いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第79週

2016年04月30日 19時32分03秒 | 草花野菜

■ 今週の看猫

■ 今週の武相斜面&お花

近所を散歩したら、庭とは別に、家の壁の外に「花壇ディスプレイ」(ここらの戸建てはどの家にもある)に、鈴蘭を見つけた。

自覚的に他人のための鈴蘭を見せる愛花家がここ武相斜面には住んでいるのだ。多くの自覚的に他人のための自分の花を見せる愛花家が見せるのは、薔薇である。

へぇ~、鈴蘭。 武相斜面の住人も知ってんだ!?、鈴蘭、と道産子 のおいらは思った。

今のおいらは、一番好きなお花は「オオイヌノフグリ」である。もちろん、奇を衒っているのではあるが、あの青となにより小さな花弁がよい。

これはつくり話ではないが、40歳前で、それまで巷の花には何ら興味がなかったおいらが、春に認められる小さな青い花が気になった。花にくわしい人にきくと即答。 オオイヌノフグリ。そのとき、その言葉の字面の意味に関心はいかなかった。家に帰り、びっくりした。 この命名は、小さく、しかも青として輝き存在するこの花への、嫉妬に基づく、「薔薇さん」による命名毀損という謀略に違いないと、おいらは、今でも、睨んでいる。 

(薔薇の花言葉; 青への嫉妬!  かのS i 業界ではGaNを、ひそかに、フグリと蔑称し、溜飲をさげていると、夢でみた。)

その小さなお花という点が、がきんちょの頃おいらが一番好きなお花が鈴蘭であったことの理由である。2番が、ライラックである(関連愚記事;つまりは、出張先は「ライラックまつり」だった)。

■ 今週のこの親にしてこの子;

「燃費なんて誰も気にしていない」“三菱グループの天皇”が放言 不正問題への取材で [1]

日本の a 「この親にしてこの子」

   
この父(ソース)          この子

▼ 蛇足; 日本の t h e 「この親にしてこの子」

めりけん・すめろぎさまと復員 大元帥&元祖放言天皇

 

■ 今週のエネルギー産業; Uchida Energy

横浜市、緑区

■ 今週の道産子になじみの薄い日本語; 甍(いらか)

横浜市、緑区

意味もわからず覚えている母語の単語を脳内に不意に発見するということは、人類普遍の原理なのであろう。

われらが道産子は、~♪~ いらかの波と、雲の波~♪~ の い ら か (童謡・文部省唱歌、「鯉のぼり」 作詞者不詳![wiki])。

そもそも雲の波というのも考えるとどういう状態・状況なのかイメージは多様=厳密にはあいまいではあるが、絶対的にいえることは、道産子は「甍」(いらか)は知らないだろう。なぜなら、北海道の住宅で瓦を屋根の建築部材と使用することは、よほどの例外を除き、ないからだ。

なにより、瓦と甍の違い[google]を、おいらは、今まで知らなかった。 

■ 今週の あべ ちゃん

横浜市、都築区、鶴見川附近

リバーサイド あべ [google]。

~ 食事もリバーサイド ~

~  駄菓子もリバーサイド ~

~  野菜もリバーサイド ~

~  リバーサイド! ~   リバーサイド!~  

■ 今週の医者の不養生

横浜市、港北区

■ 今週の模式地; 下末吉

横浜市、鶴見区

wikipedia [下末吉海進]

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[1]
目下、世間の注目を集めている三菱自動車の「燃費データ不正操作問題」について、“三菱グループの天皇”と呼ばれた三菱重工相談役・相川賢太郎氏(88)が「週刊新潮」の取材に答えた。

***

 三菱自動車が突如として記者会見を行ったのは4月20日のこと。「燃費の数字を良く見せ意図的に操作したのは確かだ。経営責任を感じている」と謝罪した相川哲郎社長は、賢太郎氏の長男である。

