お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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埼玉スタジアムへのルートマップ

●月日 05年12月3日(土)
●目的地 埼玉スタジアム(埼玉県さいたま市)
●ルート 自宅~(輪行)~神保町~不忍通り~尾久橋通り~扇大橋~荒川サイクリングロード~芝川サイクリングロード~岩槻街道(=国道122号線)~埼玉スタジアム~岩槻街道~環七~荒玉水道道路~仙川~野川~246号線~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 神保町11時30分ごろ
       トータル 95.56km
       平均時速 18.2km
扇大橋の下の荒川サイクリングロード(左岸)
★埼玉スタジアムへ自転車で行くのはこれが2度目だ。前回は昨年の10月17日。折りたたみのMTBで初めて輪行した。

 神保町まで電車で行き、北へ向けて迷いながらもほぼ一直線に走った。帰りは同じルートを帰り、三宅坂から246号線をこれまた一直線(青山付近からは駒沢通りを環八まで走ったが)に自宅へと走った。そのとき痛感したのが、このMTBでは輪行できないということだった。とにかく重い(15kgあるらしい)。おまけに輪行袋が輪行袋ではなく、ほとんど収納バックなので、デイバックに入れると後はなにも入らない。ついでにこれも重い。買ったときはこれであちこち行けるぞと喜んだものだが、現実はそうではなかった。せっかく7000円も出して買った輪行バッグだが、今はどこにあるのか分からない。きっと2度と使うことはないだろう。

 でもやっぱり輪行はしたい。それで買ったのがBD-1。今年の6月に購入し、夏に2度ほど箱根へ輪行した。軽いし簡単にたためるし、たたんだ後もコンパクト。いや~、買って良かったよ。でも、ノーマルのBD-1にとって箱根の坂は辛かった・・・。もうちょっとギアが欲しい。何度、坂を押して上がったことか。

 今回も前回同様、神保町まで電車で行った。まず、不忍通りを走り、西日暮里駅から尾久橋通りに入る。隅田川にかかる尾久橋を渡るとすぐ荒川の扇大橋。ここまでは前回と同じルートだが、今回は荒川サイクリングロードを少し走ってみることにした。なかなかここまで来る機会はない。一度は走ってみたかった道だった。

 橋を渡って左岸に降りる。土手下に広々としたコースがあった。土曜だというのに走っている人はいない。気分よく江北橋、鹿浜橋とあっという間に走り過ぎる。鹿浜橋近くは工事中で直進できなかった。迂回して再び土手へ上がり、こんどは土手道を進む。この道も綺麗に舗装されとても走りやすい。
芝川サイクリングロード
★高速がぐぐっと右へカーブする下に江北公園があり、その横から芝川サイクリングロードが始まっている。右岸には道はない。

 左岸の道を行くと、最初の橋(山王橋)で道なりに右岸へと渡る。案内板があり、ここからがサイクリングロードの始まりのようだ。案内板の地図によると、この道は東浦和駅付近の八丁橋まで続いているらしい。直線距離で9kmちょっとなので10kmあまりのコースと思われる。普通の川べりのコースなのだが、道との交差は立体交差もなく、おまけに信号がないところがほとんど。スピードが乗ってきたところでストップする羽目になる。

 実は、朝30分ほど寝坊し、おまけに出発してからライトを忘れたことに気が付いて取りに戻ったため、1時間ほどすでにロスしている。ややあせり気味に走っているので、交差点がくるたびにイライラの繰り返しだ。

 大宮ー横浜のキックオフは午後2時。時計を見ると12時を大きく回っている。何とか1時過ぎには到着し、ゆっくりとお昼を食べたい。飛ばせるところは飛ばして、ようやく鳩ヶ谷大橋にたどり着いた。ここはロードは直進できない。人道橋があってそこを迂回して再びロードに入るようになっているのだがこれ以上道草は食えないので、時間があればもっと先までと思っていたが、122号線を埼玉スタジアムまでひた走ることにした。
広野の中の埼玉スタジアム
★「浦和8km」という標識を見て、猛然とスパートをかける。浦和インター近くに着いたのが12時58分。間に合った、とちょっと一息入れ、埼玉スタジアムに向かう。レッズ戦だと車も自転車もやたら多いのだが、大宮戦とあって国道からスタジアム方面へ向かう道はガラガラ。白駐車場のおばさんたちもヒマそうだった。

