お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?




完走


 BRM927泉佐野600(紀伊半島一周)の終盤100kmは小雨が降ったり止んだりでした。

 写真はボケボケでよく分かりませんが、サイコンの総距離は615km。キューシート上では609kmだったので6kmほど余計に走ったことになるのでしょうか?

 辛くて苦しかった600kmですが、終わってみるとそれもまた楽しい思い出というのもブルベの面白さ。いい2日間でした。

 昨年の長野600の後は手の痺れがひどく、箸も持てない状態が続きましたが、今回はそれほどひどい状態にはなっていません。ブルベ参加2年目で、ようやくロングライドに少しは耐えられる体になってきたのでしょうか?

 ヒロさん、都古さんひなともさんwethermanさん、寒川のKさんご夫妻、豊川のtakeさんAlwynさんほか、大阪の方や名古屋の方やアメリカから来たドイツ人の方など、同じコースで一緒に苦楽をともにしたブルベライダーの皆様、ありがとうございました。

 また、スタッフの方々には各PCで声を掛けて頂きました。とんでもないルートでしたが、それだけに達成感のあるものとなりました。運営、ご苦労様でした。感謝です。ゴール後のラーメンは、口が何も受け付けなかったため食べることができず申し訳ありませんでした。遠征費がかさむので「また来年」とは言えませんが(^^:、参加できる機会があればよろしくお願いします。

 ブルベ前のブリーフィングで、ブルベを主催している福岡の方と長野の方が紹介されました。来年から長野でもブルベが開催されるようです。スタート地点は不明ですが、コースはどう考えても・・・( ̄◇ ̄;) ○態ライダーの集まる場所がひとつ増えましたね(^^:

 600kmブルベを走ったことで、9月の月間走行距離は過去最高の1668.73kmとなりました。

    ※08年の通算 9643.43km
         ロード 4485.71km
         BD-1  4875.32km
         MTB  0282.40km

◆08年の走行距離
    通算      月間
01月 01239.40   1239.40
02月 02450.75   1211.35
03月 03167.78   0717.03
04月 03416.59   0248.81
05月 04851.75   1435.16
06月 05573.06   0721.31
07月 07075.72   1502.66
08月 07974.70   0898.98
09月 09643.43   1668.73

 ※泉佐野600の詳細レポートは今しばらくお待ち下さいm(_ _)m

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紀伊半島は手強いやつでした。38時間54分。長野を6分上回りました。

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本州最南端と夕日をゲット。

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 BRM913静岡400で、私にとってはブルベでは初めての体験となるドロップバッグがあった。

 補給個所が少ないこともあって、127km地点のPC2(道の駅 信州平谷)と290km地点のPC4(道の駅 信州新野千石平)の2個所にバッグを運搬してくれた。

 小さいバッグに着替え、補給食、予備電池など、自転車に積むとかさばるものを入れ、輪行袋やブルベに関係ないものは別にゴール地点に預けたままとするのが本来の姿だろうが、リュックがひとつしかなかったので、宿泊用の着替えや輪行袋などあれこれ詰まったままでドロップバッグとして預けてしまった。

 他にもでっかいバッグを預けた方がいたようで、ちょっとヒンシュクでした(^^: 参加人数が26人と少ないので何とかなったようだが、これが大人数となると車に積みきれないケースも出てくるので当然ッスね。

 ということで、60人近くが参加する泉佐野600のドロップバッグ(331km地点の【PC3】道の駅「紀伊長島まんぼう」)は、静岡での反省を踏まえてモンベルのサコッシュにジャージやレーパン、インナーなどの着替えだけ入れたものを用意している。

 400km以上となると、途中で着替えることができるドロップバッグはありがたい。沼津600のときのように「サドルバッグが5キロ」なんてこともなくなる(^^: 今回は有料だが、それでも感謝です。

 ただし、静岡400では、PC4で着替えた後は少し上って残りはほぼ下りだったので良かったが、今回の泉佐野600はアップダウンだらけなので、着替えてもすぐ汗びっしょりになってしまうのだろうが・・・。


 どうも、移動日の金曜は雨っぽいようですね。で、このひと雨で気温が下がるのか・・・。

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BD-1でチャリンコ通勤<9月23日(火)=110>


秋空\(^▽^)/

 晴れ。気温27度。やや追い風。最高のコンディションのジテツーでした(^_^) 週末もこうだといいんだけど・・・。

 今月のジテツーは、ブルベ泉佐野600に備えての休足もあるのでこの日で終わりになりそうッス。帰還後もたぶん走れないでしょうし(^^:

◆08年の自転車通勤回数
 01月 15/21
 02月 14/21
 03月 07/21
 04月 02/21
 05月 13/22
 06月 13/21
 07月 18/23
 08月 17/24
 09月 11/19

 9月のジテツー打率は.579。もう1回走れば6割越えだったのですが、雨やブルベ前後が走れないこともあって、仕方ないッスね。

 年間トータルは.570。こちらも6割の道は遠いなぁ。

 年間の走行距離はこの日で9000kmを突破。月平均1000kmキープです。

 ◆サイコンによる記録
    距離   41.20km
    平均時速 21.7km/h
    走行時間 1時間53分39秒
    最高速度 49.3km/h

        ※08年の通算 9020.61km
              ロード 3862.89km
              BD-1  4875.32km
              MTB  0282.40km

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 初の近畿参戦です。関西のみなさま、よろしくお願いしますm(_ _)m

 さて、ルートの予習をしてみましょう。
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ルート地図(PDF)

※アルプスラボ
スタート~切目駅
切目駅~PC2潮岬
潮岬~熊野道の駅
熊野道の駅~PC4南伊勢
PC4南伊勢~伊賀IC
伊賀IC~法隆寺
法隆寺~ゴール
↑間引いてないので多いッス(^^:
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◆スタート(泉佐野市りんくう公園)0km~PC1(ローソン田辺元町中之谷店)119km

 まず15km地点に雄の山峠(218m)。直前2kmぐらいがきつそう。峠から激坂を下ったあとは、ややこしそうなルートで36km地点の通過チェックポイント(ファミリーマート海南駅前店)へ。その先で少し海を見た後は、内陸へ戻り水越トンネル、由良トンネルを越える(ともに直前がきつそう)。御坊市付近から本格的に海岸線を走ることになるようだ。

 岩代の先をひと上りして、PC1へ。アルプスラボを見る限りでは、それほど厳しい区間もなさそうなので、グロス19~20km/hで行けるかな? まだ元気だしね(^^:

◆PC1119km~PC2(潮岬観光タワー付近)198km

 140km地点の椿温泉あたりから、細かなアップダウンが始まりそう。147km地点の「道の駅志原海岸」の先にあるローソンがPC2までの最後のコンビニかな。161km地点に「道の駅すさみ」があるが、その先は本当に何もなさそうだ。

 190km地点の潮岬西入口を右折すると、潮岬への上りが始まり、途中から下り始めてPC2へ。

 ここで夕方かな。和歌山の27日の日の入り時刻は17時49分。グロス20km/hじゃないと、夕日に間に合わないぞ。

◆PC2198km~PC3(道の駅「紀伊長島まんぼう」)331km

 PC2を出てから271km地点の大泊海岸までは、アルプスラボによるとほぼ平坦なんだが、本当かな。ま、多少のアップダウンはあるでしょうがね。

 次のPCまで長いので、250kmを越えたところにある「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」か「道の駅 パーク七里御浜前」で小休止になるだろう。いや、その前に勝浦が新宮でメシかな。余裕があればマグロでも食べたいところだが・・・。

 大泊海岸から先は、「南紀の難所・佐田坂」が待っているそうな(>_<) たぶん5~6kmが平均6%で、それが終わっても緩やかな上りとなっているみたい。

 282km地点の「道の駅 熊野きのくに」でも休むだろうな、きっと。

 矢ノ川トンネルの先からは下り。尾鷲の先で少し上ってPC3へ。

 PC3到着は深夜になるでしょう。ここでドロップバッグがあるので、SSRからKEIOにジャージを着替えてリフレッシュしよう。

◆PC3331km~PC4(ファミリーマート南勢五ヶ所店)385km

 PC3からPC4までの約50kmは無補給地帯。そしてきついアップダウンの繰り返し。眠気との闘いも始まっているだろうし、このブルベで一番辛くて苦しい区間になるだろう。案内によると「坂道・トンネル・真っ暗闇、坂道・トンネル・ 真っ暗闇、坂道・トンネル・真っ暗闇・・・の繰り返し」だそうだ( ̄◇ ̄;) DNFしようにも線路からは離れていくし・・・。頑張って走るしかないッスね。

 えっと、暗闇の中で寝てる人がいたら、きっと私です(^^: 踏まないで下さいねm(_ _)m

◆PC4385km~PC5(サークルK国1関宿店)456km

 PC4をスタートした途端に、2kmほどキツイ上りが待っている。その先もアップダウンで、約20km先の玉城インターあたりまで続くようだ。ただし、玉城インターから430km地点の津までの約30kmは平坦のようだ。

 この区間で夜明けになるのかな。

 津を過ぎると緩やかな上り。それがPC5まで続くことになっている。

◆PC5456km~PC6(ファミリーマート針トラックステーション店)517km

 R25に入るとアップダウンが続く。無補給地帯も多い。しんどそうやな。

◆PC6517km~ゴール(泉佐野市りんくう公園)609km

 525km地点の天理ダムあたりから下りになる。そして、法隆寺へ寄って、と(^^:

 大阪に入って最後のR170は辛い上りになりそうッス。鳥羽からフェリーに乗って渥美半島へ行っていなければ、の話ですが(^^:

 アルプスラボによると、標高が最高でも500~600の間だし、長い下りもないのでそれほど寒くないと予想されるが、どうだろう?

 最後の方は、何となくはしょった感がありますね(^^: 600となると、予習でも終盤は疲れる。ま、PC6まで来れば何とかなるでしょ。タイムオーバーしていなければ・・・。

 とりあえず天気は



 雨マークなし\(^▽^)/ 大丈夫みたいッスね。今のところは(^^:

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<その4>から続きます


00:35 PC4出発前

 PC4から新野峠までは4.5km5.8%のはずだった。沼津600のとき土砂降りの中を下りた坂を、今度は汗びっしょりになって上る。ウエアが濡れるのは、天候がどうあれ一緒だ。道の駅まではたった1人だったが、今度は少し前にブルベライダーの尾灯が見えるから安心(^^: と思っていたら、あっという間に見えなくなってしまったよ。

 ところが、4.5kmを過ぎてもピークに着かない。あとは「売木への分岐があれば、あと500m」と心の中で繰り返しながら上った。辛い辛い登坂だった。


01:07 新野峠へ帰ってきた

 約13時間後に新野峠に戻ってきた。自転車から降りていたら、後続のブルベライダー(最後尾の方ではない)に「大丈夫ですか」と聞かれた。「ブロガーですから」とは言えないので(^^:、「ウインドブレーカーを着ているだけですよ。大丈夫」と答えると、彼はそのまま走り去った。深夜1時の峠に腰を落ち着けるのは、ブロガーぐらいしかいないッスよね。これだから遅いんだ。

 新野峠を上っているときから、眠気が襲ってきていた。どうも、単調な夜の登坂時に眠くなる傾向があるようだ。

 グローブはもう汗で水浸し状態だったので、下りに備えてイボイボ軍手を装着し、ウインドブレーカーも着込み、ネックウオーマーも付けた。1000mからの深夜の下山ですからね。でも、気温が意外に高く、途中からは暑くてたまらず、ウインドブレーカーを脱ぎ捨て、軍手も外して素手でダウンヒルした。

 下りながら、寝場所を探す。最初の屋根付きのバス停は、すでに先を越されていた(´△`)

 ガムを噛んで眠気を押さえながら、下り続ける。


03:47 佐久間駅

 東栄温泉の先で自販機休憩した後、どうにも眠気が危険区域に入ったようだったので、佐久間駅のベンチに少しだけ横になった。眠ることはできなかったが、少し体が楽になった。

 出発前に駅に貼ってあるポスターに気が付いた。「みさくぼ祭」とあり、花火を打ち上げると書かれていた。豊丘から見えた花火のひとつはこれだったのか?

