おはようございます。
生き生き箕面通信1716(130803)をお届けします。
・「教育を考える会」を、9月14日(土)に立ち上げます。ぜひご一緒に。
教育の現場がおかしくなって久しく、今も「平和を大事にする人間づくり、他人を大切に思う人間づくり」がおろそかにされ、「日の丸、君が代に象徴される国家主義的な傾向」がはびこりつつあります。
そうした中で、いじめや体罰、不登校、そして教科書選定への締め付けが著しくなっています。先生がたは、校長や教頭から「『君が代』をきちんと斉唱しているか。口パクだけなら処罰」と、きびしく監視されています。事実、処罰を受け、裁判になっている先生がたもいます。
とくに大阪では、「維新の会」が右翼的な思想を学校現場に押しつけようとしており、先生の中から鬱(うつ)やイローゼ患者が出ているとも伝えられています。
私たち草の根が声を上げ、何らかの行動を起こすことを、時代が求めています。すでに多くの人が立ち上がり、声を上げていますが、箕面でも新たに勉強会から始めたいと思い、「教育を考える北摂市民の会」(仮称)を立ち上げることにしました。「生き生き箕面通信」のボクも、呼びかけ人のひとりです。
第1回は、9月14日(土)午前10時から、次の要領で開きます。どなたでも歓迎です。ぜひ、気軽にお立ち寄りください。
(以下、チラシから)
教育が危ない!
いま教育がどのように変えられようとしているのか、
市民で勉強会をします!ぜひご参加を!
最近、教育をめぐる問題がマスコミでもよく取り上げられます。私たち市民には教育問題というと、とっつきにくい印象がありますが、これからの時代を担う若い世代がどんな考えを持ち、どんな人間になって世の中をつくっていくのか、このことが大変重要な問題であることは、どなたも異存のないところではないでしょうか。
最近、顕著になってきた傾向は
▼これまで保守政党でさえタブーとしてきた教育への政治介入を地方自治体の首
長が進める
▼歴史学習において、これまで政府自身が認めてきた侵略戦争という史実が隠ぺ
いされる
▼卒・入学式での君が代斉唱時に起立しないだけで先生が首を切られそう
▼学校をペーパーテストの成績でランク分けして成績の低い学校は予算も減らし
統廃校する
▼教科書採択(高校)については、これまで学校採択だったところへ教育委会
が介入、改変させる
▼教員評価制度をつくって、「問題のある」教師を排除、即ちイエスマンだけの教師
にする
何かおぞましい話題ばかりという感じがします。そして、こうした教育への権力の介入は、とくに私たちの住む大阪で顕著となっています。
そこで、まず私たち市民、子どもの親にとってどんな意味があるのか――そのために、まず今の動きの中身を知ろうということになり、この問題で大いに活動されている伊賀さんを講師にお招きして、下記のとおり「勉強会」をすることになりました。
ともかく、私たち市民、府民が無関心なまま、一部の政治家、行政マンの操る方向に任せていては、何かとんでもない社会になっていくような気がします!自治体では、現に「18歳徴兵制」を主張する教科書を推す教育委員、政治家も出てきています!
ごいっしょに教育について考えてみましょう。
・ と き:9月14日(土)午前10~12時
・ ところ:箕面市民会館(市役所本館西側)・2階和室
・ 講師;伊賀正浩(「『日の丸・君が代』強制反対ホットライン・大阪」「子ども
たちに渡すな!あぶない教科書・大阪の会」各事務局)
教育を考える北摂市民の会(仮)/連絡先;恩地(090-6329-7126)
※ご参加いただけるようでしたら、その旨ご連絡いただけましたら幸いです。