いか@ 武相境斜面寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distillted Resentment

ラディン、正義;そして、おうどん氏死の淵から帰る

2011年05月31日 20時50分39秒 | その他

 ブログ「聖なるブログ 闘いうどんを啜れ」は、スペイン・コルドバのホテルのPCからはブロックされた

 

■スペインに行った時、オサマ・ビン・ラディンの米軍による殺害のニュースに出くわした(⇒愚記事;スペイン行った、2011)。

オバマ大統領は、Justice has been done, とか言っちゃったりするので、とりあえずは、何の脈絡もないのではあるが、コルドバ大聖堂で記念写真を撮った(上愚記事)。

ホテルに帰って、正義、といえばおうどん氏しかいないべと思い、ロビーにあった共用パソコンからアクセス。その結果が、上記画像。

なぜかしら、スペインからのアクセスがブロックされているおうどん氏ブログ。おいらのブログはアクセスできたのに。ということはやはりフランコ残党による地下「反動」勢力の仕業につがいない。

■そんなおうどん氏が、最近ブログの更新をしないなぁ、と思っていた。まあ、間が空くのは珍しくないし、と思いつつ、オリザ質問でも投げてみた。

そして、先日、報告があった。死の淵から帰ってきたと。やはり、正義への闘いは苦難があるのだ。

五月十二日の夜七時前、服を着替えようとしたら、とつぜん背中を激痛が襲った。しばらく蹲ったり、背伸びしてみたがいっこうに消えるけはいはなく、ますますひどくなる.....

しかしこの激痛に見舞われて思ったのは、「死にたくない」ということだった。まだまだ生きていたい、と願うのみ。なので、救急車を呼ぶ。....

(聖なるブログ 闘いうどんを啜れ; 急性大動脈解離)

ひとまず一命は取りとめとようなのでなにより。お見舞いを申し上げる。

それにしても、闘いうどん氏は「今度は、自然について書きたい」といっていたような気がする。自然。しぜん。自然の最たるものは「死」ではないんだべか?もっと、身近では自分の身体。「急性大動脈解離」。

もしかして、最新の 「木々高太郎論」はこの辺のことが言及されているのであろうか?木々高太郎って医者らしいし。とまれ、おうどん氏の死の淵から帰還の便りは、「木々高太郎論」さ、さっさと読め!というメッセージらしい。

恐るべし、一人で書いても、名前がseveral authors!のおうどん氏

それにしても、やはり、死の淵に立つとこういう↓画像を欲するように、なるんだべか?  かわいい。             

 

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わらっちゃうこと、露わになること;そして、「猫400号」は不死身だ。

2011年05月29日 16時53分43秒 | 日本事情

呆れて、わらっちゃている人は実は多いのだ、と知り安心した。おいらだけではなかったのだ。

例えば、伊東四朗さんは、いまさら「メルトダウン」を政府が認めたことを、わらうしかないとわらっていた。

芸人さんだけあって、あっはっは、あっはっは、あっはっは!、あっはっは!、と実際にわらって 見せた 聞かせた(#1)。

(#1 文化放送、http://www.joqr.net/blog/passion/

一方、宮崎哲弥さんは、官邸スタッフとの直接の電話で、官邸の愚劣な状況を知る。そして、笑っちゃった。丁寧にどんな笑いかが説明されていて、それは決して嗤いというものではない、空笑いであったと。そして、一晩中笑ったと書いている(#2)。

(#2 雑誌『正論』5月号

おいらも、3.11以降は湿った嗤いではなく、空空とした笑いがこみあげている。それはドライなカラカラであり、空虚で愚劣な"祖国"に捧げる、そらぞらしい、といったわらいでもある。宮崎さんといえども、おいらは、とりあえず、マッチを擦るのはやめておいた。なぜなら、霧深い海辺ならともかく、みんなが空笑いしている乾燥しきったこの状況で、火が着くと延焼が予想もつかないからだ。第一、おいらはたばこを吸わない。

マッチは擦らなくても、空空(からから)のぼやきで亡国だ、"祖国"は唐唐(からから)国の端っこの汚染された貧しい属領になるだろう(⇒第三の波平ブログ; 日本中国経済圏の隅にある貧しく汚染した島国になる)。

■片や、笑うでもなしの人たちもいるのだろう。今度の災いを天災視する人たちがいる。こういう人たちは、自分のルサンチマンを晴らしている。つまり、その災いの原因、あるいは被害拡大の促進要因を呪う相手と認定しようとする。例えば、「保守」(もちろんカッコつきである)派や「右翼」(これまた、もちろんカッコつきである)の怨嗟の的は菅直人首相や民主党政権である。彼らは、左翼や市民運動上がりの政治家が官邸に入ることは、王宮にならず者が闖入、跋扈するようなものと感じるようで、つまりは下剋上のようで、嫌悪しているらしい。

特に、民主党の国家崩壊政策の挙句の果てであるという見方がある。

でも、そうだろうか?原発事故だって、従来の政府を含むえすたぶりっしゅめんとサマが、民主党への政権交代にもかかわらず、そのままやってきて、そして今回の事故が出来した。保守派にとっての「民主党の国家崩壊政策」が本当になされたのであれば、政権交代直後に原発が止まっていただろう。でも、皮肉なことに、「民主党の国家崩壊政策」が本当になされなかったので、日本は福島原発の事故で瓦解しつつあるだ。やはり、「僕は原発に詳しんだ」という首相の業績ではある。

今度の福島原発の事故であばかれ・あらわに(暴露)されたことは、従来の政府を含む原発運営えすたぶりっしゅめんとサマのまぬけさである。こんなにマヌケで今までよくやってこれたなとも思うが、ついにバレちまった。さぞかし、「"千年"に一度の寝返りをうった」M(マグニチュード)9.0のなまず様は、恨まれていることであろう。

それにしても、政府は自覚的に、覚悟をもって、いわゆる「メルトダウン」の情報を操作してきたのだろうか?具体的には、後だしで頃合いを見計らって人々の関心がひけたころに凄い内容を出す。庶民が問題の本質は何かということが麻痺したり、疎くなった状況を見越して(ブログ:ロシナンテの孤独様、記事:二通り、そして、、、、ということを狙っているのだろうか?

