おはようございます。
生き生き箕面通信1224(120415)をお届けします。
・原発再稼働の黒幕は仙石由人某(政調会長代行)です
「仙石氏が主導?」と読売新聞。「「仙石氏が旗振り」と読売新聞。
期せずして朝読両紙が本日4月15日の朝刊で、野田政権が猪突猛
進した大飯原発再稼働の陰で仙石由人・政調会長代行が采配を振
っていたことを伝えています。仙石某は、消費税、TPP、普天間基地
問題など現政権の重用問題でも大きな影響力を及ぼし、事実上の
総理大臣の立場にある振る舞いをほしいままにしてきました。
仙石某は昨年の福島原発事故が起きたあと、早い時期に「わが国
には原発が必要だ」と主張しました。昨年5月に当時の菅首相が浜岡
原発の停止を決断した時も、その直後にテレビ番組で「私どもは原発
政策を堅持する」と断言し、菅氏がめざした「脱原発依存」を打ち消し
ました。現在は東電の経営改革の責任者です。
仙石某にとって、枝野経産相は「子分」にすぎません。本日の朝日に
よると、13日の朝、側近議員に「ごちゃごちゃいうやつはいるが、今晩
決める。あす枝野を福井にやる」(2面)と明言し、事実その通りに枝野
氏を福井へ行かせました。仙石某は自分担当の記者に伝わるように
側近議員を通じてリークし、そのように新聞などに書かせることで既成
事実を作る。そうして物事が発言通りに流れていくと、「やはり、仙石
先生が一番の実力者だ」という評価がますます高まる。小沢問題でも
同じ手法で、世論操作をしてきました。
のダメさんは、原発問題は最初から仙石某に丸投げしました。表向き
は野田・枝野コンビで動かしているように見えますが、実際にシナリオ
を描き、陰で演出しているのは黒幕・仙石某です。本日の読売新聞によ
ると、「実際、仙石氏をリーダー格に、枝野、細野、古川国家戦略相、
斉藤・官房副長官の5氏は国会近くのホテルなどにひそかに集まり、
再稼働を決断するタイミングや東京電力の経営改革などについて協
議を重ねてきた」(3面)と、司令塔役・仙石某の姿を東武雄、政治部
記者の署名入りコラムで明らかにしています。
仙石某の動きが日本の新しい未来を切り開く展望があるものなら、
大いに歓迎するところです。ところが、裏でアメリカとつながり、さらに
最高検や最高裁にも大きな貸しを作ることで事実上動かせる立場を
確保しました。最高検や最高裁は巨額の裏金隠しや、その他の不祥
事で仙石某に”お世話”になっているのです。つまり、仙石某の力のよ
りどころはすべて、旧体制からくるもので、要するに”アンシャンレジー
ム”の代表なのです。
民主党政権が政権公約破りをしてきた黒幕は仙石某なのです。これ
を取り除かない限り、民主党は仙石某に利用され、日本は腐っていく
だけです。