おはようございます。ブログの背景を「春らしく」と思い、桜にしてみましたが、もうひとつ気に入りません。明日にはまた変えてみようと思います。
生き生き箕面通信1219(120410)をお届けします。
・新聞週間に読者をだます読売新聞
「大飯原発『安全性を確認』」が本日4月10日の読売新聞朝刊の一面
トップでした。この見出しを見れば、誰でも「大飯原発の安全性が確認
されたのだ」と受け取ります。しかも「閣僚会合 再稼働 週内に判断」
という副見出しもつけました。読み手が、「政府は閣僚会議を開き、再
稼働について週内に判断をくだすのだ」という意味に受け取るようにつ
けたものです。こうして読売新聞は、読者(主権者)をだまし、”洗脳”し
ています。
読売新聞さん、本当に大飯原発の安全は確認されたのでしょうか。
原発の苛酷事故が起きた時に作業の拠点となる「免震重要棟」はも
ともと造っていなかった手抜き原発だったうえ、それを設置するのは
3年後ではないですか。その計画を提出したから、政府は「安全が確
認できた」といっていますよね。計画を提出したら、それが出来ていな
くても「安全だ」というのはおかしいのではありませんか。おかしいこと
をおかしいというのが、新聞の役割ではなかったのですか。しかし、
読売新聞さんはおかしいと指摘するどころか、政府と一体となって
「安全だ」というだましの宣伝に力を入れていますね。
今は6日から始まった春の新聞週間の最中です。新聞の第一の使命
が「正確な情報を伝える」ことにあるのは、いまさらいうまでもありません。
正確な情報を伝えることを通じて、平和で健全な社会を創っていくことに
貢献する。これが、新聞の原点のはずです。しかし、読売新聞さんは、
何が何でも「原発は再稼働させるべし」というキャンペーンに血道をあげ
ています。万一ここで、大飯原発に重大事故が起こり、放射能がばらま
かれ、琵琶湖も汚染されたりした場合、読売新聞さんは責任が取れる
のでしょうか。なぜ、そんなに原発再稼働を急がせるのですか。
夏場の電力不足が心配だという。電力が不足すれば、経済に大打撃
をもたらす、といっています。そうでしょうか。現在は関西電力管内は、
稼働原発はゼロです。それでどこにも不足はしょうじていません。心配
される夏場にしても、わずか数日のピーク時だけの話です。しかもそれ
は、節電の努力や、休眠している発電設備を動かせば、充分まかなえ
るという見通しが立っています。それを隠して、「足りない、足りない、
大変だ」と騒いでいるのが、電力会社であり、野田政権です。それを暴
くのが新聞の役割のはずです。
新聞は、読者から新聞代をいただき、それに支えられて経営が成り
立っています。大切な読者に寄り添った紙面を作るのが義務です。し
かし、読売新聞さんは、その大切な読者をだまし、裏切って「地獄への
道」へ道連れにしようとしているかのようです。
いまは、どうしたら脱原発を実現できるか、夏場のピーク時を乗り切
るためにどんな努力をすべきか、そこにこそ紙面を割いてキャンペーン
を展開すべきではないでしょうか。そうでなければ、読売新聞はライバ
ル紙との競争に後れを取るのは明らかです。しかし、原発推進の方針
を再検討する気配はみじんもないようです。おそらく、読売の最高首脳
陣も、このままではおかしくなるという兆しは感じているはずです。でも、
どうしたらいいのか分からない。結局、既定路線を破たんするまで続け
る。かつての関東軍が「満州事変」のあと、調子にのっていけいけどん
どんで突っ込んでいったのとそっくりの状態にあります。そのうち、読売
新聞に対する信用の崩壊がおこるでしょう。「大本営発表の読売」のレ
ッテルが貼られ、購読中止のなだれが起きるのではないでしょうか。
残念です。