 大井橋を過ぎるころだったろうか。ポツリと水滴を感じた。きたか・・・雨。

 すぐ止むだろうという思いも空しく、雨は降り続ける。

 小さな小屋で引き戸もあって虫も入ってこないという綺麗なバス停(=絶好の寝床)を見つけたので、ストップ。しかし、眠ろうとするが雨の音が気になって眠れない。これ以上雨が強くなる前に下りなきゃ、やばいぞ。きっと雨は山沿いだけだろうし、平地に逃げなきゃ、とまた走り出す。

 再び、雨の中を下る。

 しばらく走って、またストップ。雨は若干小降りになっていたこともあり、屋根付きのバス停で横になる。しばらく目をつぶったが、やはり眠れない。「シャー」とロードで走り去る音を聞いて、起きあがりまた走り出す。

 雨は「道の駅 相津花桃の里」を過ぎるころにようやく上がった。夜も明け始めていた。

 山東付近で下りが終わる。サークルKが見えてきたときに「帰ってきた」と感じた。

 ここからは平坦。だが、足に力が入らない。残りはたった30km。時間的にようやく完走が見えてきたので、安心したこともあった。時速20km/hほどのサイクリングモードで、のんびりと最終PCへ向かう。

 長い飛龍大橋は車道を走る自信がなく、歩道を走った。もう、疲労困憊ッス。


05:56 PC5(最終PC)到着

 ◆PC5(サンクス浜北上島店=静岡県浜松市浜北区)まで
    時間   午前5時56分 貯金1時間24分
    距離   383.17km
    平均時速 21.0km/h
    経過時間 23時間56分
    グロス時速 16.0km/h

 誰もいないかと思っていたが、4人ほどのブルベライダーがまだPC5にはいた。埼玉ジャージの小径車の方もいた。もっとも、私が補給している間に全員が消えていたが・・・。

 しっかり食べている人もいたが、私は何も食べる気がしなくて、朝バナナとコーヒー牛乳で腹をごまかす。

 そして、最後の気力を振り絞って走り出す。グロス15km/hを維持すれば完走だ。時速20km/h前後でのんびり走る。

 朝になれば、だいたい眠気は覚めるものだが、この日はどんよりとした曇り空。相変わらず眠気は覚めない。町中にはいると、バス停にベンチはなかなかない。ようやく商店前にベンチを見つけたので、横になる。

 夢を見た。内容は覚えていないが、楽しい夢だったようだ。そのためか、少し気持ち良くなって目覚めたときは、自分が今、何をしているか分からなかった。

 いけねぇ! ブルベを走っているんじゃないか。慌てて時計を見た。午前7時20分。まだ、最終PCのクローズ時間だ。助かった。間に合う。

 結局20~30分眠っていたようだ。


07:47 袋井親水公園ゴール 経過時間25時間47分(貯金1時間13分)

 袋井駅前を左折し、線路沿いを走って親水公園へと向かう。ゴール地点は、200kmのときは奥の方だったが、今回は手前にあった。

 tictacさんから遅れること8時間10分(爆)、ようやく400kmを走り終えた。そして、トラウマとなっていた新野峠、飯田のアップダウンを苦しみながらもこなし、沼津600のリベンジを果たした。ふぅ~~~~。

 ◆サイコンによる記録
    距離   405.45km
    平均時速 20.8km/h
    走行時間 20時間00分55秒
    最高速度 54.4km/h
    経過時間 25時間47分
    グロス時速 15.7km/h

        ※08年の通算 8895.97km
              ロード 3862.89km
              BD-1  4750.68km
              MTB  0282.40km

 「いやぁ~、きつかったッスよ」。ブルベカードにサインしながらスタッフの方に言うと、「楽して走った人はいません!」と返された。速い遅いの差はあれ、確かに全員が苦しみ抜いたコースだった。それだけに、達成感はひとしおッス(^^:

 ただ、反省としては相変わらずの後半のヘタレぶりと、仮眠をうまく取れないこと。300kmを過ぎたあたりから、視線はベンチを求めてさまよい始める。もうちょっとだけ強くなりたいものだ。

 着替えを済ませていると、私の次のブルベライダーが帰還した。結局、その方が最終走者になったようだ。

 掛川から新幹線で帰路に着く。ガラガラだったので、3人がけの席を1人で占領して自転車も置いていたのだが、3連休の中日とあって熱海からは満員。慌ててデッキへ自転車とともに移動し、新横浜までは立って帰った。

 新横浜からは自走で帰ろうと当初は思っていたが、重いリュックを背負って走る気にならず、最寄り駅まで輪行して帰宅。こんなことなら、新幹線でビアを飲めば良かったと後悔した。せっかく電車で行ったのにねぇ(^^:

 さぁてと、次はSR目指して紀伊半島一周だ! また時間との闘いが待っているんだろうね(^^:

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<その3>から続きます

 道の駅の先の柏木交差点を直進し、K15から伊那広域農道へと入っていく。

 「広域農道」。なんだがイヤな響きだ。まともな道であったためしがない。埼玉のビーフラインといい、宇都宮の八溝グリーンラインといい・・・


16:37 ここは「花の道」

 しかし、この農道は「花の道」と名付けられただけあって、下り基調の緩やかなアップダウンが続く道だった(^_^) 周りは開けているし、その名の通り、花も沿道に植えられていて、気持ちのいい道だった。


17:14 かんてんばばホール


17:18 気持ちの良い道が続く


17:19 「山本交差点」で久しぶりに道を曲がる

 桜町駅から40kmほど延々と真っ直ぐ走り続けてきたが、退屈になることはなかった。やっぱり、田舎の道はいいな。

 久しぶりに曲がるポイントとなる山本交差点では、信号が変わらないかと思った。それほど長いこと待たされた(T_T)


17:24 細い川沿いの道を行くとR153


17:26 久しぶりの天竜川。佐久間あたりで別れて以来でしょうか?


17:26 伊那市役所通過


17:32 PC3到着

 ◆PC3(サークルK 伊那境店=長野県伊那市)まで
    時間   午後5時37分 貯金2時間12分
    距離   207.31km
    平均時速 21.9km/h
    経過時間 11時間32分
    グロス時速 18.0km/h

 ようやく折り返しに到着。そこには、東栄温泉で会った方や、小径車の方を含めて4~5人のブルベライダーがいた。

 スタッフの方がいたので、「私は何番目ぐらいですか」と聞くと、「えっと、後ろから数えた方が・・・。後ろから5番目ぐらいですかね」と申し訳なさそうに言う。

 そういえば、PC2で何人かのブルペライダーに会ったが、その後の道中では小径車の方しか会っていない。いつもなら何人にも抜かれる峠への登坂でも、たった2人しか抜かれた記憶がない。要するに、私の後ろに人はほとんどいないのだ。

 実はこの時点では知るよしもないのだが、リザルトを見てみるとPC2からゴールまで、完走した20人のうち、私は常にブービーで到着していた。PC1を過ぎるころから今回の参加者は健脚揃いだと感じていたが、リザルトからもそれは証明されていた。というか、単純に私が遅いんだろうね(^^: やっぱり休みすぎかな。