問題は、このふたつのうちのどちらかであり、そしてどちらが国家としてまぬけであろうか?ということ;

1.本当に「メルトダウン」が生じているとは認識していなかった。

2.「メルトダウン」が生じているに違いないが、情報操作して、国民を欺いていた。

これは、 - - だからこそアナトール・フランスは、愚か者は邪悪な人間よりも始末が悪い、といったのだ。つまり、邪悪な人間はときどき邪悪でなくなるが、愚か者は死ぬまで治らないからだ(オルテガ、『大衆の反逆』) - -の問題だ(⇒見るまでもない関連愚記事)。つまり、1.は愚か者、2.は悪党だ。

もちろん、どちらでもない現象なのかもしれない。

▼上記、"自分のルサンチマンを晴らしている。つまり、その災いの原因、あるいは被害拡大の促進要因を呪う相手と認定しようとする"とか書いたが、なによりルサンチマンで生きているおいらが、下記憂さを晴らす;

■でも、新聞だって地震後とっくに崩れ落ちた原子炉圧力容器内の燃料棒を立てたポンチ絵を読者に届け続けてきた。大本営発表の垂れ流し!つまり、おバカなのは、従来の政府を含む原発運営えすたぶりっしゅめんとサマばかりではないのだ。

■そして、何より、原子力工学の大学教授サマも、「メルトダウン」は考えられないと世間に喧伝していた(2011/3/16)。

京大教授宇根崎博信に聞く 福島第一原発放射能漏れ問題

――――今後どうなっていくか。

「はっきりとしたことは何とも言えませんが、現時点の把握している状況でお話します。1、2、3炉は現時点では燃料棒が十分ではないですが、 ある程度は冷やされています。その状況が続く限り、メルトダウン(炉心が全部溶けている状態)には到らないはずです。ただ、冷やす機能が損なわれるとメル トダウンする可能性もあります。4炉は定期検査中で、1、2、3炉とは異なり、原子炉の中には燃料がありません。代わりに、その燃料はプールに入れられ て、数か月冷却されておりましたが、いまだに発熱が続いている状況です。電力が津波によって断たれたため、その冷却がままならず、やがて水がなくなってい き、燃料がカラ炊きになる恐れがあります。メルトダウンにまで繋がるかは正確には計算するまで不明ですが、私はその可能性は低そうだと考えています」

(UNN関西学生報道連盟の加盟団体が配信する、東北地方太平洋沖地震関連ニュース)

どうやら、原子力村のお貴族サマは本気で大丈夫と信じていたらしい。

「猫400号」は不死身だ。

本気で大丈夫と信じたこの宇根崎博信センセは、実は、「メルトダウン」を信じたくなかったのだろう。あるいは、見たくない者には、「猫400号」は見えない。

「猫400号」というのは、1959年の10月に新日窒附属病院の細川一院長は、院内ネコ実験により、アセトアルデヒド酢酸製造工場排水を投与した猫が水俣病を発症していることを確認し、工場責任者に報告している(猫400号実験)。しかし、工場の責任者は実験結果を公表することを禁じた (wiki 水俣病)という件における猫の「試料」番号。

この件を、実験結果隠蔽、水俣病隠しと考える歴史家もいる。でも、実は事態は複雑だ。平成になってからだと思うが、水俣病のドキュメンタリー番組がNHKで製作、放映された。そこには当事責任者の弁明が多くあった。その中にこの「猫400号」の実験責任者のインタビューがあり、「科学というものにおいては、実験結果の再現性が重要である。アセトアルデヒドの工場廃液をを与えられた「猫400号」は発症したが、発症しなかった猫もいる。だから、再現性を確認するまで、公表しなかったのだ」というような言い分。再現性を厳密なる確認と読み換えてもいい。再現できない事象もあるので、厳密なる確認も追加した。いづれにせよ、科学には不可欠のはずである。もし、この論理をとるなら、再現性実験をずーっと先延ばしすれば、魚にたまった有機水銀が水俣病の原因であるという科学的結論を出さなくて済むことになる。もちろん、インタビューを受けたその 「猫400号」の実験責任者はそこまでは言っていなかった。

でも、みなさんは常識的にこのように考えるだろう。「危険を考えて、判断は"固く"すればよく、一匹でも猫の発症が確認されたら、公表すべきと」。そうなのだ。 「猫400号」の結果が発表されなかったのは上記「科学」の思想に則ったものではなく、御都合主義に基づくものだと、邪推できる。でも、裁判でこの邪推を正当化するのは難しいと思われる。

幸か不幸か、実験結果をいちいち「発見だ!発見だ!」といっていたのでは科学は成り立たないのだ。

じゃーどういうことか?つまりは科学的知見、あるいは科学的情報収集と判断は、常識的であり社会に役立つ判断であるわけではないということ。

 そこで、今回の「メルトダウン」の認定を考えよう。実は今日の段階だって、「メルトダウン」の 厳密なる確認はできていない。もちろん、10年後も無理なので、今日も「メルトダウン」はありえないと強弁する学者はいないだろう。でも、地震のあとひと月くらいの間は、情報が不足していたという口実で、「メルトダウン」はありえないと強弁できた。見たくないものは見なくていいのだ。察していても、見たくない場合は、まだ厳密に確認できていません、と答えればいいのだ。見たいもの(世紀の大発見)は、かすかに見えただけでも、発見だ!、発見だ!と騒げばいいのだ。見えないものが見える研究者、研究グループは一定数あって、その業界では有名だ、という話は数多ある。

「猫400号」には2種類ある。ポジティブ「猫400号」とネガティブ「猫400号」だ。ポジティブ「猫400号」は再現性を確認される前に大々的に喧伝されるし、ネガティブ「猫400号」はそのデータが無視ないし、抹殺される。

研究業界では、「猫400号」はあちこちにいるのだ。やはり、「猫400号」は不死身だ。恐るべし、「猫400号」。

自分で粗計算しろや;

米国、ドイツ、フランスなどはメルトダウンと判断して、自国民を退避させた。この判断と行動について、

海外の主要メディアは、事故発生当初から、「どこから、それほど精度の高い情報を仕入れたのだろう」と思うほど詳細な情報を使って、原発事故の深刻さを克明に伝えてきた、

と書いている日本人ジャーナリストがいる(今さらの「原発メルトダウン公表」に呆れる国民 政府・東電の情報開示は、なぜ“大本営発表”なのか )。あー、日本人ジャーナリストらしいな、とおいらは思った。つまり、情報というのは何かタイルか何かものようなものでそれを所有者から譲り受けることがジャーナリストの仕事と思っているらしい。そして、ジャーナリズムというのはこのタイル入手のコネづくりだと思っているらしいこと。こういう態度のなれの果てがネット・ツイッターの【拡散希望】行動だ。タイルを量産して(コピペ)ばらまくイメージ。今回も"「安全」デマ"が大量に拡散した。これらを拡散したのは、メルトダウンを信じたくない御仁たち・ツイッターたちに他ならない。