 賢太郎氏は三菱重工の社長を1989年から3期6年、会長を2期4年務め、今も三菱グループ全体に影響力を持つ。そんな賢太郎氏が取材で語った内容は、もはや“放言”に近いものだった。まず不正そのものについては、


「あれはコマーシャルだから。効くのか効かないのか分からないけれど、多少効けばいいというような気持ちが薬屋にあるのと同じ(略)軽い気持ちで出したんじゃないか、と僕は想像していますけどね」
 
 つまり、カタログ記載の公表燃費性能は“コマーシャル”で、それを良く見せるために軽い気持ちで不正を働いた、という見立てである。さらには、

「買う方もね、あんなもの(公表燃費)を頼りに買ってるんじゃないわけ」
「実際に乗っとる人はそんなに騒いでないと思うんだけどね」

 といった調子で、「週刊新潮」のインタビューに答えた“相川天皇”。過去の度重なる不祥事で倒産の危機に陥るも、その都度立ち直ってきた三菱自動車だが、今回はどうだろうか……。

***

 そのほか、「(不正を行った従業員は)心根が悪いわけではない」「三菱自動車は潰さない」といった発言も飛び出したインタビューの全容を4月27日発売の「週刊新潮」が掲載する。

「週刊新潮」2016年5月5・12日ゴールデンウイーク特大号 掲載

 


月に銭、あるいは、彼らはちゃんと三途の川を渡れたのだろうか?

2016年04月28日 19時02分09秒 | 武相境


画像元

曇りなき心の月を先立てて & 六文銭

■ 今日も武相境斜面で;

 武相境斜面@坪単価異常に高いとつくば平坦地@坪単価激安地域ありとのおいらの生活の違いは、自家用車の有無だ。

つくば⇒武相境斜面の引越しで、おいらは、を捨てた。少し、悲しかった。

武相境斜面とつくば平坦地とでは生活様式がとても違う。

例えば、猫砂。 愛猫家には猫砂の調達が必須だ。

おいらの、つくば平坦地&自家用車生活では、何の問題もなかった。車でホームセンターの広大な駐車場に乗り付けて、猫砂を購入すればいいのだ。そして、そのまま車で家に帰ればいいのだ。

武相境斜面&車無しの生活は違う。そもそも、おいらの近所には、ホームセンターがない。歩いて20分程度のやや大きなスーパーに猫砂の調達に行くのだ。

さて、そのやや大きなスーパーの「ホームセンター」的売り場で見た;

着れちゃう! ダンボール。 甲冑伊達政宗編 [google]。 

愛猫家であるとともに、竹雀マニアでもおいらは、「こんなもんあるのか!」とびっくりした。

もっとも、メインは、今はやりの方らしい;

われらが貞山公は六文銭殿の「刺身のつま」なのだ。

そして、いささか見巧者なおいらは気づいた; 貞山公の月も六文銭も死への準備なのだ。

やはり、彼らはハイデゲリアンであったのだ。

これで、ブログ記事のひとネタになるとデジカメで取材したおいらに待っていたものは、

調達した猫砂、ひと袋10KGを2袋の、計20kgを背負って、家に歩いて帰ることであった。

ずしりと重く肩に食い込む重荷を背負って、武相境斜面を登るおいらの脳内には、下記、こだました;

人生は重き荷を負うて遠き道を行くがごとし [google]

やはり、家康なのだ。

偉大なり! 家康

■ 関連愚記事;

・ 伊達政宗終焉の地 

・  小林千草・『伊達政宗、最期の日々』、あるいは、元祖「死ぬ死ぬ詐欺師」の最終演戯 


■ 罰当たりな蛇足;

ちゃんと三途の川を渡れたのだろうか?

女や酒より センソー好きで
すってんてんの このじいさん
地獄で会おう 生きていてくれ

リンク元


要注意女子! あるいは、紀伊国屋書店はチビに何か恨みでもあったのだろうか?

