お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 せっかく金沢まで来たんだからと、ブルベ「のとはん200」を完走した翌日にナショナルサイクルルートの富山湾岸サイクリングコースへ行ってみた。

 コース自体の区間は氷見から朝日までの102キロだが、今回は新高岡駅を起点に新湊から氷見までを往復した。当初の予定では石川県との県境まで行く予定だったが、あれやこれやで時間がかかり、残念ながら氷見で引き返すことにした。たった60キロに終わったサイクリングだったけど、大満足(^o^) また行こう!

 金沢から北陸新幹線で新高岡へ。乗車時間は14分であっという間に到着。輪行を解除して海岸線へ向けて走り出す。あぁ、今日も向かい風だよ(T_T)


新高岡駅



新高岡駅


 まず向かったのは道の駅カモンパーク新湊(射水市)。ここで朝メシ代わりに白エビバーガーを食べようと思っていた。だが、販売は午前11時からという。到着したのは11時前であと十数分ある。微妙だなぁ。焼き魚定食などの朝食メニューは9時からやってるんだけどね。どうしよう。少し悩んだが、ここはぐっと我慢。初志貫徹で白エビバーガーを待つことにした。


道の駅カモンパーク新湊



白エビバーガー


 サクサクの白エビとタルタルソースは美味だったが、販売開始直後なのに揚げたてじゃなかったようで、ちょっと残念。でも腹はふくれた。ホテルの無料朝食を諦めて正解だったね。

 道の駅から北上し、次に訪れたのは「日本のベニス」といわれる内川エリア。19世紀に北前船の中継地として栄えてきた港町で、富山新港から東西約3420メートルを結ぶ運河は川べりに民家、その両岸には漁船が繋留されている。映画のロケも行われたそうだ。


内川エリア



内川エリア


 ノスタルジックな風景に心も落ち着くねぇ。

 内川エリアを抜けると正面に富山湾が見えてきた。ここから富山湾岸サイクリングコースへ入り、右へ曲がって海王丸パークを目指す。時刻は午前11時半ごろ。混む前にランチ食べとくかと、パークの手前にあった新湊きっときと市場へ向かった。入口付近の売り場ではズワイガニが並べられ、すぐ食べられるという。そそられたが、時間もかかるし食べきれないだろうからやめましょう。奧のレストランまで行き、無難に海鮮丼(カニ汁付きで1700円)を注文した。

 待っている時にふと前方を見ると、おお! 立山連峰じゃないか。なんと素晴らしい。海鮮丼食べながら絶景が見られるなんて最高やで(^o^) たまたま奧のカウンター席に座ってラッキー♪

 食堂では韓国人の団体観光客とかち合い時間かかるかなと思ったが、彼らの豪華な食事はすでに用意されていたのでそれほど待たされなかった。それにしても外国人観光客の多さよ。金沢駅周辺もあふれていたし、新幹線にも続々乗り込んできた。コロナ前に戻ってきたねぇ。


レストランから見た立山連峰。ガラス越しなのでよく見えませんね



海鮮丼



新湊きっときと市場


 その後は海王丸パークまで行き、絶景を堪能。写真では分かりづらいですが、立山連峰は肉眼でははっきり見えました(^o^)


海王丸パークからの立山連峰の眺め


 海王丸パークでUターンし、富山湾岸サイクリングコースを西へ向かう。しまなみ海道や太平洋湾岸自転車道などのように道路にブルーラインが引かれているので分かりやすい。


富山湾岸サイクリングコース


 しばらく走ると、道の駅雨晴(あまはらし)。振り返ると、富山湾越しに3000メートル級の立山連峰がくっきり! これだよ。この風景に出会いたかったんだよ!


道の駅雨晴



道の駅雨晴付近からの立山連峰の眺め


 ちなみにここは万葉集に「渋谿(しぶたに)」と詠まれた、岩礁多く白砂青松の景勝の地。万葉集の代表的歌人である大伴家持もしばしばここを訪れ、いくつもの歌を詠んだという。道の駅正面に位置する「義経岩(よしつねいわ)」は、源義経が奥州へ落ち延びる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという岩で、地名「雨晴(あまはらし)」の由来となっている。以上、公式HPのコピペ(^_^; 大伴家持の歌碑はここに来る途中の伏木万葉大橋にもあるようだが、車道を走ったためまったく気がつかなかった。

 サイクリングロードの道標に従い、道の駅雨晴の先を右手に入る。すぐにJR氷見線の雨晴駅があり、その先の路地を右手に曲がって線路を越えると海岸線沿いのサイクリングロードが始まる。途中にゲートが2個所あるが、自転車は通行できるようになっていた。


道の駅雨晴の先にあるサイクリングロードへの分岐



JR雨晴駅



踏切を越える



海沿いのサイクリングロード



ゲートが閉まっていて焦ったが、自転車は行けます



サイクリングロード終点


 ここのサイクリングロードは3キロ弱。島尾海岸で終わりとなり、その後は「漁火ロード」で氷見に向かう。

 氷見といえば「忍者ハットリくん」ですな。地元出身の藤子不二雄Ⓐさんゆかりのキャラクターで彩られた「まんがワールド」。ここも行ってみたかったのよね。最初に見つけた「からくり時計」近くにマップがあったが、一番見たかった「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造のスマイルベンチがなかなか見つからず、まんがロードを行ったり来たりして苦労した。氷見ラーメンには行列ができていたが、日曜日というのにまんがロードの観光客は数えるほど。外国人の姿もなかった。写真がいっぱい撮れてよかったけど少し寂しいね。


