お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 サイクリング界の真夏の風物詩「直江津集合」に今年も参加してきた。ルールはたったひとつ。8月26日18:00に船見公園の人魚像の前にいること。


直江津・船見公園の人魚像


 07年に第1回が開催。コロナ禍で中断ののち、昨年に再開。それに15年越しの思いをこめて初参加し、今回は2年連続2度目の出走となった(^o^) ま、仕事はリタイアしてるので時間はいくらでもあるからね。

 昨年はオーソドックスに碓氷峠を越え、軽井沢から北へは行かず(=渋峠へは行かず)そのまま国道18号を走り続ける(=戸隠へは行かず)最短で楽なコースを選んだ。今年はさてどうしようかと悩んでいたが、ひとつ走りたいと思っていたのが上越と糸魚川をつなぐ久比岐自転車道。糸魚川は松本から北上すれば行ける。となると甲州街道〜国道19号〜国道147号〜国道148号と基本的に走ればいい。でも国道ばかりじゃつまんないか。ふ〜む。

 どうすべぇと思いながら地図を眺めていると、富山という文字が目に飛び込んできた。あれ? もしかして富山湾サイクリングコースから久比岐自転車道へ行けばいいんじゃね。前回の北陸遠征で走れなかった新湊から東も制覇できるし、海の幸もたらふく食べられるじゃないか。で、富山へ行くには高山経由。その高山は松本から国道158号で行けるっぽいぞ。よし、決まりだ(^o^)

 ということで松本、富山、直江津で宿泊する3泊4日の行程とすることにした。初日は自宅〜松本の210キロ、2日目は松本〜富山の150キロ、最終日は富山〜直江津の152キロ。トータル500キロ超となるが、2日目は半分以上が下りだし、最終日はほぼ平坦。ブルベ600キロよりは楽なので何とか行けそうだ。

 ところが直前になって国道158号の安房トンネルが自転車通行不可だったことに気がついた。何だか長いトンネルだけど大丈夫かなと不安に思って調べてみて良かったよ。となると旧道の安房峠を越えることになるのだが、地図上ではすげークネクネ道があり、たっぷり1時間以上はかかりそう。ということで高山へは行かず、富山へはちょっとショートカットして向かうこととし、大筋のルートは替えないで24日木曜日の出発を待った。

 でもねぇ。天気予報がかんばしくないのよ。木曜の早朝は雨が降るらしい。いきなり雨は勘弁だよねぇ。ということで2泊3日に予定を変え、富山経由は断念。金曜に出発することとした。この天気予報は当たり、木曜早朝は自宅周辺ではしっかり雨が降った。

 2日間で直江津へ行けるルートを急きょ、再検討。碓氷峠は路面崩落で通行禁止となっているらしいが、もともと高崎からのルートは今回は考えてなかった。となるとブルベで何度か走った甲州街道から野辺山を越えて佐久へ下るルートが土地カンもあり楽そうだ。でも野辺山は長いんだよねぇ。どうしようかと悩みながら直江津集合のLINEオープンチャットルームをチェックしていたら、沼津出発の方が白樺湖を越えて来るという。あ、これいいんでね。面白そうだ。

 地図で調べると韮崎から七里岩ライン、八ヶ岳エコーラインと走り、大門街道で白樺湖(大門峠)を越えると、一気に上田へ下ることができるようだ。上田までで距離は230キロ、獲得標高は2750メートルとかなりキツいが、上田で泊まって体を休ませれば直江津までは回り道をしなければ110キロ。上りもキツいのは坂中峠だけなので何とかなりそうだ。早めに着けば、久比岐自転車道も走れるぞ。ということで、直前に八ヶ岳攻めに変更した。七里岩ラインはブルベ(あおば長坂300)で長坂駅手前まで走ったことがあるだけ。八ヶ岳エコーライン、大門街道は初めて。う〜ん、何となく楽しそうなコースになったぞ(^o^)

 ただひとつ心配なのは笹子。命がけでトンネルを突破するか、1時間弱かけて旧道を上って峠を越えるか。どうしようかね。

 ま、いっか。着いてみて考えよう。

 ということで二転三転の末、ルートがようやく決定。太平洋、ではなく太平洋に注ぎ込む自宅から数キロ(江の島までは25キロ)の境川にタッチして出発に備えた。(この項続く)


自宅近くの境川



太平洋に注ぎ込む境川にタッチ


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※窪美澄(1965年、東京都生まれ。短大を中退したあとフリーの編集ライターなどを経て、2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞受賞。受賞作を収録した「ふがいない僕は空を見た」が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10の第1位、2011年本屋大賞第2位。同年、同書で山本周五郎賞受賞。12年「晴天の迷いクジラ」で山田風太郎賞、19年「トリニティ」で織田作之助賞受賞、直木賞候補。そのほか「さよなら、ニルヴァーナ」「よるのふくらみう」「やめるときも、すこやかなるときも」「じっと手を見る」(直木賞候補)「私は女になりたい」「朔が満ちる」など。短編集「夜に星を放つ」で第167回直木賞受賞)



●心にしみる5つの短編

 かけがえのない家族を死別や離婚で失う、あるいは密かに思いを寄せる異性との永遠の別れ……そんな「喪失感」をテーマに据え、星座を織り交ぜながら描いた短編集。「真夜中のアボガド」「銀紙色のアンタレス」「真珠星スピカ」「湿りの海」「星の随に」の5編収録。第167回直木賞受賞作。

 すごく読みやすい文体。淡々と進んでいくのだが、あっという間にその世界に引き込まれ感情移入してしまう。選考委員の林真理子さんが「文章はなめらかに進み構成に無理がなく、短編のお手本のようだと高く評価する人もいた」というだけある。物語自体はなんとなく予想した方向へ展開していくので、あっと驚く結末は待っていない。喪失がテーマなのでハッピーエンドでもない。でも、心にしみる。とくに「真珠星スピカ」は妻を失った身にはぐっとくる。幽霊でもいいからリビングに座って見てて欲しい。