2016年04月26日 19時05分23秒 | 日本事情

ブス・チビ・家庭環境複雑な女子は採用不可…紀伊國屋書店、過去に強烈な採用差別基準! (リンク元

今時のがきんちょがこの情報をみると、昭和という時代はよほど野蛮だったのか!と驚くだろう。

紀伊國屋書店が店員として忌避する属性がすごい!

そして、なにより、愚ブログが注視しなければいけないのが;

2.要注意の女子  (8)尊敬する人物が情熱的芸術家の場合。(例)ゴッホ、林芙美子、石川啄木

林芙美子、ピンポイントで御指名である。

なお、林芙美子は石川啄木を情熱的に尊敬していた。 そして、林芙美子の身長は145cm、石川啄木159cm。 ゴッホは170cm [根拠]、毛唐さんにしては、さらには地球上で一番大きいといわれるオランダ人にしては、ちびっこだろう。

ゴッホ―林芙美子ラインはわからなかった)

ともに、チビっこである。 

紀伊国屋はチビに何か恨みでもあるのだろうか?

というか、この就職差別主義者が林芙美子の愛読者で、林芙美子の デカダンのうまき酒 に耽溺をよく知っているということか?

石川啄木の身長が159cmであることは、ここのサイトから知った。

結構、チビっこ、多いな。

石川啄木…159
江藤淳…160
落合信彦…152
梶井基次郎…160強
夏目漱石…159
三島由紀夫…165

そして、今こそ、書籍購入経費が多い諸氏は、叫ぼうではないか!

紀伊国屋書店、死ね!

 

 


(無題)

2016年04月24日 20時04分27秒 | 北米出張・事情

バーボン・クレメンタイン 終売![愚記事] 米国 ○ ○ !、っと思ったおいらが、むかすの訪米時のデジカメ画像を見直してみた。

なお、本日の愚ブログ、愚記事の画像は、これで代表されるおいらの2004年の北米業務出張での画像。


愚記事; ワシントン街お花売り:北米出張35

この画像を撮った前後のデジカメ画像を見直していると、2004年の米国大統領選挙関連の画像があったと思い出す;

先日、愚ログで罵倒した米国ケリー国務長官って[1]、2004年の米国大統領選挙の民主党候補だったんだ。

[1] 愚記事; 米国ケリー国務長官; 「本当に衝撃」ケリー長官、原爆資料館を訪問」

すっかり、わすれていた。なんせ、ひとまわり昔のことだ。そして、ひとまわり昔からブログをやっているのは、おいら...。

共和党は、その後、歴史を創った = 中東を壊した? この二人。

[註] こんな本が出るずいぶん前のことだ;
 策謀家チェイニー 副大統領が創った「ブッシュのアメリカ」[Amazon]


  wikipedia; 2004年アメリカ合衆国大統領選挙

ワシントン DCには週末を挟んで滞在した。なので、土日は「やつらの巷の状勢」を探るため、散歩した。

なぜなら、「敵を知り己を知れば、ブログのネタの枯渇、あやうからず」、と幼少の頃の論語教室で習ったからだ(!!!???)

滞在したホテルは地下鉄で20-30分の郊外。

ホテルの近くには、ショッピングモールがあり、大型書店があった。現在日本のイメージでいえば、つくばイーアスの熊沢書店みたいもの。

そこで、Loeb library をみた。 今に至るまで、書店の開架書棚でローブ・クラシカルライブラリー (The Loeb Classical Library) [wiki] が壮麗に並べて売っているのをみたのは、これが最初で最後である(画像は書棚の一部。全体はもっと大規模)。 日本の書店にあるの? (関連愚記事; 古典ギリシア語履修の思い出  )


