いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

マナベニッポンゴ

2007年05月20日 20時42分42秒 | インド・3回目・シンガポール
- - ところが日本が決然立って英米を敵として、たちまちにして東亜の諸地域から英米の勢力を粉砕し去るにいたって、日本の前述のごとき理想は現実を顕し来り、従来の日本の日本の宣言が驚くべき魅力をもって東亜十億の民衆に呼びかけこれを招くこととなったのであります。フィリッピン及びビルマに対する独立の保障は、これ等の諸国をして心から日本に協力する方向をとらしめました。タイ国の熱誠ある戦争協力もまた東亜共栄の理想達成の深い意義を感じているからに他ならないのであります。蘭領東印度からオランダの抑圧の手を除き、マレイ半島から執拗な英国の勢力を駆逐し去ったことは、東亜に新たなる自由を将来性を約束するものでありました。 - -

Amazon, 尾崎秀実 『ゾルゲ事件 上申書』

ゾルゲ事件の尾崎秀実は対米英蘭宣戦布告の2ヶ月前に逮捕される。彼は国際共産主義運動の信奉者でありその実行者であると主張している。国際主義者であるから、国家主義者にはなりえない。しかし、「民族」という概念にたより、米英撃滅の根拠としたらしい。今日改めて『ゾルゲ事件 上申書』をみててきづいた。この上申書は逮捕拘束されている時、つまりは日帝皇軍が東南アジアで破竹の進撃を続けているとき、そのニュースをもふまえて、書いたものである。


シロソ砦での展示。 白黒の写真に、お子様ランチ用みたいな日の丸がさしてあった。








習得するともらえるバッチかな? 日本語は、ニッポンゴです。