漁火ロードを氷見へ向かう



忍者ハットリくんのからくり時計



まんがワールド案内版



喪黒福造のスマイルベンチ



忍者ハットリくん巨大壁画



ここにもいた喪黒福造



ブリに乗って飛ぶ忍者ハットリくん



プロゴルファー猿ポケットパーク



氷見市内の道標



怪物太郎



ドラキュラ



オオカミ男



JR氷見駅


 このまんがロードで時間を費やしてしまったので、先へ進むことは諦め引き返すことにした。

 帰りは立山連峰を正面に見ながらのサイクリング。最高だなぁ(^o^)


漁火ロードを引き返す



サイクリングロードから望む立山連峰



雨晴海岸から立山連峰を望む


 再び新幹線に乗って新高岡から金沢へ戻る。締めはやっぱり「のどぐろ」ですな(^o^) ただね、金沢のホテルは駅から500メートル。今回は何度か往復することになったので結構辛かった。羽咋から帰りの七尾線なんてホームの端に止まったもんね。えらい歩かされた。次回はもっと駅近にしようっと。


駅弁「のどぐろめし」


 さて、全線ではないが富山湾岸サイクリングコースを走ったことで6つあるナショナルサイクルルートのうち5つ、つまり太平洋岸自転車道、つくば霞ヶ浦りんりんロード、ビワイチ、しまなみ海道サイクリングロードをサイクリングしたことになった。残るはトカプチ400。十勝平野かぁ。帯広行くだけでもハードル高いねぇ。

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 久しぶりの遠征で北陸へ。羽咋発着で能登半島をぐるりと半周する、オダックス近畿主催の「BRM422近畿200km羽咋 のとはん」に参加した。


「のとはん」のコース


 北陸新幹線で輪行。金沢に泊まり、翌朝、午前6時半発の七尾線で羽咋へ向かう(40キロあるので自走は諦めた)。羽咋着は午前7時24分。スタート時間は8時なので急いで輪行解除し、1.2キロ先のスタート地点「ユーフォリア千里浜」へ猛ダッシュしたが、到着は5分前。すでにブリーフィングは終わり車検寸前だった。


午前7時24分 羽咋駅到着



午前7時57分 スタート直前の参加者たち


 とりあえず遅刻はしなかったが、全員がスタートした後に一人だけで簡単にブリーフィングをしてもらったため、午前8時過ぎに最後尾で走り出すことになった。参加は30人。同日開催で金沢発着の「のといち400キロ」があったが、こちらのガチ勢は52人だった。ボクたち「のとはん」はゆるポタ勢ね(^_^;

 信号なかったなぁ。羽咋周辺で何度がストップしたが、200キロ走って赤信号で止まったのはトータルで10回ぐらいじゃないかな。10キロ以上走り続けるのはざらだったよ(たまには止まってひと息入れたいんだけど…)。車もバイクもあまりいなかったし、大型トラックは1台も見なかった気がする。まさに自転車パラダイス。向かい風でなけりゃ、もっと良かったんだけどね(^_^;

 前半は見どころが満載。なので観光で止まってばかり。すすみゃーしない。

 28キロ地点の能登金剛を代表する巌門(がんもん)に始まり、夫婦岩、機具岩(はたごいわ=機織りの神様の伝説を生んだ夫婦岩)など奇岩が次々。34キロ地点の「世界一長いベンチ」(全長490.6メートル)を過ぎると、増穂浦シネマチックロードという、映画のシーンのようなしゃれた感じの道を行く(写真撮れず(T_T))。そして49.5キロ地点にはゼロの焦点のロケ地(久我美子主演の61年、広末涼子主演の09年とも)となった「ヤセの断崖」。その少し先には「トトロ岩」。正式には「剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)」といい、目玉は荒縄で飾り付けてある。遠目から「あれだ」と分かったよ。そっくりだもん。


午前9時23分 能登金剛 巌門



午前9時23分 能登金剛 巌門



午前9時23分 能登金剛 巌門



午前9時36分 夫婦岩



午前9時41分 機具岩



午前9時49分 世界一長いベンチ



午前10時39分 ヤセの断崖



午前10時41分 ヤセの断崖



午前10時42分 ヤセの断崖



午前10時45分 関野鼻



午前10時56分 トトロ岩



午前11時1分 赤神トンネル


 ランチはトトロ岩の少し先にあった「道の駅赤神」で。ちょうどレストラン開店の午前11時に滑り込んだ。注文したのは「バイ喰うカレー」(950円)。輪島市は「ライダーを笑顔で歓迎する都市」だそうで、ここの名物。タイヤをイメージした能登豚と牛肉がブレンドされたミンチカツは熱々で、肉汁がじわ〜。ボリュームもたっぷりでお腹いっぱい(^o^)


午前11時14分 バイ喰うカレー



午前11時14分 バイ喰うカレーの説明



午前11時27分 道の駅赤神


 この先から内陸に入り、ひと山越えると(3.3キロ、平均勾配4%。結構な上りだったよ)間垣の里。高さ約5メートルの苦竹や真竹を割ったものを隙間なく並べ、冬は日本海から吹きつける季節風から家屋を守り、夏は暑い西日をさえぎるなどの効果があるという(石川県観光連盟)。