 「でも、ここにこの時間なら完走は大丈夫ですよ」と、長野600を走ったというスタッフの方は元気付けてくれた。飯田のアップダウンと新野峠上り返しは残っているが、前半よりは後半の方が上りは少ない。貯金も2時間以上になっている。後半も同じペースを保つことができれば、計算上は4時間の貯金となる。まあ、そんなに単純にはいかないだろうが、ちょっとのんびりし過ぎたかと思っていたので、この言葉に少し安心した。

 だが、定番のシーフードヌードルをすすっていたら、そのスキにほとんどの方が出発して、結局1人取り残されてしまった。まー、こんなもんですな(^^:

 さて、ここからはナイトランだ。暮れ始めた伊那の町を、フロント4灯(ハンドル2灯プラスクイック取り付けの2灯)、尾灯3灯、ヘルメットに付けたライト&尾灯と、トータル9灯を全開にして走り出す。


18:37 火山峠を越え駒ヶ根市へ

 火山峠へは4km3.3%の上り。真っ暗な道を歯を食いしばって上る。この上りが終われば、天竜峡までの50kmは下り基調だ(^^)


19:09 ミスコース必至の十字路に、AJ静岡設置の矢印

 火山峠をクリアして待望の下りに入り、快調に走る。スピードも乗っている。と、体では感じるのだが、サイコンを見ると25km/h前後しか出ていない。もしかして、前半で足が終わっている!? 夜は、体感するほどスピードが出ていないものだが、それでも25km/h前後はないだろう。まいったな( ̄◇ ̄;)

 やがて交差点にピカピカ光る尾灯が見えてきた。昨年まではここはT字で曲がりやすかったのだが、今年は新しい道ができて十字路となってしまった。信号もなく、標識もなく、目印になるものはなにもない。ミスコース必至ということで、ブリーフィングにあったようにAJ神奈川のスタッフがわざわざ矢印を置いてくれているのだ。

 このポイントの先からは天竜川沿いを走ることになるのだが、道幅が狭い。左手には山が迫り、右手はガードレールがあるがそれを越えるともう川。カーブもやたらに多く、ほとんどがブライドコーナーとなっているので、危険きわまりない。自転車と車とのすれ違いもお互いにスローダウンしないと無理なので、カーブではスピードを落として慎重に曲がっていく。

 荒れた個所があったり、目の前を犬、猫以外と思われる四つ足の動物が通りすぎたりして( ̄◇ ̄;)、神経をすり減らすコースだった。ただ、月明かりがあり、真っ暗というわけではなかったのが幸いだった。


19:45 天竜橋を渡って一度右岸へ

 ずっと左岸を走っていたが、天竜橋で一度右岸へ渡り、次の宮ケ瀬橋で再び左岸に戻ってくる。


20:18 豊丘あたりから見えた花火

 快適な下りはまだまだ続く。

 豊丘付近を走っているときに、ふと右手を見ると花火が上がっているのに気が付いた。お、いいねぇ。ブルベで花火見物ができるとは思わなかったよ(^^:

 やがて花火は真正面に見えるようになってきた。おぉ! 花火に向かって走っているぞ! こりゃ気持ちいいや\(^▽^)/

 しかし、最初に見た花火よりは近い感じがする。そんなに速く走れるわけはないのだが、おかしいなと思っていたら、なんと正面と右手の2個所で花火は上がっていた。

 ちょうど右手の花火が障害物なく見物できる場所があったので、ストップ。しばらく花火を堪能していたら、どんどんどんどんーーーーーと景気良く一気に上がった後、拍手と歓声が聞こえてきた。あれが最後だったんだね。いや~、良かった良かった。パチパチパチ。

 でも、田舎だねぇ。あんなに離れているのに歓声が聞こえるなんて(^^: 少しの間だったが、ブルベを走っていることを忘れされてくれるひとときだった。

 この先からコースは多少複雑になるのだが、標識にある「天竜峡」を目指せば良かった。


20:57 天竜峡駅

 ◆天竜峡駅(長野県飯田市)まで
    時間   午後9時13分
    距離   264.63km
    平均時速 21.6km/h
    経過時間 15時間13分
    グロス時速 17.4km/h

 多少上ったりもしながら、天竜峡駅到着。そして、ここからまた本格的なアップダウンが始まるのだが、あと40km頑張れば下り基調となる。ひと休みして最後の上りに備える。

 このまま一気に走るのかというと、実はそうでもない(^^: 2km先のサークルK天竜峡店にあっさり吸収される。PC4までの最後のコンビニと思ったからだ(実はもう1軒あった)。少し腹が減ったので、朝バナナとおにぎりを補給した。


21:50 道の駅 信濃路下條

 で、また2km先の道の駅に吸収・・・は、されなかった(^^: 沼津600のときに、休憩室で寝たので懐かしくて寄っただけッス。

 アップダウンといっても、阿南までは約15kmの上り基調で、早稲田トンネルから落合大橋までが下り基調と予習でははじき出していたが、そんな甘いことはなく、きつい上りと豪快な下りの繰り返しだった。でも、今度は雨も降ってないし負けないぞ。

 上っていると「ここは峰竜太の故郷」なんて顔写真入りのでかい看板があった。地方だねぇ。微笑ましくて嬉しくなってしまう(^^:

 このアップダウンの下りで区間距離用のサイコンがぶっ飛んだ。ブラケットからすぐズレて外れそうになっていたので気にはしていたのだが、まさか落っこちるとは思わなかった。ストップしてライトを照らして捜したが、見つからなかった。たった1回でオシャカになってしまった。痛い(T_T)


22:26 峠までで最後の自販機(と思っていたが違っていた)

 沼津600のときに、Bongoさんと出会った自販機があったので、また懐かしくてストップ。というか、コーラが欲しかったのだ(^^:

 落合大橋を過ぎ、その先の長い長い帯川トンネルからアップダウンのダウンは終わり、いよいよ新野峠へ向けて本格的な上りが始まる。PC4まではあと8kmだ。

 ここはきつかった。上りももちろんだが、クルマもまったく通らない真っ暗な道を1人で上っているのだ。周りからはいろんな音が自然と耳に入ってくる。

 「キィーーーーーーーーーーーー」
 「ザザーーーーーー」

 何かいるの?( ̄◇ ̄;) 振り向くと・・・何か横切った気がした。幻覚? あぁ、振り向くんじゃなかった。怖いよ~~・・・。

 それでも、上りの辛さに耐えかねて、街灯のあるところでストップ。ちょっとだけ休もうかと自転車を降りる。ふと、対向車線のガードレールを見ると、一個所だけいやに黒い。なに? あれ? あそこに何かいる? オレのことずっと見てる? 