新しい街でもぶどう記録;第78週

2016年04月23日 18時45分11秒 | 草花野菜

■ 今週の看猫

■ 今週の草木花実

あまり関連しない愚記事たぶん、江藤は、市川の家を去るときにはお庭にそっと"藤"の花の苗を仕込んだのだろう。恐るべし、江藤淳。

■ 今週の何の因果か「落ちぶれて」

武相境斜面に来て、だだっ広いつくばとの違いは、当地は丘陵地であり、森が多く、そして鳥が多い。ピーチク・パーチク元気である。というか、ほとんどけたたましい水準になっている。その鳥も、スズメなど全く人に近づかない種類とは違って、近くまでよっても逃げない鳥も多い。日頃、写真のうまいブロガーが鳥の画像を載せている。愚ブログでは鳥の画像はない。理由は、おいらはそんなにカメラ術がない。使っているデジカメも一眼レフでない、ただのデジカメ。そんなおいらでも撮れる鳥が武相境斜面にいる。

最近、よく知られるようになった自然科学的知見。 ワニやトガケは恐竜の子孫ではなく、むしろ、恐竜の進化上の嫡系は、鳥、なのだと。

       例えば、 ⇒ 『そして恐竜は鳥になった: 最新研究で迫る進化の謎』 (Amaozn

今じゃ、ピーチク・パーチクうるさいだけで、森林に隠棲し、逃げ足が速いだけが取り柄だと思っていた鳥さんたちは、栄光ある恐竜さまの直系御子孫とのこと。 世が世なら、鳥さんは...

 世の中 自然界、侮ってはいけないのだ。

でも、鳥さんは栄光ある恐竜さまの直系御子孫かもしれないが、しばしば、猫に生け捕りにされる。 ⇒ 例えば、 愚ブログでの事例

教訓: 恐竜をみたら、奴らが鳥に落ちぶれるまで待て!

■今週の国賊; 日帝の手先から国賊へ


愚記事; 丸の内サディスティクス 

         
   彼             彼のとうちゃん [愚記事]

もかつては社長であった三菱自動車は燃費データを偽装して、結果、税金を騙し取っていた/税金逃れをしていたのだ。三菱自動車は三菱重工からの分社。

 Google

 

http://www.mitsubishi-motors.com/jp/corporate/recruit/17/message/top.html

よそがやらないことをやれ、って、事件のことを考慮すると、嗤いの壺を極めて刺激する。 

なんて、忠実な従業員=ドレイどもなんだ!

チャレンジ!@東芝に次ぐ、まぬけなぬっぽん歴史に、残る名句となるだろう!

(さらには、 ショーンK  三菱自動車 CM [google]。 やはり、八洋センセは正しかった: すでに死んでいるに等しい退嬰的民族、それが日本人である。 )

でも、よそがやらないことをやれ、って本当だろうか?

以前から、愚ブログで指摘していることだが、他社が燃費や排ガスの偽装を知らないということは考えづらいのだ。

愚記事; フォルクスワーゲンの排ガス不正事件での不思議;なぜトヨタは知らなかったのか? 

確かに今回は日産の指摘で発覚したとのこと。ただし、これは日産が同業競争企業としてではなく、連携会社として三菱自動車がつくった車に責任を持たなければならないので、このままでは一連托生でお縄になると察知し、測定データを公表したのだ。純粋に競合他社のインチキデータは各社持って、知っているのに、黙っているに違いないと、おいらは邪推している。

・まとめ; 何の因果か「落ちぶれて」、ゼロ戦づくりが、今じゃ、税金詐取集団。

■ 今週のdreadful sorry

おいらは、反米という持病がしばしば発症し、狂気な発言を勃発させるのに、罰当たりなことに、バーボンが好きだ(愚記事;アメリカが嫌いですか?)。

日頃はジムビームだのフォーローゼスだの安いのを飲んでいる。

久しぶりに、ちいーとは高いバーボンさ、買おうとネット通販サイトに行った。 ない! クレメンタイン。

ネット検索してわかった;

クレメンタイン バーボン 終売 [google]

クレメンタインは製造中止となったらしい。

       You are lost and gone forever,

            Dreadful sorry Clementine !

