お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



06年4月29日 日産スタジアム
J1第10節 横浜2ー1広島 2万232人
バクスタ1階SB席ややホーム寄りで観戦


バクスタ前で勝利の雄叫び。マイク高過ぎ!




そして大熱狂のゴール裏へイレブンは向かう


「ねえ、あと何分?」
一緒に観戦に来ている娘が聞く。

 この日は試合開始前に雨が降り出していた。私たちの1階バクスタの年間チケット席は、雨がきりぎりかかる所。1列後ろはかからない。とりあえず2階ゴール裏の自由席に一度は行ったが、雨が多少小降りになったこともあり、1階に行ってみた。私たちの席の列には誰も座っていない。座席は雨に濡れていた。
 
 もう一度、2階に帰るのもしんどい(1階席は4階、2階席は7階相当)。指定席だが後ろの空いている席に勝手に座ることにした。2万人入っても、7万人収容のスタジアムはガラガラなのだ。
 
 屋根下に入ったため、両サイドの電光掲示板は見えない。モニターテレビが屋根下にあるのだが時間表示はない。というわけで娘が聞いてきたのだ。
 
 「あと10分」。
 「負けちゃったね、今日は」。
 
 「あと何分?」。
 「あと5分」。
 「負けちゃったね、今日は」。
 時間が変わるだけの同じ会話が続く。
 
 「お父さん、勝つと思ってるでしょ」。
 「うん」。
 「だめだよ、今日も」
 娘はあきらめが早い。
 「主審が岡田だし」。
 昨年の開幕戦の福西のハンドを見逃したことは一生忘れないようだ。
 
 前半はイライラする展開だった。思い切り引いてくる広島に対し、パスはつながるが崩せない。左サイドに入った塩川も、東京戦ほど良くない。攻撃は右サイドにかたよる。吉田が一度ゴールネットを揺らしたが完全なオフサイド。狩野のFKも揺らしたのはサイドネット。
 
 娘は黙り込み、あくびを始める。そんなつまらない展開。そして失点。相手GKのロングキックが佐藤寿につながる。3対2。人数は足りている。しかし、河合が振り切られ、佐藤がそのままドリブルから左足シュート。哲也の手をかすめたボールはポストに当たりゴール内にコロコロ。あっけなくリードを許した。
 
 後半に入っても流れは変わらない。久保が頭と右足でシュートするが、ゴールは割れない。
 
 後半9分に狩野に代えて大島。32分にはマグロンに代えて山瀬弟、塩川に代えてマイクを投入する。広島は194センチのマイク対策に戸田に代えて184センチの八田を入れてきた。
 
 マリノスは久保、大島、マイクのトリプルタワー。散々見飽きた中盤省略の終盤の放り込み。でも今日は勝たなくてはならない試合。相手はここまで未勝利の最下位広島なのだ。
 
 そして迎えた35分過ぎ。マイクがエリア内で倒される。明らかにユニホームを引っ張られていた。広島側も抗議しない。PKだ。もう、何でもいいから追いつけ。
 
 ところが、誰もPKポイントに行かない。奥はベンチ。狩野はすでに交代。FW陣も誰も動かない。すると松田がのっしのっしと後方から上がってきた。おい、マツかよ。大丈夫か。吉田か久保の方がいいんじゃないのか。入れば同点、外せば敗戦のプレッシャーのかかるキック。その気持ちは分かるが・・・。
 
 スタンドが固唾を呑むなか、マツが決めた! 時間は82分。え、まだ8分ある? 開始が午後3時5分だったことを思い出した。最後に娘に聞かれたとき「あと5分」と答えたが、実はまだ10分あった。
 
 チャンスはまだある。攻めろ! 広島は佐藤寿を森崎浩に代えてきた。彼らはドローでいいようだ。
 
 右サイドを隼磨がプレッシャーなく駆け上がる。そしてアーリークロス。ゴール前でマイクが競り合った八田の頭上30センチの高さから折り返す。ボールはワンバウンドし逆サイドへ。そこへ吉田が飛び込む。相手GKが慌てて戻りボールへ向かってくる。それでも吉田は頭から飛び込む。入ったぁ! よっしゃぁ~! 逆転だぁ!
 
 「楽に押し込む」なんて表現したスポーツ新聞があったが、とんでもない。吉田は勇気を持って飛び込んだ。
 
 ロスタイムは3分。広島の反撃にあうこともなく、左右のサイドでボールをキープし(山瀬弟も良かった!)、決定機もつくりだして試合は終わった。ホイッスルの後も歌い続けられる応援コール。どんなゴールでもいい。泥臭いゴールでもいい。勝ち点3がようやく取れた喜びにスタンドは沸き上がっている。

 吉田は試合終了と同時にピッチに倒れ込んだ。今日もよく走ったぞ、吉田。この動きなら次も出ていい。起きあがった吉田に哲也が思い切り抱きついていた。いいシーンだ。
 
 若い選手の活躍と吉田の粘りで挙げた勝利。選手が引き揚げたあとも、ゴール裏ではコーヒールンバが鳴り響き、トリコ傘の花が開いていた。
 
 娘も喜色満面。足どりも軽い。
 
 さあ、これから反撃開始だ。

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BDー1でチャリンコ通勤<4月28日=39>


都筑・山田富士公園


 で最終的に悩んでいます。坂ヘタレですからねぇ。

 年齢的にはあんまり後がないし(カミさんにも「次はないよ」とクギを刺されました)、フルカーボンにしたいと思っていて、フロント3枚だとGIANTのOCR COMPOSITE 2。コンパクトドライブだとFELTのF5Cが候補だが、FELTの方が安いし、カッコいい。ダメだったら3枚に替えればいいか(替えられるのかな?)。でもそれも面倒だしお金もかかる。MTBの軽いギアに慣れた足にはフロント3枚がやっぱりいいか。いや、最近はBDー1でも結構登れるようになってきたし・・・。今日も激坂でローギア使ってないしなぁ。あれ? BDー1とロードじゃ比較にならないか。

