カルテ番号 め・3（42）
今は・・・幸せだと思う。
幸せだと、思えるようになった。
病も夫の急逝も苦しかったし、悲しかった。
そんな事は無いほうがいいにきまっている。
だが、あったのは事実だ。
そして、あったから、もがいたのも事実だ。
そして・・・もがいたから、今に至ったのも事実だ。
乗り越えられた、と、思う。
乗り越えられたから、有り難い、とも思う。
でも、感謝とは・・・少し違う。
乗り越えられなくても、感謝できる・・・ような気がする。
太極拳の終わりになると、何故か、そういう思いがある。
院長は幾度か呼吸を収め、そして、手をほどいた。
「幾つものバージョンを詰め込みました。
明木さんが、上手く参考にできる事は取り入れて下さい。
病を克服し、元気になったのは、とても立派です。
私の立派というのは、社会的は関係ありません。
生命を大切にすれば、立派なのです。
でも、明木さんは、もっと、その先に進める入り口にいます」
（登場する人物・組織・その他はフィックションです）
（過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ～
１８年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Ｙａｋｋｏｏ」)