どこから、それほど精度の高い情報を仕入れたのだろう、ってたぶん、自分で計算したんだよ。

燃料棒の発熱量、熱除去できなかった時間(つまりは空だき時間)を基に、燃料棒の構成物質の比熱と融点、さらには燃料棒の強度などを考慮して、燃料棒の力学的安定性の破壊限界を推定したのだ。もちろん、推定である。でも、おおよそ計算できる。

不 思議なのは日本人でこれをやって、概算でも公表する専門家がいなかったこと。あるいは、大手マスコミはそのプロにシミュレーションを頼めばよかったのだ。 大本営発表ばかり垂れ流していないで。後知恵でもなく、水素爆発発生を受けて、水素生成量の推定、そして水素発生源のジルコニアの酸化反応程度などを試算 した例は、

「・理論物理計算が示す原発事故の真相」(現代化学5月号)にある。ここで、西村 肇センセの関心は大きすぎる水素爆発の原因解明である。西村 肇センセだってたぶん、自分で計算したんだよ。

西村 肇センセは自前で計算したけれど、つまりは物性値をひとつひとつ丹念に拾い集め、あるいは推定し、計算したけれど、原子炉のプロはシミュレーターをもっているはずだから、数時間の空だきで炉心燃料棒崩壊を推定できたはずだ。事実、燃料棒全崩壊をプロとして公言し、その発言が一番世間に伝わったのは、4月末の朝生での石川迪夫御大である(⇒ 日本原子力技術協会最高顧問石川迪夫の朝まで生テレビ発言主旨(「福島の燃料棒は全部溶け落ちている!」

やはり、石川迪夫御大は、バカじゃなかったのだ。よがった!(???)。悪党だったのだ。それにしても、後進が;

やがて水がなくなってい き、燃料がカラ炊きになる恐れがあります。メルトダウンにまで繋がるかは正確には計算するまで不明ですが、私はその可能性は低そうだと考えています

だもんね。ご愁傷さま。

なぜ、ぬっぽんえすたぶりっしゅめんとは三代目で"破綻すますた"と唐様で書くのか、というぬっぽんの最重要問題のいい考察事例だべさ。

■唐様関連"罰あたり"愚記事;

アルカイーダ→ポチ・相転移 

Nothing's gonna change my world 

正力松太郎の野望の頓挫; まぬけな後継者が土人 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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毎週、ぶどうの木の画像を撮っています; 6週目

2011年05月28日 10時51分45秒 | 草花野菜


↓みかんの花;


↓なす;





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スペイン人は琵琶(びわ)は食べない。食べるのは、枇杷(びわ)だっちゃ。

2011年05月26日 06時03分38秒 | 欧州紀行、事情


愚記事;スペイン人は みりん を使う。 に続く、第二弾。スペイン人は琵琶(びわ)を食べる。



スペインの八百屋でびわを売っていた。アンダルシアで栽培し収穫しているらしい。

中国南西部の原産で、トルコ、レバノン、ギリシャ、イタリア南部、スペイン、フランス南部、アフリカ北部などでも栽培される、wiki[びわ]に書いてある。

中国南西部の原産のはずだが、びわのスペイン語は、Eriobotrya japonica。ジャポニカ。スペイン語ではハポニカかな。

八百屋では粒売りしてくれた。3粒で0.5ユーロ。


■スペインでは野菜が少ないような「気」がする。八百屋では果物ばかり売っているような気がする。あまり野菜畑を見ない。マドリッドの周囲は岩肌が露出した荒れ地で、たまに、牛が飼われいる。あと、家庭菜園を見なかった。一方、家のベランダの花は多い。スーパーでは家庭菜園用の種を売っているのを見なかった。これは家庭菜園とロシアの「サカタの種」があったロシアとは違う(愚記事;梅の木⇒ロシアかぼちゃ・ぶどう・ラズじゃなくてブルーベリー)。

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西尾センセの「現実」感覚、あるいは全滅した松島・ルメイキッズ

2011年05月24日 21時35分07秒 | 日本事情
原発村の狸さん斑目春樹氏と学者侍の小出裕章氏


今では、みんなが知っているこの映像。

西尾幹二センセは、これを見て、言っている;

原子力安全・保安院長に斑目という人物がいる。You Tubeで彼の発言を聞いて、その余りにあけすけな卑劣さに、私は腰を抜かさんばかりに驚き、にわかに信じられなかった。彼は廃棄物の最後の捨て場を引き受けてくれる自治体はあるのかという質問に答えて、「お金ですよ。最後はお金です。ダメといわれたら二倍にすればよい。それでもダメなら、結局はお金ですから、五倍にして、否という人はひとりもいません。」 「脱原発こそ国家永続の道」について

「その余りにあけすけな卑劣さ」と感じているそうだ。見た多くの人たちもそう感じているのだろう。でも、おいらは、斑目春樹さんは、穿っている、と思った。この斑目映像は「芸術作品」である。どういう意味で「芸術作品」であるかというと、社会の現実を穿っていること、それは対象物である社会、あるいは自然ばかりでなく、表現者自身をも表現している。

おいらのこの「芸術作品」認定の評価基準で、かつて選定された代表作は、愚記事;地球で一番豊かな難民キャンプ にある。一方、東電社員によるこれもいい作品だ;愚記事;不幸のブログのサンドウイッテマン、そして、芸術は馬鹿発だ! (サンドウイッテマンが東電社員じゃないので、気をつけてね)。



それにしても斑目春樹さんの技術観は現実を穿っている。別に、技術というのは"科学"的知見が成熟してから推進されるものではない。いけいけドンドンである。iPS細胞だって、その根本的メカニズムは不明だが、みんなでいじくりまわしている。というか、いじくりまわすことでしか、その根本的メカニズムは明らかにできない。だから、iPS細胞なのに、免疫拒絶反応起なんか確認されちゃって、当事者たちはみんな、Wao!、とがっかりしたり、あるいは、むしろ重大なparadoxの発見なのだとうれしがったりしている。

いけいけドンドンである、と言ったが、ドンドンと世のため人のためになる技術が創出されているわけでもない。ドンドンと税金が浪費され、研究者の道楽がドンドンと続いているだけである(⇒愚記事;ばか学・愚術 大国日本;現実(うつつ)を抜かしてきた果てに)。

西尾センセもおしゃっている;
ロボット大国のはずの日本製ロボットは役に立たず、アメリカの戦場用ロボットが初めて実用に耐えたことをどう考えるべきなのか。保守系言論人は、ここに着目すべきなのである。日本の技術は世界一だから一回くらいの事故でオタオタするな、などと空威張りするのではなく、世界一の技術がなぜ敗退したのか、そこから考えるべきである。

