いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

オスロの本屋

2006年06月27日 13時33分05秒 | 欧州紀行、事情
「大連の書店」
「北京の書店」
「ワシントンの本屋」
「デリーの大きな本屋」
「デリーの本屋」

に続く「オスロの本屋」。





英語の本とノルウエイ語の本が混じって並べている。アジア関係とか専門になると英語ばかり。ちなみに中国コーナーとコリアコーナーはあっても日本コーナーはなし。Samuraiとかいうタイトルの本は「アジア」のコーナーに。


なぜか、レーニン・マオ・スターリンの本が山積み。



この街で

2006年06月26日 01時25分20秒 | 欧州紀行、事情





この街にあるもので、日本でいちばん有名なのは、ムンクの『叫び』でないべか。でも、『叫び』を見せて、どこのだれの作品か?と尋ねたら、ムンクという答えは返ってきても、ノルウエイというのは期待できなさそう。

日本人にノルウエイといったら何?と聞くと、たぶん、ノルウエイの森だろうね。ノルウエイの森って、昔付き合った女の部屋は「ノルウエイの森」のようによそよそしかったというジョンレノンのhotでない女を表現する隠喩に他ならないのだけど、村上春樹のあの話も「ノルウエイの森」に関係がない。ビートルズの歌も村上春樹のお話もノルウエイとはなんら関係がない。そもそもなぜ「ノルウエイの森」なのか?と今考えたら、イギリスには森がないので、ジョンレノンにとって森とはノルウエイであっただけだろう。norwegian woodって安建材のことだ。hotでない女を表現する隠喩。これは南の島=ハワイという日本人のステレオタイプ程度のものだ。悲惨だ!ノルウエイ王国! The exact meaning of the title "Norwegian Wood" remains a mystery.

さて、国王殿下はだれでしょう? 


ノルウエイ国立美術館にあります。 今気づいたけど、王立じゃないんだね。



ノルウエイみやげにムンク関連グッズだけはやめれ、といわれたけど、そうはいくか。おまいのみやげはムンク関連グッズだ! この絵画マグネット日本でも売ってるんだけどネ。



『叫び』を見ると破滅的なゲージツ家とも思ってしまうが、ムンクは80過ぎまで生きた「健全」なひとのようだ。その多作を見るとコンスタントに創作する術をもった、絵画職人的なひとなのかもしれない。おいらは、普通のひとなので、『叫び』より『Sister Inger』が好きです。


物JAPAN

2006年06月25日 14時49分05秒 | 欧州紀行、事情




「物がない時代は...」とか「今は物がある時代だから...」「現代は物はあるのだが...」とか言い方がしばしばされる。そういう意味での「物」なのだろう、たぶんオーナーが店を象徴させるシンボルに「物」を選んだのは。「物JAPAN」。

なるほど、今の日本人は物をたくさん作っている。produce/productionだ。GN(D)PのP.このオーナーも日本でものづくりの親方をしていたのが一念発起欧州へ。これをワレワレは「親方Pの修行」という、とけいすぃタカミネセンセがいっとった。

店は写真関連商品、そして多分最近のデジタル関連品を扱っているらしい。朝8時頃なので開店前で入れず。

2006年06月25日 02時23分55秒 | 欧州紀行、事情



コペンハーゲン空港

◆ヨーロッパ行きの飛行機は成田を離陸した後北上。札幌、旭川の上空を通ってシベリアに向かい西シベリア、サンクトペテルブルグの上あたりを飛んで、ヨーロッパに向かう。

成田からコペンハーゲンまで11時間かかる。お日様を追っていくので、窓を開ければいつでもまぶしい日差し。

なぜかしら、コペンハーゲンでパスポートコントロールを通って、ハンコをもらう。コペンハーゲンから目的の国へ。飛行機ぼろい。そうしたら、目的国で、パスポートコントロールを経ずに外にでちゃう。こわくなったので、(出国の時、入国のスタンプないので出国できなくなるのではという不安)、インフォメーションで聞いたら、コペンハーゲンでスタンプ押してもらったのだからいいのだ、とのこと。

よくわからんけど。ちなみにこの国EUに入っとらんのだよ。