午前11時40分 輪島・門前町の黒島港付近


【63.7キロ PC1 ファミリーマート能登門前店 午前11時51分(貯金25分)】


 PC1に到着したが誰もいない。寂しいねぇ。ま、貯金25分だから仕方ないか。


午後0時41分 上大沢の間垣の里



午後0時42分 上大沢の間垣の里



午後0時44分 上大沢。地図では「里海まれの磯」となっている場所



午後0時53分 間垣の里の田中屋旅館前


 このあたりの海岸線はアップダウンが続き、ゾウゾウ鼻を過ぎると輪島へ向かって下って行く。ゾウゾウ鼻は、ゾウの鼻のような岩が海岸に突き出ていることからこう呼ばれているそうな。


午後1時21分 ゾウゾウ鼻



午後1時21分 右端がゾウゾウ鼻、その左が千畳敷岩



午後1時31分 輪島・ダルマ瀬付近


 輪島朝市通りにやってきたが、閑散としていた。時刻は午後1時39分。朝市はお昼で終了なんだよね。営業時間内にたどり着くにはグロス時速23キロ以上で走らなければならない。無理無理。


午後1時39分 輪島朝市通り



午後1時41分 輪島朝市通りにある永井豪記念館



午後1時44分 輪島朝市通り


 ほぼ折り返しの102キロ地点にあるのが、1004枚もの田が連なる白米千枚田。圧巻の風景ですな。


午後2時16分 白米千枚田


 時刻は午後2時16分。スタートからは6時間16分が経過。観光してばかりだったのでグロス時速は16.2キロと落ち込んでいる。貯金も1時間を切った。観光も終わったし、残り100キロで巻き返そう。

 しかし、この先で内陸へ入ってからは勾配はひとケタだが、ほぼ直線の長〜い上りが待っていた。特に柳田のPC2からのと里山空港へ向かう桜峠へのまっすぐな9キロの上り。勾配は5%以下なのだが、向かい風もあって我慢を強いられる登坂となった。いや〜、きつかった。


【119.2キロ PC2 ファミリーマート能登柳田店 午後3時6分(貯金50分)】


 この上りで女性ライダーと前後するようになった。上りで抜かれ遙か彼方に置いて行かれるのだが、なぜか平坦と下りで追いついてしまい今度はこちらが先に出てしまう。この抜いたり抜かれたりが何度も続くとちょっと恥ずかしい。あれだけ上りが強ければ、かなりのタイムで走れるはずなのに。安定したケイデンス重視なのだろうか。こっちは上りの遅れを平坦と下りで取り戻そうと必死なのにねぇ。

 のと里山空港からはサイクリングコースになっているのだろうか。「里海めぐりルート」という表示があった。いつか飛行機輪行で来てみたいな。

 やがて左手に七尾湾、そして能登島が視界に入ってきた。能登島と言えば、学生時代に仲間と訪れたことがある。もちろん船で。でもねぇ。やって来たはいいが、何もなかったのよね。それが今では能登島大橋(82年4月開通)、ツインブリッジのと(99年3月開通)と2つの橋で繋がれ、立派なウエルカムボードもでき、自転車でも行けてしまう島となった。時代は巡る。


午後4時46分 七尾湾。正面に能登島、右手にツインブリッジのと



午後5時6分 ツインブリッジのと



午後5時9分 能登島入り



午後5時31分 能登島大橋


 実は能登島大橋手前に安くて美味しそうな食堂(ドライブインかな?)を発見し、口コミにあった「丼からこぼれそうなくらい海鮮がのってて1210円」の海鮮丼を食べる予定にしていた。通りがかったのが午後5時半と腹の減り方のタイミングは絶妙だった。残りは32キロなので、ゴールがクローズされる午後9時半には楽に間に合う。

 だが、帰りの電車の時間が微妙。羽咋〜金沢は1時間に1本しかないのよ。できれば午後8時48分発には乗りたい。とすれば、ゴール受付、ゴールから駅までの移動や輪行準備の時間を考えると、午後7時半までにはゴールしなければならない。あ〜、微妙にアウトだ。ということで無念のスルー(T_T)


【171.0キロ PC3 セブンイレブン七尾和倉温泉店 午後5時42分(貯金1時間42分)】


 残り10キロの上棚矢駄(うわだなやだ)ICを越えた先の志賀町上棚で左折するときは大いに迷った。キューシートには「S」があり信号があるはずなのだが、ない。「志賀町上棚」と道標があるだけ。おまけにナビが示す道は心細いほど細いし、上ってる。

 でも行くしかない。

 やがて民家も途切れ、山道の雰囲気となってきた。日も暮れてきた。大丈夫かなぁ。不安いっぱいで薄暗くなった細い道をとりあえず、走る。だが、先は見えず、道がいつなくなってもおかしくない。

 そして出てきた「通行止め」の立て看板。うそだろ…。目を見開いて見ると来月8日(だったかな)から始まる工事の予告だった。もー、驚かせるなよ。

 「羽咋市」の道標を目にしてほっとひと息。どうやら正解だったようだ(^o^)


午後6時54分 羽咋市まで戻ってきた



【200.5キロ FINISH ファミリーマート羽咋釜屋町店 午後7時16分(貯金2時間14分)】



 ゴールは午後7時16分で走行時間は11時間16分。千枚田からここまでの107キロは5時間で走ったので、この間のグロス時速はなんと21.4キロ。まあ、信号ないしPCで2度止まっただけだしねぇ。

 地元の方で賑わう天然温泉施設の「ユーフォリア千里浜」でゴール受付を済ませ、羽咋駅へ戻ってきたのは午後7時53分。駅前に怪しげな物体がいたので近づくとUFOだったよ。朝、前を通ったはずだが、まったく気がつかなかった。


