「迷想中・迷走中・141」

で、一句・16

自慢じゃないが、私は貧乏だ。
金が無い。
由緒正しき貧乏家の伝統を引き継いだ。
と、思っていたが、それは違った。
結構裕福な家だったようだ、昔は・・・
そういえば、私はどことなく品がある。
ただ者ではない、雰囲気がある。
いつもどこかの御曹司だと間違えられてきた。

ま、それはともかく、今は貧乏だ。
貧乏など珍しくないから、自慢するほどでもない。
それでこの歳になっても雇われ仕事をしている。
一応自営なのだが、なにしろ御曹司の血を引いていた。
自営でも金儲けなど性に合わない。
いや、収入の事など考えない仕事をしていた。
なにしろ、裕福な血だけは引き継いでいた。
・・・ハッキリ言えば、アホ・・・
それはともかく、
今日の昼過ぎ、仕事に行く時の風景だ。
で、一句。

雨上がり
川面に浮かぶ
白き龍

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「迷想中・迷走中・140」

で、一句・15

この文章は毎日書いている。
2002年末から、毎日書いている。
書いている時間は５～１０分。
考えて書いているわけではない。
何も思い浮かばずにキーボードに手を乗せる。
思いつくまま、というよりも手が適当に言葉を探す。
手が勝手に文章をつなぐ。

今回、一句という題で書いている。
本来、句は言葉を磨いて作る。
選び、置き換え、幾度も添削して作るものだ。
だが私にはその時間がない。
だからアップした後で、なんとも幼稚だと気づく。
小学生だな・・・
それでもそのまま続けてみよう。
で、一句。

言の葉を
乱し乱れて
青き風

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「迷想中・迷走中・139」

で、一句・14

雨だ。
今年は梅雨が早いようだ。
本来なら五月は爽やかな青空の季節。
それがもう雨前線が停滞。
毎日雨。
そして梅雨宣言が出る。

湿度が高い。
少し動くと汗がしっとり。
植物にとっては嬉しいのかも。
だが、湿度が高く温度も高くなると・・・
カビが・・・
で、一句。

増殖の
歓喜は胞子
梅雨を待つ

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「迷想中・迷走中・138」

で、一句・13

イスラエルとパレスチナの戦争が激化している。
もう100年以上争っている。
しかも双方にとっての聖地でだ。
エルサレム。
ユダヤ人とアラブ人の信念の争い。

正義は戦争する。
信念は戦争となる。
マジメは争う。
宗教は虐殺をする。
神、は何処にいったの？
で、一句。

殺し合う
聖地の春は
神不在

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「迷想中・迷走中・137」

で、一句・12

２４節季は約１５日毎。
それを５日毎にしたのが７２候。
細かく気象や動植物の変化の兆しをあらわしている。
日本が豊かな気象変化をしているのがわかる。

例えば今日は５月１７日。
当てはまるのが竹笋生（たけのこしょうず）。
筍が出てくる時期だ。
中国発祥の２４節季よりも日本風土に当てはまる。
で、一句。

静寂に
筍隠れ
朝を待つ

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「迷想中・迷走中・136」

で、一句・11

季節。
日本は結構ハッキリした季節がある。
大きな季節は4つ。
春夏秋冬。
世界には雨期乾季という２つの季節の国も多い。

春夏秋冬はそれぞれ更に３つの区別がある。
例えば夏は初夏、盛夏、晩夏。
そして春夏秋冬それぞれ６つに区分する。
それが２４節季だ。

区分の方法は太陽の黄道だ。
春分を０度（３６０度）、秋分を１８０度。
夏至が９０度、冬至が２７０度。
１５度毎に節名をつけたのが２４節季。
主に農業の目安に使うためだった。
で、一句。

陽は不変
巡る地球
香る風

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「迷想中・迷走中・135」

で、一句・10

宇宙に浮かぶ青い星。
奇跡のような青い星。
無限と思える広い宇宙。
無限と思える星の数。

その中で、青い星に魂魄が留まる。
自分という魂魄が留まる。
肉体が留まる。
このラッキーは奇跡だろう。
我々は、奇跡になった魂魄だ。
争っている場合ではない。
苦しんでいる場合ではない。
で、一句。

巡る星
巡る新緑
満つ奇跡

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「迷想中・迷走中・134」

で、一句・9

コロナウィルス。
毎日の地震。
懲りない○○代表者達の不祥事。
世界でも相変わらずの戦争。
暴虐の軍事政権。
少数民族への虐殺。
覇権へまっしぐらの大国。
先が暗い出来事ばかり・・・

ついつい話題がネガティブになる。
せっかくの名句、いや迷句もネガティブになる。
もともとアホのラテン系Ｂ型だ。
話題が性に合わない。
世界がこんなでも地球は違う。
人類が困っても、地球は困らない。
宇宙はネガティブではない。
で、一句。

魂魄は
時空を超えて
青い星

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「迷想中・迷走中・133」

で、一句・8

私が住む群馬県。
ついに蔓延防止重点処置。
私の住む町も感染者が出ている。
新型コロナウィルスはとても身近になった。
だが、もっと増えるだろう。
ゴールデンウイークには多くの人でにぎわっていた。
その結果がそろそろ出るからだ。

ウィルスを持って遊びに来る。
出るな、といっても出る。
少しくらいなら。
こもるのは飽きた。
ストレスが・・・
言い訳しながら多くの人が訪れた。
自分で自分の首を絞める・・・
・・・バカなの・・・
で、一句。

黄金の休み
始まる黒時季

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「迷想中・迷走中・132」

で、一句・7

日本医師会会長、某自民党の資金パーティに出席。
主催が日本医師会の政治団体の組織内候補者・・・
どちらも医療関係者代表だ。
問題はその４月２０日だ。
外出自粛、蜜になるな、集まるな。
医療現場は崩壊寸前。
そう危機感を発表し続けた本人。
・・・バカなの・・・

蔓延防止重点処置の最中。
お金集めのパーティをするか？
それに出るか？
最低だな。
党も議員も医師会も会長も。
そこに出席した１００人も。
で、一句。

四月馬鹿
自粛も医療も
関係ねぇ
それにつけても
金の欲しさよ

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