■ 煽動する不逞人妻のてんまつ; 彼女たちの復帰失敗


『やっちゃえ! みなさん!』   愚記事より

 

   『やっちゃえ! みなさん!』
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160422/enn1604221521016-n1.htm

林芙美子は、支那事変でさんざん国威発揚のため、その文筆力を以って、国民を煽動した。

林芙美子は、戦争の使命を語る;

 ねえ、この戦争の使命は、老いたる大陸に一つの新しいバイブレイションを捲きおこすのですよ。兵隊は実に元気です。

愚記事 [ある戦争画: 藤田嗣治の肖像素描画;「戦場の女」@最初]

敗戦後、戦争の「悲惨」を書くようになったといわれる。そして、その集大成が『浮雲』

林芙美子が死ぬ3か月前に書き上げた『浮雲』を読んだ。この作品が林芙美子の「自己処刑」の話だとわかる。『浮雲』の女主人公ゆき子は林芙美子の投影であり、処罰されたのだ。罪科はデ カ ダ ン の う ま き 酒(後述)を飲んだことである。 (愚記事

おいらの邪推では、林芙美子は、『浮雲』で戦争でのことを洗いざらい書いて、つまりはネタにして、『浮雲』の女主人公ゆき子は林芙美子「自己処刑」の話にさせて、新規一転、再び、戦後でも流行作家に返り咲いたが、さらに、その地位と安全を保障しようとしたのではだろうか?

でも、48歳で、芙美子は病急死。 うまくはいかなかったのだ。

矢口もその轍を踏んで、つまりは過去の過失をネタにして、滑って、やはり、失敗したのだ。

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筑波大、茨城大、筑波山麓―霞ヶ浦湖畔未解決女子大生殺人事件

2016年04月21日 20時05分24秒 | 筑波山麓

つくば市の事実上隣りに阿見町という街がある。茨城大学の農学部がある。もちろん、つくば市には筑波大学がある。

ところで、2件の未解決の女子大生殺人事件がある;

筑波大女子大生殺害事件 [google] 1999年

茨城大女子大生殺害事件 [google] 2004年

■ なお、筑波大では学内で起きたあの五十嵐助教授(『悪魔の詩』の翻訳者)の殺人事件(悪魔の詩訳者殺人事件[wiki] 1991年)も未解決。

筑波大医師母子殺人事件=つくば母子殺人事件[wiki] (1994年)は、解決。
このお医者さま、人を3人も殺したのに、死刑にはならなかった。

と、どうでもいい公知情報を書いてみた。

 

 


壁新聞から壁新聞へ; 百醜図の伝搬について、あるいは、支那通事情:江頭数馬と秋岡家榮は同期の桜

2016年04月17日 13時57分35秒 | 日本事情

 
大手町、産経新聞社

 先日、東京駅ステーションギャラリーに行くため、地下鉄大手町でおりた。地上に出た。

産経新聞社がある。「壁新聞」の画像を取得した。

「壁新聞」とまた奇を衒った言い方で書いてしまったが、どこの新聞社も自社のその日の新聞を社屋前に貼り出す。

これすなわち、壁新聞。

1967年1月27日、下記画像が「サンケイ」新聞に載り、この大手町の本社前にも「壁新聞」としても貼られたに違いない。

つまり、日本人は文革勃発後半年で、文革の実状を知ることができたのだ (愚記事群[文化大革命])。

柴田穗、『報道されなかった北京 =私は追放された=』より、コピペ。

この画像は1966年初夏に勃発した中華人民共和国におけるプロレタリア文化大革命での、文革派による「反動分子」の吊し上げの模様の写真。例えば、最上段の「彭真」は文革勃発前までは北京市長、共産党中央政治局委員も務める党エリートであったが、毛沢東に再三名指しで批判され、それに乗した文革派の「リンチ」に遭う。その様子の画像。

