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生き生き箕面通信2208(150109)をお届けします。
・岡田克也代表代行のお下劣な暴露戦術
岡田克也・民主党代表代行が、また味方を裏切る汚い技の冴えをみせました。民主党代表選立候補者3人の討論会が昨日1月8日、日本記者クラブで行われた際のことです。
岡田氏は、「細野(豪志)さんは昨年暮れの衆院選告示2日前、みんな(の党)や維新の会と合併すべきだと言って来た。あの話は何だったのか」と、相手候補をおとしめるための下劣な暴露戦術に打って出たのです。
党の「自主再建」を当初から主張してきた岡田氏は、当面の最大の“敵”とみなす細野氏を「野党再建派」と印象づけて、党の大勢を味方に引き付けようとする露骨な中傷戦を主要マスメディアが顔をそろえる席で仕掛けたわけです。
かつて、民主党政権時代、検察が政権交代の最大の功労者小沢一郎氏をありもしない罪で“国策捜査”してマスメディアに流し世論操作した時も、岡田氏は味方を守るどころか、率先して検察の誘導にのり、小沢氏を党から追放する流れを作った前歴があります。
これは、小沢氏らから実権を奪う“党内クーデタ”でした。検察とあうんの呼吸で仕組んだ陰謀ともいえる茶番でした。岡田氏は、小沢氏を社会的に抹殺する謀略に手を貸したわけで、その手は今も血で汚れているといっても過言ではない。
細野氏は、「政治家同士のクローズの話を公にするとは」と、岡田氏のやり方を一蹴しました。品性下劣な輩(やから)には、鼻の先で「フン」とあしらってやればいいのです。
岡田氏が討論会で明らかにした自らの政策は、「避難計画に国の責任を明確にすること」と条件をつけてはいるものの、「原発再稼働は認める」、「限定的に」といいつつ「集団的自衛権も認める」などで、自民党と大して変わることのない“第2自民党”ぶりです。
大胆な推測をすれば、岡田氏のもとには今もアメリカ大使館(CIAを含む)からの接触が続いているでしょう。日本を従属国として自国の利益に供したいアメリカは、再び政権交代が起きた場合に備えて、すぐにパイプを通じられる段取りをしており、”保険をかけている”と見られます。
例え野党の段階でも、岡田氏を代表にすることは、この国の先行きをさらに暗くするだけといいたいです。