関連愚記事⇒;①正力松太郎の野望の頓挫; まぬけな後継者が土人  ②凋落の現実の前で

▼そして、お金。原発の一番悲惨なことは、ガイキチなおいらが思うに、放射能撒き散らすことばかりでなく、原発乞食 (google)、を大量発生させたことである。

本当に原発が社会に必要であるという信念があるなら、つまりは、原発推進派の方々の思想を持つならば、「補償」なぞいらないはずだ (事故以前において)交付金なぞいらないはずだ。

ガイキチなおいらは原発交付金を受けて「ぬくぬく」と暮らしてきた人々が埼玉だかどこかに避難した報道を見て、「ふるさと追われた売郷奴」と脊髄が発語した。つくづく、バチあたりな野郎だと思う。原発の電気使ってネット遊びさすてるのに。

さて、現実感覚旺盛な西尾センセは、ふりこがふれて、我らが万年"助手"アイドル・小出センセにまで思いがはせる;

例えば教授ポストを捨てて生涯を危険の警告に生きた小出氏などは、話し方にもパトスがあり、人生に謙虚で真実味があり、原子力安全・保安院長のあの人格のお粗末ぶりとは違って、説得力にも雲泥の差があるともいえるだろう。

そうなのだ、西尾センセは、やはり、この斑目春樹氏と小出裕章氏を比較・参照した YouTubeをご覧あそばしたに違いない。

ところで、その小出センセの御尊敬申し上げる歴史上のずんぶつこそ、田中正造、らすい。「亡国に至るを知らざればこれ即ち亡国の儀につき質問書」 を出したずんぶつだ。

西尾センセは、報告している;

名だたる保守系知識人、名誉教授や有名な論客がたまたま一堂に会したシンポジウムがあったそうで、四月の末か五月の初めらしいが、「原発は必要だ、一度ぐらいの失敗でオタオタしてはいけない」の大合唱になり、会場で聴いていた人から私に連絡があった。「先生、僕は保守派が嫌いになりました。まるっきり反省がないんです。有名なK先生が、国鉄に事故ひとつない日本の技術をもってすれば、原発の事故なんて今後起こらない!事故が現に起こっているのにそう言うんですよ。」

真正ほすだなんだ、かんだって言っている、ホントは仮性包茎の「なんちって保守」のみなさま!、すこすは、亡国さ、考えるんだな。おまいら、だよ。



そして、全滅した松島・ルメイキッズ

西尾センセは、さらにご主張されている;

福島第一原発の事故の現場について誰も言っていないことは、核戦争の最前線に近いということである。ロボット大国のはずの日本製ロボットは役に立たず、アメリカの戦場用ロボットが初めて実用に耐えたことをどう考えるべきなのか。保守系言論人は、ここに着目すべきなのである。日本の技術は世界一だから一回くらいの事故でオタオタするな、などと空威張りするのではなく、世界一の技術がなぜ敗退したのか、そこから考えるべきである。武器輸出ひとつできない「平和病」の状態で、原発を世界に売る産業政策を口にするのはそもそも間違っていたのではないのか。


でも、ロボットばかりではない、「平和病」の状態は航空自衛隊さま、がそうなのだ。

全滅した松島・ルメイキッズ! F2支援戦闘機など全滅…空自松島基地#1

津波は地震の後、30分から1時間後にあった。地震のあと、何さすてたんだべ? 

航空自衛隊さま。

原発とならんで危機をもって語られるべき事柄なのに、原発事故に隠れている。

さらに、西尾センセ、おっしゃっておられる;

事故直後から私は「脱原発」を唱え始めたと書いたが、私を取り巻く言論空間は必ずしも私と同じではなかったし、今も同じではない。あるいは無言と沈黙がつづいている。産経新聞は原発支持であり、『文藝春秋』と『正論』は態度を示さないし、『WiLL』6月号も雑誌として「脱原発」の声は上げていなかった。代りに『世界』がよく売れ、増刷に増刷を重ねていると聞く。

 事故以前にすでにあったイデオロギーの対立が事故以後に引きつづき持ち越されていることは明らかだが、資源エネルギー問題などをイデオロギーに捉えられて考えるべきではない。できるだけ感情的にならずに合理的に、クールに考察を進める必要がある。人は体験から学ぶべきものである。これほどの大事故が起こった以上、心が震えない人はおかしい。今までのいきさつに囚われていてよいかどうか、原発について漠然と抱いていた固定観念をいったん白紙に戻す謙虚さが求められている。


で、『WiLL』では、"ルメイの息子たち"(参照、愚記事;夷(えびす)を焼く弾(たま);焼夷弾 )の番頭さんが御活躍。「史上最低の文民統制」!とか息巻いている。でも、「文民統制」前に、壊滅してんじゃん。大丈夫か?「」衛隊。みずからを大切に。

 

でも、"ルメイの息子たち"は、幸せだ。なぜなら、とうちゃんが救いにきてくれたからだ。津波に占領された航空自衛隊松島基地を奪還した、アメリカ特殊作戦航空隊

パンパン国家・ぬっぽんでよがった!ありがとう!とうちゃん! おいらどもは、ずっと、12歳でいるよ! だから、もう原発なんて大人のお遊びには手を出したりしないよ。絶対だよ、とうちゃん。約束だ!


#1
F2支援戦闘機など全滅…空自松島基地

特集 巨大地震
津波で押し流されたT4練習機

 航空自衛隊松島基地は津波で、大きな被害を受けた。

 滑走路など基地全体が水没したほか、基地内にあった航空機も全滅するなど、壊滅的な被害を受けた。滑走路は離着陸できるようになり、16日には救援物資の空路での輸送も始まったが、完全な復旧の見通しはたっていない。

 海岸から1・5キロほどに位置する同基地には11日、津波が約2メートルの高さまで押し寄せ、建物の1階が水につかった。約900人の隊員は全員避難して無事だったが、基地内にあったF2支援戦闘機など固定翼機24機と、UH60J輸送ヘリ4機の計28機すべてが津波に流されたり、水につかったりして使用不能になった。

 曲技飛行も行う「ブルーインパルス」は、計7機を保有していたが、うち6機は11日にあった九州新幹線の全線開通で展示飛行を行うため、事前に芦屋基地に移動していて難を逃れた。

 また2本ある滑走路も一部が土砂や流木で埋まり、一時使用不能に。滑走路が内部の砂などの透き間に水が入っているとみられることから、水が着陸の震動によって液状化現象を起こす恐れもあるという。

 隊員らは土砂を取り除くなどの復旧作業を行い、15日には2本の滑走路が離着陸できる状態まで回復した。16日、隊員らは滑走路に残った土砂を重機で取り除いたり、津波で流されたT4練習機にブルーシートをかけたりしていた。隊員の1人は「復旧の見通しはまったくたっていない」と途方にくれていた。
(2011年3月17日13時57分 読売新聞)







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太陽の下に新しきことなし; 原子炉、ダイヤモンド、そしてGE。 天然と人工の間で...

