緑寄り爽やかイエローの
バラ『イリオス!』
いろいろある黄色いバラの花言葉の中には
“友情”という意味も。
久しぶりに会う友人へ
ちょっとした贈り物に黄色いバラのミニブーケ。
懐かしい会話が弾むテーブルが
明るく華やかになります。
緑寄り爽やかイエローの
バラ『イリオス!』
いろいろある黄色いバラの花言葉の中には
“友情”という意味も。
久しぶりに会う友人へ
ちょっとした贈り物に黄色いバラのミニブーケ。
懐かしい会話が弾むテーブルが
明るく華やかになります。
小さく細かな萼のベイビーテイルシリーズ
ハイブリッドスターチス『ベイビーテイルピンク』
淡く儚い桜色なことも相まって軽やかでエアリー。
ハイブリッドスターチスは
茎が繊細で折れやすいので丁寧にに取り扱います。
もし折れてしまってもそのままドライフラワーOK。
細かいドライフラワーは
花瓶を使用せず豆皿などに置いても可愛いです。
カラフルなフルーツを添えたカエルの苔玉。
丁寧にワイヤーを巻いて整えて。
左から
フルーツを見ているところ
オレンジとレモンを持ってスイカを食べているところ
フルーツを食べちゃって頭にお団子が刺さったところ
だそうです!
楽しい物語を作ってくれました◎
花のような葉っぱのような
フロックス『グリーンレディ』
花に見えるところは萼が改良されたもの。
初夏から秋に流通するだけあって
暑さには強いです。
萼を愛でるのですがまれに花が咲くことも。
見つけたらラッキー!
生花でいちばん大切なことは、植物の出生。
土から葉が出ている様子は生花の花姿そのもの。
土のすぐ上には少しの間(ま)があり
生花の水際と通じるところがあります。
そんな出生をよく観察するため
フェイクモスでカエルの苔玉を作りました。
形をまん丸に整えようとしても
長細い丸になってしまったり。
それでも根気強くまあるく丸めてくれました◎
目をつけてカエルの顔になったら
仕上げに大好きなカブトムシとクワガタを飾ります。
お皿に置くのがいいか
苔玉にくっつけるのがいいか
葉っぱに乗せるのがいいか頭を悩ませて・・・
カブトムシとクワガタから学ぶ、楽しいお稽古でした◎
真っ直ぐな直線で作る“直角”と“鋭角”は
似ているようで異なる印象。
きちんとして安心感のある直角と
シャープで攻めている感じで
視線を引き付けるアクセントとなる鋭角。
心理的なイメージも踏まえ
丸みのあるモンステラも鋭角な先端に細工しながら
鋭くカッコいいアレンジを作りました。
コウンスタイルも鋭角を意識して
ドラセナで個性を引き立たせるアクセントラインもプラスして。
花嫁のベールにかかる星のような小花
かすみ草『ベールスター』
かすみ草も花はそれぞれ。
ベールスターの花サイズは小輪〜極小輪タイプ。
小さくても花数は多くボリュームたっぷり。
茎は細く繊細ですがしっかりしているので
綺麗に撓みます。
南国の太陽のような
バラ『マンゴーリーバ』
リゾートにいる気分になり非日常を演出します。
マンゴーのようにジューシーで
フリンジある花びらも特徴的。
2022年には日本ばら切花品評会で
農林水産大臣賞を受賞しただけある
綺麗に咲くバラです。
パクっと虫を食べる口のような姿がオモシロイ
『ハエトリグサ』
口を開いたような姿をしていても雨では閉じず、
葉の内側にある感覚毛に2回ちょんちょんと触れると
パクっと閉じて虫が捕まるそう。
捕まってしまったのか?
葉は開いているこの姿はどんな状況??
ハエトリグサ『シャークティース』
ハエトリグサ『京都レッド』
ハエトリグサ『オールレッド』
ハエトリグサ『ロイヤルレッド』
ハエトリグサ『ジップ』
葉姿は興味深く葉色は綺麗なものが多く
環境価値が高いことを再認識しました。
虫を捕まえて食べる食虫植物の展示へ。
見た目のオモシロさと
細部までの美しさをじっくり観察してきました。
『ウツボカズラ』は
袋の縁や裏側にある甘い蜜で虫を誘い
袋の中の消化液を含んだ水でおぼれ死ぬ、という仕組み。
同じ“落とし穴式”の
『セファロタス・フォリキュラリス』
『へリアンフォラ』の交配種
どちらも一度入ったら抜け出せそうもありません。
葉の毛から粘液を出す“粘着式”
虫をくっつけて逃げなくさせる『モウセンゴケ』
近くで見ると液が出ているのが見えました。
この粘液も消化液が含まれていて虫の体を溶けていくそう。
土地開発により減少している日本の自生地、
守っていかなくては!
湿原など水湿地の植物を見られる
箱根湿生花園へ。
お稽古花材コウホネ。
水面から立ち上がるように伸びる葉と水面近く低く咲く花で
お稽古通りの出生。
水の中にたくさんのコウホネ。
水の中からは長~いフトイも。
白鷺が羽ばたいているような姿のサギソウも湿地に自生。
秋の七草カワラナデシコで暑さの中にも秋の気配。
仙石原湿原植生復元区では
毎年野焼きで森林化を防ぎ湿原性植物の育成されているそう。
火は220℃の高温になっても
地表や休眠している植物は影響がないそう。
人の手間と自然の力でこの景色が保たれています。