 また「キィーーーーーーーーーーーー」という奇声が聞こえてくる。何でこういうときに限ってクルマが来ないんだ。あ~、ダメだ。休んでいる場合じゃない。前へ進むんだ。後ろを見ないで!

 ◆PC4(道の駅 信州新野千石平=長野県下伊那郡阿南町)まで
    時間   午後11時59分 貯金1時間27分
    距離   293.55km
    平均時速 20.7km/h
    経過時間 17時間57分
    グロス時速 16.4km/h

 何も考えず逃げるように必死で上り、少し平坦になったところでようやく道の駅が見えてきた。もう大丈夫だ。ここにはヒトがいる。

 PC4の道の駅はトイレ前がベンチのある休憩所となっており、何人かのブルベライダーが寝ていた。チェックを受けながら、「もう大丈夫ですね」とまた完走の太鼓判を押されるが、「睡魔が来なければ、の話ですね」と答える。

 ドロップバッグがここにあったので、インナーを着替えたり、スタッフの方と話したりしてかなりまったりしたので、到着時点では1時間半ほどあった貯金が、出発時点では1時間を軽く切ってしまった。いくら下り基調とはいえ、残りはまだ100kmある。メカトラがあったらヤバイ時間帯に突入している。寝ているヒマもないかもしれない。

 私がのんびりしている間に、寝ていた方々は次々に起きて走り出して行った。

 スタッフの方によると、この時点で私の後ろには3人が走っていたのだが、そのうち2人はここへ到着する以前にDNFとなったようだった。

<その5>へ続きます

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BD-1でチャリンコ通勤<9月20日(土)=109>

 ロードのキャリパーブレーキのシュー交換は簡単でいいのだが、BD-1のVブレーキのシュー交換はどうも苦手だ。

 以前、自分で交換したはいいが、キュッと効く感覚がないのでルナサイクルで見てもらったら、「こりゃーダメっすよ。よく走ってましたね」と怒られたので、以降は素直に頼むことにしている(^^:

 ここの所、ブレーキの効きが甘くなってきたので、この日の出勤途中でルナサイクルに寄ってシュー交換をしてもらった。

 「休日のルナサイクル」。ひょっとして、会えるのでは・・・と密かに期待していたら、「お久しぶり~」と現れました、ぴろまろさん(^_^)


港北ニュータウン・ルナサイクルにてぴろまろさんとバッタリ

 お会いしたのは、昨年の東京エンデューロ以来。でも、ぴろまろさんの動向は、なぜかTOMOKIさんのブログで把握できているので、久しぶりという感じがしないんですが(爆)。

 こういう偶然は楽しいッスね(^^:

 ◆サイコンによる記録
    距離   42.00km
    平均時速 21.7km/h
    走行時間 1時間55分48秒
    最高速度 49.8km/h

        ※08年の通算 8979.41km
              ロード 3862.89km
              BD-1  4834.12km
              MTB  0282.40km

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<その2>から続きます

 R151、R418、そして今度はR153を上る。相変わらず直線の上りが多い。


13:23 今度はR153を上る

 日差しが強くなってきた。もう少し曇ってもいいんだがねぇ・・・(^^:


13:25 名古屋から91km地点

 そうか。R153は起点が名古屋なのか。このまま北へ行くと飯田を通り、伊那を越え、高出でR19、R20にぶつかり終点となる。飯田からは沼津600のコースだったねぇ。思い出したよ。私の場合、飯島から先は走れなかったが・・・(T_T)


13:30 「避譲車線」というらしい登坂車線

 「避譲車線」という言葉は初めて見た。「避けて譲る車線」という意味なのだろうか。


13:32 橋が上りというのは辛い


13:44 治部坂峠1187m

 道の駅から走り出して25分弱で治部坂峠に着いた。直線の上りはあったが、それほどキツイという印象はなかった。だが、標高は1187mと、このコースで一番高い所まで上ったことになっている。


13:45 「スノーシェルター」と確か書いてあった

 路肩も広く、明るいトンネル、いやスノーシェルターだった。


13:46 シェルターを抜けると阿智村


14:01 飯田まで23km地点

 シェルターを抜けてアップダウンの後、寒原峠へ。ここは上ったという印象はあまりない。いつの間にか着いた感じだった。


14:01 寒原峠1073m

 それでも1073m。新野峠より高い。

 そして、\(^▽^)/ 天国の下りが始まるぞーーーーーっ! 何たって「7%の下りを7.5km」。最高ッス!!

 逆は上りたくないッスね、絶対( ̄◇ ̄;) 楽しそうに上っている人がひとりいましたがね・・・。

 豪快に下って、といっても下りもヘタレなんで、60km/h手前でブレーキをかける(^^:

 R256とぶつかって道なり右折すると、傾斜もやや緩やかになるが下り続けることは変わりない。


14:18 天竜峡への分岐


14:21 153、256の合体国道を行く


14:23 飯田市へ

 やっと町まで下り、飯田市へと突入する。

 このあたりでさすがに腹が減ってきた。反対側だったが、コンビニへ吸収されることにした。

 ◆飯田市内のセブンイレブンまで
    時間   午後2時44分
    距離   159.09km
    平均時速 21.3km/h
    経過時間 8時間44分
    グロス時速 18.2km/h

 遅いランチは「焼き肉弁当」をガッツリ。これまでのブルベでは、パスタや麺類ばかりでご飯物を食べたことはなかったが、この時間までちゃんと食べていないこともあって、あっという間に平らげることができた。日陰がなくて暑かったけどね(^^:

 食べていたら、埼玉ジャージの小径車のブルベライダーが目の前を下って行った。あれ? あの人、PC2では確か先にスタートしたハズなんだが・・・。ま、いいか。


15:15 飯田駅を過ぎ、桜町1、2丁目を曲がるとK15

 さて、腹もふくれたし走りだそう。時間を考えると、そんなにのんびりしているヒマはないのだ。

 しばらく下って、松川橋でR256に別れを告げる。飯田駅方面へ向かい、ロータリーをぐるっと回って桜町1、2丁目を曲がると、うわっ( ̄◇ ̄;) 何? この坂・・・。市街地だろ。もうちょっと緩めてくれよ。