午後7時46分 ユーフォリア千里浜を後に



午後7時53分 羽咋駅前のUFOのオブジェ


 そう、ここはUFOのまちなのだ。

 石川県観光連盟によると、羽咋市には「そうはちぼん伝説」という言い伝えがあり、江戸時代の頃、“そうはちぼん”と呼ばれる飛行物体が頻繁に目撃されていたと伝えられている。そうはちぼんとはシンバルのような形をした仏具のことで、形がUFOに酷似している事からUFOのことではないかと言われ、羽咋市は「UFOのまち」と言われるようになったそうだ。また、宇宙科学博物館には実際に宇宙開発のために製作された宇宙船や衛生、本物の隕石などが多数展示されているという。そこへ行く時間はなかったけどね(^_^;

 のんびりと輪行準備し、誰もいないホームで電車を待つ。無人駅なので、構内にはホントに誰ひとりいない。別世界にいるようで、電車じゃなくUFOが来そう…なんてね(^_^; ま、時間が近づくと人も現れ、電車もやってきたけどね。


午後8時23分 羽咋駅にいた宇宙人サンダーくん



午後8時33分 羽咋駅ホームにも宇宙人


 向かい風には悩まされたが、天気も良く、この日も終わってみれば楽しいブルベでした(^o^)

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※和田秀樹(1960年大阪生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、和田秀樹心とからだのクリニック院長。高齢者専門の精神科医として30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わる)



●信じるものは救われる

 人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。ラクして壁を超えて寿命を延ばす「正解」を教えます! という宣伝文句が裏表紙に書かれている。

 和田さんの著作は「70歳が老化の分かれ道」に続き2作目。まだ64歳で元気いっぱいだが、やはり気になる老い先のこと(^_^;  で、その正解とは「嫌なことを我慢せず、好きなことだけをする」だそうだ。ほかに「食べたいものを食べる」「ガンは切らない」「おむつを味方にする」「ボケることは怖くない」など、目から鱗の提言が満載。認知症は老いれば誰でも程度の差はあれ出てくるし、がんも老化現象のひとつ。80歳過ぎればどこかにひとつやふたつあるもの。怖がらずこれらとうまくつき合っていければいいのだ。信じるものは救われる。気楽に生きれば、バラ色の80代が待っているかも。と、老後に対して前向きになれる。がん保険やめるかな。

 60代とはいえ、明日どうなっているかは分からない。明日死んでもいいように今から嫌なことは我慢せず、好きなことを楽しんでいこう。

 エピローグにあったが、保育園の待機児童問題と同様、特養の待機高齢者問題もなんとかしなければ。

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 日差しが指すようになり天気予報からも雨マークが消えた月曜日のお昼前、軽く江の島まで。たまには行かないとね(^o^) 境川の立石の休憩所付近でポツっときて、その後ポツポツとなったがやがてやんだようで無事に江の島へ。「とびっちょ」はまずまずの盛況ぶり。その周辺は以前より様子が変わったのかなぁ。ハンバーガーとか新しいお店ができていたような気がした。


片瀬橋より望む江の島



片瀬東浜


 帰路は湘南モノレール下を鎌倉山方面へ向かった。ここでまた雨が降り出した。今度は本格的。まいったなぁ。薄着で来たから寒いし(T_T) やっと小降りになったのは大船付近だった。

 大船に来たのは「ぐるぐる橋」と言われている笠間跨線橋を上ってみたかったから。雨の中、多少迷いながらも大船駅の先の入口交差点に到着。陸橋は道幅が狭く車1台通るのがやっとですれ違えない。そのため、両方の入口が信号となり、通行が調整されていた。ぐるっと回る巨大なスロープのある歩道橋みたいな陸橋といったところか。朝夕の通勤時は渋滞するのかな?


笠間跨線橋東側



笠間跨線橋東側



笠間跨線橋西側


 その後は大船観音横の坂道を上っていく。地図には「栄光坂」とあった。なんでかなと思いながら上るとピークにあったのは栄光学園。なるほど。で、ここにあったのかということを今ごろ知る。大学の同級生に栄光出身がいたぐらいで縁がないからねぇ。

 ランチは国道1号の東俣野の町田商店。初めて入ったが、元気なお店だねぇ。この日は無難にラーメンにしたが、次からはライスも追加しよう。美味しそうな食べ方があるらしいのでね。


ラーメン(780円)


 雨も上がった。腹も満たされた。さて、あとは帰るだけ。だったのだが、後輪がまさかのパンク。25Cに替えてからは初めてかも知れないというほど久々の大魔王君臨。


境川遊水池付近でパンク


 タイヤを調べると、細い針金か針のようなものが突き刺さっていた。これを抜くのに四苦八苦。さらに新しくした携帯ポンプ(LANDCAST)を初めて使用したがエアーがうまく入らない。アシストチューブがちゃんとはまってないのかな。ようやく少し入ったようなので走り出したが、すぐにエアーが抜けた。自宅までは10キロ。歩くと2時間。覚悟を決めたが、もう一度とやってるかと、今度は慎重にアシストチューブをはめこむと、あら不思議。エアーがどんどん入っていく。これまではカーブワンを使っていたが、それより高圧まで入れられた気がする。押しても引いても入るのが売りだしね。帰宅後、エアーを抜いてやってみたが、やはりちゃんと入る。焦らず冷静に、ということを学んだ日でした(^_^;

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※浅田次郎(1951年東京生まれ。95年「地下鉄に乗って」で第16回吉川英治文学新人賞。97年「鉄道員」で第117回直木賞。00年「壬生義士伝」で第13回柴田錬三郎賞。16年「帰郷」で第43回大佛次郎賞)