 ・・・とヘタレな悩みは続く。

 う~む、困った・・・などと考えつつ、都筑の坂を登って降りて・・・。

 写真の山田富士公園の前の道は歴博通り。広い道だがアップダウンが激しい。平日の昼間にもかかわらず、3人のローディーが走ってました。いいトレーニングコースですからね。

 サイコンによる記録
 距離 42.02km
 平均時速 21.5km/h
 最高速度 44.6km/h
 走行時間 1時間57分16秒
 ※06年の通算 2861.35km


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<その2>から続きます
ルートマップ(PDFファイルです。拡大表示ができます)

 久那土駅で補給を済ませ本栖みちへと向かうのだが、その前に照坂峠をまず越えなくてはならない。県道404(古関割子線)の緩やかな坂を登り始める。照坂峠は約411メートル。約4キロ弱で約160メートルほど登ることになるので勾配は約4%。まだ余裕はあるな。


ほぼ直線的に坂は続く

 いよいよ山の中へと入って行く。人家もだんだんと少なくなっていく。ところどころに「産廃反対」の立て看板。それをあざ笑うかのようにトラックが、時折ぶおんと坂を上っていく。それ以外は静かそのもの。天気もいい。のんびり登って行こう。

 それほど苦しむこともなく照坂峠に到着。すると小さなトンネル。車も対向できないような狭さだった。


照坂トンネル

 急いで通り抜けると


反木川というらしい

 こんなホッとする風景に出会う。山の中にぽっかりとあいた空間の村。のどかです。

 ここを過ぎると下り坂。そして


左へ曲がれば本栖みち


 という標識。いよいよ本栖みち。

 実は左折した途端、通行止めの看板。迂回路があったのでそっちへ行ったのだが、これが激坂。はるかに下にある道を「どこが通行止めなんだよ」と思いながら、目の前の坂を上って行く。ま、これも古関トンネルを避けるためだから仕方ないのだが。

 ようやくR300の本栖みちに出る。帰宅後に調べると、ここから本栖湖まで6.5キロを500メートル登ることになっていた。勾配は7.7%・・・。事前に知らなくて良かった。



たまらず休憩した地点。後方は南アルプス


 ボトルは2本必要ということを痛感した。実は、本栖みちへの交差点付近で自販機を探したがなかった。その時点でボトルの水分は半分ぐらいしかなかった。久那土駅で補給したきりだった。無理してもペットボトルをもう1本、サドルバックに入れるべきだった。

 残り少ない水分をちびりちびりとやりながら、登っていく。

 腰に痛みが走るようになってきた。ヒップバックにはそれほど重いものは入れてないはずだが・・・。我慢できなくなって、坂道では最初の休憩。眼下に南アルプスを見ながらひと息入れる。なにげなく上を見上げると、頭上にガードレール。「うわっ! きたか・・・」。つづら折りの始まりだった。



凹む風景。中腹とその上にも白いものが見える


 時速は10キロ前後に落ちる。ふらつきながらもペダルを回して登り続ける。

 しかし、つづら折りのところはそれほど急ではない。激坂もそれほどない。蓑毛から先のヤビツという感じか。

 なんとここまでローギアを使っていないことに気が付いた。2速か3速で登れている。よし、今日は足をついてもいいから、ローギアだけは使わないようにしよう。



弾む風景。桜だよ!


 このあたりは今が桜満開の季節。この時期に来てラッキー。甲府戦さまさまだ。

 途中に展望台があったので、そこでも休憩。南アルプスの眺望を楽しむ。標高は850メートルと表示されていた。もう少しだ。



遙かに見える南アルプス。中之倉の展望台にて

 亀の歩みでも登っていればいつかは着く。久那土駅から2時間16分後の午前9時43分ごろ、中之倉トンネル前に出た。トンネルは真ん中あたりから先が工事中で片側通行となっていた。交通整理のおじさんは危ないと感じたのか、自転車だけ先に行かせてくれた。

 さあ、これで最大の難関の峠とトンネルをクリアしたぞ! 後は下るだけだ(かな?)。



中之倉トンネルの本栖湖側


 トンネルを出ると、そこは絶景だった!


本栖湖と富士山(携帯のカメラで、逆光でもあったのでうまく写ってませんが、富士山もくっきり見えて素晴らしい景色でした)


 ※<その4>に続きます。

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<その1>から続きます
ルートマップ(PDFファイルです。拡大表示ができます)

 午前5時起床。30分後チェックアウト。一番近いコンビニで補給を済ませていると、土手を走っているローディーを見た。彼は自転車通勤なのか、朝練なのか。でも何で下を走らないんだろう?


