに勝ち目はなく、一匹とまともに目が合ってちょっとびびったが、素直に逃げてくれたので助かった。しかし、すぐ近くに民家があったが、大丈夫なんだろうか?

 緩やかな勾配の「モリアオガエルの道」はもうしばらく続いたが、やがて小津町1166番地で終点となり、その先は小津林道となる。「午後6時から午前6時まで通行禁止」とあり昼間に規制はなかったので、林道が最後まで走れるかと期待したが、数百メートル先で「この先林道閉鎖」という看板。越えられないことはなかったが、道も悪そうだし、行っても行き止まりということが分かっていたのでここは素直にUターンした。

 先ほど猿がいた橋にさしかかると、もうみなさん戻ってきている様子。また慌てて逃げ出したけど、ここが住み家なのかねぇ。


ラウンドアバウトから右方向へ進む



「モリアオガエルの道」の終点。先に小津林道の起点が見える



小津林道の起点



小津林道



ここで通行止め


 ラウンドアバウトに戻り、今度は左方向へと進む。地図によると陣馬街道へ抜けられそうだ。

 このあたりの陣馬街道の勾配はまだ緩いので、この道もそんなものかなと思ったらとんでもない。10%を上って10%を下って陣馬街道へ出るという、非効率的な道だったよ(T_T)


今度はラウンドアバウトを左方向へ



10%を上り…(T_T)



10%を下る^_^;



下に見えるのは陣馬街道か



陣馬街道の「恩方ます釣り場」


 「恩方ます釣り場」付近で陣馬街道へ合流。右へ行けば和田峠だが、どうしようかな。悩みつつ、とりあえず「夕やけ小やけ」でひと休みすることにした。(この項「和田峠通行止めにつき、リベンジ盆堀林道」へ続く

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※桜木紫乃(1965年北海道釧路市生まれ。高校卒業後、裁判所でタイピストとして勤めたが、24歳で結婚して退職し専業主婦に。2児を出産直後に小説を書き始め、42歳になる年に『氷平線』で単行本デビュー。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。「ホテルローヤル」で2013年直木賞受賞。趣味はストリップ鑑賞)



●ラストシーンが身にしみる

 謎の位牌を握りしめて、百合江は死の床についていた――。彼女の生涯はまさに波乱万丈だった。道東の開拓村で極貧の家に育ち、中学卒業と同時に奉公に出されるが、やがては旅芸人一座に飛び込んだ。一方、妹の里実は道東に残り、理容師の道を歩み始めた……。流転する百合江と堅実な妹の60年に及ぶ絆を軸にして、姉妹の母や娘たちを含む女三世代の凄絶な人生を描いた圧倒的長編小説。

 こんな不幸な展開をよく書けるなというくらい、不幸なお話が続く。まさに「愛がない」。幸せそうになっても長続きせず、結局、行きつくところは同じ。いや、もっと悪化する。なのに読み終わった後には満足感が漂う。ラストシーンが身にしみる。自分の人生は自分の人生。どこへ向かうも風まかせ。手前勝手に生きてりゃいいのさ。不幸だって幸福だって、なんでもかんでも考えようなんだよ。

 時間軸があちこちし、さらに名前がややこしく、誰と誰が親子だっけ? と相関図が頭に入らない。実際は逆なのだが、小百合の娘は小夜子、里実の娘は理恵の方がしっくりくる。一気読みしないと混乱すること間違いなし。

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 先々週の猛暑がひと休みした7月11日の木曜、曇り空で雨が降るかもという絶好のサイクリング日和に久々に道志みちを走った。

 国道412号の関の交差点を左折、鳥屋を右折し、名もない峠を越えて国道413号の道志みちへ。実はこの峠、トヅラ峠といい、相模原観光協会による「王道コース」に組み込まれているプチヒルクライムの峠。道志みち側からはちょっときついが、鳥屋側からは緩やか。

 梶野交差点からは旧道へ入り、ひっそりとある青野原の関所跡を通過。車のいない、静かな道をのんびりと走り、青野原西野々交差点で国道へ復帰する。

 ずっと曇り空で空気はひんやり。下りでは引いた汗で寒いほどだ。

 この日はちょっと趣向を変えて久保の吊り橋のちょっと先にある、紅椿(べにつばき)の湯の方へ初めて下ってみた。急坂を下ると道志川の清流。そしてすぐ先に紅椿の湯が見えてきた。平日だったが、結構な数の車が止まっていてちょっと驚いた。