●昭和な話に60代は弱い

 還暦を前後にした登場人物たちが東北のとある新幹線停車駅から1時間に1本のバスに1時間揺られ、老いた母の住む山深い里へ帰ってみると、そこで待っていたのは見知らぬ母と人々。「よく帰って来た」と名も知らぬ母は喜び、地元食材を使った手料理でもてなし、寝物語も聞かせてくれた…。お互いが嘘と知りながらその役割を演じていくうち、まるで本当の母、故郷のような思いに陥っていく。

 母は偉大なり。そしてふるさとも。設定は現代的なのだが、郷愁を誘う昭和なお話。こういうのに60代は弱い。どう決着が付くのかと思ったが、これしかない結末だった。泣けます。

 岩手弁もよく読むとなんとなく理解できた。「どんとはれ」。

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 月曜日のライドで行けなかった激坂の大野山(神奈川・山北町、標高723メートル)を13日の木曜日、9年ぶりに登坂。前回は大野山入口バス停から上ったが、今回はオダックス近畿主催のブルベ「秋葉原(裏)」のコースに従い、酒匂川の鞠子橋の先の東名高架手前からアプローチした。


大野山の登坂コース。時計回りです



酒匂川沿いから登坂。後方は東名高速


 サイコンのガーミンEdge830のクライムプロによると、ピークまでの距離は9.72キロ、平均勾配は6%となっている。一方のバス停からそのまま上って行くコースは距離6.6キロだが、平均勾配は8.4%。あぁ、なんてオダ近のスタッフは優しいのだろう、楽なコースにしてくれたのねとその時は思った。

 そんなことあるわけない。

 上りだした途端、10%以上の急坂が次々と現れる。最大は16%。あっちと変わんねーじゃんか。それが約2キロ続いた。平均勾配は11.2%。ふざけんなと頭にきたが、こんな急勾配でも民家があるのには驚かされたなぁ。

 やがて道は突き当たりとなる。右は山北つぶらの公園方面で上り。で、進むべき大野山方面の左は下り。えっ? 下るのかい? 今までの苦労は水の泡じゃないか。


突き当たり。山北つぶらの公園は右方向



遙か下に東名高速


 下った距離は1.5キロ。もったいないなぁ。この途中に「頼朝桜」があったらしいがまったく気がつかなかった。山北町によると推定樹齢は約80年で、古来よりこの桜の付近は「桜平」と呼ばれ、源頼朝が植えたという伝承があるらしい。ほんまかいな?

 下っていると、路面に行く先が大きくペイントされたY字が現れた。左は県道でそのまま下って行く。右は大野山で上り。当然、右へ進んで行く。この上りは10%を超えることはなく、10%超えをこなしてきた足には優しい坂だった。これが2キロほど続いたが、道は無情にも再び下り始める。それも気持ちよく…。あぁ。


三差路。右が大野山、左が県道



林道の雰囲気


 出たところは「そば処ふか沢」がある分岐。地図では確認していたが、やっぱここに出るのか。もうちょっと上に出てくれると嬉しいんだけどねぇ。仕方ない。上りましょうかね。


そば処ふか沢の分岐



右手へ上って行く


 ピークまでは2.5キロ。平均勾配は11.0%で最大勾配は14%。きついねぇ。

 上り始めた酒匂川沿いの場所に「大野山1時間30分」と道標があった。ハイキングコースなら1時間半でいけるんだろうか。自転車ではピーク手前の駐車場までトイレ休憩含め1時間20分ほどかかりましたがね(^_^; 

 途中で下るコースには最初ショックを受けたが、よく考えると上り一辺倒ではないので変化があり、かえって気分転換になって良かったかも。新東名工事のトラックも回避できたしね。

 駐車場から山頂までは車両通行禁止なので激坂を押し歩き。さて、富士山は…あ〜、雲の中。影も形もないじゃんか。3日前は「優勝」だったが、この日はさしずめ「初戦敗退」ですな(T_T)


山頂手前



山頂手前



大野山山頂



大野山山頂。富士山は雲の中



晴れていればこんな風景(14年9月撮影)



大野山山頂


 サイクリストには誰ひとりとして会わなかったが、山頂では十数人のハイカーの姿があった。女性のグループが多かったかな。お弁当を広げている姿を見て、おにぎりでも買ってくれば良かったとちょっと後悔。

 ピーク手前の「かどやファーム」近くにしゃれた感じの展望台を発見。最近できたんだろうか。標高は634メートルでスカイツリーと同じ高さだと、反対側にあったオブジェが教えてくれた。でもあの鐘は何のためにあるんだろう。


かどやファーム展望台



かどやファーム展望台



ここはスカイツリーと同じ標高634メートル


 「秋葉原(裏)」コースはこの後、南足柄へ向かい、金太郎ラインを上って仙石原へ出るのだが、この日は時間の関係で断念。松田町の閉店間際のラーメン屋でチャーシュー麺をかき込み、国道1号に出る平坦コースで帰宅した。走行距離は140.1キロ、獲得標高は1586メートル。


チャーシュー麺(900円)



松田町のラーメン屋「吉六家」(きちろくや)


 それにしても大野山だけでもライドの目標になるのに、その前に厳道峠や道志みちを走ったり、大野山の後も箱根から熱海へ行くなんて、「秋葉原(裏)」(200キロで獲得標高4162メートル)ってどんだけヒドイコースなんだ!