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 先日、ニューバイクのフィッティングを行いました。まもなくやって来ます(^o^)

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 ブルベBRM729千葉200上越妙高を完走した翌日の7月30日、ど平坦の千曲川サイクリングロードを走ってみた。長野〜上田の往復で約90キロ。関東でいうと「たまリバー50キロ」にあたるのかな。日曜日だったが、猛暑のせいかポツポツとサイクリストがいる程度。コースは途中で2個所ほど途切れるが道標もあって分かりやすく、問題なく上田までたどり着くことができた。

 長野駅近くのホテルをスタートし、犀川を渡ってまずは川中島古戦場へ向かう。手前の交差点の英語表示は「Old Battle Field」。そのまんまでいいんだ(^_^;


川中島古戦場



「天と地と」の放映(昭和44年)を記念して建立されたブロンズ像。謙信(右)の太刀を信玄が軍配で受け止めている


 サイクリングロードはもう少し長野寄りからあるらしいのだが、今回は古戦場の裏から入った。走っている時に気がついたのだが、この道は「Japan Alps Cycling Road」ともいうらしく(そう言えば前日のブルべでも見かけた)、調べて見ると長野駅から上田駅までは以下のようなコース案内があった。

JACP JR上田駅 → JR長野駅

46.4 km, +260 m. Bike ride in 上田市, 長野県

 


 事前に知っていれば上田の道の駅周辺で迷うこともなかったのにと悔やまれる。

 古戦場の先の路地を左に入り、土手を上るとすぐにサイクリングロードが現れた。周囲は開けて見晴らしがいいが、見渡す限り山、山、山。でもね、今日は上らなくていいと思うと気が楽だねぇ(^_^;


古戦場裏の千曲川サイクリングロード



松代大橋のアンダーパス


 サイクリングロードに入った途端に気がついたのが「一般車両通行禁止」の看板。林道でよく見かけるもので、これだと自転車も通れないんじゃないのと首をひねったが、違う看板に「サイクリングコース」という記述があったので大丈夫なんだろうね。


「一般車両通行禁止」の看板


 序盤はアンダーパスがなく交差する信号のない道を横切って渡ることになるのだが、交通量が極端に少ないので全く問題なし。中盤からはアンダーパスも出てきてほぼノンストップで走ることができた。踏切があるのには驚いたけどね。信号は上田の道の駅まででサイクリングロードが途切れる戸倉上山田温泉付近のたったふたつ。この先の坂城町に入ったところでも一瞬途切れる。


日本海まで230キロ地点



しなの鉄道の踏切



丁寧なコース表示



「上田」の道標は何度も現れる



戸倉上山田温泉



「千曲リバーサイクリング」というのがあるらしい



戸倉上山田温泉の先の女沢公園からサイクリングロード復活



上田に入る


 問題なく上田には到着したものの、「道と川の駅 おとぎの里」へは山越えとなるらしくサイクリングロードは国道18号にぶつかった所で消えた。迷ったあげく、仕方ないので国道のトンネルを2つ突破して道の駅へ向かう。帰りには道の駅に近い方のトンネルを回避するルートを発見したが、長い方のトンネルは先述した「Japan Alps Cycling Road」の地図でも回避できていなかったので行くしかないのだろう。

 道の駅では名物の馬鹿バーガーをパクつく。「ばか」ではなく「うましか」ね。ちと高いかなと思ったが、奮発してパティ150グラムの大馬鹿バーガー850円。う〜ん。一度食べれば十分かな。ごめん、ビッグマックの方がいいや(^_^;


上田の「道と川の駅 おとぎの里」



馬鹿バーガーのメニュー



大馬鹿バーガー


 この後は上田城跡公園まで足を伸ばして折り返した。この周辺はブルベや直江津集合で宿泊したことがあるので土地カンはあるよ(^o^)


上田城跡公園


 長野・川中島古戦場〜上田・城跡公園の往復で約90キロ。同じような風景の一本道が続くのでちょっと飽きてくることも事実だが、左岸だけを突き進めばいいので余計な事を考えなくて済むのはいいかな。ただ補給個所がないのは困りもの。自販機はなく、セブンが戸倉上山田付近に一軒あるだけだ。この日は猛暑だったのでダブルボトルで来なかったことを後悔した。帰りの向かい風も辛かったねぇ(T_T)


古戦場まで帰ってきた


 古戦場まで帰ってきた後、やっぱり行かなきゃねと善光寺へ。長野駅善光寺口なんていうぐらいだから駅から近いと思っていた。ところが標識通りに進むが一向に着かない。やがて上り出すし(T_T) で、着いたのがなぜか北門。自転車は入れないみたいなので、そのまま退散した。次回はちゃんと調べて来よう。


善光寺北門付近


 遅いランチはお土産を物色に行った駅ナカで発見したお蕎麦屋さん。ランチタイム終了直前に暖簾をくぐる。さすがに美味い(^o^) サイン色紙がたくさんあったので有名なお店なのかな。



信州蕎麦の草笛


 この日の走行距離は95.6キロ。獲得標高は327メートルで、前日のブルベの10分の1だ(^o^)

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 8月17日に我が家のプール開き(^o^) と言っても営業は年1日ですが(^_^;

 この日はじーちゃんワンオペでも〜大変。朝早くから準備したのち、孫たちを迎えに行き、近所のモールのおもちゃ売り場で小一時間遊ばせる(買わない)。お昼を食べさせ、正午過ぎからプールタイム。だけど「お風呂になってる」と孫たちが言う。準備が早すぎたようで…(^_^;



 しかし、子供たちは楽しそう。水鉄砲や水風船を使い、いろんな遊びを考えて休むヒマもなくはしゃぎまくる。子供って遊びの天才ですな。

 じーちゃんは日陰に座ってきょうだい仲良く遊ぶ姿に眼を細め、たまにちょっかいを出す。ちらちらと甲子園(ちょうど郷里代表のおやかま山陽の試合)見ながらね。

 3時のおやつにスイカを切り、その後にプール撤収。少しだけどお手伝いができるようになって助かるね。

 で、すべて撤収した後、気がつくとテレビのチャンネルがYouTubeに変わっていたりして(^_^;