 広野のなかにある埼玉スタジアムに着いたのは午後1時過ぎ。神保町からの距離は29kmあまりだった。
帰路はナイトラン
★横浜の最終戦は上野のゴールで追いつきドロー。負けていたら重かっただろうペダルも少し軽くなった。

 帰路は、まず122号線を赤羽までひた走った。出発は午後4時25分ぐらい。新荒川大橋を越え、赤羽には午後5時過ぎには到着した。あたりは真っ暗だが、ここまでは順調。しかし国道が赤羽駅で切れたため、道が分からなくなった。

 環七へ出たいのだが、どう行ったらいいか分からない。うわ、困ったぞ。このときほど、地図と同じように現実の道も色が付いていればいいのにと思ったことはない。「環七方面」という標識はあるのだが、その方向は遠回りのような気がしていた。選択肢は2つ。どちらも上り坂。携帯のGPSで調べながらしばらく悩み、左の道を行くことにした。後で調べるとこれが間違いだった。

 坂を上ると団地の中に出た。そこから先は複雑に入り組んだ道を右往左往。西が丘の高台にいるらしいのだが、降りる道は階段ばかり。途中「水車坂」なんていう急な階段もあった。「昔はこの下に水車があった。今は十条駅への道として歩行者に利用されている」などと但し書きがあった。

 暗い中をさまよって出たところが「清水坂公園」。後で地図を見るとえらい遠回りをしていたのだが、ここでようやく環七を発見した。

 環七をひた走り、高円寺陸橋下交差点を右折。ここから荒玉水道道路を走る予定にしていた。地図で見ると、砧まで一直線に道が伸びている。多摩川へのショートカットはこれだ、と思ったのだ。しかしどこから入ればいいのか分からない。交差点を曲がったところに細い細い道があったのだが、まさかこれじゃないだろうと思ってやり過ごしていたのだが、GPSで調べるとやっぱりあの細い道だった。

 最初はくねくねした細い道だったが、やがて一直線な道となった。細いくせに対面通行だったり、一方通行が逆になったり、道幅がポールで狭められたりと決して走りやすい道ではなかった。

 地図では分からなかったが、甲州街道と環八で道は信号もなく途切れる。迂回が必要なのだが、信号を渡った後、今度はどこを入ればいいのかすぐには分からない。特に、環八では方向感覚もなくなり、この日3度目くらいの途方に暮れる場面だった。

 何とか再発見して進むと仙川に出た。川べりに道があったので、ここを行けばやがて多摩川だと一安心。ところが最初の交差点で妙なものを発見した。仏像が夜の闇に浮かび上がっている。お寺か、と思ってよくみると「動物園」という看板。さらに目をこらすと「妙法寺付属動物園」とある。何じゃそれ? と不可解だったが、後で調べてみると「動物霊園」だった。

 仙川から野川へ出て二子橋を渡り、高津付近でちょっと休憩。時間は午後8時過ぎ。吐く息も白く、かなり寒い。あと20キロ。頑張ろう。

 実は前回、埼玉スタジアムから帰るとき、さすがに疲れて246号線の荏田から先の坂は上れなかった。カミさんにも電話で「あと1時間もあれば帰れるけど、坂が上れないかもしれないからもっと遅くなるかもね」と連絡していたのだが、今回は一番軽いギアで時速10キロ前後ながら、すべての坂を上ることができた。自転車を初めて1年半。脚力が少しはついてきたようだ。

 帰宅時間は、途中買い物などしていたので午後10時前。冷え切った体をすぐさまお風呂で暖めた。風呂から上がれば冷えたビールが待っている。極楽極楽・・・


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