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 10日の月曜日、久々に道志みちを山伏峠まで上り、山中湖に下った後、明神峠まで足を伸ばしてみた。

 道志みちの桜はほぼ終わっていたが、標高700メートル超の道の駅から先は満開。雲ひとつない青空バックの桜をようやく目にすることができたよ(^o^)。こうでなくちゃね!


道の駅手前2キロ地点からの富士山



道の駅手前2キロ地点からの富士山



道の駅どうし



道の駅裏の道志川の桜並木



道の駅の先にあった満開の桜



山伏峠(トンネル)


 残り2キロがきつい山伏峠(標高1100メートル)を乗り越え、山中湖へダウンヒル。「優勝」の富士山が待っていた! いや〜来て良かったよ。写真は「山中湖交流プラザきらら」から撮影。ここに来たのは初めてで、こんないいアングルがあるとは知らなかった。桜が満開だったらなぁ。


「優勝」の富士山



桜が満開だったらなぁ!


 小山側から上る三国峠、明神峠は最大勾配18%(2度あることにこの日初めて気がついた)の悶絶コースだが、山中湖側から上ると10%を超える勾配はなく、3キロ弱でピークに到着する。まあ、普通の上りですな。楽(^o^) それにこの日は常に右手に富士山が見えるという絶景が続いた。パノラマ台付近では山中湖を眼下に富士山が一望。遙かには南アルプスも! お〜、素晴らしい(^o^)


富士山と山中湖の絶景。遙かに南アルプス



三国峠


 ちなみに山中湖側からは16年ぶり2度目の登坂。この時は冬で雪で凍結した道に四苦八苦したもよう(T_T)。

 明神峠からのダウンヒルの途中、五輪モニュメントで記念撮影。下りなので前輪が下がってます(^_^; その後は明神峠バス停、18%の標識でパチリ。下りの途中だから止まれるのよね。上りの途中だとこぎ出せないので止まれない(^_^;


静岡と神奈川の県境



明神峠の五輪モニュメント



明神峠バス停



最大勾配18%


 そろそろお昼時。小山では食堂が見つからなかったので、お馴染みとなった山北のポッポでいいかと行ってみると定休日。じゃあ、この前定休日で行けなかった小料理屋の「珠亭」(じゅてい)にしようかな。海鮮丼(1200円)、金目煮付(1100円)に心を動かされたが、結局おすすめの煮かつ定食(900円)に(^_^; あれ、「かつ煮」じゃないんだ。ふ〜む。煮魚であって魚煮といわないからかな? よ〜わからんが、靴を脱いで上がるスタイルだったのですっかりくつろいでしまったよ。


激坂の大野山入口バス停



珠亭



煮かつ定食


 帰路はR246は通らず、♪追い風に乗って渋沢丘陵から中井町、平塚経由で。締めは渋田川の芝桜。見られたのは久々だったかな。


渋田川の芝桜



渋田川の芝桜


 この日の走行距離は163.3キロ。獲得標高は2134メートル。風は予報に反して強かったけど、いいお天気でサイクリングヤッホーな1日でした(^o^)

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 8日に日産スタジアムで行われた雨の横浜ダービーを王者横浜F・マリノスが外国人勢の5ゴールで昇格組の横浜FCに5-0で圧勝した。前半はスコアレスで折り返したが、後半1分に体調不良のMF西村代役で今季初先発を果たしたMFマルコス・ジュニオールが先制点を挙げると、FWアンデルソン・ロペス、FWエウベルがともに2得点をマークして突き放した。横浜は4勝1分け2敗の勝ち点13。



雨の日産スタジアム


 存在感を見せたのはケガ人続出の右サイドバックで今季リーグ戦初先発したDF山根陸(19)。前半5分、サイドチェンジを右サイドでFW水沼が落としたボールに走り込み、右足を振り抜いてゴールネットを豪快に揺らした。先制点となるJ初ゴールにスタンドは一気に沸き上がったが、なかなかキックオフしない。あれ、VAR? やがて主審が指で四角を示し、右手を上に上げた。あちゃー(水沼が)オフサイドか。惜しい! しかし、後半に見せた鋭いターンで相手をはがし、さらにそのまま右サイドをドリブルで突破した技術は見事。最後は足がついていかなかったが、ワクワクするプレーだった。もちろん得点にも貢献。後半18分に畠中のパスをワンタッチでつなぎ、アンロペのチーム2点目に絡むと、同44分にはこぼれ球に競り勝ってボールを奪いチーム5点目を導いた。終盤は選手交代に伴い、トップ下、ボランチとポジションを替えたが最後まで躍動した。いいねぇ。

 それにしても後半1分のマルコスの得点を見逃したのは痛恨。トイレに行ってて、コンコースで大歓声と「ゴ〜ル」という絶叫アナウンスを聞いた。長い観戦人生でゴールが見られなかったのは初めて(T_T) もしこの1点で終わっていたら何のためにこの寒さと雨の中、ここまで来たのか意味がなかったところだったよ。日産のトイレは遠いし混んでるから困るねぇ。


トリコロールギャラクシー



マリノスゴール裏



横浜FCゴール裏。雨とはいえ寂しいぞ



ゴールして雄叫びを上げるアンデルソン・ロペス



勝ったよー!


 試合終了後には右膝蓋骨骨折で全治6カ月と診断された小池龍太が松葉杖でピッチに現れた。「マリノスファミリーは帰りを待っている」と書かれたTシャツを着たチームメイトに囲まれ「シーズン中に戻って来る」と力強く宣言した。頑張れ!