2011年05月22日 14時56分25秒 | その他
原子炉、ダイヤモンド、GEという三題でヨタ話。

最後に、最近の話題の、東京電力福島第1原発事故で1号機への海水注入が一時中断したのは政府の指示を受けた措置か?の問題。
地震直後の注水を、臨界を危惧して、躊躇したことはありうるだろうという話を。

■技術によって作られた有用物は、天然にあるものと天然にないものに分けられる(視点1)。

あるいは、別の視点から、天然に既にあるものを目指して作られたものと人間が概念的に設計し技術により具現化したものに分けられる(視点2)。ダイヤモンドが前者で、原子炉が後者である。原子炉より高級そうな核融合は、むしろ、前者ある。

今となっては、視点1からみて、"原子炉"は天然に既にあったことが分かってきている。ただし、人間、というか毛唐さんという人種が核連鎖反応を具現化する動機には、この天然の"原子炉"の存在は貢献していない。なぜなら、人間さまの原子炉の実現時には、この天然"原子炉"は未発見だったからだ。

■原子炉と対照的なのが、ダイヤモンド。人間は有史以、ダイヤモンドを知っていた。最古はインドとされている。重宝していた。本格的に自ら作ろうとしたのは20世紀になってから。ダイヤモンドの生成は地球深くの高圧条件下で起きると気づき始め、高圧条件を実験室で実現することが決定的な因子であると分かったからだ。

■ブリッジマンの高圧物理学の成果に引き続き(これでノーベル賞を受けた)、ダイヤモンド合成技術を実現させたのが米国のGE(ゼネラル・エレクトリック wiki)。1955年3月に米国のゼネラルエレクトリック社(現ダイヤモンド・イノベーションズ社)が高温高圧合成により人類初のダイヤモンド合成に成功したことを発表したwiki)。

このダイヤモンドの合成への挑戦の間、挑戦者は天然のダイヤモンドを目にし、あるいは、手にし、合成に取り組んでいたはずだ。できるかできないかわからない、というものではなく、理想/目標が現にあるのだ。

■GE(ネラル・エレクトリック)。合成ダイヤモンドは、今となっては、二束三文の工業的価値しかなく、日本でさえも採算があわないらしい。最近のもっばらの生産国は中国らしい。1955年当時は、その成功が世界的ニュースになる技術の開発であったが、今では、ローテクでしかないからだ。

ところで、GEは、いつだって、その時代の最先端の技術開発に取り組んで商業化している。ただの商業化ではなく、大型で高度技術、そして大きな売り上げの「装置」がターゲットだ。今話題の原子炉は、当時は花形技術だったのだろうが、所詮、基本的には40年前の技術だ。最近はイージス艦とかを作っているらしい。

そのように時代、時代の最先端技術に取り組み続けるには、GEの組織経営は相当アクロバティックではないといけないだろう。事実、GEの人の雇い方は独特らしく、常に構成員をランクづけして、下位グルーブ10-20%は解雇し、その分を新規採用して人員を流動させているらしい。

こういう理由、すなわち、定常的に人をクビにするので、そのトップは、ジャック・ウエルチは「中性子ジャック」とあだなされているらしい(wiki)。

そして、原子炉。

■フェルミが中性子で放射性同位体元素を生成し(もちろんノーベル賞)、ジラードが核分裂連鎖反応を思いつき、原子炉を考えついた(もちろん、核爆弾の方を先に思いついた(wiki)。ジラードはアインシュタインを誘って、ローズベルト米国大統領に原爆開発を勧告した。一方、フェルミは、プルトニウム核爆弾を着想した(カトリック文明の聖地、ローマ生まれのフェルミは、こんなことには思いは及ばなかったのであろう⇒処女からヒバクかぁちゃんへの1945年。たいしたことないな、フェルミ推定)。

そして、沸騰水型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)は米国のゼネラル・エレクトリック(GE)社が開発した発電用原子炉で、1960年7月に運転開始したDresden1号(20万kWe)が最初である出典)。

人間にとって、核分裂連鎖反応なぞ、自然界、特に地表ではなじみのないもの。まず科学的知見があって、応用系を頭脳で設計し、装置をつくって具現化したという、絵に描いたような科学→技術の例。

■でも、見つかった、天然の"原子炉"

天然の"原子炉"は、フランスの物理学者Francis Perrinが、アフリカのガボン共和国のオクラという場所で、1972年に発見した(wiki)。

詳細は上記wikipediaを見てもらうこととして、簡単な経緯は、ウラン鉱石を掘りにいったフランス人が、かつて連続核分裂反応をしたウラン鉱石を見つけたというもの。なぜ、かつて連続核分裂反応したことがわかったかというと、ウランの同位体比を測定した結果から。

この最初の結果が、さらなる分析、測定の研究のきっかけとなり、詳細がわかってきた。

天然のウラン鉱でも、1)ウラン濃度が高いこと、2) 20億年前は中性子を出して分裂しうるウラン235の濃度が高かったこと(現在の8倍)などの条件で、天然ウランの核分裂が生じた。

その研究手法は、元素の同位体分析とその結果の解釈に核分裂反応の系列を考慮することなど、そして、なぜ天然ウランが核分裂する環境条件が実現されたのかという観点を主軸とするものであった。すなわち、原子炉を作った人間さまの知見(メガネ)で、天然"原子炉"のメカニズムを解析したのだ。数十万年にわたって、平均で100 kW相当の出力の反応が起きていた、という結論だ。ちなみに、この天然"原子炉"は自然に"廃炉"となり、その場が"核燃料廃棄物質貯蔵地"になり、現在に至っている。

この例は、"このダイヤモンドの合成への挑戦の間、挑戦者は天然のダイヤモンドを目にし、あるいは、手にし、合成に取り組んでいたはずだ。できるかできないかわからない、というものではなく、理想/目標が現にあ"ったのだ、と逆の例である。つまり、人間が考えついたもの、つくったものから、自然の現象を知り、解釈した例。

もし、人間が原子炉を作る前、あるいは、核原子物理学が発生、発展する前に、山師さん(鉱山屋さん)がこの鉱山を見ても、何も「見えなかった」であろう。もっとも、こういう物言いもウソなのであって、原爆時代より前においては、山師さん(鉱山屋さん)はウランに興味なぞない。自然を科学的に見るには、メガネが必要なのだ。そして、ある種特定の"色メガネ"で、自然を見ることが「科学」なのだ。

■減速材、水

天然ウランの核分裂は上記2条件だけでは不十分らしい。減速材が必要。中性子が次の核分裂をよぶには、その中性子が減速される必要がある。このオクラの天然"原子炉"では水がその減速材の役目を果たしたと、今では、考えられている。


●最後に、 「再臨界指摘していない」 班目委員長が反論 (#1)

「専門家としてそんな指摘をするわけがない。怒り心頭だ」と全面否定と班目委員長が反論しているらしい。

今となってはそうかもしれないが、再臨界の可能性を躊躇する可能性はあったのではないか?

