おはようございます。 生き生き箕面通信1409(121029)をお届けします。
・野田政権による日本滅亡
日本国の首相を務めているらしい野田という男が昨日10月29日、国会で所信表明演説なるものを行い、「明日への責任」という言葉を20回も繰り返したそうです。「今日(こんにち)の責任」も果たせない男が、苦し紛れに「明日への責任」をいけしゃしゃと持ち出す。何という図々しさ、何んというしらじらしさでしょう。この男には、日本人としての「恥」という感覚がないようです。もちろん、首相の重責を担う資格も力量もない。
野田という男は、消費税という大増税を国民に押し付け、大飯原発を再稼働させたばかりか、大間原発の建設にゴーを出しました。沖縄が全県上げて「なんとか止めてください」とお願いしたオスプレイは、そのお願いに一顧だにすることなく配備を強行。「黙って従え」という不遜な態度です。財務省とアメリカさまに操られて、国民の声には全く耳を貸そうとしない。
これ以上、首相として居座られては、私たちは不幸になるばかりです。野田政権による日本滅亡の道です。野田さんには、さっさと首相のポストから降りていただきましょう。
といって、石原慎太郎なるおっちょこちょい男に、後を任せるわけにもいきません。「若いヤツはしっかりしろよ」などと吠えつつ、結構、「オレの出番だ」と80歳のご老体をひっさげ、おっちょこちょいの醜態をさらそうとしています。石原氏が作った「新銀行東京」は多額の負債を抱えたまま、責任も取らずに放り出す。全てが無責任です。東京都民は、口先男の石原氏をなぜ支持し続けるのか、これもマスメディアが作る空気に流されているから、といえます。そして、ご自身は、「あなたの出る幕ではありませんよ」という忠告を聞かばこそ、自ら晩節を汚す乱心ぶり。
日本の未来を切り開くことができるのは、いまや小沢一郎氏しかいない。ボクは固くそう信じています。しかし、日本の大手メディアは既得権益グループに属し、アンシャン・レジーム(旧体制)を守ることにきゅうきゅうとしています。あえて「小沢無視」の談合紙面を作っているのです。
アンシャン・レジームの大手メディアが作る情報空間ではあまり見えませんが、ネットなどの新しい情報空間では、小沢氏には大きな評価が与えられています。それはそうです。「原発ゼロ社会をめざす」と、原発ゼロの先進国ドイツに飛び、自ら「原発ゼロは可能だ」と確認してきました。本気です。消費増税も、「シロアリを退治し、景気を回復することが前提です。オスプレイの沖縄配備には反対し、「米軍は第7艦隊だけで十分」としています。つまり、米軍の沖縄からの全面撤退を目標としています。TPP(環太平洋経済連携協定)に反対し、日中韓による「東アジア共同体構想」を進めようとしています。
小沢氏こそ、日本が真の独立を果たす道、誇りを取り戻す道を切り開く男といえるのではないでしょうか。