お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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●月日 06年10月22日(日)
●天気 曇りときどき晴れのち雨
●ルート 自宅~高尾~(秋川街道)~五日市~(檜原街道)~檜原村役場~上川乗~都民の森~(奥多摩周遊道路)~風張峠~月夜見山第2駐車場~上川乗~甲武トンネル~藤野~相模湖~津久井湖~自宅
地図はこちら(PDFファイルが新規ウインドウで開きます)

       距離 153.75km
       平均時速 20.6km/h
       最高時速 54.4km/h
       走行時間 7時間26分06秒

       ※06年の通算 8150.52km
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 仮面ライダーに負けてたまるか。風張峠を登ってやるぞ! というのがこの日のテーマ。さらに、私にとって未開の地の奥多摩湖まで足を伸ばせるか、が次のテーマだった。
 
 前日は家族の誰よりも早く寝たのに、起きたのは午前7時。出発できたのは午前8時前と予定より2時間も遅い。密かに予定していた○○峠はお預けだ。
 
 城山湖へ行くいつものコースを走り、向原交差点を右折。町田街道を高尾へ。和田峠へ行ったときに曲がった川原宿交差点も直進し、五日市へ向けてひた走る。
 
 交差点で信号待ちのとき、手製の地図(上にリンクが張ってある地図です)を眺めていたら
 「どこへ行くんだい」と親切なおじさんが声をかけてくれた。
 だいたい分かってるんだけど、恩を仇で返してはいけない。
 「(奥多摩って言うとややこしそうだから)五日市です」
 「じゃ、まっすぐ行って降りて左だ。それから右へ曲がっても行けるし、真っ直ぐでもいけるし・・・。う~ん、どう行ったのがいいかなぁ」
 おじさん、悩み出した。
 両方ともトンネルがあるからかな。
 「分かりました。まっすぐ行って左ですね。ありがとうございます」
 信号が変わったのをこれ幸いとスタートした。
 
 


午前9時24分、戸沢峠


 少し登るとこの標識。あれ、峠だ。戸沢峠か・・・。でも、こんなに楽でいいのかな。
 
 で、下るときは、下る下る。なるほど。反対側からだとしんどい坂だ。

 


上川橋から秋川街道へ


 下ったところの交差点を左へ。ここから秋川街道に入り、サマーランドの方へは曲がらず、そのまま直進する。
 
 サマーランドってセサミプレイスがあるところだ。娘たちが小さいときに1度、車で来たことがある。帰るときに下の娘を車に乗せるために「よいしょ」とだっこしたら、ぎっくり腰になってしまった。幸い、車の運転には支障がなかったので自宅には帰ることができたが、自宅に戻るなり歩けなくなって会社を2日休んだ。
 
 なんてことを思い出しながら五日市へ向かって走る。それにしても、こんな所まで自転車で来るとは・・・。いや、来れるとは。もっと若いときから始めれば良かった。

 


小峰峠の旧道入り口?


 トンネル手前で旧道? 発見。車両は通行禁止。ここは登った方がいいのかな。でも余計な足は使いたくないし。ってことで、トンネルへ向かって直進。
 
 


新小峰トンネル


 交通量も少ないトンネルをあっという間に抜けて峠をワープし、また下る。
 
 


午前9時40分、武蔵五日市駅手前の秋川。距離39.68km。av25.1km/h


 降りきったところが秋川橋で、標高は162メートル。下には秋川が流れ、見上げると、橋と立体交差して檜原街道が西へと伸びている。
 
 橋の近くに秋川橋河川公園があり、トイレもあったのでちょっと休憩。河川敷には白線が引かれてテントも張られ、車が数台止まっていた。バーベキューでもするんだろうか?
 
 とても静かな場所。気持ちもやすらぐ。川べりのベンチではカップルが楽しそうに話していた。でも、こんな朝早く(早くもないか)から、こんな所で話し込んでていいんだろうか。
 
 ここまで40キロ弱。自宅から小田原に行くより近いが、高尾の前後でアップダウンがあるので、平均時速は25キロそこそこだった。
 
 


武蔵五日市駅


 立体交差をぐるっと回って上ったところの信号を左折すると、武蔵五日市の駅があった。筆で書かれた駅の看板が、旅情をそそる。なんたって、この駅は五日市線の終着駅だ。でも、東京都。不思議な世界。
 
 駅前では若い女の子(といっても社会人と思われますが)のグループが、クロスバイクを組み立てていた。最初は組み立てているのか、分解しているのか分からなかった。なんせ、手は動いてなくて口ばっかり動いている。じっと見ていて、組上がった自転車の持ち主は何もせず、半端な自転車の持ち主がホイールを持っていたので、ようやく組み立てていると分かった。早くしなきゃ、日が暮れちゃうよ。奥多摩行くんでしょ。
 