荒川サイクリングロードを出発


 午前5時52分、出発。
 ホテル裏からサイクリングロードへ降り、山を目指す(どこを向いても山なのだが)。

 まずは荒川サイクリングロードを快適に走る。しかし、しばらく走るとロードは土手へと上がり、土手道と合流した。笛吹川と合流するので、ロードはいったん途切れるのだ。だからさっきのローディーは上を走っていたんだ。なるほど。

 笛吹川と合流した後は右岸へ渡る。こちらも河川敷と土手に道がある。


笛吹川のサイクリングロード(かな?)

 最初は下の舗装道を走っていたが、上の方が見晴らしがいい気がして土手に上がった。少し走るとダートに変わり、それがそのまま続く。下の道はずっと舗装されたまま。しかし、下へ行きたくても降りる道がない。出だしからスピードダウンを強いられる。

 ここを走っているときに「海から76キロ」という標識を見た。76キロ先に、田子の浦がある。甲府の自転車乗りは海を見たかったらセンチュリーランをしなくてはならないことになる。

 ダートの土手道もやがて右手から流れてくる川と合流した地点で途切れる。ここで橋(たぶん下曽根橋)を渡って左岸に渡り、R140を走る。車も少なく快適な道でスピードアップする。

 富士川サイクリングロードという看板が見えたので行ってみた。


富士川サイクリングロード

 舗装状態はあまり良くなかった。しかし、富士川べりを走るなんて、ちょっと感動的だなぁって思ってたら、あっという間に途切れた。先を見ても川は切り立った崖の下にあり、道はありそうにない。再び左岸の一般道(市川大門鰍沢線)に戻り、身延線沿いを走る。


富士川右岸のR140

 富士橋を渡り右岸に移ったR140に再び出る。ここから交通量が一気に増え、トラックもバンバン走るようになってきた。歩道はなく、ガードレールの10メートルほど下は富士川。ちょっと怖い。


トンネルが続くR140

 やがてトンネルが断続的に続くようになる。歩道も出現した。そのため道幅は狭くなり、トラックがすれすれを通過し始める。危険を感じ始めたので、このあたりからは歩道を走ることにした。

 月見トンネル手前で側道に入り、月見橋を渡り甲斐岩間駅方面へ向い、県道9号線(市川大門下部身延線)で久那土駅を目指す。


身延線久那土駅

 久那土駅到着。午前7時27分。ここまで26km。

 ちょうど電車(いや汽車)の来る時間だったらしく、子供(高校生かな)を乗せた車が次々に駅前に入ってきていた。こういう所では送り迎えも大変だ。

 ここまでは川沿いの道だったのでアップダウンは全くなく、予想通りの平坦ロード。それでも思ったより平均スピードは上がらなかった。ダートや歩道を走ったせいかな。

 さあ、いよいよ峠越えだ。

 ※<その3>に続きます。

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06年4月26日 味スタ
ナビスコ杯 東京1ー2横浜 1万1690人
アウエーゴール裏(バクスタ寄り)で観戦



勝利の雄叫び。嬉しさに手も震えた!?


 吉田と大島が走り続けた。ボールを追い回し続けた。それが攻撃にも守備にも効いた。
 ドゥトラ負傷で左サイドで先発した塩川も懸命に走った。パスを出したら前へ走る。スピードある攻撃がマリノスに帰ってきた。
 上野の負傷で急きょピッチに立った河合も同様。体を張って止め続けた。
 
 この日は中沢がベンチ外、久保も休養で、2トップに吉田、大島。トップ下に狩野、右に隼磨、左に塩川、ボランチに上野(前半27分に負傷で河合に交代)、マグロン。3バックは右から勇蔵、松田、那須。GKは達也という布陣。
 
 甲府戦と違い、トリコロールには気合いが感じられた。足もしっかり動いている。今日はいい試合が見れそうだ。
 
 先制はマリノス。前半21分、左サイドで狩野がヒールパス。塩川がクロスを上げ吉田がファーサイドへつなぐ。流れるようなパスで、右サイドから中央へ絞りフリーとなった隼磨へ綺麗につながる。一度ははね返されたが、こぼれ球が再び隼磨のもとへと返ってきた。ズドンと一発、右足を振り抜いた。
 
 しかし、後半開始直後、また達也がやってしまった。右サイドからのアーリークロスに中途半端な飛び出し。達也の頭上をワンバウンドで越えたボールを梶山にやすやすと決められた。
 
 直後、吉田が決定的な場面を迎えるが、シュートは土肥の正面。なかなかゲットゴールできない。逆にその後は押し込まれるいやな展開となったが、東京のシュートの精度のなさにも助けられ、同点のまましのぐ。
 
 今季初めて松田がリベロの位置に入った。やはり安定している。吉田はFWが最適ということと同様、松田もこの位置が一番いい。無理して変える必要もなかったような気がする。
 
 後半19分。その松田がスーパーゴールを見せてくれた。相手の攻撃を止めボールを奪う。前にはぽっかりとスペースが空いている。左サイドを塩川が走るが、松田はそのままドリブルで上がっていく。相手DFは4人。誰もチェックに来ない。松田は中央へと切れ込む。どっちに出す? そう思った瞬間、信じられないシーンを見た。
 
 松田は軽く浮き球をDFの裏へ上げた。ように見えた。何だよ、このパス。大きすぎるよ。届かないよ。あれ? えええ? ボールの軌道を予想すると、どう見てもゴールに入ってしまう。おい、入っちゃうよ。土肥も呆然とボールを見ているだけだった。入った! 見事なループシュート。こんなことも出来るんだね、直樹。
 
 スタンドではジーコが見ていた。さて、どうする?
 
