おはようございます。
生き生き箕面通信1731(130918)をお届けします。
・「オリーブの木を育てよう」――連帯の輪を広げましょう
日本をブラック国家へ変貌させようとする、安倍晋三という名のブラック首相が危険な動きを加速しています。政策の両輪は、「集団的自衛権の行使」と「秘密保護法案の推進」です。
安倍ブラック首相は昨日9月17日、私的諮問機関の「安保法制懇」を開き、集団的自衛権が行使できるようにするための議論を7か月ぶりに再開しました。狙いは、現在は封じられている「集団的自衛権の行使」の手を解き放とうとするものです。
同じく昨日、秘密保護法案に対するパブリックコメントを締め切りました。パブコメの期間を短くして、あまり反対意見が集まらないようする、姑息なやり方です。
集団的自衛権行使については、現在は禁じている憲法解釈を、新たに行使できるように変更する提言を年末12月までに出させる意向です。
民主党は、集団的自衛権の行使は憲法を改定してでなければダメ、解釈を変更するやり方はイケン、という立場。枝野・党憲法調査会長が私案を、現在発売中の月刊「文藝春秋」で公表しました。
自民党内にも、解釈改憲で行使できるようにすることには異論が出ています。
安倍首相には、こうした異論は「うるさい」かぎり。自分がやろうとすることに何かといちゃもんをつける奴らは、なんとか封じ込めたい。
そこで、またぞろ持ちだしたのが、「秘密保護法案」です。情報を出さず、隠してしまう法案です。これに違反すると、懲役5年の刑です。政権が「特定秘密」と指定したものに対しては、新聞記者も取材すらできなくします。取材したら、即刑務所送りです。
国会議員も、「特定秘密」に指定された案件を秘書などに資料調査させたりすると、これまた罰則が課されます。
かくして、政権側は、国民に知らせることなく、「特定秘密」という隠れ蓑をかぶせて隠ぺいしたまま面倒な案件を進めるブラック体制を完成させようとしているわけです。
こうした政治状況にあっても、野党は依然としてばらばら。巨大自民党に、とても太刀打ちできません。
前置きが長くなりましたが、草の根の庶民ができるだけまとまり連帯して行動する運動がより切実さをましているとの認識から、このブログもその運動に直接参加しようと考えるようになりました。党派を超えて、「オリーブの木」を育てようとする運動です。
具体的には、10月13日(日)の講演集会から参加します。この講演集会には、講師として、孫崎享さん、そして沖縄から糸数慶子議員をお招きして、次の要領で開きます。志を同じくする方、どなたでも結構です。多数のご参加をお待ちしています。
◆ 講演集会「集団的自衛権の正体」
・ 10月13日(日)13:30から
・講師 : 孫崎享さん & 糸数慶子さん
・場所 : PLP会館(大阪市北区天神橋3丁目9-27) 06-6351-5860
地下鉄・堺筋線の扇町駅 またはJR天満駅
・会費 : 1000円
・ 主催 : 政治を市民の手に!プロジェクト
・申し込み : info@mei-getsu.com (山岸)まで名前と連絡先を