 3時間近く遊んだのにお昼寝もせず、お風呂、夕飯の後は二人仲良くお絵かきタイム。ママのお迎えで帰った後、じーちゃんはバタンキュー。嵐のような1日だったよ。

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<明治安田生命J1:横浜2-1東京>◇第24節◇19日◇日産スタジアム

 試合前に横浜F・マリノスMF渡辺皓太のJ1通算100試合出場の記念セレモニーが行われた。19年夏にJ2東京ヴェルディから完全移籍。同年8月17日セレッソ大阪戦でJ1デビューを果たし、前節のガンバ大阪戦で達成していた。ちなみにJ2は通算90試合。セレモニーでは妻(タレントでロアッソ熊本ガールズアンバサダーだった実紀)とお子さん二人が祝福に訪れた。その記念撮影で写真パネルを渡された3歳のお兄ちゃん。写真が見たいのか表を自分の方に向けたまま、裏側を前にして掲げちゃった。ママが違うよと裏返そうとしたが、嫌だという仕草。ほほえましい光景に思わず口元が緩んだ。

 その渡辺が最後の最後に試合を決めた。終盤のピンチをクロスバーに2度救われ、1-1で迎えた後半ロスタイム。中盤でフリーでパスを受けて右足を一閃すると、ボールはMF西村拓真と相手DFの間をすり抜けゴール左隅に突き刺さった。相手GK野沢大志ブランドンはボールが見えなかったのか、反応が一瞬遅れた。劇的な勝ち越しゴールをミドルシュートで決めた渡辺は身長165センチと小柄ながら広告板を綺麗に飛び越え、ゴール裏サポーターの前で歓喜を爆発。ボールをユニホームの腹の中へ入れるパフォーマンスも見せた。どうも第3子が誕生するようだ。「今日はセレモニーということもあっていつも以上に決めてやろうという思いで。入って良かったです。(家族から花束を贈られ)いつも以上にパワーをもらい枠にいってくれた。(パフォーマンスは)ずっとやりたかった。できて良かった」。昨年から背番号が6になり、今季は持ち前の運動量で中盤の要として24試合中23試合にスタメン出場。残りの1試合も途中出場しており、マスカット監督の信頼も厚い。まさに「6番」としてチームに貢献する渡辺。この日は忘れられない夜になった(^o^)

 この日のトリコロール・スプラッシュは炎が加わりバージョンアップ。さらに勝利の瞬間にはあっと驚く豪快な水のキャノン砲が炸裂。観戦するこちらにとっても暑さを忘れる楽しい夜となった。

 それにしても交代出場のFW井上健太はキレキレだったね。見ていてワクワクするドリブルだった。

 ヴィッセル神戸が柏レイソルと引き分け、横浜F・マリノスは首位を奪回。ビールも美味いよ(^o^)


トリコロール・スプラッシュ



炎が加わりバージョンアップ



横浜ゴール裏



東京ゴール裏



渡辺皓太のゴールパフォーマンス



勝利の瞬間


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 相変わらずの猛暑だった18日は大井町、中井町のアップダウンコースへ。

 やまゆりラインの岩倉トンネルの先を右へ入り、まずは東名中井パーキングエリアまで上る。木陰が適度にあって助かるなぁ。ピークから県道77号へ向かって下ると、出たところは東名高速の赤い橋の下。しばらく県道を走った後は立花学園大井グラウンド方面へ左折。ここから大井ゆめの里へ1.5キロぐらいの上りが始まる。結構きついし、木陰も少なくて暑いよ〜。

 汗びっしょりで上り切った後は東名の南にある道を気持ち良く下り、少し南下して「めがねみち」経由で相模金子へ。自宅から50キロ付近のこのあたりはお手頃な食堂を見つけられずランチに困っていたのだが、改めて食べログで調べると相模金子駅周辺にいくつか発見したのだよ。


めがねみち


 そのうちのひとつ「根古屋(ねごや)」さんののれんをくぐる。看板に昭和46年創業とあったので老舗かな。でも店内は改装したのか綺麗だったよ。ランチは6種類ありすべて880円。白身魚フライを頂いたが、もちろん揚げたてで美味(^o^) 次回は一番人気の唐揚げ定食にしよう。


相模金子の根古屋



相模金子の根古屋



白身魚フライ定食(880円)


 相模金子は縁もゆかりもない土地で、この年になって初めて聞いた。自転車に乗ってなかったら行くことはなかっただろうなぁ。まさに自転車ならではの出会い。楽しいね。

 帰路は別所梅林から六本松跡への激坂を上ろうと思ったが、分岐をいつの間にか通り過ぎていたので田島石橋からやまゆりライン。この日の走行距離は110キロ、獲得標高は1038メートル。暑さもあっても〜ヘロヘロやで(T_T)

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 グラベルが楽しめそうな「よこやまの道」を8月8日にグラベルロードで走ってみた。昨年、グラベルロードを手に入れた直後にも少しだけ走ってみたが、今回はちゃんとルートも調べて準備万端。といっても一般道ではないので正確には分からないのだがね(多摩市公式ホームページの地図)。


多摩よこやまの道


 多摩丘陵の尾根道を散策路として整備したのが「よこやまの道」。古代より武蔵野と相模野の双方を眺められる高台として、また西国と東国を結ぶ交通の要衝として活用されたという。鎌倉古道(古街道)が南北に交差し、その痕跡が各所に残されている。幕末には新選組ゆかりの人々も行き来したと推測され、歴史とロマンを感じることのできる道だ。以上、多摩市公式HPより(^_^;

 東の起点は多摩東公園のようだが、今回は国士舘大の裏からスタート。ここは「古道五差路」で、南北朝時代頃から鎌倉や小田原などへの近道として発達した古道が集まる所らしい。