 鬼門のロスタイムは3分。決定的なシーンが2回。川口のシュートは枠を外れ、ササのヘディングは達也がナイスセーブで防いだ。
 
 ナビスコ杯は3連勝と景気がいい。この動きがどうしてリーグ戦でできないいんだろう。
 
 久保は外した方がいいかもしれない。頭に包帯を巻きながら、最後までボールを追い続けた大島を見てそう思った。
 
 それにしても岡田監督は、何でまた平野を使ったんだろう(後半40分で吉田と交代)。甲府戦のデキからすると信じられない。
 
 とにかく次の広島戦。ここが勝負(って、浦和に負けて以来、ずっと勝負だったけど)。また4バックなんて馬鹿な真似はしないだろうな。左サイドは広島キラーの塩川だよ。平野じゃないよ。GKは哲也だよ。岡ちゃん、分かってるよね?
 
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●月日 06年4月24日(月)
●目的地 富士五湖
●ルート 甲府~自宅
     ルートマップ(PDFファイルです。拡大表示ができます)
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午前5時52分
       距離 174.88km
       平均時速 19.0km/h
       走行時間 9時間10分12秒
       最高時速 56.4km/h
       ※06年の通算 2718.56km


 甲府から自転車で帰ってみよう。行くのは時間的にも体力的にも無理だが、帰りはきっと下りしかないから楽に違いないぞ。そんなヘタレな発想から、甲府戦観戦後1泊しての自転車の旅が始まった。

 ホテルを予約した後に気がついた。甲府って盆地じゃないか。ここを抜けるには必ず峠がある。当たり前の話だ。1度は登らなくてはならないか。甲府の自転車乗りは偉い!

 さて、どのルートにしよう? 最初に考えたのが、最短距離の御坂みち。だが、新トンネルは2778メートルもある。じゃあ、旧道を行けばいいかと思うが、ネットで調べると「旧御坂トンネルは路面は完全にぬれており、壁は不気味。おまけに真っ暗」なんて記述や、「ミステリーポイントだ」なんて言っている人もいる。道も信じられないぐらいクネクネしている。却下。トンネルを出たところの絶景と天下茶屋は魅力だったが。

 他の道も見てみたが、結局はトンネルの先に富士五湖がある。どこかを通らなくてはならない。目にとまったのが本栖湖直前にある中之倉トンネル。558メートルとこの周辺では短い。よし、こいつと勝負しよう。それにここから入ると、富士五湖を無駄なく回ることができる。
 
 ルートは小瀬スポーツ公園近くのホテルから笛吹川、富士川と川沿いを下り、本栖道に入る。そして本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖と富士五湖を周遊し、道志道を帰るというもの。カシミールで標高を調べてみると、以下のようになった。
 


※カシミール3Dで作成したものをトレースしています。標高には多少の誤差があると思います。また距離も実際走ったものとは若干違います


 本栖道がまるで壁のようにググッと急勾配を描いている。約15kmを712メートル。平均4.7%。他に目立った登りはないし、何とかなりそうだ。ここだけ頑張れば、天国の下りが待っている。ダメなら歩いちゃえばいいさ(家に帰れないかもしれないが・・・)。距離も160キロとお洒落な数字。かなり回り道となるが、これで行こう。
 
 4月23日(日)。横浜ー甲府のキックオフは午後3時。それを目指して出発。自宅から長津田まで自走し、横浜線から輪行で八王子に向い、八王子午前10時32分発のスーパーあずさ11号に乗り込む。

 甲府到着は午前11時28分。甲府までノンストップなので1時間弱の列車の旅。


甲府駅に到着したばーでぃー君


 駅前で組み立て(といってもカチャンカチャンカチャンであっという間)、ゆっくり走り出す。マリノスユニ着た人がいっぱいいる。駅前の「小作」は長蛇の列だ。

 ほうとうは一度、清里の「小作」で食べたことがあるのだが、私の(カミさんも)口には合わないようだ。

 しばらく走ると右手に川が見えてきた。川を見つけると寄ってみたくなるのが自転車乗り。すると




 こんなに綺麗なサイクリングロードがあった!
 名前は「荒川サイクリングロード」。う~む、山梨にも荒川があるのか。

 宿泊するのは「センチュリーホテル」。小瀬スポーツ公園から一番近いホテル(といっても歩いて30分ぐらいかかったけど)で、川沿いにあるらしい。じゃあ、ここを走ってればいい。

 歩いている人をたまに見かける程度。日曜と言っても天気が悪いし、人はいないに等しい。自転車もいない。誰にも邪魔されず気持ちよく走っていると、ホテルが見えてきた。まだお昼過ぎ。無理を承知で「チェックインできますか?」って聞いてみると、「掃除が終わってれば大丈夫ですよ」。掃除はすでに終わっており(おばちゃん働きモンだ! ありがと)チェックインすることができた。

 「自転車持って入っていいですか?」
 「いや、自転車はちょっと・・・」
 「雨も降りそうだし(ここに着く前にパラッときた)。折りたたむからいいでしょ」
 「いや~、それは・・・。すいませんが、玄関のところに置いて下さい」
 見ると、ママチャリが2台置いてある。そういえば、このホテルの案内で、貸し自転車もあるとあった。あれでサイクリングロードを走れってか? ふ~ん。ま、雨に濡れないで済むし、半分ホテル内なので盗難の心配もない。そこに置くか。