「メルトダウン」問題。このカッコつきの「メルトダウン」、何が問題か?

問題は普通はペレットで小さく小分けされている酸化ウランも、炉心が一部溶融を伴い容器の底に崩壊した(「メルトダウン」)ことを考えると、ペレットの金属容器は溶けたであろうから、ペレット容器の「金属」部分はマグマのように溶け、溶けていない酸化ウランの「石」と固液分離(固体と液体が分離すること)、重力分離して、酸化ウランは塊として集積することがありうると想定できる。事故当初、制御棒が入ったから核分裂反応は止まった。だから、大丈夫という解説が流布した。でも、「メルトダウン」したのであれば、燃料棒システム全体が瓦解したのであるから、制御棒の形状維持制などわからない。もし形状がそのままでも、上記、ペレット容器とペレット酸化ウランが物理的に分別し、かつ制御棒のフレームから離脱すれば、酸化ウランは塊として集積することがありうると想定できる。 (思い浮かべるべき光景は、鉄鉱石の溶融。鉄鉱石の原料の中の不純物である"石"の部分は溶けず(あるいは溶けても)に密度の違う溶融した金属部分と重力分離する;スラグの分別。)

もし、ここに、減速材である水を注入すれば、再臨界を起こすかもしれないと危惧したのではないだろうか?(ここで重要なのは、水は冷却材であると同時に減速材であること)

だから、注水を躊躇したのではないか?というのが今回の件に対するおいらの邪推である。

ウラン濃度は100%。 ウラン235だって、そもそも天然より濃縮している。上記オクラ天然原子炉よりよほど厳しい条件なのでなないだろうか?

もっとも、ペレット容器の「金属」部分はマグマのように溶け、溶けていない酸化ウランの「石」と声き分離、重力分離して、酸化ウランは塊として集積する現実性の高さを検討しないといけない。そして、ホウ素もいつから入れたか?、すぐ入れたのか?というのも検証しないと。

たぶん、原子力の“げ”の字も知らない素人の邪推なのだろう。

■蛇足; 鍛造について;

現行ぬっぼんのえすたぶりっしゅめんと・エリートさま、がまぬけであることが、現行日本の最大の問題であることは、本愚ブログが再三指摘していることである⇒①小森常務は「うー」とうなり声を上げながら号泣。、②日本の先進諸外国に比べ著しい特徴はエリートがバカである、ということである

もちろんこれら愚記事は、えすたぶりっしゅめんとサマに対する、おいらの ねたみ・そねみ・ひがみ [Across a Death Valley with Distillated Resentment !] に基づく、ある種特定の強烈な"色メガネ"で見て取った、(看て、[死に水を] 取らむとする)、大偏見に他ならない。

熱すぎる心を持った、あの松岡"鍛造"、センセ、ではない(~ _")が、

ぬっぼんのえすたぶりっしゅめんと・エリートさまに、一番欠けているのが、鍛造である、

と、言いつのりたい。

鍛造一方、世界の原発の圧力容器で8割のシェアを占めるのは日本製鋼所だ。そこには日本刀を美術工芸品の粋にまで高め、戦艦大和の主砲の砲身の製造にも使われた鍛造技術が息づいている。海外メーカーの追随を許さず、原子力大国フランスから支援のため乗り込んできた原子炉メーカー、アレバ社ですら同社から圧力容器を調達している。 ⇒ 愚記事;日本刀を今更に

ぬっぼんのえすたぶりっしゅめんと・エリートさま、は皆、抜刀の心意気を忘れ、御殿女中のように生きているのだ;⇒東電社員「東電を非難するのは構わないが、自分たちが被害者だといった考えはやめろ」「贅沢な生活をしていることを今一度再認識しろ」

#1
「再臨界指摘していない」 班目委員長が反論

2011/5/22 16:45

 福島第1原発1号機で始めた海水注入が一時中断した問題で、注入によって再臨界の危険性があることを指摘したとされた原子力安全委員会の班目春樹委員長は22日、共同通信の取材に対し「専門家としてそんな指摘をするわけがない。怒り心頭だ」と全面否定した。

 一方、細野豪志首相補佐官は同日のフジテレビ番組で、班目氏が再臨界の危険性を指摘したと重ねて説明した。

 班目氏によると、東日本大震災翌日の3月12日午後6時から官邸であった海水注入の検討の場で、原子炉への影響について意見を求められた。中長期的には原子炉圧力容器に悪影響を与える可能性があると指摘したが「再臨界のことを聞かれた記憶はない」とした。

 政府・東京電力統合対策室は今月21日の記者会見で、海水注入による冷却に関し「原子力安全委員長から『再臨界の危険性がある』との意見が出された」との経緯を記した文書を発表した。

 班目氏は、文書は発表直前に初めて示されたとし、「事実関係が違うと抗議したが、そのまま発表されてしまった」と対策室の対応を批判。「専門家ならば誰もが、あの状況では冷却を最優先するべきだと判断するのは当然。(可能性がほとんどない再臨界の意見を出したとされたのは)原子力の“げ”の字も知らない素人だと侮辱されたようなもので、怒り心頭だ」と述べた。

 また、枝野幸男官房長官は22日、青森県三沢市で記者団に「東電がやっていることを(政府が)止めたことは一度も承知していない」と政府の指示を否定。「時期は正確ではないが、水をうかつに入れると再臨界の可能性があると検討されたのは記憶している」と述べた。〔共同〕








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毎週、ぶどうの木の画像を撮っています; 5週目

2011年05月21日 08時18分08秒 | 草花野菜




↓にんじん;



【いか@ 筑波山麓 『看猫録』】のアクセス・ランキング

アクセスとランキングの状況を表示します。ランキングは上位10000件まで表示されます。
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プラド美術館のベラスケス門は、夜開く...