古道五差路。奧へ続くのがよこやまの道。右手(見えない)は国士舘大グラウンド。今回はここから左へ行く


 まずは一般道を西へ進む。明大中野南野グラウンド手前を左へ行き、一本杉公園内へ。「西順路」の道標に従って進むと階段に突き当たった。


一本杉公園


 こりゃあかんとスロープを探して公園内をフラフラ。やがて公園内から出たようなので後はガーミン先生の言うとおりに走ると、軽四がやっと通れる山道がこれでもかと続いていく。アップダウンも半端じゃない。こんなとんでもない道で出会ったのが「幕末に近藤勇らが通いし道」。布田道といい、小野路宿に続いているらしい。地図上では関屋の切り通しとあった。


関屋の切り通し



近藤勇らが通いし道


 その後も里山を走り続けたが、どうもルートを外れた場所へ帰らされているみたいで、結局、反時計回りに1周して振り出しの一本杉公園に戻ってきた。まるで八甲田山死の彷徨みたい。ただ、この里山コースは面白いのでまた来ようかな。

 再び一本杉公園内へ入り、今度は階段を下りる。担がないで、そのままガタゴトと押し歩きね。


階段を下りる


 するとまた階段現る。今度は狭い。担いでも上るのは厳しそうなので断念。


狭い上り階段


 先ほどと同じ道から公園を出てそのまま下り、今度は切り通しの方へは行かずに逆方向へ。ところがこれが10%超のすげーキツい上り。自転車の場合は公園内には入らず、一本杉公園通りをそのまま行ったほうがよさそうだ。

 たどり着いたのが中坂公園。「西順路」の道標に従って走ると公園に入ってまた階段となったので公園横の遊歩道を進む。ゴルフ場の裏に木製の橋があり、入った時は高低差がないので問題ないが、出口は予想通り階段。あぶね〜。


中坂公園前の道標。地図は北が下になっており分かりづらい



中坂公園横の遊歩道を進む



東京国際ゴルフ倶楽部裏の橋。下りは階段


 このあたりから歴史的なうんちくが書かれた標識が次々と出てくる。展望台もあったので寄り道してみた。武蔵野を望む高台とあるが、う〜ん、微妙(^_^; かつては鎌倉道と奥州古道の十字路だったらしく、明治40年には馬頭観音も建立され平成10年ごろまであったそうだ。


棚原の館跡



展望台


 遊歩道は大妻女子大の裏まで続き、その先は本格的な山道。そして小さな広場(見晴らしポイント)を抜けると、またしても階段がいくつか見えてきた。腹も減ってきたし、ここらでやめとくかなということで撤退することにした。


大妻女子大の裏



見晴らしポイントといっても、展望は開けていない



また階段。ここで撤退


 ランチは里山にポツンとあるお蕎麦屋さんでせいろ大盛りをいただく。ちくわ天をつけて700円は懐にやさしい。じーさんの腹にもちょうどいい(^o^)


せいろ大盛りとちくわ天



そば処山桜


 なんとなくルートの雰囲気が分かったので、次回は担ぐ覚悟をしっかり持ってトライしよう。もちろん涼しくなってからね(^_^;

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<J1:横浜2-1G大阪>◇第23節◇12日◇日産スタジアム

 サンフレッチェ広島へ完全移籍するマルコス・ジュニオールへ捧げる白星となった。

 前半34分、MF喜田拓也の反転しての左足ミドルシュートはポストにはじかれたが、こぼれ球をFWヤン・マテウスが押し込んで先制。同44分にスルーパスに抜け出されたMF食野亮太郎に同点ゴールを許したが、後半6分、FWエウベルが倒されて得たPKをFWアンデルソン・ロペスが決めて勝ち越した。一度は相手GK東口順昭にセーブされたが、東口が早く動きすぎたため蹴り直しとなり、2度目はタイミングを完全に外して流し込んだ。同19分にエウベルが2枚目のイエローカードで退場となり攻め込まれるシーンが続いたが、中盤を厚くする守りでしのぎきった。ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスともゴールを挙げた後はマルコス・ジュニオールの「かめはめ波」パフォーマンスを決め、去りゆく19年優勝の立役者へのリスペクトを示した。4試合ぶりの勝利を挙げた横浜は勝ち点でヴィッセル神戸と並んだままで、得失点差で2位。


この日はガンバ大阪戦



ガンバ大阪ゴール裏



トリコロール・スプラッシュ



トリコロール・スプラッシュ



アンデルソン・ロペスのかめはめ波


  この日は7歳の孫娘、5歳の孫息子と横浜F・マリノス戦観戦。


孫たちと日産スタジアムへ



試合よりこっちが面白い?



チーズボール美味しい


 キックオフ前のトリコロール・スプラッシュ(水と光のショー)は二人とも見入っていたが、それが終わると孫息子はどうにも落ち着きがなくじっとしてられない。腹も減ったようで、何だか食べてばかりだったねぇ。

 孫娘はちゃんと席に座って見ていたが、試合開始からしばらく経って「どっち応援するの?」と聞いてきた(^_^; どうも白い方(ガンバ大阪)を心の中で応援していたらしい。まあ、この日のマリノスは青ではなく、濃紺のスペシャルユニホームだったから分からなかったのかな。

 孫息子とママはPK失敗のタイミングでお買い物へ。なので蹴り直しを決めたアンデルソン・ロペスの勝ち越しゴールは生で見られず。ママに付いていきそびれた孫娘はちょっと寂しそうにしていたが、大型ビジョンに映し出されたゴールパフォーマンスを見て「あ、かめはめ波」と喜んでいたよ(^o^)

 いや〜、勝ってよかった。これで孫観戦試合は3連勝だ(^o^) しかし、相変わらずマリノスケをドナルド、マリンちゃんをデイジーと呼んでいる。

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 座間で久々にひまわり祭りが行われるというので行ってみた。丹沢の山々をバックに55万本が咲き誇っているという。