 部屋に入って外を見ると



 眼下に広がるサイクリングロード。自転車乗りには嬉しいホテルだねぇ。
 明日はあれを走って富士五湖へ向かおう。

 ※<その2>へ続きます。

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甲府駅を出ると、すぐこの横断幕。新宿行きアウエー様用直行バスを出すなど、甲府はアウエーに優しい町だった

 歓迎ムードは罠だった。痛恨のロスタイム失点。負けて当然の試合内容。ビールがまずい。
 (以上、甲府市内よりモブログ)

 (以下は24日に帰宅後、追記)

06年4月23日 小瀬スポーツ公園陸上競技場
J1第9節 甲府1ー0横浜 1万4615人(小瀬最多動員)
アウエーゴール裏で観戦

 岡田監督は「甲府の特長であるショートパスに対しても早いプレッシャーでうまく対応できていた」とコメントしている。

 一体どこが対応できていたのだろう? 一体誰がプレッシャーをかけたのか(河合だけはしっかりやっていたよ!)。再三のピンチはどうして生まれたのか? 最悪の出来だった平野を、どうして後半27分まで代えなかったのか? なぜ4バックだったのか? こういう疑問に答えてくれるメディアはない。

 ボールを奪っても動かない中盤と前線。だから出しどころがない。出しても足もとへの緩いパスなので、あっさり相手にボールを奪われる。久保は全然怖くない。そして、またもワンバウンドで頭を越される中沢。さらに、オフサイドなんかどう見てもないのに、強行に抗議し、結局イエローを出される松田。そして、それを誰も止めない。

 早いプレッシャーで押さえ込まれたのはマリノスの方だ。散々、間を抜かれ、ワンタッチパスを通され、綺麗なサイドチェンジのパスを通されていたんじゃないのか? ロスタイムまで失点しなかったのは幸運としか言いようがない試合だった。

 一体、どうしちゃんだんだよ、マリノスは・・・。

 大島は「相手のプレッシャーが早いため、回す余裕がなく、仕方なく前に蹴っているという感じだった」とコメントし、正直に完敗を認めている。ロスタイムの失点は、そうなる運命だったのだ。

 試合前は、甲府がマリノスのサポソンを歌って、お互いが盛り上がった。「フレンドリーだな、甲府って」。好感を持った。

 しかし、ハーフタイムでのウエーブは、バックスタンドまで回りアウエーゴール裏に来た時に、マリサポはブーイングで返した。こんな試合で和気あいあいとやれるわけがない。でも、かち割りワインで顔を真っ赤にしている人は結構いたようだが・・・。

 甲府の足が止まった後半20分以降にセットプレーで攻め立てた。我々にとって見所はそこだけだった。

 勝敗は別にしても、こんな試合は2度と見たくない。わざわざ甲府まで行って、最多動員の記録更新に貢献する必要などなく、テレビ観戦で十分の試合だった。

 「ちくしょ~」と思いながら、ビールを飲む。おいしくないな~。でも阪神勝ったから、ちょっとはマシか・・・。

 痛恨の甲府の夜は更けていく。



メーンスタンド完売! にしては隙間があったぞ




アウエーゴール裏も人が一杯。甲府近すぎ!



四方は山の盆地のスタジアム


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BDー1でチャリンコ通勤<4月21日=38>


R1から見た東京タワー


 五反田からR1を赤羽橋手前まで走った。

 「あ、東京タワー」。

 大学から東京に出てきて30年近くになる。この周辺にある大学だったにもかかわらず、この角度から見たのは初めてのように思う。駅とは反対側ということもあり、歩いたことも当時はあまりなかった。もちろん登ったこともない。こんなに近かったんだ、と改めて思った。

 自転車で走っていると、新発見が毎日のようにある。そして地理に詳しくなる。

 さて、日曜はアウエーの甲府戦。月曜に有休をとったので1泊し、のんびり1日かけて帰って来ようと思っている。
 峠、登れるかなぁ。

 サイコンによる記録
 距離 42.90km
 平均時速 21.5km/h
 最高速度 50.3km/h
 走行時間 1時間59分27秒
 ※06年の通算 2543.68km


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BDー1でチャリンコ通勤<4月19日=37>


横浜歴史博物館裏の交差点にいるゴリラくん


 都筑にある横浜歴史博物館裏の交差点にゴリラがいた。

 周囲には「交通安全」ののぼりが立っている。腕には腕章。反対車線なので近寄れなかったが、目をこらすと「飲酒運転 絶対ダメ」と腹のゼッケンみたいなところに書かれている。

 道幅は広いのだが、区役所通りに比べれば交通量の少ない道。効果はあるのだろうか。

 でも、誰がつくったんだろう? 唐突なんですけど・・・。

 サイコンによる記録
 距離 41.86km
 平均時速 22.4km/h
 最高速度 46.7km/h
 走行時間 1時間51分49秒
 ※06年の通算 2500.78km


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BDー1でチャリンコ通勤<4月18日=36>


私の六角レンチは丸1日、ここにいました


 昨日、フロントのビッグマウスに入れていた六角レンチを通勤途中で落とした。

 ちゃんと口は締めていたのだが、会社に着いて確認すると3本あるうちの1本がないのに気が付いた。きっと携帯を出すときにくっついてきて落っこちたのだろう。買わなきゃな~、って思いながら出発。

