おはようございます。
生き生き箕面通信1735(130902)をお届けします。
・今度こそ「原発ゼロ社会」を実現、継続させなければ。
明日9月3日未明に大飯3号基が止まり、15日には4号基も止まって、再び「原発ゼロ」が実現します。1年2か月ぶりのこの「原発ゼロ」状態を、今度こそ継続させ、「原発ゼロ元年」としたいものです。
しかし、その目標達成は極めて困難です。いまの「原発ゼロ勢力」は、エネルギーが低下しており、再稼働を許すことになりかねません。
ご承知の通り、電力業界と安倍政権は原発再稼働に懸命です。国民の要求を無視して、何が何でも「再稼働」させるつもりです。すでに、原発6基が年内再稼働を求めて申請中です。
私たちにとっての最大の問題は、申請中の原発再稼働をどうすれば止めることができるか。
原子力規制委員会が、電力会社から提出された申請書類を審査して「問題なし」となれば、当然のことながら、「再稼働」のお墨付きとなります。それが出る前に原発から撤退させる政治的決断が必要となります。
しかし、「原発ゼロ社会」を求める人々の声は、非常に静かになってきました。毎週金曜日の官邸前集会も下火です。もっとも、反原発のエネルギーは目立たないだけで、草の根の大地に脈々と流れ続けているように見えます。
ただ、「原発を稼働させなければ、電気が足りない。火力に頼り続けると、化石燃料代がかさみ、電気代に跳ね返りますよ。電気代はどんどんあげなければなりません」と、例によっての”恫喝キャンペーン”が繰り広げられるでしょう。
原発立地自治体からは、「雇用が回復せず、地域の経済が疲弊する」と、”悲鳴”を上げさせる。
それに対抗して、原発を動かさせないためには、やはり私たちが全国でもう一度、「脱原発ののろし」を高く掲げる必要があります。粘り強くがんばりましょう。