 この日は雨で電車でスタジアムへ向かった。いつもの横浜線ではなく新たに新横浜と繋がった相鉄線でいったのだが「浦和美園」行きなんてのがあるのね。埼玉スタジアムまで1本で行けるんだね。

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 ファジアーノ岡山が8日、2試合連続の試合終了間際の同点弾でアウェーで藤枝MYFCと2-2で引き分けた。前半22分、CKからDF柳育崇がフリーでヘディングシュートを決めて先制。後半30、32分と立て続けに失点して逆転されたが、同ロスタイム、DFヨルディ・バイスが起死回生の左足ボレーを決めてドローに持ち込んだ。岡山は3試合連続引き分けで2勝5分1敗となり、昇格プレーオフ圏外の暫定9位に後退した。

 柳の先制シーン。何でどフリーになったんだろうと映像を見返すと、ファーから中央へ入り込む時に相手DFを吹っ飛ばしていたね。そのDFは櫻川ソロモンにも体を寄せられて転倒し、ついて行けなかった。まあ、これだけデカい選手が揃っていれば、セットプレーに強いのも当然だろう。

 それにしても後半の2分間で2失点して逆転されたのは情けない。同点の直前から相手の27番MF榎本啓吾に右サイドバックのDF河野諒祐が何度か交わされて決定機を作られていた。やべぇなぁと思って見てたら、またクロスを許して同点。さらに榎本がワンツーでエリア内に進入され、シュート気味のクロスをバイスがオウンゴール。同じ所を何度も崩されてはいかんよ。柳も「1失点の後自分も含めて集中力が切れたところが2失点目につながった」と反省しているが、押し込まれた時間帯とはいえ簡単に点を取られすぎたね。

 ロスタイムで追いつけたのは「まだ神様は見放していないのかなと思う」(柳)という通り。セットプレーからの2次攻撃で、相手クリアがおあつらえ向きの浮き球アシストとなった。バイスの倒れながらの左足ボレーは見事だったが、本人はほっとしただろうね。

 しかし、勝てないなぁ。8節を終わり1敗しかしていないのは上出来だが、その成績なら上位に食い込んでないとね。内容云々よりとにかく勝ち点3を奪い、勢いをつけたいものだね。

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 今年最後のお花見ライド(たぶん)。まだ4月5日だけどね(T_T)

 最近発見した厚木のアップダウンルートを走って飯山へ。いつもはトラックを含め交通量の多い県道を使っていたのでストレスがない上、里山の風景も楽しめるのはいいねぇ。

 飯山からは宮ケ瀬へ向かうが、土山峠手前に新しい道が最近できた。最後が少し下るので微妙(^_^; だが、ダウンヒルは気持ち良さそう。ただし、リッチランド、半原越への分岐を通らないことになるので注意。


飯山の桜



飯山の桜



土山峠手前に新しくできた道


 宮ケ瀬は9日まで桜まつり開催中なのだが、桜は散り始め、緑色が目立つようになってきていた。週末は雨予報で風も強そう。日曜までもってくれればいいが。


宮ケ瀬水の郷商店街は葉桜



宮ケ瀬。ここの桜は見事



宮ケ瀬


 ひと休みした後は鳥屋からひと山越えて道志みちへ入り、道志ダムからやまなみ温泉方面へ。さらに藤野へ向かい、芸術の道を久々に走る。ここはいつ来てもいい所だねぇ。


藤野芸術の道の「山の目」


 名倉へ下り、相模川を境川橋で渡った先で旧甲州街道に合流。途中で左手へ曲がって旧甲州街道を離れ上野原駅方面へ向かう。桂橋付近は桜吹雪が舞い、道はピンク色に染まっていた。もう終わりかと名残惜しさが漂うが、こういう散りゆく図もいい。


境川橋。この先で旧甲州街道と合流



上野原近くの桂橋からの眺め



 そのまま国道20号方面へ進み、さらに直進して上野原高校、帝京科学大学前を上って行く。初めて走ったが、途中から道が広くなり桜並木も広がり気持ちいい。満開のときはさぞかし見事だっただろう。

 旧甲州街道に突き当たり、左折して中央高速沿いの道をそのまま上り続けると野田尻宿への分岐が出てくる。ここを右折するのが旧甲州街道で、野田尻宿は中央高速を越えた反対側にある。旧甲州街道は再び中央高速をまたぎ、犬目宿、そして国道20号と合流した直後にある下鳥沢宿と続いていく。


談合坂SA手前。右手が中央高速



野田尻宿への分岐


 この日は野田尻宿へは行かず、その先にある談合坂サービスエリアを目指し、裏から歩いて入って遅いランチ。「伝説のすた丼屋」ですた丼を食べたが、SAなので割高だったようだね。で、よく考えるとこの店は近所にもあるので、他にすれば良かったとちょっと後悔(^_^; まー、ボリュームたっぷりだったからいいけどね。高価な生卵も付いてたし。


にんにくたっぷりのすた丼(9140円)



談合坂SAの高速側ではない方の駐車場


 ここまでは回り道をしているので距離は70キロほどだったが、談合坂で折り返した帰りは国道20号で相模湖まで行き、ほぼ最短距離のルートにしたので約50キロ。トータルで128キロ、獲得標高1795メートルのライドだった。


相模湖。ここも葉桜



相模湖


 帰る途中で寄った相模湖でも「さくら祭り」ののぼりがはためいていたが、こちらも葉桜。今年は全般的に天気も良くなかったし、ちょっと残念だったかな。来年、また会いましょう(^o^)