 しばらく走ると、あまりの天気の良さにそんなことはすっかり忘れ、高津までの20kmを自己最高の平均時速25km/hで走り、気をよくしていた。

 上野毛通りから目黒区を走り、環七との交差点柿の木坂1丁目を越えて坂を下りきったときだ。

 「ん?」

 何ががきらりと光った。

 「あれ? もしかして六角レンチ? そんな馬鹿な。こんなところに落ちてるわけないけど、でも・・・・」

 急ブレーキで止まり、確認。
 「あった!!。ほんとかよ。でも何でこんなところに? 携帯も出した覚えはないし、どうやって飛び出したんだろう?」

 不思議だったが、見つかるときってこんなもんですね。

 都内の信号の多さと渋滞で、その後の平均スピードは落ちる一方。せめて23km/hにはしたいと、会社到着寸前に思い切り回転したけど、22.9km/hから動かず。落ちるときは早いのに、上げるときは0.1km/hアップするのもひと苦労だ。

 サイコンによる記録
 距離 39.13km
 平均時速 22.9km/h
 最高速度 49.8km/h
 走行時間 1時間42分16秒
 ※06年の通算 2458.92km


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BDー1でチャリンコ通勤<4月17日=35>


目黒川の遊歩道。並木はすっかり葉桜


 気温も高く、青空が広がる好天。風もない。まさに自転車通勤日和の午後。

 今日はR246から、上野毛通り→中町通り→恵比寿のコースを走った。途中の山手通り田道交差点から少し入ったところの目黒川沿いの遊歩道で休憩。

 近くにあった地図によると「ふれあいの道」というらしく、R246の大橋から目黒駅の先の方まで続いているようだ。もうすっかり葉桜となっていた並木だが、2週間前はきっと綺麗だったんだろうなとぼんやり考えながらおにぎりをほおばる。

 日当たりのいいベンチに座っていたら、このまま横になって眠りたくなった。

 サイコンによる記録
 距離 41.21km
 平均時速 20.2km/h
 最高速度 48.5km/h
 走行時間 2時間02分10秒
 ※06年の通算 2419.79km


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●月日 06年4月15日(土)
●目的地 多摩川ゼロポイント
●ルート 自宅~環状4号~歴博通り~中原街道~等々力~多摩サイ~羽田整備場~多摩川ゼロポイント~多摩サイ~第一京浜~鶴見川~日産スタジアム~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午前11時30分ごろ
       距離 97.38km
       平均時速 18.9km/h
       走行時間 5時間08分28秒
       最高時速 45.5km/h
       ※06年の通算 2378.58km

 多摩川ゼロポイントというのがあるらしい。河口から0kmという意味だ。ちょっとサッカー観戦前に寄ってみようかな。

 昨日通勤の際に迷った都筑の道を復習をかねて走る。環状4号から十日市場を抜け、ひと山越えて区役所通り、そして歴博通り(横浜歴史博物館前の通り)を行く。道幅は広く走りやすいが、結構なアップダウンだ。風も強いし、スピードが全然出ない。

 横浜国際プールを過ぎ、中原街道に入る。道幅が狭い。赤帽のトラックがやたらクラクションを鳴らす。端っこ走ってるじゃないか。これ以上、どうしろって言うんだ。なぜか赤帽くん、その先もずっと一緒でした。信号のたびに横をす~と抜けていく快感。信号も多く1車線の道って、自転車と進むスピードはあまり変わらないってことを学習してくれたかな。

 等々力でひとまず肉まん休憩。多摩沿線道路からの入り口付近にはチューリップが綺麗に咲いていた。



 丸子橋から多摩サイ左岸を走る。このあたりから羽田までは久しぶり。ただ、風が強い。北風のはずなのだが、どっちを向いて走っても強烈な向かい風がときおり襲ってくる。

 河口が近づくと車止めが数十メートルおきに現れる。下の写真の向こう側に見えるのは大師橋。

 すんなり通れない。風も強いし、このあたりからはポタリングのスピードにスローダウン。のんびり羽田を目指す。

 海だぁ。ここのところ山が多かったので、海べりまでくるのは久しぶり。


 さて、ゼロポイントはどこだろう。
 相変わらず工事中の弁天橋を渡り、鳥居を横目にトンネルを抜ける。右手の多摩川べりは立ち入り禁止区域が続く。途中、「海まで1キロ」の標識を発見。これも立ち入り禁止区域なので遠目に見ただけだったが、メドはついた。あと1km先にきっとあるぞ。

 立ち入り禁止区域が途切れ、アスファルトに舗装された所があった。距離的にも合う。きっとここだ。堤防付近まで寄ってゆっくり走ってゼロポイントの標識を探す。

 ない。

 そしてまたトンネル。今度のは長かったが、歩道が整備されていたので楽々抜けることができた。

 ゼロポイントってまだ先なのか?