 期間は8月11日から14日までで、会場は相模川にかかる座架依(ざかえ)橋近く。自宅からは8キロほど。以前は芹沢公園近くの栗原でもやっていたが、コロナ禍以降は見かけていない。やめちゃったのかな。ちなみにひまわりは座間の市花だそうだ。

 訪れたのは10日の午前中。まだ開催前で準備中なのだが、ひまわりは満開とあってそこそこの見物客がいた。午後は逆光になるので行くなら午前中ですな。







 さてお次は秦野戸川(とかわ)公園へ。ちょっと遠回りの厚木の里山から清川村、伊勢原を通った後、国道246号の善波峠(トンネル)を越え、田原ふるさと公園近くを経由するアップダウンコースで、自宅からは50キロ弱。公式ブログによると農体験場のひまわりが見ごろを迎えているそうだ。そうえいばここには6月にあじさい見物にやってきたね。

 秦野丹沢インターからクライミングパーク側へ上ったので、全長267メートルの風の吊り橋を押し歩きして水無川を渡ってメイン施設のある対岸へ。冷房の効いた秦野ビジターセンターでひと休みした後、農体験場へ足を運ぶ。ここは春にはチューリップが咲き誇るらしいが、今は1万本のサニーキッズ(ひまわり)が満開を迎えていた。





 ひまわり畑内は迷路のように歩けるようになっており、クイズスタンプラリーも実施中。見事全問正解でオリジナルグッズのひまわりバッチをゲットした。でもねぇ、係のおねいさんに「まあ、やられたんですか」とたいそう驚かれたのよ。ヘルメットにジャージのじーさんだったから? それとも子供しかやらないのかな。それにしては問題は難しいよ(答えは前の段落内にあるので想像して下さいね)。


クイズスタンプラリー



ひまわりバッチをゲット



秦野戸川公園


 ダブルボトルにしたのだが、保冷でない方はあっという間にお湯になって体にかけても生ぬるくて気持ち悪い。この暑さ、いつまで続くんだろうね。それにしても公園前の蕎麦屋が定休日だったのは痛恨(T_T) 結局、コンビニおにぎりとガリガリ君が昼メシだよ。

 この日の走行距離は92.9キロ、獲得標高は1034メートル。

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※鈴木裕和(1975年生まれ。05年からブルベ参加。年間2万キロを走るアマチュアサイクリスト。PBPは07年は事故でリタイアも11年、15年は完走。16年にアメリカで行われた1400キロのレース・Race・Across・the・Westで日本人初の完走を果たす)



●読んだだけでブルベを完走した気分

 一部で大人気の超長距離耐久サイクリング「ブルベ」についての「あるある」が集大成されている。07年からブルベに参加しているが、面白すぎて笑いがとまらない。読むだけでブルベを完走した気分になった。以下は印象に残ったフレーズ。

・(200、300、400、600と増えていくのは)よくできた罠(だよねー)
正月からブルベが走れて嬉しい(おいおい家族は?)
峠あり、雨あり、涙あり、全てが含まれた600キロ(確かにそうだが、峠と雨はいらん)
高い自転車を買っても速くならない(貧脚はコンビニストップの短縮を目指せ)
トラブルこそブルベ(だよねー)

 目から鱗だったのが「ジャージを着たままシャワーを浴びよう」。そうか。その手があったのか。一度練習しよう。

 ブルベの敵は坂なんかじゃなくて(それもあるけど)雨と寒さ(暑さ)と眠気。これに打ち克つ折れない心があれば完走できる(可能性が高い)。「走力や目的、趣味の違いの数だけ、人の数だけブルベが存在する。正解も人の数だけ存在する」。だからブルベって面白いんだよね。何度も同じコースが走れるんだよね。

 僕も昔、こんな事がかかれたブログを読んでしまった。「真夜中のコンビニ。寒さで手が震えてお金が出せない」ーーなんじゃ、これ? いい大人が何やってるの? なんて呆れながらも、いつしかこの世界に足を踏み入れた。「まさかあのちょっとヘンな集団の中に入ることになるとは思わなかったな」。だよねー。で、もう16年(^_^;

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 「長野と新潟をダート峠で超えてみよう」。こんなAJ千葉の誘い文句に惹かれ、BRM729千葉200km上越妙高に参加した。

 「毎年7月くらいから積雪までの期間だけ、新潟の笹ヶ峰ダムの奥地から長野県小谷村の小谷温泉までの空白区間を通ることが出来る」という。さらに「マップを拡大しないと表示されないそのルートは県境トンネルで最高地点(1500メートルくらい)となる乙見湖峠を含むダート区間、登りと下りで10数キロほど続く」とある。おぉ!、グラベルじゃないか。面白そうだ。コースは2つあり、難易度4の「上越妙高」が獲得標高3000メートル超、難易度5の「須坂」は4000メートル超。当然、上越妙高にエントリー(^_^;

BRM723千葉200km上越妙高

BRM723千葉200km上越妙高

204.0 km, +3042 m. Bike ride in 長野市, 長野県

 


 乙見湖峠は「比較的きれいなので速度を出さないのであればそれほどグラベルに対応する必要はありません」とあり、先駆者の情報を調べてもガレ場というわけではないらしい。だが、「当然携帯も圏外上等の秘境区間。耐久性の高い太めのタイヤを推奨」とあれば、グラベルロードのJARI1.5の出番だ。タイヤは40C。万全の準備をして開催日を待ったが、なんと新潟側から7月31日まで工事が入ったという。主催者が確認したところ、天候と進行状況によっては29日以前に終了の可能性があるということだったので奇跡を信じて待ったが、結局、工事は終わらず峠は全面通行止め。よって、昨年に続き代替コースでの開催となった。それでも獲得標高は3108メートルでキツいコースに変わりはない。

BRM723長野200上越妙高(通行止め代替)

BRM723長野200上越妙高(通行止め代替)

