水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・9」

2013-10-26 19:22:10 | Weblog



カルテ番号 あ・28 そしてプロローグ(9)

「センセは発動がいつ起こるか解る?」
陽水は額を人差し指で掻きながら困った顔をした。
「たぶん・・・。いろいろが解る瞬間があるけど、たぶん、なんだろうな」
愛田恵子は少し目を瞠ってから微笑んだ。
「センセ、面白いね。おニューのくせに。」
「他の人と話したことがないけど、ほぼ確信みたいに感じるんだ。」
「しばらくは、少し辛い思いもするわね。」
「そうだね・・・。」

愛田恵子はぽつり、ぽつりと話始めた。
「アタシはね、発動後から少しずつ解ってきたの。だから46歳からね。」
少し寂しそうに言葉を続けた。
「寺田屋の時は亭主に早く先立たたれてね、その後もオトコがいないわけじゃないけど子供は出来なかった。だから、その分は辛さが薄かったわ。」
陽水も解っている。この先、子や孫の最後を看取るかもしれない体質だ。
「愛田さん、地球年齢と影響してると思う?」
「そこまで気付いているの?ホントにおニュー?」

陽水は二十歳前から瞑想世界に入ることがあった。
思い出せば、5歳くらいから入り込むことがあった。
やがて、その使い方が自然と身に付いた。
瞑想は、マザーコンピュータにつなげる作業みたいなものだ。
いろいろな使い方もあるのかもしれないが、陽水は検索装置として使った。
不明な事を投げかける。ただ、それだけで引き上げる。
すると、期間はバラバラだが答えが降ってくるのだ。
それが正解かどうかは判らないが、道は通れる。




(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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