 彼女たちの格好を見ると、レーパン・ジャージ姿の子はだれもいなくて、みんなポタリングモード。もしかして、NHKを見て「なんだ。私にも登れるじゃん」ってな軽い気持ちで来たんじゃないだろうな。おじさんは、ヒップバックも輪行袋もやめて軽量化し、完全自走を決意して準備万端でやってきたというのに。
 
 


午前10時1分、檜原街道をスタート


 駅から少し走るとコンビニがあった。ここでウイダーインゼリーで腹ごしらえ。トイレも借りようと思ったが、見あたらない。
 「トイレはここにはないんですね」と確認したら
 「ありますよ。こちらへ」と、従業員用のトイレへ案内してくれた。とても親切なコンビニだったが、店の外にゴミ箱が見あたらなかったのは何故?
 
 このあたりで20分ぐらいダラダラとしたようだ。そろそろ行きますか。
 
 


檜原街道の緩やかな上り


 前を走るローディーがクルクルとペダルを回しながら坂を登っていく。平坦も坂も同じケイデンス。フォームも決まっている。あんな風に走れたらーーなんて思いながら、20メートルぐらい後ろを走っていたが、途中で写真を撮るためにスローダウンしたりしたので、結局は1人旅になってしまった。
 
 スタートしてからは緩やかなアップダウンが続く。本当は少しでも登って欲しいところだが、これはこれで気持ちいい。上りでもスピードがガクンと落ちることはない。

 


午前10時22分、檜原村役場


 檜原村役場を過ぎると、T字路にぶつかる。ところが信号前が工事中で片側通行。自転車にとって片側通行はつらい。歩道なんてないし、おまけに上り坂。数台のバイクと先頭に立ち、交通整理のおっちゃんのゴーサインで一気にダッシュ。スタンディングで一気に現場を通り過ぎた。
 
 噂通り、この道は車は少なくバイクが多い。もちろん自転車も多い。途中に「騒音で地元住民は困っています」という看板があった。平日は静かな村が、土日になるとバイクがでっかい排気音で走りまくるんだろう。でも、バイク乗りのマナーは良かったように思う。どちらかというと、車の方が遠慮していたみたいだった。
 
 みんな自転車にしない? 楽しいよ。まあ、バイク乗ってる人からみれば、「何で苦しい思いして坂登らなきゃいけないの????」って、疑問符だらけだろうけど。逆に下り坂をぶっとばしてくる自転車も住民にとっては恐怖だろうな。お互いが安全運転で、地元の人にも迷惑かけないようにしなきゃね。

 このあたりの標高は262メートル。五日市駅から約8.4キロ。平均勾配は約1.2%。ここまではだれでも来れる平坦ロードだ。
 
 


渓谷美


 檜原村役場までは人家もあったが、このあたりまでくると回りは山しか見えなくなる。左下を見ると秋川。木々がおおい繁り、その間からかいま見える渓谷美。そして相変わらず緩やかなアップダウン。峠に向かっていることを忘れさせるような静かな道(時折バイクがぶおーと抜いていくが)を、気持ちよく進む。

 


坂はまだ緩やか


 どこから坂がきつくなるんだろう? 多少の不安と期待を持ってカーブを曲がっていくが、嬉しいことに期待は次々と打ち砕かれる。どこまでも緩い。こんなに緩かったら後が大変なんだから、もうちょっと登ってくれよと思っても、相手は自然だ。勝負にならない。

 


午前10時40分、ちょっとひと休み


 川がUターン気味に蛇行している地点でちょっと自転車を降りる。上川乗の交差点はまだかな~って思っていたら・・・

 


午前10時50分、上川乗交差点。距離57.97km。av24.2km/h


 すぐ先でした。
 
 この地点で、仮面ライダーたちは休憩し、少しの間解説をしている。
 
 ここまで五日市駅から16.7キロ。標高は約409メートル(カシミールで計測。以下のデータも同様)。平均勾配は約1.5%。おいおい、ほとんど標高を稼いでないじゃないか。ということは、風張峠付近が1146メートルだから、あと737メートル? 東京タワー2つ分(333メートル×2)より高いみたいですが・・・。
 
 ここまでの平均時速が24キロ台。五日市駅付近から1キロしか下がってないのもうなずける。そう、上川乗交差点までも、だれでも来れます。山間の雰囲気が楽しめますよ。
 
 ただし、この先は・・・。
 
 ※<その2>に続きます

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