おはようございます。 生き生き箕面通信1408(121029)をお届けします。
・日本全土が沖縄化へ
沖縄では今日も欠陥機オスプレイが我が物顔で飛びまわっています。アメリカ軍は、日本本土でも訓練をいつ始めるか、その時期をうかがっています。
「戦争あかん!基地いらん!2012関西のつどい」が昨日10月28日、大阪市内のエルおおさかで開かれ、雨の中にもかかわらず800人が会場を埋めつくしました。カンパも12万円余が集まったと報告されました。
この中で、元宜野湾市長の伊波洋一さんが「日米軍事一体化とオスプレイ配備」のタイトルで講演。「アメリカ国内では許されない基地、世界一危険な普天間基地へ、ハワイでは訓練さえ取りやめた危険なオスプレイを配備した。住宅地は飛ばないなどの約束は、初日から反故にされ、連日タッチ・アンド・ゴーの離発着訓練が続いています。訓練の飛行コースは、日本列島全体に想定されています。日本全国が米軍基地化されようとしています。日本列島を、中国と戦える拠点基地化しようとしつつあります。日本全土を沖縄化しようとしているのです」と、強調しました。
こうも述べました。「私たちは、オスプレイの全面撤去に向けて、戦いを継続します。『いのちがけで戦わなければならない』と、心に固く決めています。『戦争を知らない子どもたち』に対する私たち大人の責任だからです」と、淡々と決意を表明しました。
野田政権は、いったい何をしているのでしょう。アメリカ軍が約束を反故にしても、例えば森本防衛相は「アメリカ軍はおおむね合意を守っている」と、アメリカ軍を守る発言に終始しています。日本の国民を守るのではないのです。
日本国憲法は、アメリカ軍には適用されません。アメリカの日本占領は、いまも実質的に続いているのです。沖縄から普天間基地の危険を減らすどころか、日本列島全体を中国に対する防波堤とする決意を固めています。野田政権に無理難題が押し付けられます。野田政権が続けば、アメリカの意向に唯々諾々と従うのです。石原新党や橋下・維新の会も同じです。