紅椿の湯は左へ下る




道志川



左手奥が紅椿の湯


 紅椿の湯の先を右方向へ上り、少し走ったところにあったのが林道椿線の起点。地図上では道志の湯まで道が続いていたので行ってみるかな。ところがにぎやか過ぎる沢の音を聞きながらメロンソーダを飲んでいたら、ポツポツと降ってきた。ちょっと雨粒がでかく、本降りになりそうな予感。仕方ない。撤退しよう。


林道の標識。直進ではなく左へ行く



林道椿線の起点



林道起点近くの沢


 林道は左へ行くのだが、そのまま直進して椿橋を渡って国道へ戻る。欄干に何か彫刻があったので近づいてみると「東富士 七里太鼓」とあった。これは気がつかないよなぁ。


椿橋。左手の欄干に「東富士 七里太鼓」の彫刻



椿橋。右手は道志みち


 びしょ濡れも覚悟したのだが、少し下っただけで雨は上がった。路面は結構濡れていたので、雨雲をうまく避けられたのかな。でも雨を予想してせっかくディスクブレーキのJARIで来たのにねぇ。もっと降っても良かったんだよ(^_^;

 ダウンヒルの途中で「野原の吊り橋 駐車場」という標識に気がついた。久保の吊り橋の他にも吊り橋があるのか。雨も上がったし、行ってみよう。しかし、道があるのか? なんか人の家に入ってないか? 資材置き場の真ん中じゃね? などと戸惑いながら恐る恐る下ると、立派な吊り橋が目の前に現れた。全長76メートル、高さ37メートルの木製吊り橋だそうだ。で、吊り橋だけに一人で渡っていっても結構揺れる。高所恐怖症なんでね。渡り切れる勇気はないねぇ。駐車場にあった地図によると、久保の吊り橋まで遊歩道で繋がっているようだ。約4キロ、徒歩1時間40分。まあ、ここを歩くことはないだろうね。


野原の吊り橋



野原の吊り橋



野原の吊り橋



野原の吊り橋の駐車場。久保の吊り橋と繋がっている


 道志でランチを、と思っていたが、雨でUターンでそれはならず。その後は「ランチ14時の壁」に阻まれ、結局、田名まで帰って休憩なしでやっているラーメン屋に飛び込み、とんこつラーメン(750円)で腹を満たした。多分おばちゃんワンオペでやっているお店で、休憩なしは大変だろうけど、ありがたいなぁ。


高校野球を見ながら、とんこつラーメン(^○^)


 この日の走行距離は111キロ、獲得標高は1369メートル。

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 久々にケープ真鶴往復の137キロ。えっと、ほぼ平坦ね(^_^;

 大磯から気持ちよ〜く走れる国道1号、そして真鶴旧道と真鶴半島のほどよ〜い坂。距離もほどよ〜く、人もほとんどいな〜いのでお気に入りのコースなのよ。

 半島入口にある琴ヶ浜は日本のダイビング発祥の地と言われている海岸。駐車場もあり、磯遊びする家族連れの姿がこの日も見られた。


琴ヶ浜


 ピークのケープ真鶴は海抜54メートル。相模湾が一望でき、確か富士山も見えたはずと振り返ってみるが、その姿はない。あれ? 違ったっけ?


ケープ真鶴。この方向に富士山があるはずだが…



ブランコ



バイクラックあります


 ケープ真鶴を離れ、一方通行を抜けて突き当たりを左へ行ったところのお林展望公園にある高所放水車はテレビドラマ「西部警察」で使用されたもので、テレビ番組の企画で2009年に石原プロから寄贈された。65件の応募から真鶴町が選ばれ、贈呈式では渡哲也、舘ひろし、上戸彩らが参加して石原プロ名物の炊き出しも開催され、大賑わいだったそうだ。

 ところが15年になんと車検切れとなった。タウンニュースの箱根・湯河原・真鶴版によると、忘れていたとかではなく、整備に2000万円かかることから車検を断念したという。高さ22メートルからの放水機能をお林の消火用に生かそうとしたが、周辺で大きな火災もなく訓練以外は目立った出動もなかった。あわれ高所放水車。活躍の場もなく、車検の切れた今はひっそりとこの公園で余生を過ごすこととなった。


