おはようございます。
生き生き箕面通信2302(150413)をお届けします。
・穏やかで平和な一日
今朝(4月12日)は、雲一つない青空で、気温も温かく、絶好の行楽日和。ということでブローニュの森へ遊びにいくことにしました。ちょうど息子がソフトボールの練習があるというので、それに便乗したのです。
森の広さには、びっくりしました。森の中に、競馬場が二つあり、紳氏、淑女が集うロンシャン競馬場が知られていますが、ほかに障害レース専用の競馬場も。庭園内庭園がいくつもあります。人々は草原の広場でサッカーの練習をしたり、模型飛行機を飛ばしたり、ジョギング、サイクリングなどを楽しんでいます。庭園内庭園ではクジャクなどが放し飼いで、野良猫と平和共存していました。それがパリ市内の16区にあるのです。
日没後は、別の姿を見せ、娼婦がずらりと立っているのだそうです。当局は取り締まっているのですが、いたちごっこだとか。昼間から”営業”する娼婦の姿も見かけるそうです。
息子夫婦が、友人夫婦から「蜜蜂フェスティバル」に誘われているというので、午後はそちらに出かけました。この日はちょうどパリ・マラソンの日で、途中、セーヌ川のあたりでランナー達と出合いました。
このマラソンは、世界のトップ選手が出場する国際公認大会ですが、100か国以上から数万人がエントリーする市民レースでもあります。水分を補給するところでは、ランナーが飲んだ後の紙コップが散乱し、足の踏み場もないほどでした。
蜜蜂フェスティバルの会場は、こちらも広い庭園で、蜜蜂を実際に飛ばして蜜を集めさせていたり、民族音楽の数人の楽団に合わせて子どもたちがダンスをしたり、家族連れでにぎわっていました。息子の知り合いは、夫婦二人とも学者が本業ですが、趣味で蜜蜂をかっているのです。
近くの丘の上からは、高速道路の向こうにパリ市街が一望できました。パリの緑地は2530ヘクタールもあり、パリ全体の四分の一を占めるそうです。世界的な大都市ながら、人々の暮らしの身近に緑が豊かです。市内でも蜜蜂が飼えるほどです。
昼に食べたピザやスパゲティもまずまずでした。今日は日曜日のせいか、帰りもラッシュには巻き込まれず、スムーズでした。穏やかで平和な一日。夜はワインでゆっくり。こんな平穏な日々が続いてほしいものです。