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 4月1日は「アオバヒドイ」で名を馳せるVCR横浜あおばとAJ神奈川が稲城・大丸公園でコラボ(っていうのか?)。あおばお馴染みの場所をともに発着点とし、300キロブルベを開催した。スタート時間は1時間前後したが、ゴール受付は隣同士となり参加者とスタッフが入り乱れるという空前絶後の風景が見られた。エイプリル・フールではないよ。

 あおばは長坂300で、獲得標高は5454メートル。神奈川は渡良瀬300で、獲得標高は1536メートル。長坂は一度走ったことがあるし、楽な方を選ぶよねぇ、やっぱ(^_^; ということで、渡良瀬に参加した。コースは是政橋からお馴染みのコースを北上。往路は飯能〜越生〜前橋〜伊勢崎〜足利を経由して渡良瀬橋を渡り、栃木駅付近を折り返す。復路は渡良瀬川サイクリングロードを少し走り、羽生〜鴻巣〜東松山を通過。越生からは往路とほぼ同じルートを走る。制限時間は20時間。


スタート地点の大丸公園



車検に向かう参加者


 ちょうど桜満開の時期と重なり、まさにお花見ライド。高麗神社参道の桜並木がこんなに綺麗だったとは。ガリガリ君(赤城乳業、地図をよく見ると「本庄千本さくら「5S」工場」だった)の先には「こだま千本桜」があったんだ、など新発見に驚いたり、中腹がピンクに彩られた山々に癒されたり、突如現れた大量の提灯に浮かび上がる東松山の夜桜などを楽しんだ。


高麗神社参道の桜並木。往路では止まれず、帰路の際に撮影



こだま千本桜



こだま千本桜



藤岡の富士浅間神社の桜



東松山の夜桜


 で、渡良瀬橋といえば森高千里。近くにあった歌碑も発見した。歌が流れる仕掛けもあったのだが、そんなに思い入れのある歌でもないので聞いても心はさほど動かない(^_^; まあ、一度は行ってみたかったってところなので、満足満足。


渡良瀬橋到着



渡良瀬橋手前



渡良瀬橋



渡良瀬橋。遙かに桜並木が見える



渡良瀬橋



渡良瀬橋の歌碑。後方に見えるのが渡良瀬橋



左のボタンを押すと曲が流れる


 だけどねぇ。群馬を東へ向かうときは強烈な向かい風。田園地帯の一本道なのでまともに風を食らい、頑張っても時速24〜25キロぐらいしか出ない。さらに過酷だったのが渡良瀬川サイクリングロード。すすみゃーしない(T_T) ヒドイんでね? おまけに「群馬栃木」の県境が現れ、しまなみ海道以来だなぁと感動して写真を撮ったはいいが、その後県境が次々と現れるじゃないか。なんじゃ、こりゃー。でも面白いので全て写真に収めようとストップの連続。結局、栃木→群馬→埼玉→群馬→栃木→埼玉と数キロの間にめまぐるしく変わった。入り組んでるんだねぇ。こんなこともあってサイクリングロードへ入ってから出るまでの7.7キロに23分ぐらいかかってしまった。


渡良瀬サイクリングロード入口



渡良瀬川右岸10キロ地点



群馬と栃木の県境



埼玉と群馬の県境



埼玉と栃木の県境


 実はこの付近で佐野ラーメンを食べようと計画しお店もチェックしていたのだが、通過が午後4時台。ランチタイムに間に合わず、夕方の開店には早過ぎるということでありつくことはできず。群馬ではもつ煮も食べたかったなぁ(これは開店していたが止まりきれず)。せっかくここまで来たのに、コンビニおにぎりとシーフードヌードルしか腹に入れることができなかった。無念。

 夜になって風がやみ、ひと安心もつかの間。ゴールまで残り30キロ付近の飯能でピカッと光った。まさか! そういえば天気予報にはなにげに午後9時ごろに雨マークがあった。でも、降らないだろうと高をくくりレインウエアは持ってきてない。そして霧雨のような細かい雨が落ちてきた。上がってくれ。祈りながら走り続ける。このままなら行ける。やがて路面はびしょ濡れになってきたが、雨は相変わらず霧雨。ひと雨きた後か。という考えは楽観的すぎた。南峰手前であっという間に土砂降りとなった。最悪じゃん(T_T) ウインドブレーカーはレインウエアの代わりにはならない。全身ずぶ濡れになり、寒さに震えながらゴールを目指す羽目になった。スタート地点までは車で来ているのでリタイアはできず、走るしかなかったのよ。

 残り十数キロで運良く5〜6人のトレインの後方につくことができたのは幸いだった。そのうち2人はしっかりレインウエアを着ていた。朝夕と昼間で寒暖差があり、そちらを優先してウエアを用意していた。準備不足を反省。

 後で知ることになるのだが、雨雲があったのは飯能から稲城付近だけだったらしい。当然、雨雲を連れてきたのはあおばの会長しかいないと思ったが、ゴール受付では姿を見なかった。じゃあ、誰やねん? しかし、夜中の雨の公園に次々とやってくる自転車乗りって、端から見ると異様だろうなぁ。


ゴール受付。手前が神奈川、奧があおば(木がじゃまで見えません)


 完走タイムは17時間19分。200キロは11時間弱だったので、最後の100キロでかなり時間を使った。「ほんとうに平坦です」の謳い文句通りに平坦だったが、向かい風地獄とまさかの雨。西へ向かわずコースは間違ってないのにヒドイ目に遭ったよー(T_T)

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