202.0 km, +3107 m. Bike ride in 長野市, 長野県

 


 スタートは長野駅善光寺口で、参加者は6人。自分が参加したブルベでは最小人数だ。ちなみにこれまでの最小人数は07年の沼津400の11人。


午前5時3分 長野駅善光寺口



午前5時5分 スタート前


 午前5時半の少し前に走り出す。まだ涼しさが残っている中、国道406号に入り、緩やかに上りながら市街地をあっという間に抜ける。スタートから3.9キロの頼朝山トンネルを過ぎると周囲はもう里山の風景が広がった。気持ちいいねぇ! 実はこれを皮切りにトンネルが連続する嫌な区間となるのだが、早朝とあって車の通行はほとんどないので緊張を強いられることはほぼなかった。頼朝山トンネル手前の「頼朝山トンネル東」から「鬼無里」までの16.8キロは信号もない。順調♪、なんだけど工事のため片側交互通行の個所があり、2度ほどストップ。


午前6時2分 裾花大橋


 国道406号は裾花川沿いを緩やかに上っていく。ようやく現れた信号「鬼無里(きなさ)」を左折した後は国道406号をそのまま走って白馬へ向かう。実は白馬へ行った後は、ぐるりと回って再びここへ帰って来て右方向の戸隠を目指すことになる。

 やがて緩やかだった勾配がきつくなり、それを上り切ると「白沢洞門」。これをくぐった先に北アルプスの絶景が待っていた。ここは嶺方峠(標高1045メートルぐらいかな)で、長野では有名な超絶景峠。ということも知らず、4キロ平均勾配4.6%を我慢のペダリングで上り、顔を上げた瞬間、重量級の山々が目に飛び込んできた。こりゃ感動するわな。


午前6時34分 鬼無里交差点



午前7時4分 白馬駅まで15キロ地点



午前7時30分 白沢洞門



午前7時31分 嶺方峠から望む北アルプス


 スタートからほぼ上り続けたが、36キロ地点のここからようやく待望の下りが始まる。そして下り切った先も絶景。正面にど〜んと北アルプスがそびえている。大迫力のパノラマだ。白馬は初訪問で、心の中ではしゃぎながらPC1へと向かった。貯金は53分とまずまずのペース。


午前7時46分 正面に北アルプス


【PC1 セブンイレブン白馬岩岳店】47.3キロ 午前7時58分(貯金53分)

 PCからは地味に上り続けたが、57.7キロ地点のトンネルを抜け、小川村に入ると道は下りとなった。村に入った途端、「日本で最も美しい村」という看板が目に飛び込む。綺麗な舗装で下りが続く小川村。いいねぇ! 好きになった。

 その下りの途中にチェックポイント「ぽかぽかランド美麻」がある。貯金は57分とあまり増えていないのはなぜだろう。地味とはいえ10キロ以上の上りと向かい風が効いたかな。


午前8時10分 白馬駅



午前8時18分 白馬のスキー場


【通過チェック1 ぽかぽかランド美麻】62.1キロ 午前8時41分(貯金57分)


午前8時41分 ぽかぽかランド美麻


 ぽかぽかランド美麻を過ぎても気持ちのいい下りが続いたが、県道36号へ入ると一転、道は急勾配で上り始めた。「小川アルプスライン」というらしい。標高1000メートル以上の嶺方峠から白馬経由でずど〜んと標高500メートル近くまで下り、再び標高1000メートル近くまで上る。上り始めに「星と緑のロマン館 あと8.9キロ」という道標がでてきたが、まさかその星と緑のロマン館がピークとは知らなかった。自分にとってはまさかの約8キロ超のヒルクライム。おまけに予想外のキツい坂が延々と続く。小川村がちょっと嫌いになった(^_^;

 途中、スカイツリーと同じ高さの地点や展望台などで景色を眺めるふりして何度か休憩。ボトルの水が切れたタイミングで平均勾配6%超の激坂をなんとか制覇した。ふぃ〜〜。でも、まだ77キロ。これで終わりじゃないんだよね。

 そのピーク、標高1000メートルの大洞高原にあったのが「小川タンメン」(写真はありません(^_^;)。何でここにタンメン? と首をひねりながら通り過ぎようとすると、お店の方が「冷たい水ありますよ」と声をかけてくれた。とってもありがたいけど、さっき星と緑のロマン館近くの自販機で補給したばかりなのよ。お気持ちだけ頂きま〜す!


午前8時58分 小川アルプスラインの起点かな? 星と緑のロマン館まであと8.9キロ



午前9時11分 小川アルプスライン。東京スカイツリーと同じ高さの634メートル地点



午前9時27分 小川アルプスラインの展望台



午前9時27分 小川アルプスラインの展望台。右の乗鞍岳から左の野口五郎岳まで見渡せる



午前9時45分 日本のへそまであと3キロ。いつかは行ってみたいね。左手奥が星と緑のロマン館



午前9時46分 ピークの星と緑のロマン館下。小川村は「日本で最も美しい村」



午前9時46分 パノラマ展望所は階段の上。いかないよ


 さて、ここからは天国の下り。と言ったってたった4キロ。あっという間に鬼無里交差点まで戻ってきた。あんなに頑張って上った貯金のうち300メートル以上を吐き出し、再び上りが始まる。


午前10時1分 再び鬼無里交差点


 戸隠への登坂の前に、まずは大望峠へ上る。鬼無里交差点から左へ少し行くとおやきの「いろは堂」があるとキューシートに記述があったが、上りを早くこなして楽になりたいとの思いからスルーし、そのまま直進した。しかし、結果的にこれ以降おやきを食べるチャンスがなかったので次回は寄ることにしよう。

 大望峠へは8キロ、平均勾配5.8%の登坂だが、後半3.4キロが平均8%超。キューシートに「まあまあキツイです」なんてあったが、「まあまあ」なんてもんじゃないぞ。めちゃキツいじゃないか。序盤は余裕があったが、やがて青息吐息。「大望峠展望台立寄り可。晴れていれば絶景」とやはりキューシートにそそられる文句があり、もちろん晴れていたのだが、展望台はピーク寸前で脇道にそれてもうひと上り。行ったはいいが、下って戻った後、また上り返しが待っている。行くわけないよ〜。


