生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1403 ・また、野田首相に直接圧力かけるアメリカの日本ハンドラーズ

2012-10-24 06:42:00 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信1403(121024)をお届けします。

・また、野田首相に直接圧力かけるアメリカの日本ハンドラーズ

 アメリカの日本ハンドラーズ(日本を操る人々)が直接、首相官邸に乗り込み、また野田首相に圧力をかけました。これは昨日10月23日の朝日新聞に掲載された写真(4面)が証明しています。
記事は、米国のアーミテージ元国務副長官やハーバード大のナイ教授らが22日に野田首相と会談したことを伝え、写真は官邸から退出するアーミテージ氏を写していました。

 記事では、アメリカの大統領選挙後、どちらが勝っても「民主党も共和党も日米関係を重視しますよ」という耳当たりのいいことだけが明らかにされています。しかし、実のところはどうだったのでしょう。

 「反基地闘争にまで広がらないように、早めに手を打てよ」ということだったはずです。

 アメリカが、米兵暴行事件がもたらす沖縄への影響を最も心配するのは、これが沖縄にある全米軍基地への撤廃闘争に拡大することです。ただでさえ、オスプレイ配備で、沖縄の世論は反米軍に向かっていました。

 沖縄の編集者、新城和弘さんは、「うちあたい」の心を訴えています。これは複雑な心情を表す言葉で、「心の中の痛み、怒り、それに共感する気持ち」がないまざった内容を含むそうです。

 新城さんは言います。「オスプレイ配備に反対するのは、単に危険だからというだけではないのです。オスプレイという新しい強力な武器を配備することは、沖縄の基地の固定化を意味すると感じているからです。そこには、いまだに沖縄を占領地として扱っていることが感じられるからなんです」と訴えています。

 アーミテージ氏らが官邸に直接乗り込んで野田首相に支持したのは、日本側に逮捕された米兵の「穏便な扱い」もさることながら、全基地への反対闘争が広がらないように日本政府が適切な手を打つことを求めるものだったはずです。アーミテージ氏らにとっては、首相官邸は、アメリカ国務省の日本支部程度にすぎません。占領当時とほとんど変わっていないのが実情です。

 自立していない国に、明るい未来はありません。