「西部警察」の消防車


 でね、ここってランチにちょっと困るのよ。お店はあるんだけど、海鮮ものは観光地値段でちょっと、いやだいぶお高い。唯一、リーズナブルなのが小田原系ラーメンの老舗「味の大西 真鶴店」。なぜこんなへんぴな所にお店があるのかという疑問はさておき、またなぜ真鶴まで来て海鮮ではなくラーメンなのかということも無視して、やっぱりラーメン880円はありがたいよね。美味いしね(^o^) でも人気店なんでお昼どきは平日でも満席。この日もたどり着いたのが12時台で、数人待っていたので悔しながらスルー。

 そこでプランB。「小田原駅の駅弁を小田原城のお堀端で食べよう」作戦に変更。駅構内へは当然入れないが、東口を出たところに「東華軒」があったので、鯛めしに心がグラリと揺れたが悩んだ末に「デラックスこゆるぎ弁当」(1100円)をゲット。お堀端のベンチでいただいた。茶めしに炒り卵ととりそぼろがかけられ、鮭塩焼き、海老天ぷら、鶏照り焼き、煮物などが盛りつけられたボリューム満点の釜飯風お弁当。崎陽軒のお赤飯弁当より50円高いが、それだけの価値はあるねぇ。余は満足じゃ(^o^)

 食べているとお堀の鯉がどんどん寄って来て離れなくなった。いい匂いがしたかな(^_^;


小田原城のお堀端



デラックスこゆるぎ弁当



ボリューム満点


 あとで知ったのだが、東華軒は明治21年創業の元祖東海道線の駅弁屋だそうだ。国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売したのが始まり。そのため国府津駅前にも販売店がある。小田原駅前は行くのが面倒なので、次回からは国府津駅でゲットし、海でも見ながら食べるかな。

 この日の走行距離は136.5キロ、獲得標高は827メートル。

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※永井紗耶子(1977年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経てフリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010年、「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。2020年に刊行した「商う狼 江戸商人杉本茂十郎」は細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説賞、新田次郎文学賞を受賞した。2022年、「女人入眼」が第167回直木賞の候補作に。2023年、「木挽町のあだ討ち」で第169回直木賞、第36回山本周五郎賞受賞。他に「大奥づとめ よろずおつとめ申し候」「福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得」「横濱王」など。)



●たった1行に「やられた!」

 睦月晦日の戌の刻。雪の降る中、木挽町の芝居小屋裏手で赤い振袖をかずき、傘を差した一人の若衆が大柄な博徒を相手に「父の仇。尋常に勝負」と名乗りを上げ、見事仇討ちを成し遂げる。首級(しるし)を上げた若衆が宵闇に姿を消したその2年後、ある若侍がその顚末を聞きたいと木挽町を訪れる。芝居者たちの話からあぶり出される真相は…。『小説新潮』掲載を書籍化。

 見事な「起承転結」。「起」は「木挽町の仇討」を描いたたった1ページ。「承」は2年後に木挽町を訪れた若侍が木戸芸者、立師、女形、小道具、そして筋書らから「木挽町の仇討」の様子と、それぞれの来し方を聞いて回るシーンが延々と続く。「幇間」「御徒士(おかち)」「隠亡(おんぼう)」など興味深い話が出てくるが、これがどう結末につながっていくのかまったく想像できない。このまま終わっちゃうとちょっとだるいな。これが直木賞? と疑問に思いながら読み進む。ところが、終盤のたった1行に「やられた!」と腰を抜かすことになる。まさに「転」。表紙にあるタイトルをもう一度見直し「そういうことか!」。そこから「結」はもう一気。まるで映画の「スティング」のよう。面白過ぎる。

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<J1:横浜F・マリノス4-1鹿島アントラーズ>◇7月14日◇第23節◇日産スタジアム