彭真に限らず、文革勃発初期にリンチにあった共産党エリートの受難図がこの写真群。これが壁新聞として北京市内に公開された。その北京での壁新聞写真が、東京は大手町の「壁新聞」に登場した経緯は以下の通り;

 こうして年が明け、一月も半ばすぎになった。ある日、北京市党委員会の前を通りかかった。人だかりがしている。みると写真をべたべたならべたポスターだ。アッと息をのむほど驚いた。彭真氏がからだよりも大きな名札を首からぶらさげ、前につんのめったように立たされている。闘争大会の”現場写真”だ。「百丑図」(百醜図)と書いてある。
 ずっとみるといるいる。陸定一、羅瑞卿、楊尚昆・中央委員会書記、林楓・党高級学校長、中共国家「義勇軍行進曲」作詞者の田漢・戯劇家協会主席、夏衍・文化次官(劇作家)、呉冷西・新華社社長と大物がずらりとならんでいる。両手をうしろにねじあげられ、髪を振り乱している范瑾女史(北京市党委機関紙「北京日報」「北京晩報」の社長)の姿も見える。写真全体が鮮明でないだけに、よけいに陰惨な印象をうける。
 文化大革命のすさまじい断面をみせつけられたわたしは、これをどうしても日本に伝えなければならないと思った。さいわい、カメラをぶらさげている。そのころはまだ写真をとることが、いまより少しは自由だった。
 ポスターに近づいたわたしは、分厚い綿入れオーバーに身を包み、大きなマスクをかけて、ポスターに見入っている男女の頭と頭の間から、まずポスター全体をとった。シャッターの音を聞いてふりむく。ここで文句をいわれれば引き下がるしかない。だが、だれもなんともいわない。どの表情もかたく、写真のどぎつさに唖然としているようである。もうこわさを忘れた私は、どいてくれと手まねでいい、押し分けて真に進んだ。
 あとはもうピントに神経を使うだけで、立てつづけにシャッターを押した。二枚、三枚、・・・。ポスター全部をまんべんなくカメラに収めたわたしは、ホッとひと息ついた。もう一度ポスターを見あげる。彭真氏の姿を目に焼きつくまで見て、そっと人混みを離れた。
 電報局にもっていったら、また必ずことわられる。たしかに届く方法がいい。わたしはフィルムを未現像のまま東京に郵送した。二十七日の本紙朝刊は、一面と三面にこの写真を大々的に扱った。反響は大きかった。あの写真一枚で文化革命のきびしさがわかった―とほめてくれる友人もいる。あれが出たので自民党は選挙でだいぶとくをした―という思わぬ反響も耳にした。もちろんわたしとしては、ただ文化革命の重要な断面をリアルに日本に伝えたかっただけだ。その後彭真氏のつるし上げ大会は何回となく行われていることが壁新聞で伝えられた。だがこのような生々しい写真が出たのはこれが最初で最後だった。
柴田穗(サンケイ新聞社 前北京支局長)、『報道されなかった北京 =私は追放された=』

中華の都である北京から、東夷の都・東京の倭人に「真実」を伝えた 柴田穗はこの8カ月後、追放される。

9月10日、毎日・江頭数馬、産経・柴田穂、西日本・田中光雄の三記者に「警告に背き佐藤内閣の反中国政策に呼応して中国情勢をわい曲して報道した」との理由で国外退去を通告。

(愚記事、誰か、 田中光雄 を知らないか? 北京帰りの み つ お

文革報道で伝説の特派員となった「柴田穂」ら3人の日本人報道家(毎日・江頭数馬、産経・柴田穂、西日本・田中光雄の三記者)が追放された1967年9月の時点で、これまた、全く別の意味で「伝説」の記者となった朝日新聞社の秋岡家栄はまだ北京にはいなかった。