 トンネルを抜けると、左折はターミナル、右折は整備上の分岐点に出る。自転車で来て、そのまま飛行機に乗れることは確認できた。

 さて、どうしよう。とりあえず、海の方向かな。

 するとANAのマーク。マリサポなら当然ここで記念撮影だ。



 さらに先へ行くと、「あっ、飛行機」。
 このあたりは車が時折通るだけで、人影はまったくない。


 飛行機の着陸を見学した後、もう一度さきほどのアスファルト舗装のところに帰る。やっぱりここが一番あやしい。


 ゆっくりゆっくり走っていると、「あった!」

 でも、0.2Kとある。

 あれ、ちゃんと見たのに何もなかったぞ。
 
 もう一度、ゆっくりゆっくり走ると・・・

 あったあった。



 ゼロポイントついに発見。

 ここから羽村まで55km。自宅からここまで50km程度だから、羽村まで行って自宅まで帰るとセンチュリーに近い距離になる。一度挑戦してみよう。

 対岸は多摩サイ右岸の終点、物置小屋があるところだった。


 目的も達したので、日産スタジアムを目指す。

 多摩サイを大師橋から右岸へ渡り第一京浜まで。六郷橋から第一京浜に入る。ここは道幅も広く、舗装も気持ちよくて快適。この日のなかではここが一番スピードが出せた。

 鶴見橋を渡ったところのコンビニでトイレ休憩し、パチンコ屋と第一京浜の間の細い道から鶴見川右岸へ出る。

 ここも久しぶりだ。サイクリングロードではなく遊歩道なのだが、舗装も綺麗で道幅も広く快適だ。風さえなければ・・・。

 右岸を走り続け、大綱橋手前からは河川敷へ。ここも快適。

 新羽橋から先は少しダートとなるが、もう日産スタジアムは見えてきている。さあ、今日はどんな試合となるか。ここまで70km程度しか走ってないが、とりあえずビールだな。コンビニで調達して近くの公園でプシュ~・・・。もひとつプシュ~。

 スタジアム到着は午後5時30分ごろ。ここは駅から一番離れた入口なので人の姿はほとんどない。


 結果はともあれ、楽しい90分だった。

 帰りのルートは鴨居から16号の梅の木へ抜け、鶴ヶ峰を経由して帰る。100kmに少し足りなかったなぁ。

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06年4月15日 日産スタジアム
J1第8節 横浜3ー4G大阪 2万8885人
バックスタンド1階中央付近で観戦



今シーズン初の日産スタジアムでのナイトゲーム。寒かった・・・けど、寒さを忘れる試合だった


 奥、マグロン、マルケス、清水に続き、坂田が故障。そして上野が発熱。ナビスコ杯東京戦でいい感じになった矢先、主力が相次いで離脱した。しかし控えは豊富だ。若手もいる。相手は好調ガンバだが、恐れることはない。

 ボランチには河合と那須が予想されていた。ところが、岡田監督は平野を起用してきた。3バックは松田、勇蔵、中沢。ボランチには何と吉田と河合。トップ下に平野。右隼磨、左ドゥトラ。2トップに久保と大島という布陣だ。

 前半立ち上がりにピッチ上でみると、平野が高い位置、吉田が下がり気味なのだが、吉田は前へ前へと上がり気味となる。結局は河合の1ボランチのような感じ。試合後に3ボランチと平野が言っていたが、平野、吉田が前がかりになるため、守備面ではもうひとつ機能はしていなかった。

 平野の出来は良くなかった。特にパスミスが多い。カウンターでのビッグチャンスにフリーでドリブルで駆け上がったものの、ラストパスがミス。全体的にボールにあまりからめず、後半に那須と交代した。

 時間の立つのが早いゲームだった。そして面白い内容だった。ガンバがこれほど走りまくり、チェックも厳しいとは思わなかった。大黒、アラウージョがいなくなっても、マグノアウベス、二川、フェルナンジーニョ、家長がいい動きをしていた。

 先制はガンバ。前半17分、中央の遠藤から右を抜けたマグノアウベスへのスルーパスが綺麗に通る。「オフサイド」と声があがるが、ぎりぎりで中沢の裏を抜け出したようだ。豪快に決められた。

 左サイドのドゥトラの裏は何度も取られた。またチャンスにも左サイドをオーバーラップできないドゥトラがいた。ナビスコ杯から中2日。平野を使うのなら、左サイドだった。ドゥトラには休息が必要だ。

 しかし同点のアシストはこのドゥトラ。前半21分、久保から出たボールを柔らかいセンタリング。大島が宮本(違うかな)に競り勝って決めた。先制されたことでやや沈んでいた気持ちが、このゴールで一気に盛り上がる。前半で追いつけたことは大きい。

 さらに歓喜の瞬間がやってくる。同点から5分後の26分、左サイドのCKを得る。ドゥトラのキックの瞬間、ニアサイドにいた松田が宮本のマークから逃れるように後方に下がった。ボールはそのニアへ。中沢がすらし、相手DFがクリアする。ところがクリアされたボールは松田の目の前へ。「マツ、行け!」。ワンバウンドしたボールにタイミングを合わせた松田が、右足を振り抜く。24メートルほどの距離から放たれたシュートは豪快にネットを揺らした。勝ち越しだ~。マツ、すげぇ! こんなマツのゴールは2度と見れないぞ。

 リプレイを見ると、しっかり右足アウトにかけたボールがシュート回転をしてゴールに突き刺さっていた。このまま前半を終了して欲しい。その思いはまたしてもマグノアウベスに砕かれる。前半44分、フェルナンジーニョ(かな)のシュートがゴール右スミへ放たれる。達也ははじくだけで精一杯だった。そこにいたのがマグノアウベス。あ~、同点だ。

 後半はお互いが攻め合った。しかしガンバの方が1枚上手。マリノスは思うようにパスが繋がらず、押し込まれていく。後半26分のガンバの勝ち越しゴールはまさに怒濤の攻めという感じだった。どんどん押し込まれてクロスを上げられ二川に頭で決められた。このクロスを上げたのが前田。フェルナンジーニョに代わって出場したときはホッとしたのだが・・・。