この日は「ザ・クラシック」



午後7時半キックオフだとトリコロールギャラクシーも映える



ホームゴール裏



アウエーゴール裏


 「J1を舞台に、32年間、唯一続く宿命の一戦 ザ・クラシック」。そう銘打たれた、意地でも負けられぬ試合。しかし、前半29分にあっさり先制を許す。柴崎の右CKから植田のヘッドはクロスバーにはね返されたが、こぼれ球を関川が折り返す。そこにいたのは知念。強烈なヘディングシュートがゴールネットを揺らした。ずるいよな。そりゃ決まるわ。ボランチやってるけどFWだもんね。

 「あ〜ぁ、またかよ」。誰もがそう思った。この日先発だった天野純もその雰囲気を感じたという。しかしながら、その天野。前半から走りまくっていた。前線から相手GKにプレッシャーをかけ、チャンスも生み出した。こんなアマジュン見たことない。その気合が通じたのか。1点ビハインドで前半を終える直前、エドゥアルドのアーリークロスを相手GK早川がはじいたボールが目の前にこぼれてきた。この瞬間、ゴールを確信し、もう立ち上がっちゃったよ。その期待通り、天野は冷静に左足で流し込んだ。同点! スタンドは一気に盛り上がった。


天野同点ゴール


 「前半で追いつけたのがすべて」と天野が言う通り、これで目覚めたマリノスは攻勢に出る。後半7分、天野の右CKをニアでエドゥアルドがバックヘッド。これがファーポストを叩きながらゴールに吸い込まれて勝ち越し。26分には相手ボールを奪った攻撃から、エウベルがカーブをかけて狙い済ました右足シュートを見事に決めて突き放した。さらに追加タイムにも松原のシュート気味の折り返しを、ニアへ走り込んだ植中がGKの鼻先で触ってコースをかえて流し込み、鹿島の息の根を止めた。最高の気分だねぇ(^o^)


エドゥアルド勝ち越しゴール



エウベル(背番号7)が今季初ゴール



4点目に喜ぶキューウェル監督



久々のVICTORY



勝利を喜ぶ選手たち


 終わってみれば4-1の快勝。しかし連敗は脱出したが、依然として12位と低迷は変わらず喜べる状況ではない。次戦、国立での町田ゼルビア戦が勝負。ホームでの借りを返そうじゃないか。無料招待が外れたみたいなので行けないけどね(T_T)

 それにしても天野を後半10分で替えるとはねぇ。もっと見たかったぞ。交代した西村は復帰しても相変わらずの動きを見せて良かったので文句はないが、替えるとしたらアンデルソン・ロペスじゃないかな。

 この日のアウエースタンドはよく入ったね。1階席はメインからゴール裏までほぼ埋まっていた。さすが鹿島。午後7時半キックオフだったのによく足を運んでくれた。チャントもブーイングも鹿島らしくて良かった。いつまでもJ1で戦おう。ま、この日は鈴木優磨にいつもの怖さがなかったので助かったけどね。


アウエー側



ホーム側


 鶴見川サイクリングロードだが、新横浜公園周辺は草刈りしていたが、ほとんどはまだジャングル。そろそろお願いしますよ。


河口から15キロ地点の鶴見川サイクリングロード



新横浜公園周辺


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 宮ヶ瀬ダム放流カレーが2年前に再開されたらしい、ということを最近知った(^_^; ダムカレーファンとしては行かなくちゃね。

 宮ヶ瀬湖では水の郷商店街にある「旅館みはる」がダムを忠実に再現した「宮ケ瀬ダムカレー」(1210円)を提供しているが、これは3年前にいただいた。近場ではほかに相模湖の「相模ダムカレー」(500円)、丹沢湖の「三保ダムカレー」(935円)、奥多摩湖の「小河内ダムカレー」(1300円)をすでに味わっている。まだなのは名栗湖の「有間ダムカレー」(1300円)で、これは土日祝の10食限定なのでハードルがかなり高い。

 中津川を馬渡橋で越えた後、すぐに左へ曲がって激坂の馬渡大坂をえいやっと上り、国道412号も直進して上り続ける。ピークまでは距離1.5キロ、平均勾配9%、最大勾配11%。ピークを越えると平坦から緩やかな上りとなり、トンネルをいくつか抜けると宮ヶ瀬ダムだ。梅雨入りしたというのに気温は30度を軽く越える真夏日。汗びっしょりでたどり着いた。