午前10時17分 戸隠神社中社まで11キロ地点


 大望峠は、この日三度目の標高1000メートル超。で、またここから2キロ、標高870メートルまで下り、ラスボスと思っていた標高1200メートルの戸隠高原への上りが始まる。長野市街地から出ている戸隠バードラインと合流してからが一気にきつくなる。ワインディングは2度ほどあるが、ほぼ直線に伸びる8%前後の激坂が3キロほど続く。ここまでは少なかった交通量もモーターバイクを含め一気に増え、車が連なって後方から次々と上って来る。ちょうどお昼前で蕎麦屋も賑わっているようで、観光客の姿もあちこちに見えかなりの人出。道も狭く路肩もあまりない。ここをヨロヨロとしか上れない自転車で抜けるのは、つらいよねぇ。生きた心地がしないというのはこの事だ。

【通過チェック2 戸隠神社中社大鳥居】97.5キロ 午前11時27分(貯金35分)

 それでも気力と体力を振り絞り、この日の最高標高1200メートル地点の戸隠神社中社にようやくたどり着いた。貯金は35分まで減っていたが、キツい上りはこれで終了。あとは下って、平均3%のだらだら坂を軽く上って帰るだけ。距離的にはまだ半分だが、ブルベは終わったも同然と安心感でいっぱいになっていた。これが落とし穴だったとも知らずにね。

 ここまでのコースは大げさに言えば平坦区間は1ミリもなく、上るか下るかの二択。それも標高1000メートル超を3度上り、最後は激坂を1200メートルまで上るという、まるでロードレースのワンデーレースのような過酷さだった。それだけに達成感があり、もうここまでで十分じゃねなんて思ったりして(^_^; 個人サイクリングなら戸隠で蕎麦食べて、バードライン下って長野に戻り、日の高いうちから冷たいビールで喉を潤したに違いない。でも、ブルベ完走のためにはあと100キロ走らなくてはならない。先を急ぎましょうね。

 ほぼ予定通りの昼前に戸隠に着いたので蕎麦でもと思ったが、すでに行列のできている店もあり時間がかかりそうだったので、コンビニめしでいいかと諦めた。

 戸隠神社中社がピークではなく、下りはもう少し先から始まった。その下り始めにあるのが「忍者からくり屋敷」。戸隠神社中社近くの「チビッ子忍者村」とともに子供たちと訪れた懐かしい場所。でもねぇ、そこにまさか自転車で来る日が来ようとは(このフレーズはロングライドを始めてから幾度となく使っているけどね)。人生、何が起こるか分からんね。


午前11時28分 チビッ子忍者村の手前。右手は大行列のお蕎麦屋さん



午前11時38分 忍者からくり屋敷


 戸隠牧場のソフトクリームにも惹かれたが、ちょっと距離がありそうな感じだったのでこれも断念。さあ、一気に新潟までダウンヒル! と意気込んだのだが、序盤は緩やか過ぎてスピードがまるで乗らない。下り始めて7キロぐらいでようやくズドンと道が落ち、よっしゃー♪ 8キロほどの豪快ダウンヒルを満喫。その後、黒姫で多少の上り返しがあったが、国道18号に出てからは延々と20キロ以上の下りが続いた。

 この日、長野は猛暑日で最高気温が36度。ただ序盤は1000メートル級までの上りが続き、戸隠でも最高気温は26度だったので、暑いと言えば暑いのだが、山の中なので適当に日陰があったり曇りになったりでしのげないほどではなかった。ところが国道18号に出るころから猛烈な暑さが襲ってきた。体にまとわりつくようで気持ち悪い。ジャージもべとべと。折り返しの新井付近は最高気温32度だったが、アスファルトの照り返しなどで車道はもっと高温になっていただろう。日陰もまったくない。近所のスーパーで105円で買えるクーリッシュがコンビニでは172円もすることに目ん球が飛び出て、最初は買わなかったが、結局いくつも購入する羽目になってしまった(T_T) 背に腹は代えられない。頭の中はシャワーを浴び、クーラーで冷えたホテルの部屋でビールを飲むシーンがずっと渦巻いている。もうね、一刻も早く長野に帰りたい。

 そんな中、昨年の直江津集合で走った野尻湖、そして新潟県境を通過する。懐かしいね。そして日本海までは38キロ。直江津行く方が近いぞ、行っちゃうか、なんて(^o^)


午後0時16分 野尻湖



午後0時24分 新潟、長野の県境



午後0時28分 日本海まで38キロ


【PC2 セブンイレブン妙高姫川原店】139.1キロ 午後1時13分(貯金1時間33分)

 暑さに耐えながら標高135メートルの139.1キロ地点の折り返しにようやくたどり着く。貯金は下りがあったおかげで1時間33分と大幅に増えている。

 正規ルートでは上越妙高駅まで行くのだが、代替ルートは少し手前の新井駅近くで折り返し、国道292号を南下する。長野市街地は標高360メートルほどだから、きつくはないだろうが上りには違いない。Ride With GPSによると17キロほど上るが平均勾配は3.3%だったので、安易に考えていたのだが、とんでもない間違いだった。序盤は確かに緩いのだが、徐々に斜度がきつくなる。やがてガーミン先生がクライム情報を教えてくれる。13あるクライムのうちの12番目で「開始147キロ 勾配4% 距離8.56キロ」。え〜、8キロ以上も上るんかい。結構、ショック(T_T) この坂が実はラスボスだったのか。

 日陰もない国道を上るのはつらかった。4%といってもたまに5%以上の坂現れるし、もう戸隠で足は売り切れてるし、絶景が待っているわけでもないしで、勾配の割には精神的にもキツい登坂だった。