全く別の意味で「伝説」の記者となった朝日新聞社の秋岡家栄が、北京に赴任するのは、1967年11月である。つまり、サンケイ新聞の柴田とは入れ違いということだ。もちろん、秋岡家栄が、北京に赴任したとき、初冬の"北京の空は青かった"に違いない。

 朝日新聞社の秋岡家栄の伝説とは、端的に云って;

秋岡家栄[いえしげ]」さんはもっと前の文革中のときの朝日新聞の北京支局長で、一九七一年の林彪事件のとき、「プロレタリア文化大革命という歴史的偉業を成し遂げた中国に異変などあろうはずがない」という原稿を送ってきたという伝説を六角机(新聞社編集部の当番デスクたちの詰める机)でさんざん聞かされました。

船橋洋一の証言; 馬場公彦、『現代日本人の中国像、日中国交正常化から天安門事件・天皇訪中まで』の証言篇、(元朝日新聞北京特派員)船橋洋一へのインタビュー、「改革の陣痛に立ち会って―『内部』の項」

『あえて英語公用語論』で有名で、米国屋さんかと勝手に思い込んいた船橋洋一さんが実は、元来、チャイナ屋さんだったと知ったのはわずか2年前のことだ(愚記事① 習近平の「近平」の由来を知る; あるいは、産経、朝日 「支那通」にみる出自 ②;栗塚、 そして、船橋洋一 『内部』がきた、あるいは、円本を肴に )。

朝日 「支那通」にみる出自 という観点から;秋岡家栄は1925年生まれ、上海のあの東亜同文書院で学んだ。敗戦後は京大に進学、その後朝日新聞入り。そして、1925年生まれ、東亜同文書院に入学という経歴は、毎日新聞の江頭数馬と同じ。さらには、江頭も京大に進んでいる。どうやら、支那通の世界は狭いらしい。

■ journalismに背いて会社戦略で勝利した朝日新聞、journalismで成功し「会社戦略」で失敗したサンケイ新聞

文革の武装闘争は1969年には事実上収束し、毛沢東は米国、日本ら帝国主義国との提携に向かう。戦略目的はソ連包囲。

日中国交回復を前に朝日新聞社長の広岡知男は中国の否定的面の報道をしないよう秋岡家栄に求めていたとされる。理由は日中国交回復が最優先の目的で、中国の非民主的実状が判明し、日中国交回復が実現できなくなっては困るという動機だ。つまり、朝日新聞には日中国交回復の実現という政治目的があり、journalismは二の次だったのだ。journalismは捨て置いても、日中国交回復という「社是」だったのだ。果たして、21世紀の現在、秋岡家栄は林彪事件を知っていたのに、故意に、報道しなかったとされる。

一方、サンケイ新聞社は、社是とはいわないが、台湾派であった。台湾・国民党政府との国交こそが日中国交関係であり、済がうまく作動する資本主義国の名誉あるブル新=ブルジョア新聞であるサンケイ新聞は、資本主義を否定する共産国との国交開始することは、自分のきちんと掲げている本義とは相いれない。別に、柴田穗さんは、反共プロパガンダの尖兵や闘士になろうとおもったわけでもなく、淡々とjournalismに徹し、文革を伝えた。それが、結果的に、「文革報道で伝説の特派員となった」。

でも、サンケイ新聞社をもっともかっていたに違いない、日本国内台湾派・国民政府派は、1972年の自民党、田中角栄内閣による日中国交樹立、台湾との断交という策を施した。 サンケイ新聞社の「社是」は敗れ去ったのだ [1]。

