おはようございます。 生き生き箕面通信1407(121028)をお届けします。
・都知事候補に孫崎享元防衛大教授を
植草一秀さんが、東京都知事に孫崎享さんを推しています。植草さんのブログ「知られざる真実」で発信したものです。
「日本を変え得る都知事候補者の筆頭は、孫崎享元防衛大学校教授である。 孫崎氏こそ日本の知性を代表する人物である。 外交の真髄と日本の平和外交の要諦を知り抜いている。 孫崎氏の都知事選出馬を強く要望したい。 石原氏の辞任が孫崎都政を誕生させる契機となるなら、石原氏は任期の最後に 唯一の功績を残すことになる。 メディアは第三極の結集を騒ぎ立て、維新・みんな・石原新党などを喧伝する が、地に足のつかない空虚な論議だ。 単なる数合わせ、野合にすぎないことは明白だ」
*上の写真は本文とは全く関係がありません。先日、旅をしたとき、モノベイスン湖(ヨセミテ公園)で撮ったものです。
続けて、こう主張しています。「日本が直面する最重要課題は何か。 消費増税、原発、TPP、オスプレイ、普天間などであろう。 これらの最重要の具体的政策課題について、主権者国民の前に選択肢を提示す るのが政治勢力の責務だ。 具体策が明確でなく、具体策がバラバラの政治集団に政権を委ねてくれと訴え るのは、主権者を愚弄する行為である」
ボクも全面的に同意します。日本の首都の知事を、石原グループに独占させておく手はないではありませんか。もし、副知事の猪瀬某に引き継がれるとしたら、そんなばかげた話はないですよね。でも、その可能性は極めて高いという見方が有力のようです。もしそうなったら、東京都民の頭を疑います。自分の頭で判断するのではなく、新聞やテレビに洗脳されてうかうかと投票してしまう、その浅はかさに情けなくなります。
孫崎さんは、1966年に外務省に入省。国際情報局長、駐イラン大使を経て、2009年まで防衛大教授。最近は、アメリカが日本占領後、いかに日本を操ってきたかを描いた「戦後史の正体」、さらに自主路線を貫こうとした戦後の首相がどのようにアメリカの落とし罠にはまって退陣させられたを描いた「アメリカに潰された政治家たち」がベストセラーになっています。日本の統治機構、官僚の動きを知りつくしており、逸材と文句なく推薦できます。
しかし、孫崎さんは、”男気”を発揮するでしょうか。