 ゲームはまだ動く。左からのマリノスのCK。中央で大島が無理な体勢から強引にシュートする。相手GKの手をはじいたボールに詰めていたのは狩野。ナビスコ杯に続くごっちゃんゴールだが、天性のひらめきをもっているのか、抜群のポジショニングだ。

 マリノスは勇蔵に代えて那須を投入。4バックにして勝ち越しを狙う。しかし皮肉にもガンバの決勝ゴールの起点となったのは那須のパスミスだった。前がかりになってパスを回し、右サイドに開いた那須から中央への横パスを奪われた。「ハンド」とスタンドからは一斉に声があがる。バックスタンドからは真正面。微妙なところだったが、ハンドといってもおかしくはなかった。そのまま持ち込まれ、中央へクロスがあがる。達也が前へ飛び出してくるがキャッチできる範囲じゃない。半端な飛び出しだった。「危ない!」。しかし一度はマリノスのバックスの足もとにボールは収まったかに見えた。やれやれと思った瞬間、相手にボールを奪われていた。中沢のクリアミスだった。ゴールは無人。那須があわてて戻ってきたが、遅かった。Jリーグ1万ゴールを決めて一躍名前を挙げた前田に決められた。

 最後は大島に代えてマイクを投入。ナビスコ杯はおろかリーグ戦でも初登場だ。「でけ~」。シジクレイと競り合っても、おつりがくるほどだ。落とした後のプレーはまだまだだったが。

 松田のジャンピングボレーも外れ、激しい点の取り合いとなった試合は終了。あっという間の90分だった。

 マリノスの選手はナビスコ杯東京戦に続きよく走った。吉田も後半は頑張って左サイドを走っていた。河合は1ボランチでよく頑張った。

 そんな中で中沢の状態が良くない。ワンバウンドしたボールをヘディングしようとして届かず、そのまま後ろへやるなんてシーンは見たことがない。ドゥトラと同様、休養が必要なのではないか。

 久保の動きも良くない。だいたいがオフサイドポジションにいるので、カウンターからロングボールで攻撃というときに、攻撃に参加できず、相手が触るのを待っているシーンが何度かあった。点を入れているので派手に報道されているが、実際の動きは本来の久保のものではない。

 松田はよく頑張った。ゴールだけじゃなく、中沢の不調もカバーしていた。イエローもらったが、あれは審判(奥谷)がおかしい。「あれ、いたのか」っていう感じの宮本と比べれば雲泥の差だ。

 勝てなかったが、スタンドにはブーイングはない。マリノスはよく戦った。バクスタ1階でも、同点以降は拍手が途切れることはなかった。諦めないサッカーを続ければ、必ず浮上できる。そう信じて次は甲府へ行く。


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BDー1でチャリンコ通勤<4月14日=34>


センター北の観覧車。高所恐怖症なので、一生乗らなくても、悔いはありません


 丸子川から環八への激坂をローギアで登っていると、目の前をスイスイ登っていくママチャリがいる。
 スカートにパンプス。勾配は10%以上あるのに、ふらついてない。何なんだ、このお母さん。やはり母は強いのか、なんて思わず尊敬したが、何のことはない電動アシストだった。

 でも、電動アシストってこんな激坂も楽々登れるものなんだ。へ~。

 とりあえず回転早くして抜いておきました。

 しかしママチャリを決して侮ってはいけない。こんな人もいるのだから。

 今日はR246を通らないルートの開拓をしてみた。
 十日市場から恩田川を渡り、アップダウンを越えて鶴見川も渡る。センター南とセンター北の駅前を通る(都筑)区役所通りを真っ直ぐ走り、途中曲がって梶が谷へ出る予定が気が付けばR246の有馬病院入り口交差点。ここまで結構アップダウンがあったり地図で確認しながら走ったので、すでに1時間以上かかっている。R246一直線なら40分程度で来れるところ。出発も遅かったので、そのままR246から最短ルートで会社へ。

 道幅も広くトラックもいない道だったので、都筑のあたりはもうちょっと開拓してみよう。中原街道をうまく使えば、スピードは乗らないが、安全なルートになるかもしれない。

 サイコンによる記録
 距離 42.76km
 平均時速 18.6km/h
 最高速度 45.5km/h
 走行時間 2時間17分35秒
 ※06年の通算 2281.20km


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BDー1でチャリンコ通勤<4月13日=33>


めぐろ区民キャンパスの遊歩道にて


 暖かくなってきました。それに伴い、通勤スタイルもちょっと変えてみました。

 寒い間は着替えの荷物も多いため、デイバッグに詰め込んで背中にしょっていたのですが、肩は凝るし汗もべっとりかいてしまします。

 そこで、「サイクルベースあさひ」でポチッとして、小径車用のサドルバックを買いました。期待したほど量は入りませんが、着替えのTシャツとズボンぐらいは入ります。

 ついでにポチッとしたワンタッチボトルゲージを付け、ハンドルの所のビッグマウスにはパンク修理キット一式。その他のものは、昨日カミさんとモンベルに行ったときに買った(カミさんと買い物に行くと自分のサイフが痛みません)ちょっとデカめのヒップバッグに入れます。

 背中に何もないと快適です。

 サイコンによる記録
 距離 39.09km
 平均時速 21.4km/h
 最高速度 49.0km/h
 走行時間 1時間49分31秒
 ※06年の通算 2238.44km


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