 激坂を上って飯田線の踏切を渡る。道は右へカーブしながらもさらに上っていく。


15:32 K15で松川を目指す

 ここからはアップダウンの連続となる。「足にくる」とブリーフィングで言っていたが、確かにその通り。上り部分はフロントをインナーに落とさないと上れない。


15:34 上りがなけりゃ、のどかな道なんだが・・・


15:36 駒ヶ根まで23km地点


15:41 高台を走っている感じ

 アップダウンはキツイが、国道と違ってクルマの通行は少ない。左手は中央高速なので見晴らしはよくないが、右手にはのどかな風景や、彼方まで見渡せるような気持ちのよい風景が続くので、走っていて飽きることはなかった。


15:47 松川町へ

 松川ぐらいから、アップダウンは多少緩やかになり、フロントがアウターのままでも走り続けられるようになってきた。


15:50 りんごに桃に梨

 「りんご狩り」という看板が目立つようになってきた。信州だなぁ。


16:04 飯島町へ


16:11 道の駅到着

 ◆道の駅 花の里いいじま(長野県下伊那郡飯島町)まで
    時間   午後4時12分
    距離   182.76km
    平均時速 21.5km/h
    経過時間 10時間38分
    グロス時速 17.9km/h

 予定通り、道の駅へ吸収される。ここでさくら丼でも食べるつもりだったが、飯田のコンビニで食べたばかりだし、相変わらず貯金も増えないみたいなので、レストランへ入ることは諦めた。


16:21 馬か丼は食べられず。写真で我慢(^^:

 代わりにソフトクリームを食べたのだが、小さい女の子が私をずっと見ていると思ったら「おとーさん、欲しー」と駆けだしていった。そんなに旨そうに食べていたのかな。

 「よしよし、買ってやるよ」と目を細めるおとーさん。気持ちは分かる。ウチの娘もあんな時代があったよな。いや、何か買ってくれというのは今でも変わらないか(^^: 値段がべらぼうに高くなったが( ̄◇ ̄;

 それにしてもブルベ参加12回目にして、初めてソフトクリームなんて食べたぞ。焼き鳥も食べたしちゃんとご飯ものも食べているし、今回のブルベの食生活は画期的かもしれない(^^: でも、これが貯金を食いつぶすことにもなっていく。もうちょっと速く走れればなぁ・・・。

 あれれ? またあの小径車が通り過ぎていくぞ。補給個所は違うようだが、ペースは同じなんだろうか。

<その4>に続きます

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<その1>から続きます

 東栄温泉を出発し、少し東栄の町中を走ると戦橋バス停となる。


09:48 戦橋バス停

 ここでR473は左折となるが、市道をそのまま直進。やがてR473とR151が交差する中設楽交差点にぶつかる。


09:52 中設楽交差点。右へ

 ここから傾斜はきつくなり、18km先の道の駅までは、自販機は点在するものの無補給地帯へと突入する。

 先行するブルベライダーは女性。この先で一度パスしたが、また抜き返され、その後は追いつくことはできなかった。強い女性だった。


09:55 中設楽トンネル。長い上りのトンネルだ。鬼は東栄町のシンボルマークかな?


10:11 飯田まで80km地点


10:29 大和金トンネル。路肩がほとんどなく、道幅も狭い真っ直ぐに伸びるトンネル

 この大和金トンネルを抜けると、道は津川橋まで下る。豪快に。帰りは・・・あぁ(´△`)


10:33 津川橋┳字。右へ


10:49 道の駅まであと2km


10:54 道の駅到着

 ◆道の駅 豊根グリーンポート宮嶋(愛知県北設楽郡豊根村)まで
    時間   午前10時55分
    距離   101.08km
    平均時速 23.2km/h
    経過時間 4時間55分
    グロス時速 20.6km/h

 東栄温泉からここまでの20.17kmに1時間11分かかっている。ということは、17.0km/h。下りがあったせいかな。予想よりは速い(これでも(^^:)

 ここでボトルに水を入れ、コーラと薄皮チョコパンで補給する。

 ふと見ると、レストラン入り口に焼き鳥と五平餅を売っていた。焼き鳥(100円)に魅力を感じたので1本買ってみたが、塩が効いていて美味しかった。ただ、ここの鳥というわけではなかったようだ。

 この道の駅から新野峠までは、約10kmで400mを上る。がんばろっと・・・( ̄ー ̄;


11:04 道の駅を出るとすぐに飯田まで68km地点


11:17 茶臼山への分岐


11:30 まっすぐに伸びる上り


11:35 8%の上り


11:35 あの街灯の下で沼津600のときは寝た。そのときは真っ暗

 一番きつい傾斜のところで、沼津600のときは足を着いていた。あのときは眠気もあって本当に辛かったな。今、こうして明るいうちに上っていても辛いけど(^^:


11:42 横平大橋の途中が標高1000m地点

 いつの間にか、晴れ間が広がってきていた。暑い!


11:44 新野峠への最後の登坂車線

 あと60m上ればいい! と思った途端に登坂車線かよ~。


11:49 1060mの新野峠制覇

 ◆新野峠(愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡阿南町の境界)まで
    時間   午前11時50分
    距離   110.62km
    平均時速 21.7km/h
    経過時間 5時間50分
    グロス時速 19.0km/h

 道の駅から新野峠までの9.54kmを約47分。時速は、と・・・12.2km/h。まぁ、こんなもんッスね(^^:

 沼津600のときはここから土砂降り。おまけに真っ暗だった。今日は晴れ(^_^) へ~、峠のピークってこんなだったんだねぇと、登坂の余韻をしばし楽しむ。ふぅ~。

 ここからは下りだが、峠から500m先の分岐を間違えないよう、慎重にゆっくりと下りる。だが、標識があったのでそれほど心配することでもなかった。でも、真っ暗だったら、いかにも間違えそうな感じの分岐だった。


12:00 売木(うるぎ)村

 豪快に下って下って、売木村へと下りきる。商店や自販機があり、そこで補給しているブルベライダーもいた。

 売木村は山に囲まれた小さな村なのだが、国道沿いにはいろいろあった気がする。って、ファミレスとかコンビニじゃないですよ。よく覚えていないのだが、温泉もあったかな。とにかく、「へ~、こんな所にこんなものが」って感じで、意外な気がしたのは確かだった。


12:03 R418を上る

 売木の┳字を左折すると、道は上り始め、集落が途切れると傾斜はきつくなる。


12:14 直線の上り。心が折れそう・・・

 予習によると、売木交差点から平谷峠までは5.6km6.2%の上りだった。

 実際上ってみると、それ以上の勾配を感じた。東栄温泉でブルベライダーに聞いた「キツイ」という意味がよく分かった。直線の上りばっかりなんだもん(T_T) 何だか、湘南平の直上りがずっと続く感じ。時速は5km/h。きっと歩いた方が速い。