2011年05月19日 20時32分54秒 | 欧州紀行、事情

20:00のプラド美術館、ベラスケス門(ちなみに、日没の30分あまり前)。



スペインは、マドリッドのプラド美術館は毎夕、18:00-20:00タダで入れる。閉館が20:00。その時、いつもは閉まっているベラスケス門の玄関の扉が開かれ、タダ見の客がどっと外にでる。出口専用のベラスケス門。

タダは2時間だけなのだ。プラド美術館の三時間、にはお代が要るのだ。

昼間のベラスケス門;
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「体制のせいだ」、といった25年前のチェルノブイリ事故

2011年05月17日 20時38分06秒 | その他
― さよなら、キエフは緑の六月 ― 「ふたり」、大貫妙子 [You can enjoy here!⇒YouTube]



スペインに行く途中乗り換えたミュンヘン空港でみたドイツ語の新聞。欧州では25周年というのは特に意味があるのだろうか?四半世紀だからか? そうとしても、今回のFukushimaの事故がTschernobylを時間を遡って照射したに違いない。

チェルノブイリ事故は覚えている。ゴールデンウイークの頃だった。岡田有紀子が飛び降り自殺し、ひろひとさんが在位60年を祝ったのがこの前後一カ月の間だったような気がする。そして、時代は保守化へまっしぐら。

おいらの生涯で、ただ一度新聞を購読した期間が、この頃から半年。産経新聞。当時はサンケイ新聞かな。北海道になかった。内地にやって来たお祝いに、サンケイ新聞。当時からおいらは、左翼を嫌悪する心情に満ち溢れていた。この年、1986年に中曽根・自民党300議席。うれしかった。ついでに、おいらは小泉・郵政選挙にも熱狂した。喜ばしかった。おいらって、こんな奴だ。単細胞なおいらは、左翼嫌悪からウヨになったのだ。その底の浅さには、ずぶんでも、驚く。

1986年当時、「保守」的論調は、チェルノブイリ原発事故は、ソ連という体制のせいだといったもの。

穏健な高坂正堯センセも、講演で「最近ソ連でインフラ関連の大事故が多いでしょう。あれは老朽化を更新できていないからです。そして、それは体制の弱体化を示すものです」といっていた。

おいらも、特に異義はなかった。とにかく、アカが嫌だったので。もっとも、戦争なしにソ連が解体するとは思わなかったが。

この左翼忌避の日本の風潮は「新しい教科書をつくる会」や小泉改革を絶頂としたが、「格差社会」の進行、サブプライム恐慌と今度の原発事故で、潮目が決定的に変わったのであろう。

今の"18君たち"は、保守忌避の心情といったところか?(⇒ 曽野綾子「東電に責任はない」

そして、1986年には知らなかったよ、チェルノブイリってウクライナだって。キエフだってしらなかった(おいらが見たウクライナ人の話⇒愚記事)。

●でもさぁ、広瀬隆センセって、原発推進に一番貢献したんじゃないかなぁ?少なくとも、原発容認派を原発懐疑派へと変えることには全く貢献していないと思う。だって、左翼忌避の日本人信条には、あーいう物言いはむしろ逆効果だったのではないだろうか? この左翼忌避、"反原発"忌避の典型が、例えば、"「スイシン」VS「ハンタイ」の対立構造"を超えるという立場の武田徹。表には出さないが、左翼忌避、"反原発"忌避が感じ取れる(Amazon;私たちはこうして「原発大国」を選んだ)。事故前には無難な立ち位置ではあったが、実際に事故が起きたという、多くの人には"想定外"の事態では、「ハンタイ」派のぼこりは必至だ。具体的には、事故後でも武田徹はやってしまっている;

 たとえば、当初、福島第一原子力発電所の二〇~三〇キロメートル圏内は、政府から屋内退避区域に指定されました。あるジャーナリストはその場所で高い放射線量をガイガーカウンターで計測し、その数値を示していた。後の放射線調査から総合的に推測して、それはなんらかの理由で瞬間的に記録された高い数値だった可能性が高い。確かに警告を鳴らす行為の重要性は認めます。危険の可能性を指摘し、あらかじめ避ける「予防原則」が大事だということも分かる。しかし、いたずらに不安を煽ること、警告を鳴らすこととは、やはり異なるはず。(2011年4月4日の文章)

今となっては地震後すぐに「メルトダウン」していたことがわかった。武田はその本の中で、「政府や電力会社はウソをついており、現状はもっと危険な状態なのだ(2011年4月4日の文章)」という立場を相対化した。今となっては....。

日本の今の悲劇は何か? 今の日本のジャーナリストが、イズベスチア(←20年ぶりに思い出した単語)の記者であることを強いられることなのだ。そして、庶民は政府の大本営発表を、-それは100%嘘というものではなく、むしろ嘘はゼロであるが、不都合なことは隠すとかやっかいな情報郡であるのだが-、解釈して了解しなければいけない。当時のソ連の庶民のように。外国の報道の受信も重要だ。当時のソ連の庶民のように。

-体制の失敗;日本社会主義の瓦解、あるいは日本「黒い」貴族たちの危機 -

チェルノブイリ原発事故が起きた時のソ連は赤い貴族と揶揄される官僚が支配層。庶民を食いものにしていた。

ところで、東京電力の株式を 社会主義銘柄 と揶揄するのを見て、にこにこできた(山崎元、電力株は「社会主義銘柄」だ! )。穿っている。

つまり、現在の日本はソ連崩壊前のような腐食崩壊寸前の体制なのだ、と信じたい。

ところで、上記山崎元さんって、経済はネオリベばりばり、お金を拝して何が悪い!って信条らしいんだけれども、軍事・外交は"社民"なんだよね。

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薫風に喜ぶ 愚猫; リー・クアンユー顧問相(87歳)辞任

2011年05月15日 15時25分31秒 | ねこ



今日は五月のさわやかな風が草をなびかせていた。愚猫もおんもに出て、うれしそうに、薫風にあたっていた。

■ニュース; シンガポールのリー顧問相、一線退く 建国の父
#1

選挙で引退、ってシンガポールも変わったものだ、といえるかもしれない。支那風(mandarin-tic=官僚風)の人治主義も限界なのだろう。

数多あるブログでリー・クアンユー センセにしつこく言及しているものは、愚ブログ以外、見ない。「昭和の成仏のために」がんばっているおいらにとって、リー・クアンユー センセは貴重な「昭和」の生き証人である⇒記事群(このリンクで、本記事以外愚記事7つ、・占領地域を闊歩する日帝学徒/役人 ・梅雨が近いと ・1923年生まれの李さん二人、あるいは支那滅裂。 ・小柄でほっそりとして猫背の体。 ・去っていった。 ・原爆投下が必要 ・世界で最も偉大な人たち、を見ることができる)。なお、この愚記事には、最近の記事、えむ・えむ リーさん来日 、が漏れている、あわせて、御嗤覧ください。