宮ヶ瀬ダムを望む



宮ヶ瀬ダム到着



広々とした宮ヶ瀬ダム


 駐車場を過ぎると自転車には乗れないので、押し歩きで放流カレーを提供している「レイクサイドカフェ」に向かう。お店の前にはバイクラックとともに、「放流できます♪」というのぼりがはためく。ワクワクするね♪


バイクラックがあるのは嬉しい



「放流できます♪」


 遠足の小学生が大勢いたのは分かるが、「レイクサイドカフェ」も平日というのにお昼どきとあってか大盛況。もちろん年齢層は高めだけどね(^_^; で、ほとんどの人が放流カレーを食べている。お値段は1200円。単なるカレーライスは800円。「スパイシーですが大丈夫ですか?」と食券を渡すと確認され、さらにセルフサービスなので取りに行くと放流の仕方を丁寧に説明してると同時に、「辛かったら言って下さい」と念を押された。

 愛川町観光協会のHPによると「約15種のスパイスがブレンドされたさらりとしたカレーのルーには、隠し味としてりんごジュースで甘みがプラスされており、子どもから高齢者まで食べやすい辛さ」となっているのだが、はっきり言って自分にはスパイシー過ぎた。辛くて水を何度もおかわりし、せっかく引いたのにまた汗びっしょりになっちゃったよ。「お子様ダムカレー」(700円)もあるようだけど、量が少ないだけで辛さは一緒なのかな?

 さて、肝心の放流。言われた通り、野菜をご飯の上にのせ、旗を持ってソーセージを引き抜くとあっという間にどわ〜とすごい勢いで放流してきた。この一瞬のためだけににここまで上ってきたと思うと感慨深い。周りを見ると、みなさん食べる前にスマホを構え、旗を持った状態で固まっている(^_^;


放流カレーのお召し上がり方



宮ヶ瀬ダム放流カレー



ソーセージを抜くと…



カレーが一気に放流


 カレーのルーは放流しやすいようにさらりとしているが、その量もダムに貯められた水のように多いのは嬉しい。ご飯をたっぷりのルーでいただける。ただ、最後は修行のようにつらかった。「辛かったら言って下さい」と言われたが、「辛い」って言ったらどうしてくれるんだろう?

 食べ終えてダム付近をぶらぶらしていると「午後2時から観光放流」というアナウンスが聞こえてきた。お、いいね。上からも見えるのかなと思ったが、続けて「ダムの上からは見えません。エレベーターかインクラインで下へ降りて下さい」だってさ。インクラインとは、「工事中に活躍したダンプトラック搭載型インクラインの一部を活用し設置されたケーブルカー」(あいかわ公園HPより)で、ダム上下(山頂〜山麓)を往復している。

 まだ時間はあるし、水の郷商店街を回ってあいかわ公園まで下るかとのんびりしていたら、意外に時間を食ってしまい、開始時間の午後2時はまだ下りに入る前の最後のトンネルの手前。間に合わないのでレイクサイドカフェとは反対側の管理事務所近くからダム下を覗いてみる。すると、ごおーという音とともに水しぶきをあげて流れる様子は何とか見えた。でも高所恐怖症なのでねぇ。足がすくんでるよ。迫力もあまり感じられなかった。次回はちゃんと下から見よっと(^_^;


宮ヶ瀬湖畔園地



遙かに宮ヶ瀬ダム



ダム上から見る観光放流


 天気予報を確認すると、どうやら自宅付近は豪雨らしい。ここはいい天気なんだけどね。汗もいっぱいかいたし、寄り道してソフトクリームでも食べるかな、ということで三増をちょっと上って卵菓屋へ。「きいろソフトМ」で体を冷やす。300円は安いなぁと思ってたら7月1日から値上げして350円になるそうだ。「S」も200円から250円に。仕方ないか。


卵菓屋のきいろソフトМ(300円)


 この日の走行距離は67.5キロ、獲得標高は609メートル。放流ざんまいな1日でした(^_^;

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 3月に誕生した孫娘のお宮参りとお食い初めで、先週末は孫たちと大阪往復1100キロのドライブ。

 途中、大津SAで休憩。懐かしい。2年前のブルベ「いってこいビワイチ1000キロ」以来の琵琶湖。でも記念写真を撮ろうと孫たちを誘ったけど、暑くていやだってさ(T_T)