 それにカーブではセンターラインにポールが立っているので、アウトへはみ出すこともできない。上っていて和田峠を思い出した。そんなキツさだった。


12:32 左上まで上る

 そして、もうそろそろピークかなという所で現れた頭上の遙か上にあるガードレール。え~!? あそこまで1回曲がっただけで上るんかいな? 勘弁してくれよ。ここでは伊豆の山伏峠を思い出した。

 でも、あそこまで上ればピークだ。頑張ろう。

 はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ・・・・・

 上った! おぉ! 絶景だ。見晴らしもいいぞ。

 でも、ピークはここじゃなかった(T_T)


12:38 平谷峠

 もう少し先がピークだった。で、展望は開けない。あぁ、あそこで写真撮れば良かった。

 ◆平谷(ひらや)峠(長野県下伊那郡売木(うるぎ)村)まで
    時間   午後12時38分
    距離   122.42km
    平均時速 20.9km/h
    経過時間 6時間38分
    グロス時速 18.5km/h


12:40 平谷峠1060m1160m

 下りるときに振り返ると、「平谷峠」の看板があった。

 1060m。新野峠と同じ標高だった。
 1160m。新野峠よりも100m高かった。

 そして、また豪快に下って下って、平谷交差点を右折してPC2へ。


12:51 PC2の道の駅へ

 ◆PC2(道の駅 信州平谷=長野県下伊那郡平谷村)まで
    時間   午後12時52分 貯金1時間39分
    距離   128.49km
    平均時速 21.2km/h
    経過時間 6時間53分
    グロス時速 18.7km/h

 ここは有人PCで、スタッフがブルベカードにチェックしてくれた。「もう残り少ないんですが・・・」と酢イカを出してくれたので頂いたが、旨かったなぁ。

 「平谷峠ってきついッスね」と言うと、「最後まで乗れました?」とスタッフの方が言う。

 う~ん、そういう峠だったんだ。今回のブルベのメーンディッシュはここだった。

 この時点で貯金は1時間半ほど。もう2つ、前半に峠があるが、何とかなりそうかな? ただ、レストランに入って食事するほどの時間は残されていない。


13:10 ちょっとだけまったり

 コーラを飲みながらベンチで少し休んで、本日3つ目の峠に向かって走り出す。

<その3>に続きます

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<プロローグ>から続きます

 いよいよブルベ当日の朝。午前5時前にチェックアウトし、ホテルの前で準備していたら、輪行袋をかかえて2人のランドヌールが出てきた。なんだ、他にも泊まっていたんだ。聞いてみると、1人は千葉からの参加だった。大盛況の千葉を見捨てて、ひっそりと開催されている感のある静岡へ来たんだね(^_^)

 まだ薄暗いなかを、スタート地点の袋井親水公園に向かう。実は泊まったホテルはブルベルート上にあり、帰りのコースをトレースすればスタート地点に行ける。

 気になる肩と腰だが、朝起きたときと、着替えるときに少し痛みを感じた。ただ、無理な動作をしなければ何ともないようだった。自転車に乗っている限りは大丈夫そうだ。

 受付開始時間の午前6時ごろに到着。ブルベカードに記入してしまうとやることもない。アップがてら愛野駅前のコンビニまで軽く走って、トイレと補給を済ませる。


05:30 ブリーフィング開始

 いちごルートの200kmのときはやたら風が吹いていたが、この日はまったくない。空模様はどんよりとした曇りだが、逆に暑くならなくていいかな。まずまずの天候だ。でも、長野の夕方は雨が降ることになっているらしい。

 ブリーフィングでは、ミスコース必至の十字路にスタッフが「矢印」を置くと言っていた。ただし、「右折」とあるのをひっくり返して「左折」にしているので注意とのことだった。


05:39 スタート前。おや? あのSSRは誰だ??

 あまり知った顔がいないなと見渡していたら、なんとSSRジャージ発見! 誰? みんな千葉へ行ったんじゃ・・・。

 「400だけ欠けているんですよ」とtictacさん。すでに600も走っているので、とっくにSRになっていたと思ってたッス(^^:

 同じジャージだから一緒に走る? とんでもない。tictacさんに付いていったら、どんな仕打ちが待っているか分かったもんじゃない。スタート前は、tictacさんの後方に位置し、ひっそりとスタートを待った。

 午前6時きっかりに一斉スタート。私は全体のやや後方で走り出す。


06:01 朝日に向かってスタート

 tictacさんの快速集団はあっという間に視界から消えた(^^: そして、2度とお会いすることはなかった(T_T) 結果的には100km以上の差が付くことになるのだが、あり得ない速さだ(◎_◎;)

 私はあくまでマイペース、マイペースと・・・(^^:


06:04 まずは最初の上りのエコパ坂へ

 エコパゲート前を右折するとエコパ坂の上りが始まる。ここで少しばらけ、下って平坦になるあたりから3人のトレインの最後尾に付くことができた。でも、このトレイン、速いッス。信号ストップでぼ~っとしていたり、乗りながら写真を撮っているとすぐちぎれてしまう。

 それを40km/h近くで追いかけ、必死に付いていく。平坦区間ぐらいは遅れたくないッスからねぇ。


07:00 天竜川にぶつかる栗下┳字

 栗下の┳字をぐい~んと右へ曲がると、天竜川だ\(^▽^)/ また、ここへやって来たぞ! 今度は雨じゃないぞ!! ヤッホーッ~~


07:00 左手に流れる天竜川

 そのまま、前の3人についてクルクル回してPC1へ。


07:11 PC1到着

 ◆PC1(サークルK天竜山東店=静岡県浜松市天竜区)まで
    時間   午前7時14分 貯金1時間10分
    距離   29.86km
    平均時速 26.9km/h
    経過時間 1時間11分
    グロス時速 25.2km/h

 PC1までの距離が短いだけに、ここでまったりしている人はいない。気が付くと、「あれ、あの人もう行っちゃったよ」という感じ。私も飲料補給だけでそそくさと出発する。


07:24 PC1を出発

 ここから一人旅が始まった。


07:26 船明ダムへの分岐


07:26 ここは天竜川です!


