お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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<その1>から続きます

●月日 06年2月12日(日)
●目的地 日向林道(神奈川県伊勢原市)
●ルート 自宅~あゆみ橋~246号~森の里入り口~玉川~小野橋~分かれ道~薬師入り口バス停~日向薬師バス停~日向林道ゲート~薬師林道~七沢~法論堂林道~宮が瀬湖~412号~昭和橋~相模川~座間谷戸山公園~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午前8時50分
       距離 89.03km
       ※06年の通算 762.12km
薬師林道登って日向薬師へ
日向薬師
 日向林道入り口からあっという間に降りてきた。そして薬師林道入り口の前に出る。

 「16%を登った私に怖い物はない」。

 その先が登れたかどうかは「神のみぞ知る」のだが、そんなことは綺麗さっぱり忘れ、果敢に坂を登っていった。

 坂の途中に駐車場があり、日向薬師への入り口があった。参拝客もそこそこいた。

 ちょっと寄ってみた。元正天皇(716年)の頃、僧行基が開創したといわれている 日本三大薬師 (他は、土佐の柴折薬師、越後の米山薬師)の一つだそうだ。本尊の薬師三像は、鉈(なた)彫りで有名な 貴重な文化財で、他に、阿弥陀如来、四天王、十二支を頭にいだいた十二神将像など、 23体もの仏像が、宝物殿に納められている。この宝物殿だが、拝観料が300円だった。

 「へ~」と思いながら、宝物殿を通り過ぎ、ろうそくとお線香一束(こちらはあわせて100円)を買って参拝した。


薬師林道を下って七沢へ
薬師林道
 薬師から少し登ると、後は下る一方。車の通行量も少なく、あれよあれよで七沢病院の裏手に出た。

 展望台みたいなのが途中にあったが、下っている勢いでそのままやりすごしてしまった。

 実は、薬師林道入り口付近で徒歩の男の子とお父さんの親子連れを抜いたのだが、薬師でも当然一緒になり、こちらが薬師でゆっくりしている間に先へ進んだようで、その展望台でも見かけた。このあたりは関東ふれあいの道。今日一日はたっぷりと親子で歩くんだろうね。

 七沢病院の先を一端は右折し七沢公園入口も過ぎた頃、「そうだ。半原越だ」と思い出し、Uターン。一路、リッチランド入り口を目指した。

 「16%を登った私に怖い物はない」。半原越だって登ってやる。

半原越に挑戦
法論堂林道入り口付近の法論堂川
 リッチランド入り口を入るとすぐ法論堂(おろんど)川にかかる法論堂橋を渡る。

 そして法論堂林道が始まった。

法論堂林道を登る
まだ雪の残る法論堂林道
 登り坂は続く。道の両端には雪がまだ残っていた。

 「16%を登った私に怖い物はない」。
 呪文のように心の中でつぶやきながらペダルを踏む。今日の調子ならどこでも登れるような気がしてきた。

 林道のところどろこに店があった。山荘やら飲食店やら。山歩きする人たちが集まるのだろうか。

 道が大きくUターンするところにリッチランドがあった。立派な建物を予想していたが、こじんまりしていた。
 (HPを見ると、奥の方にコテージやオートキャンプ場があり見た目よりは大規模だったようだ)
 

車も登山者も「自転車も」通行禁止
リッチランドから少し登ったところにあった通行禁止の標識
 ゆっくりだが快調に登り続ける。

 リッチランドから少し登り、カーブを曲がったところにこの標識はあった。

 「昨年7月の台風のため、この先が土砂崩れとなり通行止め」とある。車両、登山者に付け加えるように「自転車も」と書かれていた。自転車って書いてなかったら、自転車乗りは行くよね、きっと。

 現場は半原越の手前あたりだった。娘2人の顔が浮かぶ。悔しいが仕方ない。ここでもUターンだ。

大にぎわいのバレンタインフェア中の宮が瀬湖
宮が瀬湖湖畔園地にあるハートの飾り付け
 このまま降りるのもしゃくだ。土山峠は先週、手の内に入れている。迷わず宮が瀬湖を目指す。

 ゆっくりゆっくり土山峠を登る。MTBでもクリアできた。

 宮が瀬湖湖畔の商店街は大にぎわいだった。

 先週来たときに準備していたバレンタインフェア。その幻想的なハートのライトアップが朝日新聞でも紹介されていた。今年で6回目を迎えるそうだが、こんなに人のいる宮が瀬を見るのは初めてだった。

 中央ではイベントが行われていた。地元清川村出身の(誰だっけ? 名前言っていたけど忘れた)歌やもちつき(300円=限定30人に長蛇の列だった)、そしてパンジーとぬいぐるみがセットになった限定商品が200円と格安で売られていた。

 商店街をぶらぶらしていると、豚汁(300円)があった。いつもはないと思うのだが、ちょうどお腹もすき、多少冷えてもきたので食べることにした。「具だくさん」とあったが、野菜が多かったね。

 「たまには土産でも買ってこい」。サイクリングに行ってもいつも手ぶらで帰ってくるので、娘たちにそう言われていたことを思い出し、よもぎ餅を買った(6個入りで600円=好評でした)。

トンネル内は真っ黒な宮が瀬湖北の林道
宮が瀬湖北にある林道。気持ち良く走れるのだが・・・
 帰り道はそのまま宮が瀬湖の北の道を走った。「ふれあいの館」から先は林道となる。午前7時から午後7時までゲートが開いているようだ。

 一度走ったことがあるはずなのだが、トンネルがこれほど暗いとは思わなかった。短いのはいいのだが、2つある長いトンネルの真ん中あたりが真っ暗なのだ。歩道と車道の境がまったく見えない。かといって歩道は幅が1メートルほどしかなく、走れる状態じゃない。

 1本目は後続の車もなかったので、車道の真ん中を走ったが2本目のもっと長いトンネルでは途中から歩道を歩いた。それでもライトをつけないと見えないほどの暗さだった。

 これを除けば、走るには気持ちのいい道だ。綺麗に舗装されているし車の通行も少ない。右手を見れば、宮が瀬湖。そして下り坂。最高なんだけどな~。

 

林道からの眺望は美しい
山の中にたたずむ宮が瀬湖
 宮が瀬湖の周りの道は橋が多い。高所恐怖症の身にとってはこれがつらい。少し端へ寄って下を見れば、遙か下に湖面がある。「うわ~」てなもんで、写真を撮るにもおっかなびっくりだ。

 だから、走るときはよそ見せず、まっすぐ前を見ている。
 

相模川まで帰ってきた
昭和橋から少し下流付近の相模川
 下り坂を下りると412号線に出る。

 実は、MTBを買った当初に津久井湖に行った。行きは良かったが、帰りが大変だった。アップダウンの412号線と相模川へ続く県道の登り坂はまったく登れなかった。押しの一手である。

 今日はそのリベンジだ。

 「16%を登った私に怖い物はない」。

 また呪文のように唱えながら、走った。

 そして、すべてを登ることができた。いや~、成長したもんだ。

 しかし、今日登れたからといって、次も登れるとは限らない。
 16%の坂ももう一度登れるかどうかは自信はない。

 一歩一歩、自転車乗りへの道を歩いて行こう。

 と言いつつ、次は湘南平のリベンジだ、なんて思っている。
 


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