■ まとめ

 日本の文革報道は、journalismがpropagandaに負けた事例である

なお、秋岡家栄さんは御存命。

この日の地下鉄東京駅。
柴田穗さん(1930-1993)もあの世でびっくりの風景。中国人観光客が都心にあまた。
今年は、文革勃発50年。


 [1] メディア工作としては『産経新聞』(ママ)のみ断交後も台北に支局を維持しつづけ、鹿内社長と国民党中央部副秘書長秦孝儀が交渉し、大プロジェクト『蒋介石秘録』が国民党・総統府・外交部・国防部などの支援を受け、一九七四年八月から七六年一二月まで六五〇回にわたり同紙に掲載された。
馬場公彦、『現代日本人の中国像、日中国交正常化から天安門事件・天皇訪中まで』 第5章

それにしても、このキャンペーンは日中国交回復後である。それにしても、馬場公彦にせよ、福岡愛子にせよ、なぜ、この当時のこの新聞を『産経新聞』と書くのだろう? この当時は、『サンケイ新聞』である。こういうことにこだわるのが、学者、研究者だと、素人のおいらは思う。 terminologyにこだわるのが、学者、研究者の重要資質だとおもうのだが...


新しい街でもぶどう記録;第77週

2016年04月16日 18時29分07秒 | 草花野菜

■ 今週の看猫

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

■ 今週の中共の米国覇権支援; 米軍を亜細亜に引き入れる中共

ニュース: フィリピン 米軍 常駐 再開 [google]


since 1972; 

日本軍と共謀した男」は日帝が瓦解したので、今度は米帝と。

とにかく、帝国主義者に役割を与え、励ますのが好き!

愚記事より; 中国: 沖縄だって、与(あずか)るよ。 とにかく、米中で日本を「お護り申しあげるのだ!」、がんじがらめにね。


米軍をよんだ男:中共正嫡:マオの愛でし子:下放経験=長征追体験あり。

■ 今週のアホちゃうか!?

米国ケリー国務長官; 「本当に衝撃」ケリー長官、原爆資料館を訪問」(google)。

「本当に衝撃」って、米国の国務長官ってのは、「小型核兵器」の使用でさえも、結果がどうなるか今まで知らなかったってことか!?

アホか!

こっちが、本当に衝撃だよ。

こういうアホに「国」を守ってもらっていると信じている日本人も、アホ。

オバマもうさんくさい; 

ノルマンディー上陸作戦記念式典。 原爆投下映像の時に、オバマはガムを噛みながら拍手。周囲の白人も同調。そんな中で、プーチン閣下は静かに十字を切った。

との情報(google)。

でも、米国って、今でも、事実上、巷では、廣島・長崎の原爆被害展示は「禁止」なんだよね。この点、北朝鮮並み。

このことは最近やっと言及されるようになったけど、戦後の占領下では、日本人は廣島・長崎の原爆被害の実状を知ることはできなかったんだよ。もちろん、米占領軍の検閲によってである。そして、米占領軍の意を受けたぬっぽんおまわりさんは、廣島・長崎の原爆被害展示を弾圧した。白鳥警部はこういう業務もやっていて、殺された(関連愚記事)。

蛇足; 


「私は、広島と長崎への原爆投下が必要であったとする点では疑問を持っていない。」(愚記事


「原爆投下はやむをえないことと、私は思ってます。」(愚記事


「安らかに...」

■ 今週の震; すめろぎさんも震えれば、地も震える。


愚記事

熊本県、田原坂の碑の語句

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東京駅、東京ステーションギャラリー; レンガの中心の打撃跡的穴は何なのか?

2016年04月14日 05時54分32秒 | 東京・横浜


東京駅の東京ステーションギャラリーの出口―階段踊り場にて

東京駅のステーションギャラリーの内部のレンガはほぼすべてそうなのであるが、壁のレンガがほぼ全て破損している。その破損はレンガの中心の窪みとして現れている。これはレンガの中心をタガネのような金属尖頭道具で撃ったときにできそうな破損跡である。どれも貫通はしていない。

何なのだろう?

上記画像は、東京駅のステーションギャラリーは撮影禁止なので、外に出たところにもあった打撃跡様破損の状態。