07:31 あの橋は人が渡れるものではなく、水道管か何かだったようだ

 沼津600のときは、この先から雨が降り出した。この日はまだ曇り空で、彼方のお山は白く霞んでいて怪しい雰囲気だが、とりあえず雨は降りそうにない。


07:40 横山橋


07:40 横山橋からの天竜川の眺め


07:43 沼津600のときにカッパを着たトンネル

 沼津600のときはトンネルは天国だったなぁ(^^: 濡れないもんねぇ。このあたりから新野峠を下りた先までずっと雨だったよ。

 でも、今日は違うぞ! 快調快調(^^)
 

07:48 景色をたっぷり楽しみながら進む


07:52 遙かに秋葉ダム


07:56 秋葉トンネル

 秋葉トンネルは狭いトンネルだった。トンネルの途中に秋葉ダムへの分岐があったのを、この日初めて気が付いた。



08:00 天竜川右岸を行く


08:03 飯田まで90km地点


08:07 坂はまだ緩やか。そして気持ちのいい風景が次から次へと現れる


08:20 佐久間町へ。気温は22度


08:23 佐久間の町が見えてきた


08:28 お祭り準備かな?


08:30 道幅が細くなり傾斜もきつくなる


08:30 佐久間駅(右が駅舎)


08:40 佐久間ダムは右


08:40 もうすぐ中部天竜の町


08:41 佐久間ダム方面への分岐にあった「竜」

 この佐久間から先はアップダウンが続いた。今は元気があるからいいが、帰りが辛そうだ。


08:46 原田橋


08:46 すれ違いできないほど幅が狭い橋だった


08:46 橋からの天竜川の眺め


08:59 錦橋交差点。右へ


09:02 愛知県東栄町へ


09:10 このあたりは渓谷美だった


09:14 道は緩やかに


09:25 東栄温泉到着

 営業中とあるが、売店は10時開店だったので補給できなかった。「温泉たまご」(確か)という魅力的な看板があったが、残念。仕方ないので、バックポケットに突っ込んでいた薄皮チョコぱんをパクつく。

 私のほかに2人ほどここに吸収されてきたが、そのうちの1人が「ここからが本番ですよね。ここまではフラットみたいなもんですから。新野峠はまだいいけど、その先の平谷峠がきついッスよ」と教えてくれた。え!? そんなにきついの? メーンディッシュは新野峠ではないのか?

 でも、きつくても走るしかない。そのためにここまで来たんだ。

 ◆東栄温泉(愛知県北設楽郡東栄町)まで
    時間   午前9時26分
    距離   80.91km
    平均時速 25.4km/h
    経過時間 3時間26分
    グロス時速 23.6km/h


09:44 こんな写真撮ってるから遅くなるんだ・・・

 写真を撮っている間に、吸収されてきた2人の姿はいつの間にか消えていた。遅いんだから余計なことはしなきゃいいのにねぇ。

<その2>に続きます

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BD-1でチャリンコ通勤<9月17日(水)=108>


遙かにレインボーブリッジ。左手はお台場。竹芝桟橋付近にて

 静岡400から中2日。もう1日ぐらいジテツーは休もうかと思ったが、明日から雨っぽいので決行(^^: ブルペ前もジテツーしていないので1週間ぶりとなった。

 筋肉痛はそれほどでもないが、右肩がまだ少し痛い。両手の小指と右足の薬指あたりもまだ痺れている。左ヒザも少し痛い。う~む、来週末までに治るのだろうか?

 ◆サイコンによる記録
    距離   41.44km
    平均時速 21.6km/h
    走行時間 1時間54分51秒
    最高速度 48.8km/h

        ※08年の通算 8937.41km
              ロード 3862.89km
              BD-1  4792.12km
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●BRM913静岡400 ※参加26人(完走20人、DNF6人) DNS2人 試走認定2人
●月日 08年9月13日(土) 
●天気 曇りときどき晴れ
●ルート 袋井市親水公園~天竜二俣~佐久間~新野峠~平谷峠~治部坂峠~寒原峠~飯田~伊那(折り返し)~火山峠~天竜峡~新野峠~佐久間~浜北~袋井市親水公園

ルート地図

<その1> スタート~東栄温泉(80.91km地点)
<その2> 東栄温泉~PC2道の駅 信州平谷(128.49km地点)
<その3> PC2道の駅 信州平谷~道の駅 花の里いいじま(182.76km地点)
<その4> 道の駅 花の里いいじま~PC4道の駅 信州新野千石平(293.55km地点)
<その5> PC4道の駅 信州新野千石平~ゴール(405.45km地点)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 2週間後に泉佐野600が控えていることもあり、同日に開催される千葉300と迷った静岡400。だが、沼津600で飯田のアップダウンで走る気力を失ってDNFしたことが未だに悔しい。距離は違うが、しっかりと新野峠を越えなくては寝覚めが悪い。ということで、峠三昧のキツ~いコースの山岳ブルベにも関わらず、静岡400の伊那コースに挑戦することにした。

 言ってみれば「リベンジ!天竜」です。晴れた天竜川も見たかったしね(^^:


9月12日(金) 日産スタジアム前で

 400km以上のブルベとなると、帰りの車の運転がかなりやばい状況になるという経験を踏まえ、今回は電車輪行で、前泊地の袋井へ向かうことにした。

 ところが、これが腰と右肩の痛みを招く結果となってしまった。

 宿泊用の着替えなども詰まったリュックを背負って、自宅から自走で新横浜まで走ったのだが、実はリュックを背負うのは骨折してから初めて。おまけに荷物はパンパンに入っていて、半端な重さじゃない。肩にズシッとくる重さに、宅急便で送ればよかったと後悔したが、もう遅い(T_T)

 さらに、ぎりぎりで新幹線に乗ったものだから、重いリュックを背負いながら自転車とサドルバッグを抱えて席を捜すため、車内の通路を2両分ほど歩く羽目になった。当然、右手も使って持ち歩かなければならない。この時点で右肩にかなりな痛みを感じた。骨は繋がっているとはいえ、無理な負荷にはまだ耐えられないようだ。

 ようやく一番後ろの席が空いているのを見つけ、「やれやれ」と自転車を降ろすと、腰が・・・(´△`)

 早くも暗雲漂う・・・

 ◆サイコンによる記録(自宅~新横浜、掛川~袋井のビジネスホテルの自走)
    距離   30.40km
    平均時速 18.9km/h
    走行時間 1時間36分27秒
    最高速度 48.4km/h

        ※08年の通算 8481.52km
              ロード 3448.44km
              BD-1  4750.68km
              MTB  0282.40km

<その1>に続きます

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最初から最後まで時間との戦いでした。ヘロヘロになりましたが、制限時間一時間前に何とかゴールできました。

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