今月、来日するらしい;アジアの未来2011プロフィールが辞任前である。

■もちろん、ずーっとシンガポールの首相だったリー・クアンユーセンセは、中曽根首相にも会った;

 鈴木の後任の中曽根康弘首相は八二年から五年間にわたって政権を担当した。強い日本語なまりの英語を話した。よく通る声で、元気に力強く話した。戦争中は日本帝国海軍の中尉で、自身それを誇りにしていた。身長百七十八センチと、この世代の日本人としては背が高く、体もがっしりとしていた。エネルギッシュで自己修練の雰囲気を漂わせていた。彼は週一回二時間、お寺で座禅を組み、瞑想していた。私も勧められ、帰国後友人の手を借りてやってみたが、一度に三十分がせいぜいだった。しかしやがて私の日課となり、昨今は鎮静剤よりもずっと効果がある。 『リー・クアンユー回顧録 [下] ザ・シンガポール・ストーリー』 (Amazon
 
■そんな中曽根さんのライフワークのひとつが「核」である。おん年、92歳。 今回の原発事故で、このライフワークのドミノが全部ひっくりかえる。長生きして、よかったのか、悪かったのか。生きているうちに、歴史法廷がやってきた。ちなみに、リーセンセは、辞任できた。中曽根センセは、小泉総裁に政治的引導を渡されたことは記憶に新しい。


Amazon; 自省録

原発事故について、長生きした中曽根センセは、弁明していた。文明を進歩させるのは「冒険」であると。実は、おいらはそう思う(―危険だけど、やっていくんだ― 愚記事;お気楽、安楽日記、あるいは、その身を護る魂の -ふく太郎- )。でも、中曽根センセの開始した核戦略の後継者は、原子力は安全です、と素人だますだけではなく、自らもそう信じ込んでしまったのだ。

そして、中曽根センセは、言う。原発に異を唱えるのは、反文明である、と。つまり、文明を進歩させていくことは、冒険であり、当然、危険も付きまとう。文明を進歩させたいのであれば、危険予知に気を配り、リスク回避の策をとるべきだ。今回に事故はこの危険予知とリスク回避ができなかったことが問題である、と中曽根大勲位はご主張されたいらしいのだ。

ものすごい逆説はここにある。"庶民"にとって、文明の恩恵とは、暖衣飽食安全である。実は国家や社会が、"ただいま「冒険中」"であるとは願ってはいないのだ。庶民は暖衣飽食安全を望んでいるのだ。だからこそ、暖衣飽食安全が実現されないとき、反乱 ぶータレが起きるのだ。ただし、今回の電力、原発問題は、暖衣飽食(というか夏は冷衣飽食だな)と安全が天秤にかかっているのだ。ちなみに、風力、地熱、太陽さらには藻などクリーンエネルギーは、まだまだ絵に描いた餅であり、おのおの課題が多いことは、death valley在居のおいらはちぃーとは知っている。

そして、何より、原子力村の当事者の村人たち、すなわち、電力会社、監督役人、電力会社から広告料で食っているマスコミ、文化人、科学技術者、原子力関連独立行政法人、そして交付金で食ってる地域住民まで、みんな"ただいま「冒険中」"であることをすっかり忘却していたのだ。初代、プロジェクト創始者の冒険心を忘れていたのだ。すっかり、タージマハルのおみやげ屋になっていたのだ。本来、危険予知に気を配り、リスク回避の策をとるべきであったのに。

▼その冒険中で実際の危険をおかしたとき、危機から目をそむけるため、おためごかしの情報に飛びついたのだ。このMIT,Josef Oehmen文章は出回ったねぇ。拡散させた人たちや信じた人たちはお元気でしょうか?

MIT研究者Dr. Josef Oehmenによる福島第一原発事故解説 本エントリの内容は現時点では古く、誤りを含んでいます。の注意書きが悲しい。

地震直後に、もうすでに、核燃料棒は溶融崩壊していたんだろうね。

■苦笑;止めても危ない。 浜岡5号機、冷却水に不純物混入も冷温停止に#2


●#1
シンガポールのリー顧問相、一線退く 建国の父
ゴー・チョクトン上級相も 次期内閣に入閣せず

2011/5/14 22:44 (2011/5/15 1:21更新)

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 【シンガポール=佐藤大和】シンガポールのリー・クアンユー顧問相(87、元首相)とゴー・チョクトン上級相(69、前首相)は14日、連名で声明を発表し、来週にも発足する次期内閣には加わらないことを明らかにした。
シンガポールのリー・クアンユー顧問相(左)、ゴー・チョクトン上級相=共同
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シンガポールのリー・クアンユー顧問相(左)、ゴー・チョクトン上級相=共同

「我々の母国への貢献は果たした」としたうえで「リー・シェンロン首相ら若い世代を中心に困難で複雑な時代にシンガポールを率いていく時がきた」と訴えた。

 両氏は今月7日の総選挙で当選しており、国会の議席は維持する見通し。ただ東南アジアの成長の先駆けとなったシンガポールの指導者が政治の第一線から退く形となり、下院選挙を控えるタイや高成長に伴うインフレや格差問題に直面するベトナムなど、政治・経済の曲がり角にある域内国の情勢に影響を及ぼす可能性もある。

 リー顧問相は1965年のマレーシアからの独立時の首相で、食糧も水も自給できない小国を世界有数の都市国家に育てた建国の父。ゴー上級相はその後任として90年から14年間、首相を務めてリー顧問相の長男シェンロン氏につないだ。両氏は顧問相や上級相の新設ポストに就き、政権の後見役となってきた。

 今回の総選挙でリー・シェンロン政権は定数87議席のうち81議席を確保したが、野党の6議席は過去最多で与党の得票率60%は過去最低だった。「野党を当選させた選挙区は報いを受ける」など選挙期間中のリー顧問相の発言が反発を招いたとも指摘されていた。

#2
浜岡5号機、冷却水に不純物混入も冷温停止に

特集 電力

 中部電力は15日、運転停止作業を進めている浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機の原子炉を冷やす水に不純物が混入するトラブルが発生したと発表した。

 このトラブルによる放射性物質の漏えいはなく、中部電力は海水が混入したとみて詳しく原因を調べている。

 発表によると、中部電力は13日の4号機停止に続き、14日、5号機の運転停止作業を開始。しかし、同日午後4時半頃、原子炉を冷やす水の純度が低下したことから、不純物の混入を確認した。中部電力はタービンの熱交換に使用する海水が混じったとみており、一時的に原子炉への注水を停止した。

 その後、水の循環を別の系統に替えて冷却作業を再開し、15日正午すぎには温度が100度未満の冷温停止となった。
(2011年5月15日14時53分 読売新聞)

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