琵琶湖









 猛暑の中、無事にイベントは終了。百日経って顔つきもしっかりしてきた。だっこすると「にこっ」と笑ったり、あぁ、もう可愛いったらありゃしない(^o^)

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 伊勢原にある「日向(ひなた)の日陰(ひかげ)道」という、ややこしい名称の所にあじさいを今年も見に行ったのだが、前日の大雨でかなりぬかるんでいる。じゃあ、そのまま舗装道を真っ直ぐ行ってみるべと進んでみた。


直進すると日向渓谷。左へ行くと日陰道



突き当たりから左右に伸びるのが日陰道


 左手に日向川が流れ、気持ちのいい風景の中を緩やかに上っていく。突然、立派なお寺が出てきたり、渓流に沿ってバーベキュー場が続いていたりと記憶にない景色が続く。もしかして初めて走るのかな、なんて思っていたら見覚えのある橋が見えてきた。あぁ、もしかしてあの先にあるのは16%の激坂じゃね? ほら、やっぱりそうだ(T_T) 久しぶり過ぎてすっかり忘れてた。


日向山荘近くの日向川。左手へ行くと大友皇子の陵



日向川にかかる梅ケ尾橋。この先から16%の激坂が始まる



16%!



ここは日向渓谷


 勾配16%の標識から先はまっすぐに上る。日向渓谷と道標があったが、川は逆側なので渓谷美は楽しめない。というか、あちこち見る余裕なんてないほどの激坂なのだ。見上げると気持ちが萎えるので視線はほぼ下。

 途中で右手に現れた「クアハウス山小屋」のソフトクリームののぼりが気になったが、ここで足つきはできないと我慢我慢。すると今度は急斜面に沿って真っ直ぐに広がっている駐車場が見えてくる。大山登山やマス釣りに来た人たちが停めるのかな。それはいいが、途中からコンクリート舗装になってめちゃキツい。もう汗びっしょり。

 駐車場が終わったところが林道日向線の起点。地図上では鈴川沿いに大山へ上って行く県道途中の子易につながっている。一度走ってみたいと思っているのだが、起点の先の左カーブを曲がったところのゲートはこの日も閉められており、通行止め。スキ間はあるが、やめときましょう(^_^; ここまでで疲れ切ったし。

 その手前にも林道らしきものがあったが、こちらもゲートは閉ざされていた。ただね、スキーのジャンプ台のように真っ直ぐに伸びる急勾配を上る気にはならないから、開いていても行かないけどね。


市営駐車場の先が日向林道起点



通行止めの看板。右手の道は日向林道ではない



その右手の道はまるでスキーのジャンプ台。ゲートが開いてても行く気にはならない



日向林道は通行止め


 日向薬師バス停から日向林道のゲートまでは距離2.5キロで平均勾配8.8%、最大勾配16%。日向林道が走れたら年に何度か行くだろうけど、行ってこいのコースじゃなぁ。また忘れた頃にやって来るとしよう。あるいはサイクリングのち山歩きで大山登山とか。

 さて、激坂を豪快にダウンヒルし、あじさいに囲まれた「歓迎」ゲートを通過して一気に日向薬師交差点へ。その後は通るたびに気になっていた「27種類のスパイスを使った野菜たっぷりのとろとろビーフカレーパン」を目指し、愛名の夢造りパン工房へ。期待していたほどのボリュームはなかったが、まずまずのお味でした。イートインがあるし、「相模湖くりいむぱん」を食べ損ねたのでまた寄ってみよう。
 

あじさいに囲まれたゲート



夢造りパン工房愛名店



とろとろカレードーナツをいただく


 この日の走行距離は62キロ、獲得標高は693メートル。今季初の気温30度超のライドだったが、60キロでもうヘロヘロ。夏が乗り切れるかどうか不安…。

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※益田ミリ(1969年大阪府生まれ。イラストレーター、エッセイ、マンガを手掛けるほかに、ふとした日常のつぶやきを五七五にした「つぶやき川柳」でも知られる。夫なし男なし三十路半ばの「すーちゃん」の日常を淡々と描いた異色四コマ漫画「すーちゃん」「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」はじわじわ人気を呼び、ベストセラーとなっている。主な著書に「お母さんという女」「大阪人の胸の内」「女湯のできごと」「ピンク・レディー世代の女のコたちへ」「『妄想』はオンナの幸せ」など。朝日新聞朝刊土曜日付にエッセイ「オトナになった女子たちへ」を漫画家の伊藤理佐さんと隔週で連載中)



