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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2218 ・岡田民主となり、安倍自民は高笑い、アメリカも「筋書き通り。よし!」

2015-01-19 10:00:35 | 政治

お早うございます。
生き生き箕面通信2218
(150119)をお届けします。

・岡田民主となり、安倍自民は高笑い、アメリカも「筋書き通り。よし!」

 民主党の代表が岡田克也という男に決まり、安倍自民党は「組みしやすし」と大笑い、高笑い。アメリカも「シナリオ通りに運んでいる。心配することは何もない。めでたし、めでたし」。

 何しろ、岡田という男は、「安全性が確認された原発の再稼働は認める」といい、「日本の安全保障のためには辺野古基地は必要」を持論とするご仁です。

 野田政権時代には、副総理という立場で、消費税の増税を率先して決めました。

 代表選でのスピーチで、「私には”原理主義者”との評がある」と話しましたが、これは「自分はぶれない人間だ」と、宣伝したかったようです。

 ところが、政権獲得以前は、「一般会計と特別会計を合計すると208兆円ある。この中から9兆円を捻出することは可能だ。つまり、消費増税を上げなくても大丈夫なのだ」と大きな声で強調していました。

 しかし今は、「次世代のために消費税を上げないと、財政が持たない」と、コロリ。

 代表選では一回目の投票で、細野豪志氏の後塵を拝しました。決選投票で勝利したのは、3位だった長妻昭陣営の票を取り込んだ結果です。これは、長妻陣営の「リベラルの旗」のインチキさ加減を端的に表しているといえます。

 「リベラル」が、原発再稼働を容認する? 辺野古基地を推進する? 消費税を増税する? 憲法9条の実質廃止を認める?

 岡田氏は、集団的自衛権の行使を容認し、それが使えるようにするための諸法制改定に賛成の立場です。根っこがこうだから、党首討論で、安倍なにがしから「岡田さんも、本音では賛成なのでしょう」と畳みかけられたら、「イエス」と言わざるを得ない。決定的な場面でブレるのは目に見えています。

 いずれにしても、誰が代表になっても変わり映えもせず、「第2自民党」ができただけだから、何の期待もできずシラケ切るばかり。

 昨日も書きましたが、こんな政党が居座れば居座るだけ、時間の無駄。それどころか、その間に日本の破壊が進みます。

 それを容認しているのは、日本の多数の有権者です。「みんなで手をつないで、落ちるところまで落ちましょう」なのですかね。