おはようございます。
生き生き箕面通信1405(121026)をお届けします。
・石原新党でますます変な方向へ流れる日本政治
石原新党ができることになったようです。で、何をやろうというのでしょうか。本日10月26日の各紙朝刊は一斉に、「石原新党」を一面トップにもってきました。昨日には、号外も出ました。いかにも大事件勃発の扱いです。しかし、それで日本の政治はいい方向へ向かう期待が持てるでしょうか。日本の明るい未来が開けるでしょうか。報道の中身をよく見ると、何をしようとしているのか、さっぱり分かりません。
「官僚機構を変えなければダメだ。統治機構のシャッフルが必要だ。大きな仕事をする」と言っているようですが、そんなことはいまさら言うまでもない。ほとんど全ての政党が、とっくに主張しているところです。
石原氏のこれまでの言動からすると、「現憲法破棄・自主憲法制定、徴兵制実施、原発推進、核兵器保有、対中国強硬外交」などが主要政策の背景になるようです。80歳。「最後のご奉公」をざっくばらんに申せば、「日本を戦争ができる国にする」ことのようです。
問題は、高い支持率を維持していることです。都民をはじめ、全国的にも高い支持率があるとされています。おそらくマスメディアが持てはやすから、その影響が多分にあるのでしょう。つまり世論操作の結果です。そうでなければ、現憲法破棄、徴兵制実施、核兵器保有、原発推進を、一般の人が本当に支持しているということになります。
しかし、マスメディアが作る空気に同調してフワフワと支持している風潮は、極めて危険です。仮に石原氏らの勢力が大きな影響力を発揮できるようになると、一気に右傾化路線を実施に移します。その時になって、「それは困る」と言っても手遅れです。法律を作られてしまえば、それをひっくり返すことは至難の技です。石原新党ができることになって、日本の政治が化け物に変化する要素が出てきました。
小沢氏が中心となって結成した「国民の生活が一番」の結党記念パーティーが昨日、東京で約4千人が参加して開かれました。小沢氏は、「政権交代時への原点回帰」を強調し、「国民の生活を守るため、消費税の大増税を凍結・廃止し、脱原発を実現する」と決意を示しました。
来るべき総選挙は、日本の将来に決定的に重要な意味を持つ選挙になります。私たち有権者の選択が試されます。
生き生き箕面通信1405(121026)をお届けします。
・石原新党でますます変な方向へ流れる日本政治
石原新党ができることになったようです。で、何をやろうというのでしょうか。本日10月26日の各紙朝刊は一斉に、「石原新党」を一面トップにもってきました。昨日には、号外も出ました。いかにも大事件勃発の扱いです。しかし、それで日本の政治はいい方向へ向かう期待が持てるでしょうか。日本の明るい未来が開けるでしょうか。報道の中身をよく見ると、何をしようとしているのか、さっぱり分かりません。
「官僚機構を変えなければダメだ。統治機構のシャッフルが必要だ。大きな仕事をする」と言っているようですが、そんなことはいまさら言うまでもない。ほとんど全ての政党が、とっくに主張しているところです。
石原氏のこれまでの言動からすると、「現憲法破棄・自主憲法制定、徴兵制実施、原発推進、核兵器保有、対中国強硬外交」などが主要政策の背景になるようです。80歳。「最後のご奉公」をざっくばらんに申せば、「日本を戦争ができる国にする」ことのようです。
問題は、高い支持率を維持していることです。都民をはじめ、全国的にも高い支持率があるとされています。おそらくマスメディアが持てはやすから、その影響が多分にあるのでしょう。つまり世論操作の結果です。そうでなければ、現憲法破棄、徴兵制実施、核兵器保有、原発推進を、一般の人が本当に支持しているということになります。
しかし、マスメディアが作る空気に同調してフワフワと支持している風潮は、極めて危険です。仮に石原氏らの勢力が大きな影響力を発揮できるようになると、一気に右傾化路線を実施に移します。その時になって、「それは困る」と言っても手遅れです。法律を作られてしまえば、それをひっくり返すことは至難の技です。石原新党ができることになって、日本の政治が化け物に変化する要素が出てきました。
小沢氏が中心となって結成した「国民の生活が一番」の結党記念パーティーが昨日、東京で約4千人が参加して開かれました。小沢氏は、「政権交代時への原点回帰」を強調し、「国民の生活を守るため、消費税の大増税を凍結・廃止し、脱原発を実現する」と決意を示しました。
来るべき総選挙は、日本の将来に決定的に重要な意味を持つ選挙になります。私たち有権者の選択が試されます。