●今回も共感しまくり、笑いまくり

 「おひや」「おもてなし」「今の子供は…」など、世間でよく耳にするけれど、気恥ずかしかったり抵抗があったりして、自分ではうまく使えないコトバについて綴ったほんわかコミックエッセイ集。描き下ろしを新たに収録して文庫化。

 これまで使っていた言葉が、いつの間にか別の言葉に変わり、あれ? どうなってる? 「チョッキ」や「トックリ」はもう使っちゃいけないの。「チェイサー」って単なる水やないけ。おあいそ? 会計? チェック? 締める? どう使い分けるんやねん。今回も共感しまくり、笑いまくりだった。漫画も面白すぎ。

 もちろん「言えないコトバ」だからといってけなしているだけではない。それぞれの言葉への解釈、エピソード、思いがきちんと真面目に書かれている。益田ミリさんの場合、その真面目さが余計に笑いをさそう。「祖父・祖母」なんて、なるほど、それだから自分も言いづらかったのかと大いに納得した。

 それにしても自分のこと、あっさりとさらけだすねぇ。さらっと彼氏と結婚はしてないけど同居してるって書いたりして(^_^; 

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 2021年11月以来、2年半ぶりに箱根旧街道へ。

 65歳でも足つきなしで、といいたい所なんだけど、序盤で腹が痛くなり、須雲川自然探勝歩道近くの公衆トイレに駆け込んでしまったので、無念の足つき1回。しかし、ここにトイレがあって助かった(^_^; ちなみに三枚橋からピークまでの11キロ弱にトイレはここのほか、畑宿、甘酒茶屋、ピーク近くの箱根の森にある。覚えておこう。


三枚橋


 相変わらずキツいね、旧街道。序盤から急勾配だもんね。何度か上っているが、今回初めて道標の存在に気がついたのが須雲川村境にあるという「葛原坂」。そして箱根大天狗神社へぐいっと上る急坂付近にあった「女転(ころ)し坂」。馬に乗った婦人がこの付近で落馬し死んでしまったことが由来らしい。

 畑宿でひと息つけるが、旧街道で足休めできるのはここだけ。すぐに1.1キロの「七曲がり」が始まる。だが、七曲がりが終わってほっとする間もなく現れる「猿すべり坂」の方が精神的にキツい。「猿も滑るほどの急坂」という、名前の通りの由来で、実際は石畳の旧街道の坂なのだが、「猿すべり坂」のバス停を見た途端、気持ちがいつも萎える。

 「猿すべり坂」の先も延々とほぼ真っ直ぐに上る道が続く。外国人で賑わう甘酒茶屋、そしてお玉が池を過ぎるとピークの箱根の森となる。三枚橋からは10.5キロで平均勾配は7.7%、最大勾配は14%。今回はアクシデントでトイレ休憩しちゃったけど、まあ、上れたからいいか。タイムは速い人の倍以上かかってるけどね(^_^;


畑宿入口手前


 芦ノ湖までいったん下るが、ここも外国人であふれかえっている。蕎麦屋の小さな椅子に大柄な外国人が体を寄せ合って座っている姿を見ると、なんとなくほほえましいね。


芦ノ湖



遙かに箱根神社


 上り返して今度は国道1号をダウンヒル。小涌谷のセブンイレブン手前を強羅方面へと進む。彫刻の森駅の先のあじさいスポットでパチリ。しばらく待ったけど電車は来ない。諦めて走り出した途端に電車が現れるという不運。さらにランチにあてにしていた「餃子センター」は定休日だってさ。いと悲し(T_T)


国道1号最高標高地点



強羅のあじさい



少し待ったけど電車は来ず



餃子センターは定休日


 ほかにも道中でおなじみの食堂が軒並み定休日。木曜日ってそういう日なの? 柏木牧場のメンチカツも売り切れで、結局、コンビニおにぎりで腹を満たした。

 この日の走行距離は137.2キロ、獲得標高は1336メートル。

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