 なんとか標高600メートルへの最後の長い登坂を終え、4キロほど気持ちよーく下り、国道を離れ飯山駅付近に出るとようやく平坦な道に出た。今度こそ、このブルベは終わったも同然となったよ(^o^)

【通過チェック3 セブンイレブン飯山静間店】164.5キロ 午後2時55分(貯金1時間35分)

 長い上りで貯金は1時間35分とあまり増えていないが、午後5時半ぐらいには帰れそうだ。

【通過チェック4 枡一市村酒造所】182.4キロ 午後3時44分(貯金1時間54分)


午後3時44分 枡一市村酒造所


【PC3 ローソン須坂上八町店】190.8キロ 午後4時17分(貯金1時間57分)

 終盤は通過チェックやPCが36キロの間に3つもあり、何だか止まってばかりの不思議なコース設計だった。その最終PCでついに雨粒が落ちてきた。待望の雨だ! やったぜ、天は我を見捨てず、なんて喜んだのも一瞬、ポツポツと降っただけで終わっちゃったよ。あ〜ぁ、残念。涼しくなると思ったのにねぇ。


午後4時42分 エムウェーブ


【Goal ファミリーマート長野三輪荒屋店】201.9キロ 午後5時2分(貯金1時間58分)

 ゴールタイムは11時間32分。獲得標高3000メートル超なので頑張った方かな。

 終盤はそれほど見どころもなく、単調な一直線道路とかあって精神的にもきつかったが、車のいないコースを通せばきっと峠になるので仕方のないところだろう。戸隠までで十分に堪能できたし、今回も楽しいブルベだった。蕎麦が食べられず、食事はコンビニおにぎりだけというのが悔しいけどね。

 でね、シャワー浴びた後のビールは格別だったよ(^o^)

 グラベルの正規コースは2年連続で中止。来年は9月にしようかなんて主催者が言う。参加したいが、今回走った感じではグラベルロードで間に合う気がしないのだが、どうしよう。

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 暑さに負けず走ろうぜ(^o^)

 横浜市泉区で野暮用を済ませ、そのまま鎌倉から三浦半島へ。鎌倉はこの暑さにもかかわらず凄い人出。海岸も久々に海水浴客で賑わい、当たり前だった風景が戻ってきた。

 ランチは葉山のいきつけの「あぶずり食堂」。この日は生姜焼き定食(900円)を頼んだが、好物だったミックスフライがメニューから消え、値段も多少アップしたようですな。リーズナブルさが少し薄れてきて残念。でも自転車が止めやすい(店内から見える)のでまた来るだろうね。食べていると「人は多いけど、海岸まで出る人は少ない」という話を小耳に挟む。暑すぎるもんね。木陰で涼みたいよねぇ。


葉山港



あぶずり食堂



生姜焼き定食


 満腹になった後はそのまま国道134号を南下し、長井港経由でソレイユの丘へ。こっちから上った方が楽かな。ひまわりが青空に映えて綺麗だったよ(^o^) 入口付近に売っていた関口牧場のソフトクリームにそそられたが、500円はちと高すぎないかい。


長者が崎付近



ソレイユの丘



ソレイユの丘



ソレイユの丘



ソレイユの丘


 ここも結構な人出で、第1駐車場は平日にもかかわらず満車だった。リニューアルしたこともあり人気となったのかな。

 さて、行きが向かい風だったので帰りは天国の追い風ヤッホー(^o^) でもやっぱり暑いね(T_T)

 

立石公園


 この日の走行距離は103キロ、獲得標高は540メートル。

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 相模川上流にかかる小倉橋に巨大横断幕が再び現れたという噂を聞きつけ、早速7月25日に行ってみた。

 小倉橋は東京2020オリンピック(開催は21年)の自転車ロードレースのコースで、開催時にはピクトグラムを使った巨大横断幕が飾られ、昨年もデザインを変更したものが設置されていた。相模原市によると昨年が大好評だったので2周年となった今年もカラーリングを替えて掲げたという。大きさは縦9メートル、横20.454メートル。設置は7月24日〜12月25日。

 行ってみると、あったあった。今年はピンクが基調ですな。いいねぇ(^o^)



23年版横断幕


 ちなみにこれまではというと、以下の通り。ずっと続くといいね。なんてったって我らが聖地だもんね。


21年オリンピック



22年大会1周年


 さて、この後は久々に城山湖へ。上り口は超級(22%の雨降林道〜穴山林道)、上級(穴山林道)、中級(小松交差点から、10%超)、初級(都井沢交差点から)と4つあるが、この日は中級で(^_^;

 上っていると、テニスコートの手前に「ラーメン」ののぼりが立っている。あれ、そういえば釜飯のやな川が見当たらないが、どうした? しかし、このクソ暑い時にラーメンはないかなと、お昼時だったけどスルー。人里離れた山の中にポツンとあるお店だったが、駐車場にはクルマが結構とまっていたので繁盛しているのかな? 後で調べると、今年6月28日にオープンしたばかりの「口樂 城山店」だった。どうもやな川は閉店し、その跡地にできたもよう。釜飯は一度食べたいと思っていたので残念。


城山湖


 気温が何度か知らないが、暑くてたまらないので帰りましょうね。

 都井沢へ下り、城山ダムを経由し、城山公園パークセンター、さらに三増峠も越える。途中、三増交差点を右折して卵菓屋でちょっと遅いランチ。卵を3個使った「とろとろオムライス」は100円値上げして700円になっていたが、相変わらず絶品の美味さ。デザートにはきいろいソフトクリーム(たまごソフト、Sサイズ200円)。暑さでヘロヘロだったけど、涼しいイートイン(2階のみ開放)で生き返ったよ(^o^)


とろとろオムライス



卵菓屋


 2日前の日曜日に孫たちと20年ぶりにプールへ行ったんだけど、ノーガードでおひさまと戦ったので上半身真っ赤っか。いまだにヒリヒリして、ビブショーツだと肩が痛くて痛くてたまらんよ(T_T)

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